ロフト付きのお部屋特集!
お部屋の上部に設けられたロフト。一人暮らしのワンルームにあると便利ですよね。また一軒家にロフトがあると高級感があっておしゃれ。
でもいざロフトのあるお部屋に引っ越してみても、利用しないまま物置になってしまった…、なんてことはありませんか。
ロフトはどんどん活用しましょう!でもロフトならではの注意点もあるので、そこを抑えながらロフト生活を満喫できるコツを3つお届けします。
ロフト付きのお部屋を探す時に気をつけるべきをポイント3つ!
①できれば「はしご」でなく「階段」のロフトを
お部屋の高い位置にあるロフトへ行くには、上らなくてはムリ。そんな時移動に便利なのはハシゴです。ハシゴはまっすぐにかけられて設置スペースも少なくて済むので、ついつい置きたくなりますよね。
でもおすすめはハシゴよりも階段なんです。階段なんて場所をとるし非効率だと思っていませんか。でも使い勝手のよさは階段の方が断然上です。
ハシゴのデメリット
まず一つめが、「面倒くさい」ということ。デザイン的にはおしゃれなハシゴでも、いざハシゴを使うとなるとめんどくさいと感じる人が多いようです。
収納式のハシゴだと、ハシゴをかけるという行為そのものがめんどくさいのだとか。
そのため、せっかくのロフトもいつの間にか使わずになってしまい、物置になっていた…なんていうパターンに陥ってしまうのだそう。
初めから収納スペースとして考えていたならともかく、これはもったいないですよね。
ハシゴは足をかける部分が階段に比べて少ないので、どうしても上るときには不安定になってしまいます。この不安定さが危ないと感じられるのでしょうね。
また、ハシゴを上るときは両手を使います。両手がふさがってしまうので、物を持ってロフトに上がるのはちょっとムリがありますね。
ロフトでゆっくりとコーヒーを飲みながらくつろぎたいのに、コーヒーすら持って上がれない!というのが使わなくなる理由に挙げられます。
ハシゴに不安がある人は、しっかりとした階段のついたロフトを選びましょう。
階段を上るなら、両手がふさがることもありません。コーヒーやちょっとした荷物だってロフトに運び込むことができますね。
もちろん、ハシゴ付きのロフトじゃダメというわけはないんですよ。
お部屋の間取りによっては、階段がつけられないこともあります。
またロフトの位置が低ければ、ハシゴのほうが便利ということも。
スキップフロアのロフトならさらに安全
安全性を考えるなら、「スキップフロア」という選択肢も。
スキップフロアは床の一部分を高くしたフロアのことで、中二階や小上がりなどがスキップフロアに数えられます。
階段の段数もそれほど多くないので、高い位置にあるロフトは苦手、という人はスキップフロアを取り入れるか、スキップフロアのあるお部屋を借りた方がいいでしょう。
スキップフロアは見た目にもリビングやダイニングと切り離されているので、同じ空間であっても別個のお部屋として使うことができます。
それでいて壁がないので解放感が感じられるんですよ。
例えばこちらのリビングルーム。ソファの後ろが畳敷きのスキップフロアになっていますね。
同じ空間にありながら洋室と和室、という風にお部屋を区切って使えます。
段差が低いと階段を設置する必要もありません。踏み台だけでOKです。
スキップフロアで広々としたお部屋に
スキップフロアを設ければ、空間を広く感じることができます。
また光を取り入れやすい構造なので、お部屋全体が明るくなりますね。
2階までしかお家が立てられない地域でも、スキップフロアで3階建てのような雰囲気に。
デッドスペースをお部屋として利用しているというコンセプトでステップフロアを使うなら、ちょっとした空間があるだけでも違いますよ。
ピアノを持ち込んで趣味の空間として使ってみてもいいですね。
こちらは一つのお部屋にスキップフロアが二つ設けられています。
スキップフロアはワンルームのお部屋なのですが、ダイニングとリビング、寝室、勉強部屋としっかり空間が区切られていますね。それぞれのお部屋の目線の高さが違うので、充実した空間が広がります。
ただしステップフロアにもデメリットはあります。床面積が広くなるので、固定資産税が同じような大きさの家よりも高額になったり、そもそもお家を建てる費用が高くついたりすることも。
また自治体によってはステップフロアの扱いが違うので注意が必要です。
ハシゴ付きロフトにするか階段にするか、またステップフロアにするかは状況や好みによって変わってきます。
自分が納得して気に入った、または使いやすいお部屋にすることが一番ですね!
