流行に左右されず、ジーンズ中心のカジュアルファッション好きさんに定番人気のアメリカンヴィンテージ。古材などの古びたヴィンテージ感と、ポップアートに代表されるカラフルな色を取り入れて陽気なアメリカの雰囲気を感じるインテリアです。こだわるなら、家中全て同じテイストで統一したいもの。部屋別のイメージと、参考アイテムをご紹介します。
場所別コーディネート例
外観
アメリカンスタイル
モダンな外観も合いますが、ラップサイディングとカバードポーチが印象的な「アーリーアメリカンスタイル(北米調)」の外観だと、さらにアメリカンな雰囲気を盛り上げてくれます♪サーファーズハウスも、このスタイルです。
郵便受け
これは、アートワークスタジオの「U.S Mail box」です。ずっしり重みのあるスチール製と、レトロなカラーでヴィンテージ感のある郵便受けです。
フェンス
庭への入口などの仕切りにおすすめなのが、アメリカンフェンス。このように、英字の標識や車のナンバープレートをつけると、よりリアルなアメリカの雰囲気が演出できます。
室内インテリア
玄関
全体コーディネート
アメリカンヴィンテージには、古材と金属の組合せが良く登場します。靴箱などの玄関収納だけでなく、壁面にも古材のディスプレイスペースを作って見せる玄関に♪スニーカーやウエスタンブーツなど、アメリカンの雰囲気に合いそうな靴はあえて出して見せても良いですね。黒・茶色・シルバーなどをベースに、飾るアイテムで赤や青などポップな色を入れましょう。グリーンで植物を取り入れるのもポイントです。
ファブリック
玄関マットも、ポップアート風のデザインを取り入れると素敵です。ちょっと色褪せたようなレトロな色合いが、玄関収納の古材とよくマッチします。
洗面・トイレ
全体コーディネート
アメリカンヴィンテージのインテリアに欠かせないのは、深みのあるウォルナット色の木材です。洗面所は、木のウォルナット色と黒のタイルを基調にした、ヴィンテージでシンプルに。照明器具は、マリンライトやヴィンテージ感のあるブラケットライトが相性抜群です。
ファブリック
これは、ジャーナルスタンダードの「LUIK HOTEL」シリーズのトイレマットです。アメリカンなトイレマットは、色々なデザインが市販されていますが、シンプルに英字が入っているものを選ぶと飽きが来ません。ポップな色で楽しくするか?シックな色にするかはお好みで♪ネイビーや黒などの、ベーシックカラーにすると大人っぽいかっこ良さが出ます。
雑貨
掃除用品も、アメリカンヴィンテージの雰囲気になじむ、かっこいいデザインを選びたいもの。おしゃれなボトルの輸入ものの洗剤が良いですが、今使っている洗剤をシンプルなボトルに詰め替えて、アメリカンデザインのラベルを作って貼るのもありです。シルバーのパンチングあるメッシュバスケットに入れて、出したままでもおしゃれに♪
リビング
全体コーディネート
ダークなウォールナット色のコーヒーテーブルに、ブラウン系のソファーを合わせたリビングコーディネートです。英字やポップアートを、ラフにたくさん飾るのがアメリカ流。ブラウンとグレーをベースに、アクセントカラーはたくさんの色を使っています。それでも派手になり過ぎないのは、赤・ネイビー・グリーン・キャメル色など、鮮やかさを抑えて、レトロなトーンで統一しているから。
アメリカンヴィンテージで、相性がいいのは、キャメル色のレザーソファ。使い込むことでラフな味わいが出て、カジュアルなアイテムとなじみ、植物のグリーンとも合います。ログハウスのような木の壁も、ぴったりです。オブジェのような、男前感のある変形シャンデリアで、明るさと遊び心をプラス。
