コスメの断捨離しませんか?使わないアイテムを手放して本当に似合うメイクを見つけよう
毎日のメイクやスキンケアに欠かせないコスメ。ついあれこれ買い足してしまうものの「上手く収納できない」「断捨離の方法がわからない」と悩んでしまいますよね?
今回は、コスメの断捨離方法やコスメを長持ちさせる方法をご紹介します。コスメには「製造から約3年、開封から約半年」という使用期限があることや、アイシャドウやファンデーション、リップなどアイテムごとの捨て方も解説するのでぜひ断捨離の参考にしてください。
コスメ断捨離のメリットとは?
自分に必要なコスメを見分けられる
コスメの断捨離は1つ1つのコスメに向き合うので、自分にとって必要なアイテムを見極められます。断捨離によって必要なものを見極められるようになれば、衝動買いや無駄買いをしなくなるので節約につながるのもうれしいポイントです。
トレンドに流されて購入したものや似たようなカラーなど、よく考えれば必要なかったと思うものが見えてくるはず。収納棚やポーチの奥にしまっているコスメも、本当に必要なのか見極めるよい機会になるでしょう。
衛生面の管理ができ肌トラブルが起きにくくなる
コスメの断捨離を行うことで、衛生面の管理も同時に行えます。古いコスメや開封から約半年以上が経過した使用期限切れのコスメを使用すると、肌トラブルにつながる可能性も。もったいないという気持ちから捨てられずに置いているコスメも、この機会に思い切って断捨離しましょう。
開封後の化粧品は、なるべく早く期限内に使い切ることが鉄則です。断捨離によってそれを意識できるようになれば、肌トラブルのリスクを軽減し美肌に近づくでしょう。
収納スペースやポーチがスッキリする
コスメを断捨離することで収納スペースがスッキリし、ポーチの中身も軽くなります。
綺麗に整理整頓されていると、メイクの際に使いたいアイテムをさっと取り出せるのもメリット。断捨離すると使用するコスメの選択肢が減るので、メイク時間の短縮にもつながるでしょう。
また、収納スペースやポーチが綺麗になると、普段何気なく感じていたストレスがなくなり心に余裕が生まれます。毎日を気持ちよく過ごすためにも定期的に断捨離を実施し、常に綺麗な状態をキープしましょう。
コスメ断捨離の方法(1)捨てるものを決める
コスメ断捨離は、まず何を捨てるべきかを決めるところから始まります。開封から約半年を過ぎた使用期限切れのものや似合わないものなど、1つ1つのコスメと向き合って決めていきましょう。
断捨離するアイテムが決まったら、アイテムごとに正しい捨て方で処分します。まだ使えそうなアイテムは、別の方法で有効活用するのもおすすめです。
使用期限(製造から約3年・開封から約半年)を過ぎたアイテム
化粧品の使用期限は未開封の状態で製造から約3年、開封から約半年以内です。
パッケージに使用期限が記載されている場合もありますが、記載がない場合は上記を目安に使用期限を見極めましょう。開封後、約半年以上経過しているものは躊躇せず断捨離するのがベターです。
しかし、オーガニックや無添加コスメは防腐剤や酸化防止剤が使用されていないことが多いため、使用期限が短いことも。アイテムによって使用期限が異なるため、購入の際に必ずチェックしましょう。
肌に合わないものや使用感が悪いアイテム
肌に合わないものや使用感が悪いものは、思い切って断捨離しましょう。もったいないからと置いていても、気に入らないコスメは使わなくなってしまうことがほとんど。意外とすぐに開封から約半年の使用期限を過ぎてしまいます。
また、肌に合わないものを使い続けることによって、肌荒れなどのトラブルにつながることもあるので注意が必要。皮膚科やクリニックに通うことになれば、余計にお金がかかってしまい本末転倒なので、肌に合わないものは断捨離することをおすすめします。
自分に似合わない色のアイテム
自分に似合わない色のコスメは、思い切って断捨離候補に入れるのがおすすめです。お気に入りだったコスメも、トレンドや年齢によって使いたい色や似合う色が変わる可能性も。
ファンデーションやアイシャドウ、リップなどのメイクアイテムは、定期的に断捨離すると鮮度のあるメイクをキープできます。
似合わない色でメイクすると、時代遅れの顔になったり顔がくすんで見えたりすることも。気分が落ちてストレスに感じることもあるので、自分に似合うコスメを使用しましょう。
香り・色が変化しているアイテム
香りや色が変化しているコスメは劣化が進んでいるため、迷わず断捨離しましょう。開封から約半年の使用期限内であっても、異変を感じたら使用を中止するのが無難。そのまま使い続けると、肌トラブルの原因になることもあるので注意してください。
ツンとしたニオイや変色、テクスチャーが開封時と変化している場合は、コスメが劣化しているサイン。とくにマスカラやアイライナー、リップなど粘膜に近い場所に塗るものは感染症を引き起こす可能性があるので、異変を感じたら断捨離しましょう。
