ここ数年、世界的にもボタニカルカフェがトレンドです。また、スターバックスが愛され続ける理由からも、私たちは”グリーン”に癒しやリラックス、心のリカバリーなどを求めに行ってるのではないでしょうか。
毎日の生活を頑張る家族や私たち。お家で更なる癒しを得る事が出来、リラックス、リカバリーも今までよりも深く出来たら最高ですよね!
今回は、改めて”グリーン”について軽く紐解いてから、グリーンを上手く取り入れている達人のインテリアをご紹介します。
グリーンの心理的効果について
色彩心理学による心理的効果
色彩心理学によりますと、以下の心理的効果があるグリーン。
心や身体の疲れを癒す。疲れた目を休ませる。鎮静作用で緊張を緩和する。リラックスの作用がある。穏やかな気持ちを与える。
http://color-psychology.jp/colorimage.html
食物の心理的効果
また、愛媛大学の仁科教授のグリーンアメニティの心理的効果に関する研究によりますと、以下の効果があるそうです。
室内に植物を配置することによって、室内に潤いが生まれ、人間は心が癒され、より快適に過ごせることになる。このことを期待して、家庭やオフィスなどの室内に植物を配置することが多くなっている。この効果はグリーンアメニティと呼ばれており、グリーンアメニティには、温熱環境調節・快適性向上効果、心理的効果、視覚疲労緩和・回復効果、空気浄化効果の4つの効果がある
http://ci.nii.ac.jp/naid/10023916983
この様に、グリーンは、色彩的にも食物的にも同様の効果をもたらしてくれます。積極的に取り入れたいですね!
グリーンの取り入れ方 6パターン
1. 高さのあるものを取り入れる
高さとボリュームのあるグリーンが目を引く洗練されたリビングルーム。葉が見上げる位置にもあり、包まれてる感じになりそうです。空気清浄効果も期待出来そうですね。アースカラー+ブラックに色が絞られ、アーバンジャングルな感じからも癒しを得られそうです。
充分な高さのあるアレカヤシ。ソファに座った瞬間に、包まれてる感とリゾート感を得そうです。大きな窓から入る心地よい風にも触れながら、心身ともにリラックスできそうですね。
背の高いパキラと窓から注ぐ日差しの優しさ。少し肌寒い朝も心が癒され、穏やかな1日を過ごせそうです。さりげなくも計算し尽くされた演出が本当に素敵ですね。
グリーンに高さをスマートに演出したい時
さほど高くないグリーンに高さを出したい時には、台などの上にプランターを置く方法もありますが、底上げされてあるプランターを利用する方法もあります。インターネットでも購入出来ますので、すっきりと演出したい場合には、そちらを利用すると良いでしょう。
2. 棚を使ってプランターを取り入れる
グリーン全てを合わせて捉えてから、抜群のバランスで配置。取り入れる色を絞っている事から、締まった印象も与えています。多くのグリーンを近くに感じながら、チェアに腰掛け、読書やちょっとした作業など。。気持ちが寛ぎ、留まる時間が増えそうです。
この位置にプランターを置く発想、さすが達人です。グリーンに包まれている感覚に陥ることでしょう。バスケットや流木など天然素材の物も多いので、グリーンはこのゴムの木だけでも癒されそうに感じてしまいます。
3. 壁掛け・壁付けプランターを取り入れる
下に中程度の高さのグリーン、そして繋がっていると感じられる位置にプランターを設置すると、包まれている感も得られ易いでしょう。お部屋の外にこの様な場所を設ける事により、お家の中全体が一つのリラックス空間となりそうです。参考にしたいアイディアですね。
これは圧巻!多くの心理的効果が得られそうです。中でも、視覚疲労緩和、回復効果は特に期待出来そうな感じがします。それだけでなく、目隠し効果としても抜群。様々な効果を感じに、身を置いてみたくはなりませんか。
4. ハンギングプランターを取り入れる
最近注目のハンギングプランター。グッとグリーンに包まれてる感じになりそう♡こんな風に、ダイニングテーブルに居ながらにして間近にグリーンを感じられたら、心身共に寛げそうです。
こちらも心安らぎ、ゆったりと出来そうな空間。この様にハンギングする位置を纏めたり、長さ変えたりし、空気感や余白も感じられる様に考慮しながら飾ると、空間の広さを一層感じます。こちらも達人技が光っていますね。
ハンギングプランターのあるバスルーム。限られたスペースが癒しの空間となります。バスタイムは、特にゆっくりしたい時間ですので、こんな感じでしたら心から和らげそうですね。天然木のバステーブルにマクラメのタペストリーなどが、心身の休息に深みを与えてくれそうです。
5. 絵を取り入れる
左側の葉から絵画へと繋がった感じから、上から包まれる様な印象にもなる秀逸な演出法。取り入れたい達人技です。加えて、カラーを限定し、黒白ストライプのラグも取り入れているので、癒しとアーバンモダンが見事に融合されています。スタイリッシュな癒しの時間を過ごせそうです。
6. カラーを取り入れる
ほぼ同色の落ち着いたグリーンの壁とブランケット。鎮静作用から良質の睡眠が得られそうですね。スッと伸びたココヤシが、睡眠の質を更に格上げしてくれそうにも感じます。
色々なグリーンカラーが見事なバランスで取り入れられています。このグリーンの色の混ざり具合が、最も自然に近く、柔らかな日差しと本物のグリーンにも囲まれた空間が、日々、心身共に深くリラックスさせてくれそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
達人は、パターンの幾つかをミックスして取り入れていらっしゃいます。ですので、効果が増し、更なる雰囲気を醸し出しているのです。興味を持たれた方は、達人のインテリアを参考に、お家で更なる癒しを得る事が出来たり、リラックス、リカバリーも今までよりも深く出来るよう、是非”グリーン”を取り入れてみてくださいね。
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