収納で悩むことはありませんか?ものを片付けるだけ…。という単純な話なのですが、実際ものを収納しようとすると収納場所がなかったり思うように収納できなかったり、なかなかうまくいきませんよね。
そんな方におすすめなのが見せる収納。オープンな形でものを片付けている収納方法です。しまい込むだけが収納じゃない!そんな、素敵な見せる収納の実例を紹介しましょう。
棚を使って見せる収納
棚は見せる収納をしやすいアイテム。扉がないタイプのフリーの収納棚は、収納するものをきれいに並べるだけで、見せる収納が完成します。ポイントは、棚に置くもの同士をあまりくっつけないこと。隙間が大事なんですよ。
見せる収納は、まず見せた状態できちんと感があることが大切なんです。ものを並べるだけの見せる棚収納でも、きちんと感がないと見せる収納としては成功しているとはいえないでしょう。整然としていてこそ見せる収納なんです。
棚に色々なアイテムが並んでいる収納ですね。この収納のポイントは、収納というよりディスプレイを心がけなくてはなりません。アイテム同士に隙間があるので、雑多な感じがせずにきれいに並んでいるように見えるのです。
ステンレスのかごに収納アイテムを入れた、見せる収納です。かごに入れて棚に置いてあるのできちんと感があります。並べて置くことができないアイテムなら、このようにかごなどの入れ物に入れるのがおすすめですよ。
壁面収納も、見せる棚収納には便利なアイテム。デッドスペースを有効に使える収納方法なので、ぜひ見せる収納で使いこなしましょう。ディアウォールやラブリコなどを使えば簡単に収納棚が作れます。
食器類は見せる収納で
カフェ風なインテリアを実践している人が、カフェ風の雰囲気を出すために実践しているのが、食器類の見せる収納。コップやグラスを見せて収納するだけでカフェな雰囲気に。これは使わない手はない、収納方法だと思いませんか。
食器類を見せる収納するメリットは、出し入れのしやすさです。扉がない棚にしまっているなら、いちいち扉を開ける手間が減りますよね。しまうときも棚に置くだけでOKなんですよ。
オープンな棚に食器類を収納している実例です。棚の場合、食器類を収納している上のスペースがデッドスペースになりがちですが、棚板の底を使ってグラスを収納しています。アイデアあふれる見せる収納ですね。
見せる収納というと、棚などに扉がついていないオープンスタイルの収納を思い浮かべがちですが、扉がガラスになって中が見えるのもりっぱな見せる収納です。上段と下段でアイテムを分け、下段の食器類も白で統一されているのできちんと感がありますね。
食器類を壁面収納している見せる収納です。壁面収納棚の後ろがダークブルーになっていて、カフェ風な雰囲気を感じさせます。収納棚にもこだわりを持つことでますます見せる収納がおしゃれになりますよ。
ボックスを使った見せる収納
見せる収納でも、収納しているもの自体はあまり見せたくない…というのであれば、ボックスを使って見せる収納をしてみては。見せている部分はボックスやかごといった収納アイテムなので、きちんと感のある収納スタイルになりますよ。
ソファの横に小さめの収納がありますね。収納しているボックスのカラーやデザインを統一して並べると、それだけできちんと感のある収納に。見た目もきれいなので、お部屋が片付いて見えますね。
棚にボックスを並べたタイプの見せる収納です。並べるボックスのカラーやデザインを統一するときちんと感が出ますが、逆に多彩なカラーを使うと、カラーリングが素敵な収納に。配置を考えるのも楽しくなりそうです。
収納棚の上段と下段にそれぞれ違ったデザインのボックスを収納していますね。下段の白いボックスは取っ手がついていて、引っ張るだけで取り出せるので、出し入れもしやすそう。子供も扱いやすく、子供部屋にはぴったりな見せる収納といえるでしょう。
服を見せる収納ですっきりと
