賃貸のお部屋というと、模様替えがしづらかったり、なんだか味気なかったり……などと、インテリア作りに不満を持っている方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、そんなお悩み一挙解決してくれるような実例とアイディアをご紹介します。賃貸だからといって、おしゃれインテリアをあきらめる必要はないですよ!
賃貸でもインテリアを思う存分楽しみたい!
賃貸だからといって、壁紙を変えたい、収納を増やしたい……などといった要望をあきらめたくないですよね。ここでは、賃貸でも原状回復が可能なDIYをご紹介します。インテリアの幅が広がりますよ♪
壁紙を変える最新グッズとアイディアってある?
最新の「貼ってはがせる」を使えば壁紙を変えられる
外国のアパートメントようなおしゃれなインテリアですよね。実はこちらの実例では、ルームファクトリーさんの「プレミアムウォールデコシート」を天井に貼っています。「プレミアムウォールデコシート」とは、貼ってはがせるウォールデコシートのことです。原状回復が可能なウォールデコシートということで、近年話題のDIYグッズです。賃貸では不可能と思われていた壁紙の模様替えが可能なのはとても嬉しいですね!
かっこいいアメリカンカントリーのようなお部屋ですよね。こちらの実例では、貼ってはがせるのり「スーパーフレスコイージー・ウォールペーパーペースト」を使って壁紙を変えています。壁と壁紙の裏にのりを塗ることで、ビニール壁紙の上に新たな壁紙を貼ることが可能です。こちらは「プレミアムウォールデコシート」のように、特別な壁紙を用意する必要はありません。通常の壁紙を選ぶことができるので、選択の幅が広がりますよ!こちらの実例では、木目が出ている家具に合わせるようにして、壁紙を選んでいますね。エアプランツを飾ることで、さらに自然の雰囲気を味わえそうです。
マスキングテープを使うのが一番お手軽
最近では、さまざまな幅や柄のマスキングテープをお店で見かけるようになってきましたよね。こちらの実例では、mt CASAさんの幅10センチのマスキングテープをトイレの壁に貼っています。マスキングテープなので貼ってはがすというやり直しが可能ですし、空気も入らないそうですよ♪不器用さんや、壁紙を変えるにはちょっと勇気がいる……そんな方には、マスキングテープを活用するのが一番簡単かもしれませんね。柄入りのマスキングテープを貼れば華やかな印象になって、インテリアをもっと楽しめますよ!賃貸のトイレというとなんだか味気ない感じがしますが、こちらの実例のように淡いパープルなどのかわいらしい色を選べば、女性が喜びそうな空間が誕生します!
カラーボードに溝を掘って板壁風に
フレンチアンティークのようなかわいらしい洗面所ですよね♪こちらの実例では、少し変わった方法で壁紙を変えています。その正体は、ダイソーのカラーボード。白色の部分は、カラーボードに白ペンキを塗ってから、板壁のような溝は彫刻刀で彫るというアイディアが見どころです!ちなみに下の木目が出ている部分は、ベニヤ板にブライワックスを塗ったものを貼っています。これだけでも十分アンティークのムードが出せそうですが、花柄のカーテンをかけることで、フランスのかわいらしい雰囲気をプラスしていますね。カラーボードは比較的小さめで、プチプラで手に入るので、ちょっとした狭いスペースの壁紙を変えたいときに活躍しそうです!
新たに壁を誕生させる
ブックシェルフつき仕切り壁
実はあるものを使えば、お部屋の中に仕切り壁を誕生させることができます。その正体は、2×4(ツーバイフォー)材と、「LABRICO(ラブリコ)」のアジャスター。2×4材の床と天井にアジャスターを突っ張らせることで、柱を誕生させることができます。そうして完成するのが、こちらでご紹介する仕切り壁です。このお家では、玄関からリビングから丸見えになってしまうということで、こちらの仕切り壁を設置されたそうです。賃貸ではよくあるお家のお悩みですよね。さらにこちらの仕切り壁は、ブックシェルフとしての機能も併せ持っています。賃貸の狭いスペースを有効活用するなら、ぜひ機能的な仕切り壁を設置したいものですね。
完全に仕切って新たなお部屋が誕生!
「LABRICO(ラブリコ)」のアジャスターを使えば、こちらの実例のように完全に空間を仕切って、新たに空間を誕生させることもできてしまいます。部屋数が少ないとお悩みの方には必見のアイディアですよ!これだけ壁の面積が広いと、賃貸では不可能な、壁にディスプレイをしたり収納の棚を取り付けたりと想像が膨らみますね♪
味気ない窓をおしゃれにしたい!
