読むと癒しを与えてくれるおすすめの漫画
忙しい毎日、疲れがたまった週末にほっこり気分になれる漫画を読んでみませんか。辛い時や元気がない時にも、癒しを与えてくれる漫画はおすすめです。
優しい気持ちがあふれている日常系マンガや意地悪なキャラクターが出てこないラブストーリーを読むと、心が洗われるような気持ちになるでしょう。完結していない作品も含め、おすすめの癒し系漫画を見ていきましょう。
おすすめの癒しを与えてくれる漫画【恋愛系】
手話を介してすすむほっこり癒し系恋愛漫画
まずはじめにおすすめしたい癒しを与えてくれる漫画は、胸キュンがつまったラブストーリーです。
『ゆびさきと恋々（森下suu）』は聴覚障害を持つ大学生・雪と自由奔放で、オープンマインドの先輩・逸臣の恋愛漫画。
ゆっくり話が進んでいくので、ドキドキは少ないかもしれませんがほっこり気分が高まること間違いなしです。
コミックは2022年3月の時点で6巻まで刊行されています。
不器用イケメンと純粋ガールの癒し系恋愛漫画
『花野井君と恋の病（森野萌）』は2022年8月に11巻の刊行が予定されている人気漫画です。
恋愛に奥手のほたると学校一のイケメン訳アリ男子・花野井君との恋愛は時に重く、時に不器用。
それでもお互いがお互いを純粋にまっすぐ見つめている様子は、まさに癒し系ラブストーリーです。
大人っぽい花野井君が時々見せる、子供のような表情がたまりません。
ほっこり日常系×癒し系のおすすめ恋愛漫画
日常系×ご家庭グルメ漫画として人気を集めた『甘々と稲妻』の作者・雨隠ギドの新作『お隣に銀河』は両親を亡くし、幼い妹を育てる漫画家の久我くんと、不思議な異種族の姫である五色さんの恋愛漫画です。
ファンタジーの側面もありながら、しっかりほっこり日常系のストーリーが楽しめます。
ぎこちない二人の恋愛は、読むだけで癒しを与えてくれるでしょう。2022年5月に4巻が刊行されました。
気持ちが楽になるコスプレ系の癒し漫画
アニメ化もされた『その着せ替え人形は恋をする（福田晉一）』は、雛人形師を目指す男子高校生・新菜（わかな）とコスプレを愛するギャル・海夢（まりん）の恋愛漫画です。
とはいえ、ストーリーの中心はコスプレの衣装づくりなので、萌え気分も堪能できるでしょう。
意地悪なキャラクターがいないので読んでいて気持ちも楽になる、おすすめの癒し系漫画です。2022年3月に9巻が刊行されました。
おすすめの癒しを与えてくれる漫画【日常系】
忙しい日々の肩の力が抜ける癒し系漫画
続いておすすめしたい癒し系の漫画は、いわゆる日常系。
特に大きな事件が起こるわけでもドラマティックな展開があるわけでもないので、疲れている時に最適の漫画です。
2022年1月に4巻が刊行された『無能の鷹（はんざき朝未）』は見た目はバリキャリなのに、かなり無能な鷹野さんと気弱そうで実はポテンシャルの高い鶸田くんのコンビが巻き起こすお仕事あるあるが、ほぼ1話完結で楽しめます。
同性カップルの節約おうちごはん系癒し漫画
ドラマ化そして映画化と話題を集めている『きのう何食べた？（よしながふみ）』は、弁護士のシロさんと美容師のケンジの物語。
同性カップルであるがゆえの葛藤や苦しみも描かれていますが、メインはシロさんによるおうちごはんです。
季節を感じさせる旬の食材も盛り込みながら、スーパーの底値を把握しているシロさんの節約術は勉強になります。2021年11月に19巻が刊行されました。
何も起こらないけれど癒しを感じる青春漫画
続いておすすめしたい『スキップとローファー（高松美咲）』は、地方から東京の候偏差値高校に首席入学したみつみちゃんの物語。
何事にも一生懸命だけれど地方育ちゆえの勘違いや思い込みもある、みつみちゃんに癒しを感じる人も多いのではないでしょうか。
大きな事件は起こりませんが、クラスメイトたちがみつみちゃんから癒しを与えられていくおすすめ漫画です。2022年6月に7巻が刊行されます。
時を経ても色あせない癒しを与える日常系漫画
『黄色い本（高野文子）』は20年前の作品ですが、今読んでも古さを感じさせません。
1話完結で四作の短編漫画が収録されているので時間がない時にも読みやすくおすすめです。