困りがちなのが服などの収納。クローゼットがないのでしまえる場所がない!というのなら、いっそのこと見せる収納をしてみては。シンプルな木製の洋服棚と同じく木製のハンガーは統一感があり、ショップのような雰囲気に。
洋服を見せる収納にするのであれば、統一感は何よりも大事。例えばワンピースならワンピースで統一する、シャツならシャツといったように同じアイテムを並べると統一感がでます。統一感があるときちんと感も出るので、片付いている印象に。
オープンな棚を使った見せる収納も、服を畳んで並べるときちんとして見えます。また、畳み方もショップのようにすると、ディスプレイしているように見えるので、きちんと感がアップしますよ。どこにどの服があるのかもわかりやすいですね。
棚に蓋のないオープンなかごを並べて、その中に服を収納するといった、見せる収納もきちんと感がありますね。洋服は取り出しやすいように並べることで、使い勝手のよさも高まります。子供も扱いやすいので、子ども服収納にも便利です。
玄関で見せる収納
ものが多くてごちゃごちゃしがちな玄関。できれば隠してすっきりさせたいところですが、見せる収納をすることですっきりと見えることもあるんですよ。左側のシューズボックスも見せる収納をしていますが、きちんと並べることですっきりとした収納に。
同じような収納アイテムを並べると、すっきり感が増しますね。壁にフックを取り付けて、バッグを収納袋として使っている見せる収納です。バッグのデザインは様々でも、バッグというアイテム自体の統一感があるので、きちんとした収納に。
シューズボックスの代わりにオープンな棚を作って、その棚に靴を並べている見せる収納です。棚の収納スペースが大きく、余裕をもって並べられているので、ショップでディスプレイされているような収納に。見せる収納のお手本のような収納ですね。
壁に収納を取り付けて一体化させることで、違和感なく機能している収納です。壁にスリッパラックを取り付けているので、スリッパラックそのものが壁のディスプレイのようなインテリアに。スリッパも取り出しやすくしまいやすそうですね。
自転車のような大型アイテムは、そのまま置いておくだけで展示しているかのような雰囲気になるので、見せる収納にはぴったりのアイテムですね。玄関アイテム全てを見せる収納するのではなく、アイテムを1つに絞って収納すると、おしゃれ度もアップします。
洗面所にも見せる収納を
洗面所はお家の中でもアイテム類が豊富なエリアの1つ。これは収納に苦労しますよね。でも、洗剤類など頻繁に使うことが多いアイテム類が豊富な洗面所は、見せる収納のメリットが大いに活かせるエリア。これは見せる収納するしかないですよ。
歯ブラシや化粧水など使う用途が違うアイテム類が並ぶ洗面台は、それらをきちんと並べていてもごちゃごちゃしがちです。きちんと感を出すには、カラーのテイストを統一するなどして、デザインをできるだけ似たものにするよう心がけましょう。
掃除用具類を収納していますが、きちんと感があるうえに清潔感がありますね。これは掃除が楽しくなりそうな収納です。びん類も棚に入れて収納しているので、おしゃれ度もアップしています。
ついついごちゃごちゃしがちな洗面台下収納。洗面台下をオープンにして風通しをよくし、収納もすっきりさせてしまいましょう。生活感が漂う洗剤類はボックスに入れて収納すれば、きちんと感がでますよ。
メッシュのかごは、スタイリッシュな収納アイテム。網かごに入れておくだけでアイテム類もおしゃれに見えてくるので不思議ですよね。アイテム類のカラーをモノトーンやスケルトンなどで統一すれば、素敵な見せる洗面台収納の出来上がりです。
キッチンを見せる収納ですっきりと
キッチンは、見せる収納をするとカフェ風な雰囲気が漂う空間に。普段使っているアイテムを並べているだけなのに、どこかおしゃれで生活感をあまり感じさせないのが不思議ですね。キッチンこそ見せる収納を取り入れてみてはいかが?
