美眉を作るなら《コンシーラー》を!縁取りテク&眉毛の剃り残しを隠すメイク術を伝授
太くなりすぎたりぼやけた印象になったりと、上手に書くには意外とコツがいる眉毛メイク。そんな眉毛メイクを簡単にワンランクアップさせてくれると人気なのが、「コンシーラー」です。
今回は、コンシーラーを使った眉毛メイクのやり方を悩みやタイプ別にご紹介。キリッとシャープに整える縁取りや自眉毛の色・剃り残しなどを消す方法など、魅力的な眉毛を手に入れたい方必見の人気テクニックを、ぜひチェックしてみてください。
コンシーラーで眉毛の印象を変える!使うメリットとは?
コンシーラーの役割は肌悩みを隠すだけじゃない!
そばかすやシミ、ニキビあとなど、肌の気になる部分を隠してくれるコンシーラー。普段、ベースメイクに使っている方も多いのではないでしょうか。
便利なコンシーラーですが、肌悩みのカバーだけでなく「眉毛メイク」にも活躍してくれます。
「なんとなく眉毛の形がしっくりこない」「書いたもののイマイチ垢抜けない」など、メイクの仕上がりでお悩みの方は、これからご紹介するコンシーラーの使い方をぜひチェックしてみてください。
コンシーラーが眉毛メイクに役立つ理由
コンシーラーは、眉毛メイクで次のような使い方ができます。
- 「縁取り」で輪郭を際立たせる
- 「剃りあとのカバー」で眉毛周りの肌を綺麗に見せる
- 産毛や眉毛の色など気になる部分を消す
- 左右非対称な形を整えてバランスのよい印象に
このように、コンシーラーは眉毛が薄い・濃い、産毛が多い、左右非対称な形をしているなど、タイプを問わずさまざまなパターンで活躍してくれます。塗ってなじませるだけで簡単に印象を変えられることが、人気のポイントです。
コンシーラーを使った簡単眉毛メイク【縁取り】
コンシーラーで縁取りすればこんな眉毛に!
コンシーラーで眉毛の縁取りをすると、キリリと輪郭が整ったシャープな形に仕上げられます。
アイブロウペンシルやアイブロウパウダーで書くだけでは作りにくい、自然な立体感を演出できることが特徴です。
眉毛だけでなく目元の存在感を際立たせて簡単にメリハリのある印象作りができることも、コンシーラーで縁取るメリット。
とくに、眉毛が薄くラインがぼやける方や、くっきり整えてクールなメイクを楽しみたい方に向いています。
縁取りメイク(1)好みの形の眉毛を書く
コンシーラーで縁取りをする前に、まずはいつも通りに眉毛を書きます。
アイブロウペンシルやアイブロウパウダーなど普段使っているアイテムで、好みの形を作りましょう。
仕上げに輪郭を縁取るので、太さやカーブの角度など左右で多少のバラつきがあっても大丈夫。理想の形をイメージしながら、ざっくりと書いてみてください。
簡単に眉毛の形を修正できることも、コンシーラーを使った縁取りメイクの嬉しいポイントです。
縁取りメイク(2)眉毛の上下にコンシーラーを塗る
続いて、伸びがよくて塗りやすい「筆タイプ」のコンシーラーで縁取りをします。
眉毛の輪郭に沿って、中間から目尻に向かってかたどるようにコンシーラーを塗りましょう。
一発で理想の形に仕上げようとすると、細くなりすぎたりガタガタと歪んだりする場合があります。
最初は輪郭から少し離れた部分に塗り、徐々に眉毛のキワに近づいてラインを決めると、より簡単に綺麗なフォルムに仕上げられますよ。
縁取りメイク(3)肌とコンシーラーの境界を指でぼかす
(2)のステップで塗ったコンシーラーを、なじませていきます。指の腹でポンポンと軽く叩くようにして、肌とコンシーラーの境目をぼかしましょう。
このとき、眉毛とコンシーラーの境目をぼかすと、せっかく縁取りをしたなめらかなラインが崩れてしまいます。
眉毛との境目にはあまり触らないようにし、額やこめかみの方へ向かってコンシーラーを広げてください。
うまくなじまないときは、ファンデーションを塗るようにパフで伸ばすのがおすすめです。
縁取りメイク(4)眉頭の内側には塗らないのがコツ
眉毛の縁取りで気をつけておきたいポイントは、眉頭に近い部分にはコンシーラーを塗らないことです。
眉頭付近まで縁取ると輪郭が強調されすぎて、いかにも「メイクで作った眉毛」といった不自然な印象になってしまいます。
眉毛の縁取りメイクでは、自然な立体感とラインを作り出すことが大切です。
眉頭の毛が少ない方は、芯の細いアイブロウペンシルで1本1本毛を足すように書いておきましょう。
コンシーラーを使った簡単眉毛メイク【剃りあとのカバー】
コンシーラーで剃りあとをカバーすればこんな眉毛に!
