レトロインテリアをご紹介♪
素朴な味わいのある古びた建具や、ユーズド感がかっこいい家具、落ち着いた雰囲気の装飾品などで構成されるレトロインテリア。特別に懐古趣味の方でなくても、レトロな雰囲気というものはなんだか心地よく感じる方が多いのではないでしょうか?
今回は、そんな安らぎ感や郷愁感にあふれるレトロインテリアについて特集してみました。どうそお楽しみください。
お部屋別レトロインテリア実例集
ほっこり休まるレトロなスペース
こちらは屋根裏部屋。畳敷きでまさに和風テイストですね。
和箪笥や衝立など和雑貨そのものがすでにレトロな印象ですね。ほっこりあたたかな和照明も味わいのあるアイテムです。
味わいのあるレトロな文机。でも、こちらはヴィンテージ品ではなく、DIY作品です。
そこにレトロ感あふれる本物のユーズド家具の本立てやデスクライトを置くことで、レトロな味わいがかもし出されています。網細工のペン立てもすてきですね。
雑貨屋さんの店内の一角。天井から下がっているたくさんのヒンメリ、北欧テキスタイルのパッチワークでカバーされた一人掛けソファ。
北欧風な味わいがありますが、純粋な北欧レトロではなく、いろいろな古いものを集めたミックステイストが幻想的です。
カラーボックスをリメイクしたとは思えないような、アンティーク風のキャビネットやノスタルジックなデザインの円形ラグなどが、不思議な安らぎ感をたたえている寝室ですね。
優しい気持ちになるレトロキッチン
こちらのガラス戸棚や食器棚もDIYのものです。まるで本物のレトロ家具のようですね。
エイジング加工できる塗料を使うと、新しい木材で作っても古材風の味わいになります。
ちょっとしたものなら、インスタントコーヒーで色付けしてもレトロ調に。
昭和風のキッチン小物をまるで展示しているかのように1つ1つ吊るして収納。
古い板材でDIYした棚そのものにも素朴な味わいがあります。ちょっぴりレトロなデザインのガラスのコップも魅力的。
こころがほっこりするようなオレンジのライトを思わせるブラウンのタイル。
ブルックリン風のようなカフェ風のような、いずれにしろレトロな雰囲気の落ち着き感のあるキッチンです。
キッチンの収納兼飾り棚には、使っている実用品を置きながらも、レトロな印象になるようなグッズを選んで収納しています。
アイアンバーにS字フックで下げている、鬼おろしや鍋敷きなども、レトロ感のあるツールですよね。
編んだ自然素材のかごをたくさん使うことで、ナチュラルな雰囲気になると同時に、ちょっぴりレトロな雰囲気にもなりますね。それはかごが昔から使われている道具だからでしょう。
アンティークやヴィンテージというほどの古さではなく、ちょっと昔というくらいのレトロな小物は、どこかノスタルジックで優しい温もりを感じますね。
あえて、そうしたキッチンツールを集めて使ってみるのもレトロを楽しむ方法の1つ。
かつて流行った琥珀色の食器は、もはや現代ではレトロ感のあるアイテム。流行ったものこそ、懐かしさもひとしおなのではないでしょうか?
その時代を知らなくても、ノスタルジックな気持ちになるのが不思議ですよね。
たて板が互い違いになった食器棚は昔は普通でした。今ではすっかりレトロ家具となってしまったようです。
せっかくディスプレイが楽しくなるような食器棚なので、食器を積み重ね過ぎないように、展示するかのように収納するとすてきですね。
自然素材の編んだかごや琥珀色のカップなど、雰囲気がレトロなアイテムを揃えることで、懐かしい優しい温もりのある空間になりますね。
ポイントはなるべくプラスチックのものを置かないようにしたり、目立たないようにすることです。
漆喰の壁、壁掛け振り子時計、古材風の棚、かご、などなど1つ1つ雰囲気を大事にしたアイテムの選択が、独特の雰囲気のあるレトロ空間を作り上げています。
気持ちのよい丁寧な暮らしが感じられますね。
ミッドセンチュリーのような雰囲気を感じるキッチンです。
たくさんのかごがあって、さらに、キッチン収納の赤みがかったブラウンがレトロな雰囲気を作り出しているようです。ブラウンはノスタルジックなカラーですね。