長期間使用していないアイテム
しばらく使用していないコスメやたまにしか使わないコスメは、断捨離の有力候補です。
とくに期間限定品で購入したアイテムやプレゼントでもらったコスメは、使用する機会が少ないことも。大切に保管しているうちに使用期限が過ぎている場合もあるので、定期的に断捨離しましょう。
開封から約半年という使用期限は、意外とあっという間に過ぎてしまいます。お気に入りのコスメは、断捨離する前にたっぷり楽しんでおくのがおすすめです。
コスメ断捨離の方法(2)正しい捨て方で処分する
パウダータイプの捨て方:パウダー部分は可燃ゴミへ分別
パウダータイプのファンデーションやアイシャドウ、チーク、フェイスパウダーなどは、余ったパウダー部分とケースを分別して処分するのが正しい捨て方です。パウダー部分は可燃ゴミ、ケースは素材に合わせて分別しましょう。
プレストタイプのパウダーは、ビニール袋に入れた状態で表面を叩き割ると飛び散らないのでおすすめ。パウダーの下についている金皿やケースについているミラーも、忘れずにしっかり分別しましょう。
スティックタイプの捨て方:中身を根元から折って可燃ゴミへ分別
スティックタイプのリップやコンシーラー、アイシャドウ、ファンデーション、フェイスカラーなどは、余った中身を最大限伸ばし根元から折って処分するのが正しい捨て方です。
ケースの底に残ったものも綿棒などですべてかき出し、ティッシュや新聞紙に包んで可燃ゴミに分別しましょう。
ケース部分は素材によって捨て方が異なるため、表示を確認のうえ分別します。リップなどのコスメは、ケースが複雑な作りで中身が取り出しにくいですが、しっかり分別して処分しましょう。
リキッドタイプの捨て方:中身を新聞紙に含ませて可燃ゴミへ分別
リキッドタイプのファンデーションやリップグロス、日焼け止めなどは、余った中身を新聞紙や古布に染み込ませて処分するのが正しい捨て方です。
捨てる量が多い場合は新聞紙を敷いた牛乳パックに注ぎ、テープで封をして可燃ゴミに分別しましょう。基礎化粧品やフェイスパックなどの捨て方も同様です。
リップグロスなど粘度の高いアイテムの出し方は、新聞紙や古布の上に逆さに置いて放置しておくのがおすすめ。ケースやパッケージは、素材に合わせて分別するようにしましょう。
アルコールタイプの捨て方:屋外で中身を出して可燃ゴミへ分別
マニキュアや除光液、香水などのアルコールを配合するコスメは引火性液体なので、捨て方には注意が必要です。必ず通気性のよい屋外で作業し、火気には十分気をつけましょう。
余った中身は新聞紙や古布に染み込ませて可燃ゴミへ、ケースは素材ごとに分別して処分します。香水はニオイが漏れるのを防止するため、チャック付きの袋に入れて捨てるのがベター。
アルコール度数が高く、「危険物第4類引火性液体アルコール類」に分類されているので、絶対に水道に流すのはやめましょう。
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エアゾール缶の捨て方:地域ごとに定められた方法で処分
スプレータイプの日焼け止めやミストなどに使用されているエアゾール缶は、中身を使い切ってガス抜きをしてから処分するのが正しい捨て方です。
中身が余った場合は新聞紙や古布をビニール袋に敷いて中身を噴射させたあと、ガスを抜き地域ごとに定められた方法で処分しましょう。
ガスは引火の恐れがあるため、必ず通気性のよい屋外で作業してください。中身を残したまま捨てると火災や爆発事故の原因となり大変危険なので、正しい捨て方で処分しましょう。
コスメ断捨離の方法(3)まだ使えそうなものは活用する
リップやアイシャドウをチークとして活用
断捨離候補の使わないリップやアイシャドウは、チークとして活用する方法がおすすめ。ピンクやオレンジ、ベージュ系のカラーなら、違和感なくチークとして使えます。
しかし、リップやアイシャドウの種類によっては濃くつき過ぎてしまうので注意が必要。
リップは指先に取って少しずつぼかしながらなじませ、パウダーアイシャドウは大きめのブラシを使ってふんわり乗せるとナチュラルです。リップグロスなど粘度が高いものはベタベタになるので、使用は控えましょう。
マスカラやマスカラ下地をアイブロウとして活用
断捨離候補の使わないマスカラやマスカラ下地は、アイブロウとして活用しましょう。ブラックやブラウンカラーなら、そのまま眉毛に塗るだけでアイブロウマスカラとして使えます。髪色に合わせて色を選ぶと、ナチュラルに仕上がるのでおすすめです。
また、マスカラ下地は眉毛の毛流れを整えるのに便利。眉頭は上に向かって、その他の部分は眉尻に向かって整えると、マスカラ下地によって毛がコーティングされツヤのある眉毛が完成します。