古民家カフェのような雰囲気のあるキッチンの見せる収納です。並べられているアイテムが、和風な雰囲気のあるアイテムばかりなので、情緒がありますよね。見せたいアイテムだけを厳選して収納するのがポイントなんです。
こちらも古民家カフェのような雰囲気の見せる収納のキッチンです。かご類を多く見せる収納しているので、ほっこりとした心温まる様子が伝わってきそうです。家電アイテムの炊飯器には布きんをかけて、周囲との調和を。
ものがぎっしりとつまった見せる収納ですが、雑多な感じがしませんね。びん類やかごなど、同じアイテムやカラーをそろえて収納しているのできちんと感があります。
キッチン下収納の扉をなくして、オープンスタイルにしている収納です。鍋は鍋類で、コップはコップ類でとまとめられて収納しているので、こちらの収納もきちんと感がありますね。使いやすそうな素敵な見せる収納です。
ランドリーの見せる収納
ランドリーも見せる収納してしまいましょう。ランドリー収納のメインアイテムになる洗剤ボトルは、生活感がにじみ出そうなアイテムですがおしゃれなボトルに詰め替えれば、スタイリッシュな見せる収納ができますよ。
洗濯機の上はデッドスペースになりがち。収納棚を設置すれば、スペースが有効に使えて収納できる容量も増えます。洗剤類やタオルなどを並べて収納すれば、きちんと感のある見せる収納に。
生活感が気になる洗剤類は、ボトルのカラーや形状などを統一するといった工夫で、見せる収納をしましょう。カラーが一緒でないなら、カラフルに見えるように各洗剤を置く位置を代えて相性を図ってみてもいいですね。
見せる収納でも、アイテム類を見せたくないなら、ボックスを使った見せる収納を。ボックスならデザインやカラーが合わせやすいので、すっきりとした収納が可能になりますね。清潔感もアップします。
壁面収納を使った、ランドリーの見せる収納。雰囲気のある棚を使えば、ヨーロピアンなおしゃれ空間が出来上がりますね。毎日使う場所だからこそ、見た目にもすっきりで使いやすい見せる収納をしてみてはいかがでしょうか。
本棚も見せる収納で
本を見せる収納すると、カフェのような雰囲気に。表紙が綺麗だったり美しかったりする書籍や雑誌なら、表紙をいかした見せる収納をしましょう。それには壁面収納がぴったり。奥行きをそれほどとらないので、壁のデッドスペースに棚を設置してみては。
本は本棚収納を考えがちですが、本の専用収納棚でなくとも、棚があればOKなアイテムなんです。例えば廊下に備え付けた大型の棚を、フィギュアやフォトフレームなどのほかのアイテムと一緒に見せる収納をしても、様になりますよね。
本は新書や文庫、雑誌など大きさが様々なアイテム。そのため見せる収納をするなら、大きさの同じ本を揃えた方がきちんと感があります。また背表紙もカラフルなものが多いので、カラーリングを考えた収納をしてみては。
本棚は置くスペースが限られがちと思われる収納アイテムですが、リビングであればテレビ周りに収納を取り付けて見せる収納ができます。デッドスペースを活用できる収納ですよね。
本棚を本棚としてだけ使っておくのは、もったいない!本棚自体も活用しましょう。リビングとダイニングが一緒になった部屋なら、空間を仕切るために使っては。見せる収納で間仕切りなんて、ダブルな使い方です。
おもちゃ収納
取り出しやすく片付けやすいという見せる収納のメリットは、おもちゃ収納にぴったり。どこに何があるかわかるので、子供も自分のおもちゃを管理しやすいのでは。
収納に困りがちなおもちゃ収納は、見せる収納なら子ども部屋だけでなくリビングにも対応可能。リビングのテーブル下をおもちゃの見せる収納に使ってみては。
大きなアイテムであれば、そのまま置いていてもいいですね。棚に並べたり、細かいおもちゃならボックスを使った見せる収納も便利な収納方法といえるでしょう。
棚を使ったおもちゃの見せる収納です。細かいものはボックスの中に片づけて、大きなものは棚の上に。ディスプレイしているような収納は、見せる収納の基本ですね。
移動しやすいキャスターつきのワゴンのボックスを入れての見せる収納も、持ち運びが便利な見せる収納です。ボックスのデザインとカラーを揃えて、きちんと感のある収納に。
まとめ
空間別に見せる収納の実例を紹介しました。きちんと感のある見せる収納は、どんな場所でも使える収納方法。ぜひ実践してみてくださいね。
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