《リップライナー》あり・なしで印象が違う!メイクに取り入れて魅力的な唇に
近年は優秀なリップが豊富に揃っており、サッと塗るだけで綺麗になれるアイテムが人気。一方で、さらなるクオリティを求めて、リップライナーに注目する方も増えています。
そこで今回は、リップライナーあり・なしの印象の違いや、リップライナーを使うことによるメリットをご紹介。これまで使っていなかった方は、リップメイクの新たな魅力が見つかるかもしれません。上手な活用方法を知り、口元の印象をアップデートしましょう。
どっちが人気?リップライナー「あり」「なし」の印象の違い
リップライナーって必要なの?
綺麗なリップに仕上げるために重宝されるリップライナー。近年愛用する方が増えている人気アイテムですが、中には「そもそも必要あるの?」と疑問に感じる方もいますよね。
結論からお伝えすると、リップライナーは誰もが使うべきマストアイテムではありません。リップライナーあり・なしでは印象が異なるため、好みや目的に合わせてプラスするとよいでしょう。メイクの幅を広げたい方は、この機会にチェックしてみてください。
リップライナーあり・なしの印象を画像で比較
リップライナーあり |
リップライナーなし |
・華やかな印象
・大人っぽくて上品
・フォーマルなメイクに |
・ナチュラルな印象
・可憐でキュート
・抜け感のあるメイクに |
リップライナーありの場合は、華やかで存在感のある口元を演出します。一方リップライナーなしの場合は、唇と肌の境界線が自然になじむことで、ナチュラルメイクにもぴったりな仕上がりに。
同じ口紅を使用しても、リップライナーをプラスするだけで印象がガラリと変化するため、シーンに合わせて「あり」「なし」を選択してみましょう。続いては、リップライナーを使用することの魅力をさらに詳しくご紹介します。
リップライナーありの魅力やメリットとは?
(1)唇の輪郭が綺麗に整う
リップライナーで唇の輪郭を強調すると、ぼやけたラインが整い上品な口元に。口紅の直塗りでは塗りにくい口角も、細部までシャープに仕上げられます。
また、高発色・高密着の口紅を塗る際にもリップライナーがあると便利。インパクトの強いダークリップや密着力の高いマットリップも、リップライナーありなら口紅がはみ出すこともなく、失敗を防げるでしょう。
(2)唇の厚さ・形を調整できる
リップライナーは、唇を実際よりも大きく描くオーバーリップや、唇の山を強調するときに便利。自分の唇の形と理想の形にギャップがある方ほど、リップライナーありがおすすめです。足りない部分を補うようにリップラインを描き足すことで、気になるコンプレックスを上手に解消できます。
大人になるにつれて唇が薄くなったと感じる女性にも人気。輪郭がはっきりすることで唇の立体感が増し、ふっくらとした魅惑的な口元を実現します。
(3)口紅の発色がよくなる
リップライナーありの場合、口紅のカラーをより鮮やかに見せるメリットも。唇の輪郭が強調されるため、リップの美しい色合いを際立たせ、口元の魅力がグッと高まります。
高発色の口紅はもちろんのこと、ラフに塗るとすっぴんに見えてしまうベージュリップにも最適。肌なじみがよい色合いでも、輪郭を美しく整えることで、品のよい雰囲気に仕上がります。
(4)口紅が落ちにくくなる
リップライナーありのときは、リップライナーなしのときよりも口紅のヨレやにじみが少なく、メイク仕立ての状態を長時間キープできます。リップライナーは口紅よりも密着力が高いため、こすれに強い点が人気です。
メイク直しを少なくしたい方は、口紅自体の落ちにくさも大切ですが、同時にリップライナーの使用もおすすめ。マスクを外すシーンや飲食のときも、口元の印象を綺麗に保てるので、ぜひ試してみてください。
(5)上品できちんと感のあるメイクに
リップライナーありで唇の輪郭が整っていると、周囲に信頼感やきちんとした印象を与えます。冠婚葬祭などのフォーマルシーンではとくに活躍してくれるので、使い方をマスターしておいて損はないはず。
さらに、リップライナーなしのときに比べてリップライナーありのメイクは、自然な華やかさが得られます。シンプルになりがちなオフィスメイクに、明るく女性らしい雰囲気をプラスできるでしょう。
リップライナーなしの魅力やメリットは?