アイシャドウをネイルカラーとして活用
断捨離候補の使わないアイシャドウは、ネイルカラーとして活用するのもアリ。細かく砕いたアイシャドウパウダーをクリアネイルポリッシュの中に入れて混ぜるだけで、オリジナルのネイルカラーが完成します。
アイシャドウパレットなど複数の色が入っているものを購入すると、どうしても使い切れない色が出てきてしまう場合も。
そんなときはネイルカラーとして活用することで、アイシャドウを有効活用できますよ。ラメ入りのアイシャドウなら、キラキラ感がかわいいネイルを楽しめます。
パウダーファンデーションをメイク直し・ボディ用として活用
断捨離候補のパウダーファンデーションは、メイク直し用のフェイスパウダーやボディ用ファンデーションとして活用するのがおすすめ。
リキッドファンデーションやクッションファンデーションでベースを仕上げる人も、外出先でのメイク直しにはパウダーファンデーションが便利です。
厚塗り感が出ないよう、フェイスパウダーのようにふんわりカバーしましょう。また、色が合わなかったファンデーションは、脚やデコルテのボディ用ファンデーションとして使用すると上手くなじみます。
コスメを長持ちさせるコツと正しい保管方法をチェック
直射日光が当たる場所や高温多湿の場所を避けて常温で保管
コスメの劣化を防ぐためには、直射日光の当たる場所や高温多湿の場所を避けて常温で保管しましょう。極端に温度の高い場所や低い場所に長時間置いておくと、中身が分離したり変色したりする可能性があります。
化粧品の成分によっては冷蔵庫での保管が推奨されているものもありますが、基本的には常温での保管がベターです。
誤った方法で保管した化粧品は劣化や品質低下につながり、肌トラブルが発生する可能性も。正しい方法で保管し、開封後約半年以内に使い切るように心がけましょう。
汚れを拭き取りフタをしっかり閉めて保管
コスメを長持ちさせるためには、酸化を防ぐことが重要です。空気に触れて酸化が進むと変質や変色の原因となり、化粧品本来の効果を発揮できなくなる可能性があります。
使用したあとはしっかりフタを閉めて保管し、開封後は約半年以内に使い切るようにしましょう。
また、フタに汚れが付着したまま閉めるとケースの中で雑菌が繁殖してしまうので、汚れを拭き取ってから閉めてください。商品に中フタがついている場合は、開封後すぐに捨ててしまわずに最後まで使用しましょう。
化粧品に直接触れないようスパチュラや使い捨てのツールを使用
コスメを長く衛生的に使いたいなら、中身に直接触れないことが重要。中身に直接触れると雑菌が繁殖し不衛生な状態になってしまうので、必ずスパチュラを使用しましょう。
また、マスカラやリップグロス、コンシーラーなどの直接肌に触れるメイクアイテムも要注意。マスカラは付属のブラシではなく使い捨てのアプリケーターを使用すると、2度づけで雑菌が容器の中に入るのを防止できます。
リップグロスやコンシーラーも、1度スパチュラなどに取ってから使用する方法がおすすめです。
使わないコスメを買わないためのポイント
自分に似合う色を把握し似合わない色は買わない
使わないコスメを買わないためには、自分に似合う色を把握することが大切です。
色がかわいくて購入したものの、実際につけてみると似合わなかったという経験を持つ人も多いはず。自分に似合う色を把握していれば、似合わない色を購入して失敗することもなくなります。
自分に似合う色を把握するには、パーソナルカラー診断を受けてみるのもおすすめ。生まれ持った肌や目の色から似合う色を導き出すので、コスメだけでなくファッションを選ぶ際にも役立ちます。
購入前に実際に試してみて自分に合うかどうか確かめる
コスメ選びを失敗しないためのコツは、購入前に自分で試してみること。スキンケアなら肌に合っていて使用感が好みか、メイクアップコスメなら似合う色かを確かめることが重要です。
ファンデーションやリップ、アイシャドウはコスメカウンターで色を試すのがおすすめ。スキンケアアイテムは、サンプルをもらえるなら持ち帰って試してみましょう。
SNSやネットの口コミを参考にするのもよいですが、自分で試して納得したうえで購入するのが失敗しないコツです。
コスメ断捨離をしてポーチも気分もスッキリさせよう
今回はコスメ断捨離の方法に加え、断捨離するコスメの選び方やアイテムごとの捨て方、使わないアイテムの活用方法などを幅広くご紹介しました。とくに「製造から約3年・開封から約半年」の使用期限を知らなかった人は、今すぐ手持ちのコスメをチェックしてみましょう。
断捨離は収納場所やポーチがスッキリするだけでなく、心にも余裕が生まれます。ぜひ定期的にコスメ断捨離をして、毎日気分よく過ごしてくださいね。
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