今どんなお部屋で生活されていますか?落ち込んだとき、1つの恋が終わったとき、新しい環境へ踏み出すとき、気持ちの切り替えをしたいときにお部屋の模様替えをしてみてはいかがでしょうか。同じ間取り、同じ部屋のはずなのに、カーテンや小物などインテリアの色が変わるだけで、お部屋の雰囲気も変わります。ちょっとした工夫で模様替えをたのしみましょう!
模様替えに役立つ!色のもつ効果とおすすめのカラーコーディネートをご紹介!
好きな色は何色ですか?それぞれの色がもつ効果とおすすめコーディネート〜暖色〜
赤、橙、黄など。暖かさを感じる色を暖色と言います。インテリアにおいて空間の要素を暖色でまとめると、暖かみのある雰囲気を感じさせることができます。また、気持ちを高める興奮色でもあるので、元気が欲しいときにおすすめです。
①赤
情熱的な赤色。膨張色、進出色、温暖色、興奮色のイメージ効果を持つ赤色。口紅やスケジュール帳など、赤色の小物は女性の周りに沢山存在しています。赤色はエネルギーを感じさせるアクティブな色です。前向きな気持ちにさせるパワーや食欲増進、興奮を促す効果を持っています。女性用トイレなどの表示でも使われているため、女性的な印象を持つ色です。
テーブルの上に赤い色と緑色ナプキンを敷いています。赤色は印象的な色でもあるので、小物のアクセントとして使用するのがおすすめです。この写真では、奥にあるチェアや、床に敷いている絨毯に赤が使われているため、1色だけ浮くことなくお部屋になじんでいます。赤色のインテリアがあることで、温かい雰囲気がプラスされています。
ダーク系の落ち着いた床色に赤いソファが似合います。落ち着いた雰囲気のなかに、ビビッドすぎない落ち着いた赤のソファが良いアクセントになり、温かい雰囲気と女性らしさをプラスしています。赤いインテリアを取り入れてみたいけど、躊躇されてしまう方は、写真のように落ち着いた赤色から取り入れてみることをおすすめします。
モノトーンに赤色をアクセントに。モノトーンや、ネイビーでまとめたお部屋に、赤い小物をプラスすると小物の色が強調されて、洗練されたオシャレな印象に。大人っぽい印象のお部屋にしたい方におすすめです。
②橙色・オレンジ色
元気なイメージを持つオレンジ色。赤色と黄色の中間色のオレンジ色は、喜びや親しみ、元気で明るいポジティブなイメージを持つ色です。赤色ほど主張が強くなく、比較的苦手や嫌いに思うひとが少ない万人受けする色で、陽気な気分になったり、エネルギーと開放感を与え、緊張感を和らげ、パワフルに活動する心理に影響を与えます。
壁に飾っている大きい額入りのアートと、ソファの奥の家具がオレンジ色。お部屋に温かさがプラスされています。
グレーと白でまとめられたお部屋。少し寂しくなりがちな無彩色の組み合わせに、落ち着いた少しグレーがかったオレンジのクッションがプラスされて、落ち着いた女性らしい雰囲気になっています。子供部屋にはビビッドの元気なオレンジも素敵ですが、寝室や落ち着いたリビングにしたときは、色が淡く、落ち着いたオレンジがおすすめです。
③黄色
明るいイメージをもつ黄色。みているだけで心を弾ませてくれ、楽しい気分にさせてくれる色です。明るいイメージだけなく、認識しやすく目立つ色であるため、注意を促す看板や、スーパーの特売の広告の色などでも使われています。明るく楽しいイメージを持つ黄色は、フレンドリーな気持ちにしてくれ、コミュニケーションを円滑に進める効果があります。
グレーのソファに、ピンクとイエローのクッションの組み合わせ。落ち着いた女性らしいグレーとピンクの組み合わせに、元気な色の黄色が追加されています。クッションで使われている黄色は少し色味の落ち着いた色で合わせています。ここで、トーンの高い黄色を組み合わせると、悪目立ちしてしまうため、トーンを合わせて統一感を出しています。色を複数組み合わせる場合は、色の系統やトーンを合わせると、まとまりやすくなります。