コンシーラーで剃りあとを消すと、すっきり清潔感のある眉毛に整えられます。ポツポツ目立つ埋もれ毛が残ったままでは、眉毛周りの肌が暗い印象に見えがちです。
コンシーラーを上手に塗ることで剃りあとを目立たなくし、明るくなめらかな肌に仕上げられます。
眉毛が濃いタイプや、ファンデーションやパウダーを塗っても剃りあとが消えない方にぴったりのテクニックです。
剃りあとのカバー方法(1)剃りあとにコンシーラーを塗る
眉毛を書く前に、剃りあとにコンシーラーをのせましょう。ポツポツとした毛が目立つ部分にのみ、チョンチョンと置くように塗ってください。
塗る量が少ないと剃りあとを十分にカバーできないので、縁取りをするときと比べて多めの量を塗るのがコツです。
コンシーラーは指の腹で軽く叩き込むようになじませて、肌との境目をぼかします。
剃りあとのカバー方法(2)パウダーをのせてふんわりぼかす
肌との境目をぼかせたら、コンシーラーを塗った部分と眉毛全体にフェイスパウダーをのせましょう。
上からフェイスパウダーをつけることで、よりしっかりと剃りあとを目立たなくできます。
眉毛に付着している余分な油分や水分をオフできるため、眉毛メイクをしやすくなるメリットもありますよ。
ブラシで軽く毛流れを整えたら、アイブロウペンシルなどで眉毛を書いてください。
青い剃りあとには「オレンジ」のコンシーラーをチョイス
眉毛の剃りあとが青い方は、オレンジ色のコンシーラーを使うのがおすすめです。
青とオレンジは、混ぜ合わせると互いの色を打ち消す色相環上の「補色」であるため、目立つ剃りあとを綺麗にカバーできます。
オレンジ色のコンシーラーを剃りあと部分に塗って指でぼかしたら、フェイスパウダーをのせて色味をなじませましょう。
塗りすぎるとオレンジ色の主張が強くなるため要注意。コンシーラーがない場合は、淡いオレンジ色のチークでも代用できます。
コンシーラーを使った簡単眉毛メイク【いらない部分を消す】
コンシーラーでいらない部分を消せばこんな眉毛に!
自眉毛のいらない部分を消すときにも、コンシーラーはうってつけです。産毛や濃い色などを隠せば、肌をすっきりとした印象に見せて、眉毛マスカラの色を綺麗に発色させられます。
また、高さが左右非対称な場合も、チョンチョンと軽く塗るだけで簡単に形を整えられるのが特徴です。眉毛がもともと薄い方でも、必要以上に剃ったり抜いたりせずに、ふんわり自然な印象に仕上げられます。
産毛を消す方法
産毛をカバーしてぼんやりした印象を消す際は、眉毛を書く前にコンシーラーを塗ります。
スクリューブラシなどで眉毛を整えて、毛流れに沿って産毛に直接コンシーラーをのせましょう。サッサッとラインを引くように、軽いタッチで塗るのがコツです。
塗り終えたら、毛流れに沿って指でなじませて、フェイスパウダーをはたいてください。コンシーラーは、適量を塗りやすく伸びがよい筆タイプを使うのがおすすめです。
左右非対称な眉を整える方法
眉頭や眉山の高さが左右で異なるタイプは、コンシーラーを部分的に塗って整えます。高くなっている方の眉頭に直接コンシーラーを塗り、指や綿棒を使って軽くぼかして、高さを揃えましょう。
鏡でバランスを確認しながら少しずつ整えていくのが、上手に仕上げる秘訣です。
左右非対称な形をシェーバーや毛抜きでお手入れする方法もありますが、剃りすぎやかえって不自然になる可能性もあります。コンシーラーを使えば、眉毛を書くのが苦手な方も簡単にバランスのよい形に整えられますよ。
眉毛の色を消す方法(1)毛流れに逆らってコンシーラーを塗る
眉毛の色を消すにはまず、素の眉毛に直接コンシーラーを塗っていきます。
スクリューブラシに適量のコンシーラー取り、眉毛を塗りつぶすイメージで毛流れに逆らってのせましょう。眉マスカラの仕上がりを左右するので、丁寧に塗ってくださいね。