リップライナーなしの場合は、唇と肌との境界線があいまいで、すっぴんに近い自然なリップメイクを楽しめるのが魅力。
リップライナーありのときとは違い、口紅の色がシームレスになじみ、自然な発色を楽しめます。ジューシーな透け感が綺麗なシアーリップや、グロスリップの魅力も最大限に活かせるでしょう。
また、普段は使わないカラーを試す際も、リップライナーなしがおすすめ。あえて輪郭をぼかすことで、自分の肌色に調和しやすいのでやってみてくださいね。
リップライナーの選び方|主なタイプとカラー
ペンシルタイプ
ペンシルタイプのリップライナーは、鉛筆のように専用のシャープナーで芯を削ってから使用します。自分の好みの使い心地に合わせて、芯先の長さや太さを微調整できるのが魅力。
削るときに芯が折れにくいようにテクスチャーが硬めに作られており、しっかりとした描き心地です。中にはやさしいタッチで描けるタイプもあるので、唇への刺激が気になる方は、選び方に注意してみてください。
繰り出しタイプ
繰り出しタイプのリップライナーは、本体をくるくると回して芯を繰り出して使うアイテムです。必要な分だけ長さを調整できるため、芯が短くなっても削る必要がありません。
繰り出し式は、ペンシルタイプに比べて柔らかいテクスチャーのリップライナーが多いです。口角まで描きやすい細さと、なめらかな描き心地を求める方におすすめのタイプ。芯が柔らかいからこそ、出しすぎると折れたり消耗が早かったりすることが難点です。
クレヨンタイプ
クレヨンタイプは、その名の通りクレヨンのように太めの芯が特徴で、リップライナーと口紅の両方を組み合わせたハイブリッドアイテム。
口紅よりもスリムで、スルスルとなめらかに密着します。唇の輪郭を整えたあとに、そのまま内側を塗りつぶす使い方が可能なので、1本でメイク直ししたい方にもぴったり。
唇の形を補正するなどの細かい表現は難しいですが、リップライナー初心者の方には取り入れやすいでしょう。
リップライナーのカラーはどう選ぶ?
最初の1本として人気のリップライナーは、自分の唇の色に近いベージュ系。ぼやけたリップラインを自然に補正でき、口紅を塗る前のベースが整います。ベージュ系は、気になる部分をコンシーラーのようにカバーしながら肌なじみよく仕上がるので、どんなリップを重ねても浮きにくいのがメリット。
自分の唇よりも色味が強いリップライナーは、オーバーリップや立体感を出したいとき、ダークカラーの口紅を塗るときに役立ちます。その場合は、使用する口紅の色に合わせましょう。
アイテムごとの機能性も忘れずにチェック
リップライナーで美しい口元に仕上げるために、プラスαの機能性にもこだわりたいですよね。
比較的落ちにくいアイテムですが、汗や皮脂、こすれに強いかどうかをチェックしておくと、より満足度の高いアイテムに出会えます。メイク直しを頻繁にできない方には、ウォータープルーフタイプが人気です。
他にも、デリケートな唇にうれしいヒアルロン酸や植物オイル配合など、保湿成分にも注目。気になる皮むけや、乾燥によって発色が悪くなることも防いでくれます。
【基本のメイク】綺麗な輪郭を作るリップライナーの使い方
使い方(1)上唇の山と下唇の中央にラインを描く
リップライナーは、一気に輪郭を縁取るのではなく、少しずつ分けて描くと仕上がりが綺麗です。
まず、上唇の山の外側から中央へ向かって描き、反対側の山も同様に描いて2つの山をつなげてください。
山にしっかり角度をつけるとキリッとした印象に、角度が緩やかなほど色っぽくやさしい印象になります。
下唇も中央部分のみ、リップラインを引きましょう。
使い方(2)口角から中央へ向かって上下のラインをつなげる
口角から(1)で描いたラインに向かって、リップラインをつなげます。上唇の左右と下唇の左右4ヶ所に引きましょう。