ネイビーとホワイトの空間にアクセントでイエローを。落ち着いた空間にビビッドなイエローでも、悪目立ちすることなくなじんで、大人な空間になっています。子供っぽいイメージのある黄色ですが、組み合わせ次第で大人な空間にもマッチします。グレーやネイビーとの組み合わせは生活に取り入れやすく、また、ちょっと抵抗のある人は家具やカーテンなど大きいものでなく、写真のようなキャンドルやお花、クッションカバーなどから購入すると、取り入れやすく組み合わせやすいのでおすすめです。
④ピンク・桃色
柔らかい印象をもつピンク色。小さい女の子から大人まで、女性に人気の色。心や身体を満ち足りた気分にしてくれます。ピンク色は産婦人科などでも多く使われる色で、女性ホルモンの分泌を促す色と言われています。かわいらしいだけでなく、女性の身体にプラスの効果をもたらす色です。
ネイビーとピンクの組み合わせ。ピンクの小物だけで並べてしまうと、少し子供っぽくなりがちですが、ネイビーと組み合わせることで、落ち着いた大人女子におすすめのカラーコーディネートになります。色々な色の組み合わせになりがちな、化粧水やボディクリームのケースなどもピンクでそろえることで、ごちゃごちゃ感がなくなりオシャレに見えます。ちょっとした工夫で女性らしい空間に。
グレーのソファに淡いピンクのクッションの組み合わせ。薄いグレーのクッションと、ピンクのクッションで大人可愛い空間に。ピンクというと可愛らしい色で苦手に感じる女性も、グレーとの組み合わせで子供っぽくならず、落ち着いた優しい雰囲気のお部屋になります。
ブラックとグレーとピンクの組み合わせ。グレーとピンクの落ち着いた女性らしい色の組み合わせに、モノトーンのクッションや、ポスター、ブラックのフラワーベースがプラスされて、より大人な空間に。グレーとピンクだと、女性らしさが強すぎると感じるひとは、ブラックを加えて全体の雰囲気を少し引き締めると、より落ち着く空間になります。
好きな色は何色ですか?それぞれの色がもつ効果とは〜寒色〜
青、青緑、青紫、水色などは、冷たさを感じる色と言われています。インテリアにおいて寒色でまとめると涼しいような雰囲気を感じさせることができます。また、気持ちを落ち着かせる鎮静色でもあります。
①青
落ち着いたイメージや冷たいイメージを持つ青色。空や海や水など自然なイメージを持ち、嫌う人の少ない色という特徴があります。気持ちを落ち着かせ、集中力を高める色です。男性用トイレの表示でも使われ、赤と比べると男性的なイメージの色です。青色は食欲をコントロールする色ともいわれ、青色のお皿にのった食事は食欲を減退させる効果もあります。
ブルーとグレーとグリーンの混ざった青。男前なインテリアにぴったりですね。鮮やかな青だと木のボックスのヴィンテージ感と合わなくなってしまうので、男前インテリアにしたい方はグリーンが混ざったブルーがおすすめです。茶色の木のボックスでなく、白のボックスなどと合わせる場合、グリーンの混ざったブルーより、ブルーとグレーが混ざった色の方が相性がよく、女性に人気のシャビーシックな雰囲気にすることができます。
こちらもお部屋全体が寒色でまとめられています。ブルーのソファを中心に、飾り棚に飾られるグラスや小物のすべてがまとまっています。沢山の色が入ると、ごちゃごちゃした印象になってしまいますが、小物の色も統一されることで、スッキリとした印象の空間になっています。奥に置かれたインテリアグリーンの色もはえます。明るい色の床ですが、落ち着いたブルーなので落ち着いた印象を感じられます。
②水色