賃貸住宅の備え付けの古いキッチンでも、逆にそれを利用してレトロな雰囲気を楽しむインテリアにしています。
竹のざるやかごを吊り下げているだけで、味わいがプラスされおしゃれな雰囲気がUP♪
レトロ感あふれるくつろぎのリビング
ミッドセンチュリーのデスクチェアとアルコランプ。
今見てもモダンなデザインではありますが、やはりどこかに郷愁感をたたえていて、そこがなお一層の魅力となっているようです。
リビングの一角ですが、懐かしい雰囲気の事務用書類ケースや木製のボックスが味わい深い存在となっています。
古いものがあると、落ち着いた雰囲気が出て、かつ懐かしい気持ちがこころを穏やかにしてくれますね。
古材感のあるデスクやシェルフに飾られたジャンク品、レトロな雰囲気のオブジェがあたたかい空気をかもし出しているようです。
さらに、ガーランドやエスニックなファブリックアイテムが、いっそう温もりを伝えてくれていますね。
たくさんのものがあって賑やかですが、アンティークな椅子や古材天板のテーブルなどがあり、オールドな印象のあるリビングダイニングです。
たくさんのものがありながらも、不思議とリラックスできる雰囲気ですね。
学校の椅子や素朴な印象のテーブル、コットンファブリックなどがレトロ感を出しています。フレンチシャビーシックなお部屋ですてきですね。
こちらもフレンチカントリー風のレトロインテリアです。一見、ポップに見えますが、テーブルや椅子ミルクピッチャーなどは、レトロな雰囲気を感じさせるアイテムです。
こちらはアメリカンレトロなリビング。古い看板やデニムのダメージ感などに、レトロな雰囲気が出ています。リラクシーな空間で家族が楽しめるリビングですね。
テイスト別レトロインテリアの実例集
心に触れる懐かしい和風レトロ
ここは和風レトロな雰囲気のカフェ。古民家のようなすてきな雰囲気ですね。
足踏みミシンや、昭和的デザインの使い込まれたような回転椅子やソファに、味わいが滲み出ています。旧式の扇風機などの雑貨も魅力的ですね。
和風に見えない雰囲気ですよね。大正レトロモダンの和風テイストは和洋折衷で、完全な和風と違うところが面白いでしょう。オレンジの光に癒されるようなペンダントライトですね。
昭和の卓袱台を再現したような、お子さんのおもちゃのおままごとセットがすてき。
もちろん、本物のアンティークではありませんが、とてもよく雰囲気が出ていて、おもちゃとして使わなくなっても、そのまま飾っておきたいくらいですね。
渋くかっこいい男前レトロ
ミッドセンチュリーのアメリカンインテリア。
ヴィンテージな雰囲気の革張りのベンチソファや、男前インテリアに欠かせないバスロールサインなど、レトロ感漂う家具とアイテムでまとめたブルックリンスタイルです。
ブルックリンスタイルのような古材レンガ調の壁紙に、黒いアイアンとラスティックな木材を組み合わせた建具や家具が、男前な雰囲気をかもし出しているキッチン。
レトロ感やユーズド感は男前インテリアのマストエレメンツです。
なんとなくミッドセンチュリーをイメージするようなチェック柄やカラーのクッションに、木目のあるラスティックな板壁、ダメージ加工された男前なステッカーなどオールド感がただよう空間です。
レトロ感漂う電気ストーブ。くすんだサックスブルーが男前インテリアの中でキュートな印象ですね。レトロ家具はいっぺんに揃えるのはなかなか難しいでしょう。
それよりも、地道にお店などを見て、出会いを大切にしたほうが、愛着の持てるアイテムを見つけることができますよ。
モダンな雰囲気もあってレトロ感が薄いかもしれませんが、エスニックなデザインの小物やアイアンと木材の家具、インダストリアルな照明などがさりげなくオールド感を出して、心地よい空間になっています。
黒いアンティーク扇風機や古びた金庫、錆びた缶など、インダストリアルなエレメンツがたくさん!錆びた風合いにレトロ感も満載ですね。
小さな古いコカ・コーラの栓抜き1つで、アメリカンヴィンテージの雰囲気が広がりますね。
レトロアイテムやヴィンテージアイテムの魅力の1つは、小さくても存在感があることではないでしょうか?