アメリカンヴィンテージでは、インダストリアルなアイテムも部分的に取り入れます。リビングは、ある程度明るさが必要なため、アメリカの工場で使っていそうな、インダストリアルなペンダントライトを合わせるのもかっこいいですよ。開拓時代を思わせる、ネイティブ柄のラグとも相性抜群☆
レザーや木の自然素材を使ったカジュアルなリビングには、グリーンが欠かせません。観葉植物で大きく取り入れるのがベストですが、エアプランツなどの小さいものから無理なく取り入れてみましょう♪
照明器具
明るさが必要なリビングやダイニングには、アイアンのインダストリアルなシャンデリアもおすすめです。ハードなヴィンテージ感が演出できます。
あまりハードにしたくない人におすすめなのは、ホーローのペンダントです。これは、アートワークスタジオで人気の「フィッシャマンズペンダント」になります。黒などのベーシックカラーでシックにしても良いし、ブルーなどで色みを取り入れてもOK☆
サビたような加工が入ったホーローペンダントにすると、インダストリアル寄りでハードになります。
雑貨
古材を使ったウッドボックスは、アメリカンヴィンテージに良く合うアイテムです。デザインのおしゃれなものは見せて、ディスプレイに。ウッドボックスは、立てたり、いくつか重ねたり、たくさん並べたり、カジュアルに収納できます。
バスロールサインのような英字のアートは、アメリカンインテリアではマスト!これをいくつか飾るだけで雰囲気が出来ます。
もう1つ、アメリカンヴィンテージの雰囲気を出すものは、こんな雰囲気のラベルやサイン、ロゴです。わかりやすく言うと、例えば「Coca Cola(コカコーラ)」などのロゴを貼るだけでも、アメリカンな感じがしますよね?これを、壁にたくさん貼ったり、ウッドボックスなどの雑貨につけたりする例があります。
ダイニング
全体コーディネート
明るい雰囲気の、アメリカンヴィンテージスタイルです。ダークなウォルナット色の古材に、黒のアイアン脚のヴィンテージな家具を合わせています。ダイニングテーブルの上には、先ほどのアートワークスタジオ「フィッシャーマンズペンダント」のホワイトを2個使用。空間全体が、白を基調としているので爽やかな感じになります。
キッチンの床には、アメリカンダイナースタイルのような白黒タイルを、市松に貼っています。ダイニングは、シックなカラーに抑えたヴィンテージスタイルに。ダイニングカウンターには、ミッドセンチュリーモダンのデザイナーズチェアを取り入れています。アメリカンダイナーや、ミッドセンチュリーのアイテムを、ミックスして使う例も良くあります。
スタンダードなアメリカンヴィンテージのダイニングです。グリーンやドライフラワーをたくさん取り入れて、気取らないカジュアル感を演出☆
照明器具
リビングでご紹介した、シャンデリアやホーローペンダントも相性が良いです。他に人気なのは、アートワークスタジオの「ジェイルペンダント」。「王道のアメリカンヴィンテージ」をテーマにつくられたペンダントライトで、サビや黒ずみなどのヴィンテージ加工がされています。小さめなので、ダイニングテーブルの幅とバランスを合わせて、2・3個つけるのがおすすめ☆
こちらも、アメリカンインテリアで人気の、アートワークスタジオ「ビショップペンダント」です。アメリカンダイナーで使っていそうなおしゃれ感が人気♪これも小さめなので、ダイニングテーブルには2・3個並べて使いましょう。
家具
古材とアインアンのダイニングテーブルがこのスタイルに合いますが、椅子はあえて全部違うデザインにするのがおしゃれです。中でも、おすすめなのは、CRUSH CRASH PROJECT(クラッシュプロジェクト)のKnot antiques(ノットアンティークス)「X-BACK CHAIR(クロスバックチェア)」。木のあたたかみもありながら、背中のクロス部分がどことなくハードでかっこいいんです!
