DIYや100均リメイクで、ステンシルされたアイテムをよく見かけます。やってみたいけど、何から揃えればいいの?どうやってやるの?と、悩んでいるDIY初心者さんは沢山いると思います。
なので今回は、これから始めたい方向けに、基本的なステンシルのやり方をご紹介します。
簡単な方法
100均のステンシルスタンプ
高度な技を使っていそうで、自分にも出来るか心配の方。初めは100均でも手に入るステンシルスタンプで、ポンポン押してみるのが近道です。
まずは、気軽に楽しむ所からやってみましょう。
100均のステンシルシート
ダイソーの「エンボスステッカー アルファベットクール」
もう1つお手軽に出来る方法は、100均の転写シールです。文字をこするだけで、下の素材にうつります。
キャンドゥの「アルファベットステッカー」
キャンドゥの転写シールです。
セリアの「アルファベットシール」
セリアからも転写シールが出ています。小さいサイズにラベリングしたい時に便利です。
実例
革のスマホケースに
300円ショップで購入した革のスマホケースに、セリアの転写シールでラベリングした例です。仕上げは、上からデコパージュ専用液を塗っています。
ガラスの調味料入れに
ダイソーのガラス瓶に、セリアの転写シールでラベリングした例です。おしゃれなカフェ風の食材入れになりました。同じものを整然と並べると、よりおしゃれに見えます。
DIYで作った木の眼鏡掛けに
端材で作った眼鏡掛けに、セリアの転写シールでラベリングした例です。
木の素材にも文字を乗せることが出来ます。
ステンシルプレートを購入し、色付けだけ
市販のステンシルプレートを購入
市販で売っているステンシルプレートを購入すれば、あとは色付けだけで簡単です。スタンプや転写シールに慣れたら、色付けにチャレンジしてみましょう。
自作のステンシルプレートから作る
クリアファイルを切り抜いてステンシルプレートに
ロゴのフォントをパソコンで印刷し、クリアファイルを重ねてカッターで切る
好きな文字や色、デザインでステンシルしたい場合は、ステンシルプレートから自作するのがおすすめです。
パソコンから、ロゴを印刷し、その上にクリアホルダーを重ねて、カッターで文字を切り抜きます。クリアホルダーがステンシルプレートに早変わり。
カッティングマットと金属の定規、カッターを用意
文字をカットする時は、カッター以外に、カッティングマットと金属製の定規を用意しましょう。
ダイソーの「刃折り器付替え刃入れ」が便利
曲線など、細かい線をカットする必要がある為、カッターは常に切れ味を維持しないといけません。
切りにくくなったら、カッターの刃をこまめに折って使うことが大事です。
そんな時に便利なのは、「刃折り器付替え刃入れ」。
カッティングマシン
パソコンなしでも、手描きの文字やイラストをスキャンしてカット出来る機械です。
5万円台~20万円台まで価格に幅がありますが、パソコンが苦手だけれども、ハンドメイドを頻繁に行う人には便利。
機械に入っている文字やイラストもあるので、ダウンロードの必要もなく、お手軽です。
色付け
初心者はスタンプインクを使うと上手くいく
ステンシルは、ポンポン叩くように色をつけていくのが基本ですが、慣れないうちに絵の具を使うとべったりついてしまいます。
スタンプのインクを使えば、手軽に色付けが可能です。最近は、色々なカラーが出ています。
慣れてきたらアクリル絵の具で色付け
100均のアクリル絵の具
様々な素材に色を乗せるには、アクリル絵の具が万能です。100均にも売っているので、手に入れやすいものから使いましょう。
スポンジで色付け
通常は、筆で色付けするのですが、乾いた質感でポンポンと色を乗せていくのは技術がいります。
初心者さんは、絵の具がベッタリついてしまいがちなので、慣れないうちはスポンジで色付けすると上手くいきます。
筆で色付け
慣れてきたら、細かいところまで色付けできるのは、やっぱり筆です。細めの筆を使いましょう。あまり水をつけず、乾いた質感で少しずつ色を乗せていきましょう。
色付けした後のプレート
色付けした後のステンシルプレートは、このようになります。
ゆっくりステンシルプレートをはがす
仕上げは、ゆっくりとステンシルプレートを剥がせば、このように転写されます。これで出来上がりです。
大きいものの色付けはスプレーが便利
このようなバスロールサインなど、大きいものに色付けしたい場合は、アクリルスプレーを使うと、広い面積も色付けしやすいです。
大きいものは、A4サイズにアルファベット1文字のようになり、何枚も必要になるので、いちいちクリアホルダーを切り抜くのは大変です。
その場合は、1文字1枚ずつA4の紙に印刷し、紙のまま色付けしてしまいます。
どんなものにステンシルできるか?
布製品
のれんやタペストリー、クッションカバーなどの布製品にステンシル出来ます。
木製品
木のボックスやフレーム、板を使ったDIYなどの木製品にもステンシル可能です。写真の場合は、足場板にブライワックスを塗ったものです。
プライマーを下塗りしてから、アクリル絵の具でステンシル、アイアンペイントブラックで塗装、最後にラストメディウムでサビ塗装をしています。
他にも、革、ガラス、陶器など、色々な素材にステンシル可能です。
まとめ
いかがでしたか?高度な技もあるものの、すぐにマネ出来そうな簡単な方法もあります。ステンシルを覚えれば、どんな素材もインテリアに合わせて、自分好みのアクセントをつけることが出来ます。
手作りすることで、お部屋に愛着も湧きますね。興味がありましたら、是非チャレンジしてみてくださいね。
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