スクリューブラシを使うとムラやダマになりにくく、細部までくまなくコンシーラーを伸ばせます。眉毛からはみ出した部分は、軽く叩いて指で肌になじませてください。
塗り終えたら軽くフェイスパウダーをはたいて、眉毛をサラサラに整えておきましょう。
眉毛の色を消す方法(2)眉毛マスカラを塗る
続いて、眉毛マスカラをつけていきます。まずはブラシで毛流れを整え、眉マスカラの先端についたマスカラ液をティッシュで軽く拭き取りましょう。
その後、毛流れに逆らって眉尻から眉頭に向かって眉マスカラを塗ります。1回目を塗り終えたら、今度は毛流れに沿って眉頭から眉尻へブラシを動かしてください。
眉マスカラは、「整える」「毛流れに逆らう」「毛流れに沿う」という3つの順番を守って塗ることで色が綺麗にのります。
地肌にマスカラ液がつかないよう、眉毛のみを掬い上げるように塗るのがコツです。
眉毛メイクに使いやすいコンシーラーのタイプとは?
縁取りには塗りやすい「筆タイプ」
主に眉毛の縁取りメイクをしたいという方は、筆タイプのコンシーラーを選んでみましょう。筆タイプは先端が筆状になっており、みずみずしいリキッドコンシーラーを含んでいる仕様です。
小回りが利きやすいため、適量を出しながら細かな部分にもムラなく綺麗に塗れます。
眉毛のラインに沿ってスーッと引くだけで、簡単になめらかなフォルムに縁取りができますよ。ほどよくカバー力があり肌なじみもよいため、塗った後は簡単に肌に塗り伸ばせることも便利なポイントです。
眉毛の色をしっかり消すなら「スティックタイプ」
眉毛の色を消すのが主な目的の方には、カバー力に優れる「スティックタイプ」のコンシーラーを使ってみましょう。スティックタイプは、テクスチャーが硬めで肌への密着度が高く、眉毛の色や産毛、剃りあとなど目立つ部分をしっかり隠してくれます。
筆タイプと比べるとやや伸びの悪さを感じやすいため、塗った後は指でしっかりなじませましょう。テクスチャーが硬めのコンシーラーはスティック以外に、パレットやジャーなどのケースに入っているアイテムも多いので、ぜひチェックしてみてください。
縁取りはファンデーションより「やや明るめ」のカラーで
縁取りで眉毛の存在感を際立たせたい方は、普段使っているファンデーションよりも「やや明るめ」のコンシーラーを選ぶのがおすすめです。少し明るいカラーで眉毛の周りを縁取ることで、より輪郭が強調されて立体感のある仕上がりを叶えられます。
ただし、明るすぎるカラーを使うと、眉毛が浮き上がって不自然な印象に見えてしまうため要注意です。お使いのアイテムやご自身の肌色と相談しながら、じっくり適した色を選んでくださいね。
自然な印象に見せるには肌色に合わせたカラーを
ポツポツと黒い毛が目立つ剃りあとを消す場合は、自分の肌色にマッチする色のコンシーラーを使うことがマストです。明るめのカラーだと剃りあとを綺麗にカバーしきれず、厚塗り感が出る可能性があります。
また、肌色に合わせたカラーのタイプは、ふんわり自然な印象を演出したい方にもうってつけです。縁取りをしても眉毛の輪郭が際立ちすぎないため、抜け感のあるやわらかな仕上がりになります。
コンシーラーを使いこなして、好印象の綺麗な眉毛に仕上げて
今回は、コンシーラーで簡単にできる縁取りや気になる部分のカバーなど、人気の眉毛メイクのやり方をご紹介しました。眉毛の形がイマイチ決まらなくて悩んでいた方も、コンシーラーの便利な活用方法を発見できたのではないでしょうか。
コンシーラーを使えば、眉毛のタイプを問わず簡単に好印象な仕上がりを叶えられます。ぜひあなたも、ご紹介した縁取りやいらない部分を消すテクニックを覚えて、綺麗に整った美眉を作りましょう。
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