簡単にできる「スワッグ」を作ろう
壁飾りのフラワーアレンジで人気の「スワッグ」。好きな花や植物を束ねて吊すだけという、とてもシンプルで簡単に作ることができる手軽さから、ここ数年ですっかりインテリアの世界に定着したフラワーアレンジです。
特に決まった作り方やアレンジ方法は一切なし。思い思いのお花や植物たちを選んだら、あとは紐で縛って吊すだけでOKです。そんな、誰でも簡単に作れてオリジナルの個性が生きる「スワッグ」の作り方を、ちょっとしたアレンジポイントも含めてご紹介してみようと思います。
スワッグの基本的な作り方
1:材料となる植物を用意する
枝(茎)の付いたドライフラワーをいくつか用意します。どんな植物やお花を使っても作ることができますが、見た目の印象が雑多にならないよう全体の色彩バランスを考えて植物を選ぶとうまくいきます。
2:植物の枝を束ねて紐で縛る
背の高いものから奥に並べ、バランスをみながら葉の向きや位置などを調整し、スワッグの形を決めます。
スワッグの形が決まったら、枝(茎)を重ね合わせて紐で固く縛ります。同時にスワッグを壁に引っかけるための「掛け輪」を作るため、紐の長さは多めにとっておき、余った紐で掛け輪を結びます。
3:余計な枝(茎)を切り落とし、結び目を整える
余分な枝(茎)を剪定バサミでカットし、先端の長さを揃えます。固い枝や太い枝は、糸ノコを使うとキレイにカットすることができます。
掛け輪の付いた固定紐の上から枝を覆い隠すようなイメージで、さらに紐を巻き付けていきます。
壁に刺したプッシュピンやネジに掛け輪をかければ、手作りスワッグの完成です!
手作りスワッグのアレンジいろいろ
アンティークカラーのスワッグアレンジ
白やアイボリーの壁にぴったり合うのが、アンティークカラーでレイアウトしたスワッグ。インテリアショップのようなおしゃれな空間をコーディネートできます。ポイントは「カラーのトーンを揃える」こと。違う植物同士でも「カラー」を統一すると、全体的にまとまった雰囲気になります。また、平坦なイメージにならないよう、紫陽花などのボリュームがあるものをプラスし、立体的なアクセントを付けるのもポイントです。
手のひらサイズのスワッグアレンジ
手のひらサイズのかわいらしいミニスワッグ。壁掛けの大きなスワッグと違い気軽に移動させることができるので、小物感覚でインテリアレイアウトすることができます。
材料に使ったのは、白い実が印象的な「ユーカリテトラゴナ」。作り方は同じですが、リーフグリーンの補色となる「赤色」の紐で縛って、差し色をプラスするのがポイントです。
グリーンカラーのスワッグアレンジ
同系色でまとめたグリーンスワッグ。同じ色味で統一すれば、整然としたイメージのスワッグを作ることができます。
全体的な色味の少なさは、くくり紐の色でカバーします。赤や青といった鮮やかな色調の紐を使って、アクセントを加えてみましょう。
フェイクグリーンを使ったスワッグアレンジ
ぷくぷくとした丸い葉っぱが愛らしい、多肉植物を使ったスワッグ。「茎の弱い多肉植物でも作れるの?」と思った方も多いのではないでしょうか?
材料として使ったのがこちら。100均で売っている「フェイクグリーン」です。本物の多肉植物でスワッグを作ることは難しくても、作り物であるフェイクグリーンを使えば大丈夫!
マスキングテープでワイヤー部分を束ねて、外側にラフィアを巻けばフェイク多肉のスワッグが完成です。フェイクグリーンを使えば色の褪色もないので、いつまでもイメージ通りのスワッグを楽しむことができます。
クリスマスカラーのスワッグアレンジ
これからのシーズンにぴったりな、クリスマスカラーのスワッグ。もみの木をイメージした葉柄のフェイクグリーンを使い、紐の代わりにリボンを巻いて、クリスマスライクなデコレーションを施せば愛らしいミニスワッグが完成です。
壁掛けだけでなく、テーブルコーディネイトなどに使えばクリスマスシーンを鮮やかに盛り立ててくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?束ねて結んで吊すだけで、誰でも簡単に作ることができるおしゃれな「スワッグ」。自分だけのオリジナリティーを手軽に表現することができるのも魅力のひとつです。みなさんもスワッグのある暮らしを楽しんでみて下さい!
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