爽やかなイメージを持つ水色。清らかでリフレッシュや癒しの効果を持ちます。軽快な気分になる色でもあり、誠実さを表す色でもあります。グレーや紺との相性がよく、寒色の中でも女性的な色のイメージをもっています。
ネイビーとブルーと水色の寒色でまとめたコーディネート。落ち着いた色味に、爽やかな印象のお部屋です。冬には寒く感じてしまうかもしれませんが、夏には涼しく爽やかに感じます。インテリアの色の組み合わせでまよったら、色の系統をそろえて組み合わせると失敗しにくく、上手にまとまります。水色が入り女性らしさも感じる組み合わせですが、寒色の組み合わせだと、男性も抵抗なく感じられます。男性と一緒に生活される方は、寒色の組み合わせがおすすめです。
水色のカーテン。全体を白でまとめているので、水色のカーテンが目を引きます。色が少なく、寂しくなりがちに感じますが、水色のカーテンが入ることで、爽やかな印象と、女性らしい印象が加えられています。あまり小物を置きたくない人などは、カーテンなど比較的面積の多いファブリックで取り入れると、スッキリとしたコーディネートになるのでおすすめです。また、部屋に柄物などが少ない人は、柄物のカーテンなどを取り入れる方法もおすすめです。
水色と黄色の組み合わせ。爽やかで明るい色の組み合わせです。少しグレーがかった水色で、落ち着きを感じられます。黄色との組み合わせ、鳥の小物、丸い形のフラワーベースが優しい暖かみのある北欧風のイメージを作っています。
好きな色は何色ですか?それぞれの色がもつ効果とは〜中性色〜
緑や紫など、暖色にも寒色にも分類されにくい色が中性色に含まれます。また、色味を感じない色、白、黒、グレーなどの無彩色も中性色に含まれます。
①緑
バランスと安らぎを感じさせる緑色。暖色や寒色と違い、刺激の少ない色なので、安心感や落ち着き、安らぎを与えます。また、緑色と言えば植物を連想させ、成長や癒しのイメージがあります。
ネイビーのラグにグリーンのソファ。ネイビーのラグに木のテーブルの男前な雰囲気にグリーンのソファが優しい雰囲気をプラスしています。
こちらも男前インテリアにグリーンをプラス。グリーンのインテリアを空間にプラスすると、優しい雰囲気になるので、お部屋に癒しが欲しい人や、部屋に少し色を加えたいけれど何色にしたら良いか迷う人には中性色のグリーンがおすすめです。
こちらは、ベッドリネンがグリーン。お部屋に観葉植物やステッカーもあり、南国風の雰囲気のお部屋になっています。
②紫
紫色は赤と青を混ぜた色。欲求不満や病的なイメージをもたれることも多い紫色ですが、スピリチュアルを象徴し、癒しの色でもあります。潜在能力を引き出し、精神を集中させる色でもあります。
パープルのクッション。濃いパープルでなく淡いパープルなので、落ち着いた優しい雰囲気を醸し出しています。棚に飾ってあるグリーンや、イエローの本も色味が落ち着いているので、ごちゃごちゃせず全体的にまとまりがあり落ち着いています。
③無彩色
モノトーンの部屋は、スッキリと洗練された印象です。モノトーンのお部屋にする場合、壁に飾る絵やポスターなどもモノトーンにするのがおすすめです。小物などもモノトーンでそろえるように気をつけないと、色が増えすぎてしまうので注意が必要です。1色アクセントとして加えるのもおしゃれです。
まとめ
色の持つ効果と、おすすめの取り入れ方をご紹介させていただきました。部屋の壁紙をかえるのは難しいかもしれませんが、小物を買い替えるときにちょっとずつ色をそろえていくだけでも、お部屋全体に統一感が出てきます。大掛かりな模様替えでお部屋の雰囲気を一変されるのもよし、部分的に模様替えするのもよし!自分の好きな色や色の効果を考えて、お気に入りのお部屋を作っていきましょう!
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