リップライナーが描きにくい場合は、口角の横に手を添えて、やさしく引き上げるようにして皮膚を張ると描きやすいですよ。
全体の輪郭が描けたら、口を軽く開けて上下のラインもしっかりつながっているかチェックします。
使い方(3)リップラインを内側にぼかす
リップラインをナチュラルに仕上げるために、先ほど描いた輪郭を唇の内側に向かってぼかします。
リップペンシルの先端やリップブラシを使い、境目をなじませましょう。
ラインの外側には触れず、内側だけサッサッと払うようになじませるのがコツです。
軽めにぼかすとシャープで引き締まった印象に、しっかりぼかすとナチュラルメイクにも浮かず、さりげない変化を楽しめます。
使い方(4)リップラインの内側に口紅を塗る
最後に、リップライナーの内側を塗りつぶすように口紅を塗ったら完成です。整えたラインからはみ出さないように、気を付けて塗ってくださいね。
塗りにくい口角は、リップブラシで丁寧に仕上げると、綺麗に仕上がりますよ。
一度コツを覚えてしまえば使い方は簡単なので、リップライナーあり・なしを上手に使い分けて、自分らしいメイクを楽しんでください。
【唇の悩み別】リップライナーのコツ
悩み(1)薄い唇をオーバーリップに仕上げたい
女性らしさと強い存在感をアピールできる、人気のオーバーリップ。リップライナーがあれば、唇が薄い方でも自然なオーバーリップに仕上げられます。
上唇の山と下唇の中央部分を描く際に、本来のリップラインからひと回り大きめに描いてみてください。
あとは通常通り口角へラインをつなげるだけで、自分の唇に合うぽってりとした輪郭に。ほんの少しはみ出す程度で十分印象が変わり、セクシーなボリュームリップが完成します。
悩み(2)立体感のある唇に仕上げたい
ハイライトをリップメイクに取り入れると、上唇の山がぷっくりとした印象に。立体感を出したい輪郭の部分にハイライトを入れ、自然にぼかします。ハイライトペンシルなら、より簡単に唇の山に光が集まり、奥行きのある口元に仕上がるでしょう。
先ほどご紹介したオーバーリップの使い方も組み合わせると、ゴージャス感漂う艶やかなメイクに。
悩み(3)不自然にならないように口角を上げたい
口角はくすみやすい部分なので、リップライナーの前にコンシーラーを使うことが上向きに仕上げるコツ。ペンシルや筆タイプのコンシーラーなら、狙った部分をピンポイントにカバーできます。左右の口角をくの字で囲み、色ムラを整えてからリップライナーで輪郭を描くと、口角が際立ちますよ。
さらに上向きリップにするため、仕上げに淡い発色のブラウンアイライナーで数mm影を描く方法も◎。涙袋や二重ライン用のアイテムがおすすめです。描いたら乾く前に綿棒で濃さを調整すると、違和感が出ずにナチュラル。
悩み(4)唇の赤みが強くてリップの色が映えない
唇の赤みが強いと、リップの発色を邪魔してしまうことがありますよね。とくにシアータイプは唇の色が透けて見えるため、思い通りの色を表現できない場合も。そんなときは、ベージュ系のリップライナーで唇全体を塗りつぶすと簡単に血色を抑えられます。
毎回赤みを消す必要がある方は、リップコンシーラーを常備しておくとメイクの時短になるでしょう。
リップライナー「あり」「なし」の違いを知って、理想の唇をゲット
今回は、リップライナーあり・なしの違いやそれぞれのメリットをご紹介しました。リップライナーはあり・なしどちらも魅力的で、違いを活かせば口元のイメージを簡単にチェンジできます。
ご紹介した使い方やコツをマスターして、自分の悩みやメイクの雰囲気、気分に合わせてリップメイクを楽しみましょう。
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