②寝室・居間などに活用したいときは少なくとも立って歩ける天井高のロフトを
お部屋の上部にあるロフトは、寝室として利用する人が多いのではないでしょうか。
確かにロフトを寝室として使えばベッドを入れる必要がないので、ワンルームなどの場合にはお部屋を広く使うことができますね。
もちろんベッドを購入する必要もないので、経済的にも助かります。
ベッドとしてロフトを利用するなら、横になって寝る高ささえあれば十分と考えがちですね。
でも、できれば寝る高さ以上はあった方がいいんです。
その理由はずばり圧迫感!天井が低いと、寝るのには十分な高さがあっても重圧感を感じるです。
夜中にふと目がさめたら天井が目の前にあった…。ものすごい圧迫感を感じますよね。
快適に眠るどころか、不快感を感じるかもしれませんよ。また狭くて寝付けないなんてことにもなったり。
またロフトに上って、首や背を曲げずに立てる高さがあるというのは重要なんです。
ロフトで首や背を曲げて立たなくてはならないというのは結構なストレス。
ロフトを自然と使わなくなった理由にも、この使い勝手の悪さは挙げられます。
また、ストレスがかかる場所にはあまり行きたくないですよね。
寝室としてではなく、リビングとして使おうと考えているなら、やはり高さは必要。
ソファに座っていても、天井が低ければ圧迫感を感じて窮屈に。
全くくつろげなくなります。これではせっかくのソファが台無しです。
理想はストレスなくロフトが使えることなんです。
ロフトが快適さを感じる空間になれば、ロフトへ上がるのも億劫に感じることがなくなります。
むしろロフトが楽しい空間になるかもしれませんよ。
③夏はたいへん暑くなるのでロフトにもエアコンの風が行き届くかどうか
3つ目のポイントになるのは、「空調」です。風通しの良さはきちんと風が循環するか、涼しい風がロフトにも及ぶかという点において重要なんですよ。
というのも、空気には温まると上に行くという性質があります。つまり、温かい空気は上の方にとどまりやすいということ。
反対に冷たい空気は下に流れますね。なので天井付近は暖かいのに、床は冷たいなんてこともしばしば。
当然天井に近いロフトには温かい空気がたまります。寒くないからラッキー!なんて考えていませんか。物事はそう単純ではないんですよ。
温かい空気がたまりやすいということは、暑くなりやすいんです。
リビングにいるときには快適なのに、ロフトに上がった途端暑くて不愉快な気分になったという経験はありませんか。
これに高い湿度が加われば、蒸し暑い空間になってしまいますね。
蒸し暑いので使わなくなった、というのもロフトを使わなくなる原因の一つなんです。
もしくは冬は使うけれども夏は使わない、使えないというのもありますね。
温かい空気が循環しなければ、ロフトの温度は下がりません。そのため空調が重要になってくるのです。
一番のおすすめはエアコンをつけること。爽やかな風がロフトに流れれば、息苦しくて蒸し暑いロフトともお別れできるでしょう。
またお部屋を賃貸するときは、エアコンの風がしっかりとロフトまでくるかどうかも確認しておいた方がいいですね。
エアコンはついているものの、ロフトの横や下についているので風は来ないなんてこともありがちです。
もうひとつの対策としては窓がおすすめ。こちらも窓を開け放して空気が入れられる窓です。
明かり取りにもなるので、薄暗いロフトを明るく使うことができます。
