インテリアをおしゃれに見せてくれる、tuohikori(トゥオヒコリ)
北欧フィンランドの伝統的な手仕事、tuohikori(トゥオヒコリ)をご存知ですか?
トゥオヒコリは、白樺の樹皮を丁寧に編み込んだもの。
北欧の豊かな自然を感じることができるトゥオヒコリは、インテリアをおしゃれに彩ってくれる素敵なアイテムです。
白樺ってどんな木なの?
白樺はフィンランドを代表する「母なる木」
そもそも白樺は寒い地域に自生します。
日本では、長野の高原や北海道でも多く見られますね。
北欧フィンランドの森にもたくさん生えています。
フィンランドでは昔から国を代表する木として愛されてきました。
人々の暮らしに役立つ白樺
北海道に暮らすアイヌの人々が、白樺の樹液「タッニワッカ」を健康飲料として飲んでいたそうですが、北欧フィンランドでも白樺は様々な用途に用いられてきました。
サウナでは白樺の若枝で体を叩いて血行促進に役立てたり、樹液を飲んだり。
白樺の樹皮やこぶなどを素材に、カゴやカップをはじめオーナメントや雑貨など様々な民芸品が作られています。
様々な効能がある白樺
白樺の木からは、森林浴でお馴染みのフィトンチッドが放出されているそうです。
白樺の名前の由来にもなっている白い粉は、ベチュリンと呼ばれる抗菌作用のある有機化合物。
更に、樹皮自体にも防腐性があるとのこと。
使い込んでいくうちに固く引き締まり、耐久性も高まります。
ハンドルの付いたバスケットタイプ
ブランケットを入れて
ここからは、白樺のカゴを取り入れたインテリアをご紹介していきます。
北欧ヴィンテージのミラーやウォールシェルフのあるコーナーに、さりげなくトゥオヒコリを置いているアイデア。
ハンドルのついたデザインは持ち運びも楽なので、使いたい場所への移動も気軽にできますね。
使い込まれてあめ色になっていく経年変化も楽しめそうです。
ナチュラルなインテリアに合わせて
ナチュラルな北欧インテリアに白樺カゴはよく馴染みますね。
シンプルなスツールの上にちょこんと乗せて、細々したものをすっきり片付けるアイデアは参考になります。
目隠しに「ミナペルホネン」のファブリックを
北欧ファンの人気も高い、ミナペルホネンの定番柄「tambourine」を白樺カゴの目隠しとして採用しているアイデアです。
深みのあるネイビーブルーが、あめ色の白樺カゴとマッチしていますね。
お隣に見えているドライのアジサイも、色合いが同じでマッチしていますね。
アルバムを入れて
ご家族の写真を収めたアルバムを、バスケットと白樺かごに入れているアイデア。
ハンドルが付いていると持ち運びしやすいので、アルバムを見たい場所へ持っていってゆっくりと楽しめますね。
キャンプにも持っていける!
こちらは、白樺カゴとモミの木の薪入れを使ったキャンプの準備!
手前の白樺カゴはハンドル付きなので、持ち運びも便利です。
コーヒーアイテムなどをすっぽり収めて、キャンプをスタイリッシュに楽しめそう。
ハンドルのないカゴはデザインも様々
リモコン置き場に
続いてご紹介するのは、ハンドルの付いていないタイプのシンプルな白樺カゴ。
細長いスリムデザインのトゥオヒコリに、リモコンを収納しているアイデアです。
白樺のダストボックス
こちらは、円筒形の白樺カゴをダストボックスとして活用しているアイデア。
使い込まれたあめ色が味わい深いですね。
引き出しチェストの色味ともぴったり合っています。
花器カバー
こちらも、円筒形の白樺カゴを使ったアイデアです。
中にフラワーベースを入れることで、ナチュラル度の高い花器カバーとして活躍してくれています。
小さなカゴでも存在感は抜群!
小さなグリーンを
ハンドルの付いた小さなカゴにグリーンを植えて。
ポットごと入れることで手軽な鉢カバーになってくれます。
キッチンハーブなどを植えても素敵ですね。
ドライフラワーを入れて
封筒のようなデザインで編まれたトゥオヒコリには、革ひものループがついています。
S字フックに引っ掛けて、ドライフラワー用の花器として活用!
ミモザの色合いが、白樺の樹皮の色味とマッチしていますね。
グラスカバーをアクセントに
こちらはグラスカバーでしょうか。
グラスをフラワーベースとして使い、ボリュームのあるレースフラワーを飾っています。
直接グラスを置くよりも、トゥオヒコリのカバーに入れることでおしゃれになりますね。
北欧テキスタイルを飾りに
こちらの白樺カゴには、北欧風デザインがキュートなファブリックを収納しています。
デザイン自体が美しいファブリックは、それだけで存在感がありますね。
フィンランドを代表する陶磁器メーカーARABIAの「Faenza」シリーズにお花を生けて、小さなフィンランドコーナーのディスプレイに。
まとめ
フィンランドの伝統的な民芸品、トゥオヒコリのあるインテリアをご紹介しました。
フィンランドでは木そのものを傷めずに樹皮だけを採集するため、時期や採取方法などにも工夫がされているそうです。
経年変化で徐々に色が濃くなっていく様子も愛おしいですね。皆さんも存在感のある白樺カゴを、インテリアにプラスしてみませんか?
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