ブラックのアイアン製が、インダストリアルな男前の雰囲気をかもし出すアンティークライトです。
下に映る帽子掛けは白なので、インテリア全体ではミックスレトロな雰囲気になるでしょう。
古くても新しい北欧風レトロ
北欧の古い時代のデザインによるファブリックや雑貨、家具を集めたインテリアは北欧レトロインテリアになります。
こちらのテーブルクロスは北欧のファブリックデザインとして有名なヴィヒキルース。1つ1つ微妙に違うバラのイラストが魅力のパターンです。
フレンチカントリー風レトロ
フレンチカントリーというより、ヨーロッパアンティークやシャビーシックインテリアのようなオールド感ですね。
ラスティックな風合いで、甘すぎない雰囲気にしびれます。古い雑貨はドライフラワーと相性がいいです
経年を感じさせるワインボックスでウォールシェルフを作り、そこに流木でハンガーをつけて、ナチュラル感やアンティーク感のあるインテリアに。
瓶に挿したアジサイのドライフラワーがフレンチシャビーな印象に。
こちらもいろいろなテイストがミックスになったレトロな雰囲気のお部屋です。
和風のかごや、北欧風のデコレーション、男前なライトやフレンチテイストなミルクピッチャーなど、いろいろな味わいが少しずつプラスされていてワクワクしますね。
真鍮のノブや、剥げかかったくすんだブルーのドアはまるで海外の、特にヨーロッパの古い家のインテリアを思わせます。
素朴に扉だけでも十分味わいがありますね。板壁の赤みがかったブラウンにもよく映えています。
廃材を使ってシンプルに作ったキャビネットなので、ここからいろいろ装飾すれば、さまざまなインテリアテイストになります。
が、あえてこのまま使うとするならば、ラスティックなシャビーシックインテリア風、もしくはレトロフレンチカントリー風ですね。
白い板壁に、フレンチカントリーやシャビーシックな雰囲気がありますね。
たくさんの個性的なバスケットが賑やかで楽しい印象を作り出すと同時に、レトロな雰囲気もだしていますね。
レトロインテリア雑貨をチェックしよう
北欧風チェスト
「SWITCH」によるレトロ調の北欧風チェストです。明るいブラウンや持ち手のフォルムなど、随所にレトロ感漂う北欧テイストが表れていて味わいがあります。
アラジンストーブ
手前の卓袱台風のこたつもレトロ感がありますが、こちらでご紹介したいのは奥に映っているアラジンストーブ。
昔からあるストーブで、今でも新しい製品が販売されていますが、形状がほとんど変わっていないので、懐かしいアイテムとなっています。
英文タイプライター
使うのかと問われたらそうではないのだけれども、タイプライターはレトロインテリアにふさわしいアイテムなので、レトロな雰囲気のお部屋を作る人には垂涎の的でしょう。
学校椅子
昔の小学校で一般的に使われていた学校の椅子。シンプルで丈夫でスタッキングできるところが特長です。
まさにノスタルジックなアイテムの1つでしょう。椅子として使うだけでなく、踏み台にしたり、物を置く台としても活躍しますよ。
スツール
昭和に出回ったような色合いや形のスツール。こんな椅子があるだけで、お部屋がなんとなく懐かしい雰囲気になるでしょう。
ついこの間と思っていた時代が、どんどん歴史へと変わっていく証言者のような存在の椅子ですね。
ティーカップセット
北欧の食器の「Sagaform(サガフォルム) Retro(レトロ)シリーズ」。
北欧の昔からある意匠からデザインされた食器です。北欧インテリアのレトロテイストを目指す方はチェックしてみてください。
バスケット
ユーズド感のあるかごはいっそうレトロな雰囲気を出しますね。素材が同じであれば、形が違っても雰囲気が保たれるようです。
プラスチック製品も、バスケットにまとめると周りの雰囲気に馴染ませることができます。
ユーズドデッキブラシ
大切に使い込まれたようなデッキブラシには、丁寧な暮らしが象徴されているかのようです。
機能的でシンプルなフォルム、プラスチックではない天然素材の味わいなどが織をなしてその道具をいっそう魅力的に引き立てます。
レザートランク
リサイクルショップで見つけたという古いレザートランク。こうしてサイドテーブルなどに飾っておくだけでも味がありますね。
バックの小花柄の壁紙やエレガントなガラスのアルコールランプと一緒に飾ると、フレンチカントリー系のレトロテイストに。
レトロインテリアまとめ
一言でレトロインテリアと言っても、その中でいろいろなテイストがあって、目指す雰囲気の年代や国別で集める家具やオブジェが変わってくるので、なかなか奥が深いものがあります。
とはいえ、共通する概念は茶道でいうところの「わび・さび」に似た「経年へのオマージュ」と言えるのではないでしょうか?
自宅は違うテイストのインテリアでまとめている方でも、たまに味わいのあるレトロな雰囲気の場所に行くと、落ち着いてほっこりした気持ちになると思います。ぜひ、レトロインテリアの世界を味わって楽しんでみてください。
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