もちろん窓がついているからといって、その窓が開けられるかどうかは別の話なので、こちらもしっかりと確認するようにしましょう。
屋根に窓がついているタイプなら、空調さえちゃんとしていれば晴れた夜には星が見えるかもしれませんね。
ロフトを寝室にすれば、目の前には壮大な宇宙が広がっています。
そんなロフトの使い方ができれば、素敵だと思いませんか。
素敵なロフトのあるお部屋
ロフトの注意点を3つお伝えしました。この3つが守られていれば、快適なロフト生活が楽しめるのではないでしょうか。
それでは次からは、素敵なロフトのあるお部屋をご紹介します。
上手に使いこなすことができれば、ロフトはとってもおしゃれ。取り入れたいインテリアになりますね。
十分な高さのあるロフトなら、デスクといすにパソコンを持ち込んで、書斎といった使い方も。
ロフトはリビングからの吹き抜けになっていることが多いので、ロフトにいながら家の中の様子がわかりますね。
また狭い空間は仕事に集中するにもピッタリなんです。
本棚を置いているロフトです。広さも余裕があるので、お部屋として十分なスペースになっています。窓があるので、採光もOK。
階段横が大きなガラス張りになっているので、お家の中の様子もしっかり分かります。色々な使い道が出来そうなロフトですね。
一人暮らしなどでワンルームを賃貸するなら、ロフト付き物件はおすすめ。デッドスペースを有効に利用することができます。
こちらはキッチンの上がロフトになっています。そのためお部屋を広々使える上に、ロフトを寝室にしてしまえば、友人をお部屋に招いたときのプライベートもしっかり守られますね。
正方形や長方形のロフトが多い中で、コーナーになったロフトはそれだけスペースをたくさん使えます。
寝室として使う以外にも、収納ケースを入れて物置代わりにも使えますね。
ロフトに上がる手段はハシゴなので、階段よりも省スペース。
ベージュの室内にホワイトを基調としたハシゴはすっきりと見えます。
こちらは安全性の高い、階段を使ったロフトです。階段下が扉付きの収納になっていますね。
ロフト自体の高さもそれほど高くないので、ロフトを使いたいけれど高いところが苦手という人は、こちらの高さ程のロフトがちょうどいいのではないでしょうか。
それでいてロフトのメリットを満喫できるんです。
コンクリートがおしゃれなお部屋です。ロフト部分もコンクリートになっているので、涼しそうですね。
収納部分はベージュの木製なので、温もりもしっかりあります。
モダンなロフトとナチュラルな収納で、スタイリッシュなロフト付きのお部屋はいかがでしょうか。
ステップフロアをお家の中と外に作っていますね。
リビングと高さを一緒にすることで、リビングの延長のような印象の空間になっています。
リビングをステップフロアにすると、お部屋とお部屋を区切る扉がなくなるので、扉の開け閉めが邪魔になることもありません。
キッチンの後ろがステップフロアになっています。階段がついており、途中まで壁もしっかりしているので、隠れ家のような雰囲気の空間になっていますね。
キッチンから近いので、ダイニングに使ってもいいですし、子供部屋として使ってみても◎。
子供が小さいうちは、お互いの息吹がわかる距離というのはお家の中でも重要なんです。
風水的にロフトはOK?ロフト部屋のインテリアアイディア
ロフトのあるお部屋は、効率的に部屋の中を利用できてとても便利なものですが、家の配置やインテリアからよい運気を取り込もうとする風水的にはOKなのでしょうか?
