古材風オールドボックスをDIY
使い古された経年の質感が人気の「古材風オールドボックス」。ヴィンテージ感溢れるその佇まいは、ガーデニングボックスの中でも特に人気の高いアイテムです。古材ならではの独特な風合いはグリーンとの相性もよく、季節の草花たちを瑞々しく引き立ててくれます。
ボックス両サイドには持ち手が付いているので、移動するのも持ち上げるのもラクラク。土や草花たちを移動させることが多い、ガーデニングユースにぴったりのボックスです。今回はこちらの「古材風オールドボックス」を、100均DIYで作ってみようと思います。
材料はこちら!全て100均の材料板で!
今回使う材料は
・ベニヤ合板×1
・板材×3
・角材×3(※2本セットで100円)
以上になります。全ての材料板は100円ショップのものを使ったので、材料費600円で作ることができます。では早速作ってみましょう!
古材風オールドボックスの作り方
1.材料板をカットし、ボックスの両側面を作る
板材1枚を半分にカットします。これがボックスの両側面(持ち手側面)になります。
1本の角材を三等分にカットし、同じ長さの角材を3本作ります。残り1本の角材からも同寸のものを1本切り出します。合わせて4本の角材が、ボックスの「支柱」になります。
最初に切り出した板材の両端に「支柱」をのせ、支柱間の長さと同寸になるよう残りの角材をカットし「持ち手板」を2本作ります。これがボックスの持ち手部分になります。
切り出した全ての材料板を、写真のような形になるようボンドで仮接着します。
板材裏側から、全ての角材をしっかりとネジ止め固定します。これでボックスの両側面(持ち手側面)が完成です。
2.ボックスの正面・背面・底面を作る
残り2枚の板材を写真のような形になるよう、ボックスの両側面(持ち手側面)にしっかりとネジ止めします。
ベニヤ合板を、ボックス底面と同じサイズになるようカッターでカットし、ネジで固定します。ベニヤ合板は厚さ2mmくらいのものであれば、カッターで数回なぞるだけで簡単にカットすることができます。
これで「オールドボックス」本体が完成です!
3.オイルワックスを使って古材風に仕上げる
オールドウッドワックス(アンティークグレー)というオイルワックスを使って、古材風の塗装を施します。オイルワックスというのは、無垢の木に塗り込むだけで味のある古材のような質感を表現できる「ワックス塗料」で、通常の塗料とは違い、ウエス(布)を使って塗り込んでいくように施工するのが特徴です。
このオイルワックスをウエスにとり、まんべんなくボックス全体塗り込みます。
ウエスが届かない板角や隙間などは、細い筆を使ってフォローペイントしますが、オイルワックスは洗剤で洗い落とすことが難しいので、可能な限りウエスを使って塗り込みましょう。
支柱の角をハンマーで叩き、自然な衝突跡を表現します。これにより、よりリアルな経年の使用感を演出することができます。
ボックス正面に転写シールを使ってグラフィックを加えれば完成です!
古材風オールドボックスを使ってみよう
塗料では表現することが難しい古材風の質感も、オイルワックスを使うことでここまでリアルに表現することができました。古材の素朴な風合いが、草花たちの自然な美しさを引き立ててくれます。
持ち手に指をかけるだけでサッと持ち上げることができるので、ちょっとした移動も苦になりません。ボックス自体も軽いので、手軽に持ち運ぶことができます。
ボックスを逆さに伏せればステージ使いにも。高低差のあるスタイリングディスプレイにもおすすめです。
ガーデニングユースだけでなく、インドアでの「見せる収納」レイアウトにもぴったり。味わい深い古材の風合いが、落ち着きのある空間を演出してくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?草花たちが芽吹き始めるこれからの季節にぴったりな「古材風オールドボックス」。実用性抜群なオールドボックスは、ガーデニングはもちろん、インドアユースにも大活躍してくれそうですね!皆さんもぜひ作ってみてください。
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