雑貨
ミッドセンチュリーモダン寄りになりますが、ダイニングにはこんなレトロなデザインの時計をディスプレイしてみてはいかがですか?色合いも深みがあります。
キッチン
全体コーディネート
深みのあるウォールナット色の扉材と、ステンレスのシルバーがクールな大人っぽいキッチンコーディネートです。ペンダントのコードや、キッチンの後ろの棚に飾っている雑貨に赤を使って、アクセントカラーにしています。
白・黒・明るいウォールナット色の木材を使用したキッチンコーディネートです。シルバーの他に、赤・青・グリーン・黄色など、ポップな色のキッチン雑貨も合います。輸入食品のパッケージや缶なら、見せる収納のキッチンでも映えます。なければ、DIYでリメ缶を作ってもいいですね♪
キッチン用やダイニングには、こんなシルバーのハードなチェアもおすすめです。ヴィンテージの家具とよく合います。
雑貨
アメリカンインテリアのコーディネートに欠かせない、Dulton(ダルトン)のキッチン用のはかり「ダイエットスケール」です。シルバーのボディに、赤のアクセントが入った文字盤がおしゃれ☆
同じくDulton(ダルトン)のダストボックスです。赤や黄色などの鮮やかな色が、アメリカン気分を盛り上げます。実用的なアイテムこそ、ポップなカラーを使って、毎日の家事を楽しくしたいですね。
キャンプにも使えそうなシルバーの食器セット。アメリカンダイナーやカフェで使っていそうなおしゃれ感♪かっこいいですが、シンプルで長く使えるデザインです。
食卓にポップな色を使いたい場合、米国CAMBRO(キャンブロ)社のトレーならレトロなカフェのような雰囲気になります。
ベッドルーム
全体コーディネート
アメリカンヴィンテージでも、ベッドルームはシンプルに落ち着いた感じにしたい場合はトーンを抑えます。白・黒・木の色をベースに、カーキ色がアクセントカラーです。デザイナーズチェアに取り入れていますが、観葉植物のグリーンとも色調が合っていますね。
こちらも、ヴィンテージ感はペンダントライトにとどめ、明るいベーシックカラーでまとめたベッドルームです。ログハウスのような木の壁で、アメリカンの雰囲気を控えめに出しながら、ファブリックは白やグレーでまとめています。もっと男っぽくしたい場合は、黒などダークカラーの分量を増やすと良いでしょう。
カジュアルなベッドルームコーディネートです。錆びたアイアン調のフレームで、ヴィンテージ感たっぷりのベッドがかっこいい☆デニムを思わせるブルーのベッドリネンは、白と合わせて爽やかで明るい配色。市松チェックの枕カバーと、英字のクッションでカジュアル感を演出。ジーンズやチェックのシャツが似合うスタイルです。
こちらは、開拓時代のネイティブ柄のリネンを取り入れたベッドルームコーディネートです。ベッドルームは、シンプルよりもパンチがきいたカッコ良さが欲しいという方は、柄ものを大きい面積で取り入れるのがおすすめ☆ラグやクッションは、また違う柄を合わせ、柄on柄の上級テクニックでこなれた雰囲気にするのもありです。
ワークスペース
机
仕事や勉強、作業をする机にも、ダークなウォールナット色の古材テーブルでヴィンテージ感を。黒のアイアン脚が武骨な男っぽさを演出しています。カーキ色のワゴンで色みを取り入れて、アメリカンテイストをプラス。
照明器具
アメリカの工場で使っていそうな、インダストリアルなスタンドライトがよく合います。ワゴンに合わせてグリーン系にするのがおしゃれ☆机にはさんで固定するタイプの照明器具です。
家具
本や書類を入れる棚は、アメリカの工場やガレージで使っていそうな、スチール製のオープンシェルフはいかがですか?錆びた感じのシルバーが、ヴィンテージ感を出しています。
メタリックな工具箱に、仕事や勉強道具を入れるのもクール。収納ボックスにポップな色を加えても、アメリカンの雰囲気が出ます。
ゴミ箱も、アメリカのストリートにありそうなスチール缶タイプを選び、小さいところまで気を抜かずにテイストを揃えましょう。
机の上に筆記用具など置く場合は、古材のウッドボックスのような風合いのアイテムが合います。文房具あどの細々したものも分類して、取り出しやすい機能性もあります。仕事や勉強時間も、おしゃれにかっこよく過ごしたいですね♪
まとめ
アメリカンヴィンテージのインテリアで、家中を統一するときにおすすめのアイテムを紹介しました。シックな色みでまとめる場合と、ポップな色を使う場合があります。アメリカンインテリアの中でも、別のテイストをミックスする例も多いです。かたくるしいこと言わず、アメリカ流にラフに楽しみながらコーディネートしましょう。
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