ロフト自体は風水的にNGではありません。でもいくつか気をつけたほうがいいポイントがあるのでご紹介しますね。
ロフトがある間取りのおうちで風水的に気をつけたいことは、ベッドや寝具を置いて寝室にしない方がよいということ。
くつろぎスペースとして、ちょっと横になることができる場所にするのは大丈夫ですが、寝室として利用するのはやめておきましょう。
ロフトは空気がよどみやすいスペースなので、悪い気が逃げていきづらいので寝室に向かないのだそう。
また、あまり高さのない空間では眠りづらくなってしまうことも。
思い切ってロフトスペースをリビングに活用して、下のスペースにベッドや寝具を置いて寝室にするのもおすすめ。
こちらのようにローソファを置けば、高さのないロフトでも十分くつろぐことができますよね。
夜には間接照明をつけて、ムードのある空間を作ってあげましょう。
テーブルも小さめで低めのものを選ぶと圧迫感がないので、ロフトにはピッタリですよ。
ロフト空間を上手に取り入れるには、明るい空間にすることが大切。
使うアイテムのカラーを明るめのものにしたり、窓から光が入りやすいインテリアにしたりすると、天井が低くても明るく快適な空間が作れますよ。
明るめの壁紙や、目線の高さから対面の壁までさえぎるものがない、開放感がある間取りにするのもおすすめ。
ロフトに座った位置から外の風景が見えるというのもいいですね。
読書や学習などの場合には、狭いスペースの方が集中することができるという方も多いですよね。
余計なものが目に入らないので、ほかのものに誘惑されることなく没頭できそうです。
子供の学習スペースやプレイスペースとして活用するのもよいアイディア。
秘密基地のような雰囲気のスペースは、子供だけでなく大人も楽しくなってしまいそうです。お友達もきっとよろこんでくれますよ。
こちらは、子供部屋のロフトを趣味やくつろぎのスペースとして使っている実例。
狭いロフトの空間だからこそ、落ち着いて趣味に没頭できるということもありますよね。
仕切りの上にも、お気に入りのアイテムなどを飾って楽しむことができるのも、ロフトならではですね。
こちらは、壁面に取り付けた本棚に大好きな漫画スペースを作っています。
あまりお客様の目に触れることがないロフトスペースだからこそ、思いっきり自分の趣味を全開にしたディスプレイも楽しめますよね。
カラフルでも、ポップでもほかの部屋に影響が少ないのがロフトのいいところです。
こちらは天井が低いロフトの特徴を上手に使って、レトロな和風インテリアを作り上げています。
昔の住宅は今の家に比べて天井が低いところが多く、畳に座って過ごすにはちょうどいいバランスでした。
そんなバランスを体感できる素敵な和風インテリアですね。
高い場所が好きといえば、ねこ。ねこと一緒にくらいしている方なら、キャットウォークを作ったり、ロフトにねこが遊べるスペースを作ったりして、ねこ達が上下運動できるようにしてあげましょう。
ただしロフトの上り下りに階段を利用するような場合には、ステップの大きなものに変えたり、キャットタワーを横につけたりして、より猫達が快適に上り下りができる工夫をしてあげることも大切です。
こちらはパソコンやゲーム機、本などを置いた人間のくつろぎの場所と、背の低いキャットタワーを置いたねこのくつろぎ場所の両方を兼ね備えたロフト。
本を読んだり、お気に入りの動画を見たりしている横で、ねこがゆったりとしているのは飼い主にとって最高の時間ですよね。
ロフトでもう1つ気をつけたいポイントは斜めの天井。
屋根裏気分が味わえて、これぞロフトという雰囲気のする天井ですが、気が停滞しやすい環境なので、なるべく寝室には使わないようにしておきましょう。また趣味の部屋などに使うときにも工夫が必要。
工夫の1つとしては、気が停滞しないように換気を良くすること。そのためには窓があると一番いいですね。
これからロフトつきのお部屋を探す方や、ロフトつきの家を建てようと思っている方は、ぜひ窓のあるところにしましょう。
窓があって空気が出入りしやすい空間を作ったり、部屋に置くアイテムを明るいカラーにしたりすると、ロフトを活用しても気が停滞するのを防ぐ効果があるだけでなく、自分たちも楽しく明るい気分で生活できるようになりそうですよね。
壁紙をホワイトで統一しないというときには、お好みのカラーの中から明るめのものを選んで、ロフト全体が明るい雰囲気になるように気をつけてあげましょう。
こちらではしっかりと換気用の窓をつけて、壁紙には明るいものを選んでいますね。
今住んでいる家のロフトを簡単に快適な空間にしたいという場合には、壁面などに開放感のある写真を飾るのもおすすめですよ。
開放感のある写真としておすすめなのが、空が写っているもの。大きめな写真なら窓がなくても、窓から青空を眺めている気分になれますよ。
空の写真のほかにも海の写真もおすすめです。こんな風にいろいろな海の写真を組み合わせても楽しいですよね。
また掃除をして常にきれいにしておくのも風水的に◎。掃除機などを持ってあがるのが大変なら、お掃除シートなどを常備するようにしましょう。
ロフト付きのお部屋まとめ
ロフトの注意点と、素敵なロフトのあるお部屋について紹介しました。ロフトのメリットとデメリットを考慮して、ロフトのある生活を満喫してみてくださいね。
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