格子状の窓枠で海外風に
こちらの実例では、ホームセンターで手に入る木材を組み合わせて、格子状の窓枠をDIYされました。窓枠にピッタリと収まるようにサイズを計算することで、作った窓枠ははめ込むだけで済みます。さらには滑り止めマットを窓枠の間に入れ込むことで、窓枠の転倒を防止するという工夫をしています。海外のお家の窓枠は、格子状になっているのを想像しますよね。こちらの実例を実践してみれば、窓から海外の雰囲気を取り込めそうです。
フレンチアンティーク風窓枠
こちらの窓枠のような複雑な模様は、実現するのが難しいと思いますよね。こちらで使用している材料は、発泡スチロールボードです。パソコンで描画した窓枠のデザインを印刷し、それを型紙にして発泡スチロールをカットしています。こちらもピッタリサイズに設計されていて、はめ込んでいるだけなので完全に固定しているわけではありません。窓枠を変えることは賃貸では不可能だと思ってしまいますよね。そのような部分こそ工夫を凝らすことで、ワンランク上のインテリアを楽しむことができそうです♪
賃貸でも収納を増やすことは可能!
ラブリコを使った大型収納
先ほどご紹介した「LABRICO(ラブリコ)」のアジャスターを使用すれば、棚受けと棚板を設けて、ウォールシェルフのような棚を設置することも可能です。こちらの実例のようにかごを活用すれば、収納するものの目隠しになりますし、食品庫などの大規模収納を設置したい場合にも活躍します。
どんどん増える靴をきれいに収納したい!
賃貸のお宅では、シューズボックスが少ないとお悩みの方は多いのではないでしょうか。そんな場合にも2×4材が活躍します。こちらの実例では、「ディアウォール」を使用して棚を誕生させています。ディアウォールも、いわば「LABRICO(ラブリコ)」のアジャスターと同じような機能を持っている商品です。2×4材にダボレールを取り付けることで、女性の高さのある靴を収納したい場合でも簡単に棚板の高さ調節ができます。
スニーカー愛用者さん必見のアイディアです!賃貸では、どんなスペースでも有効活用したいですよね。こちらの実例では、玄関のちょっとしたデッドスペースに合わせて、靴収納をDIYされました。材料はホームセンターで手に入るような、お手軽なものだけを使用しているため、比較的簡単に作れますよ♪サッと取り出しがしやすそうなのも魅力的ですね。
賃貸でもお部屋を雰囲気良く見せるには?
賃貸のお部屋は、狭かったり味気なかったりと、お悩みの方が多いのではないでしょうか。そこで、賃貸のお部屋で少しでも快適に暮らしたいという方のために、お悩み解決の基本的な方法をご紹介します。
広く見せたい
ロースタイルの家具を置く
家具をロースタイルにすると、視覚的な抜け感が得られるためお部屋が広く見えます。キャビネットやシェルフなどの収納家具は、なるべく低めのものを選ぶと良いですね。
後退色を上手く活用する
後退色とは後ろに下がって見える色のことで、寒色系でも明度の低い色のことをさします。反対に、暖色系で明るい色は前に飛び出して見えます。お部屋を奥行きがあるように見せるには、一番奥に見えるものに明度の低いものを選ぶことが必要です。
視線が集まりやすい大きなものに後退色を使うことも有効です。こちらの実例では、ソファやラグなどで後退色を取り入れていますね。さらには低めの家具を選んでいるので、視覚的な抜け感も期待できそうです。
膨張色を使う
ファッションの分野では、膨張色の白色は女性の方が着るのを避ける場合がありますよね。ですがインテリアでは、お部屋が広く見える色として使うことができます。こちらの実例では、床、壁、天井もすべて白色ですね。できる限り広い面積のところに膨張色を使うと、お部屋が広く見えます。
床を程よく見せる
床を程よく見せることで、広い空間だと錯覚させることができます。家具やラグなどは壁や窓の近くに寄せて、何も置かれていない床を見せると良いですよ。
照明でムード作りをする
照明を取り入れることは、お部屋の雰囲気を変えるのにとても重要です。照明のそのデザインだけでも、お部屋のイメージをおしゃれにすることができますよ♪
間接照明は、壁や天井に光をあてることで得られる照明なので、柔らかな光を感じることができます。お部屋のムード作りには必ず取り入れたいアイテムです。
植物を置いて明るい雰囲気に
植物を飾ることで、賃貸のなんだか味気ない雰囲気を明るくすることができます。大きめの観葉植物などを置くと、1つでもインパクト抜群で、お部屋の主役になってくれそうですね。
植物をガラスなどの透き通った容器に入れると、キラキラ感からより明るい雰囲気が得られます。季節によって生けるお花を変えるなどしてみれば、気分転換になってフレッシュさも感じられそうですね。
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介したものは、賃貸にお住まいの方に限らず、持ち家の方にも有効なアイディアですよ。お家の形態に関わらず、自由にインテリアを楽しみたいですね♪
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