表題作は名作小説『チボー家の人々（ロジェ・マルタン・デュ・ガール）』の主人公に自分を重ねる少女の物語。
労働者階級の両親とのやりとりが、じーんときます。
おすすめの癒しを与えてくれる漫画【ファンタジー系】
力が抜けるほんわか癒し系ファンタジー漫画
続いておすすめする癒しを与えてくれる漫画は、ファンタジー系の作品です。
『マロニエ王国と七人の騎士（岩本ナオ）』は、女将軍バリバラの7人の息子たちの物語。
それぞれ名前にちなんで不思議な力を持つ騎士であり、王国を代表する外交使節として周辺の国に向かいます。
謎に包まれた父親の因縁に巻き込まれる息子たちですが、力の抜け具合がほんわか癒し系です。2021年12月に6巻が出ています。
画面がキラキラの異世界転生モノ癒し系漫画
『転生したら15歳の王妃でした』は、斧名田マニマニの原作を片桐辺がコミカライズした作品です。
異世界モノ、転生モノは数多くありますが、こちらは享年28歳のOLが15歳の王妃に転生します。夫は17歳。
そして、元の体の持ち主は幽霊として登場します。夫も妻も美男美女で、漫画の画面がきらきらしている点も癒し効果抜群です。
萌え展開もありながら、ほっこり系のストーリーになっています。2022年5月に2巻が刊行されました。
人形とデザイナー志望青年の癒し系漫画
続いておすすめする『苺田さんの話（小沢真理）』は、既に完結している作品です。
デザイナーを目指す主人公が出会ったのは、おしゃべりするリナちゃん人形。実は宇宙で迷子になった意識体が人形に入り込んでいたのです。
「苺田（いちごだ）さん」と名付け、可愛いお洋服を作る主人公は癒し以外の何物でもありません。全6巻の癒し系ファンタジー漫画です。
多様な価値観や生き方を考えさせる癒し系漫画
47歳の本部長が、ある日目覚めると赤ちゃんになっていた、という奇想天外なファンタジー漫画『赤ちゃん本部長（竹内佐千子）』もおすすめです。
部下の順応力の高さや赤ちゃんの体力に悔しさを感じながらも、できる限り仕事をする本部長の姿など、お仕事系ですが癒しを感じるでしょう。
本部賞をめぐる社内育児は、他の社員の働き方や意識も変えていきます。
おすすめの癒しを与えてくれる漫画【動物系】
美しく柔らかな筆致で描かれる癒し系漫画
続いておすすめしたい癒し系の漫画は、動物が登場する作品です。
上下2巻で完結の『ルーブルの猫（松本大洋）』は、パリにあるルーブル美術館に住み着いている猫たちと美術館で働く人間の物語が交差します。
絵の中に入ってしまう「絵入り」という現象を巡り、白猫ゆきのこと夜警マルセルの姉の秘密が明らかに。
ガイドや修復士、屋根裏に隠れ住む猫たちのキャラクターも秀逸です。
クマとカラスの友情を淡々と描く癒し系漫画
『クマとカラス（帆）』は、森の中で暮らす若いツキノワグマとカラスの物語。
子供の頃に家族と別れて以来、一人で生きてきたクマはカラスと共に旅に出ます。道中出会うのはシカやフクロウ、ウサギにイノシシ。
果たして、二匹は他のクマに出会えるのでしょうか。
ほのぼのとしたタッチとシンプルな絵柄が癒しを与えてくれますが、実は奥深く哲学的な問いかけもある漫画です。同じ作者の『クマとたぬき』もおすすめですよ。
甘いものを食べたい気分の日におすすめの漫画
『こぐまのケーキ屋さん（カメントツ）』は、こぐまがオーナーパティシエを務めるケーキ屋さんの四コマ漫画です。
ケーキの才能は抜群なのに世間知らずで、お金の計算が苦手なこぐまの純粋さに癒しを感じる人は多いのではないでしょうか。
お客さんとして通っていた人間が、いつのまにか店員になっている展開も、さすが癒し系です。2021年10月に6巻が刊行されました。
大型犬と二匹の子猫が愛おしい癒し系漫画
『うちの犬が子ネコ拾いました。（竜山さゆり）』は、大型犬・ペリタスが主人公の癒し系動物漫画です。
2匹の子猫を拾ったペリタスが、飼い主の小説家から隠して子猫を飼おうとしますが当然見つかります。
主が子猫に名前を付けて心から愛でる展開や、ペリタスのあるじへの愛にも癒しを与えられるでしょう。2021年7月に4巻が刊行されています。
辛い時は癒しを与えてくれる漫画を読もう
気持ちが落ち込んでいるときや疲れているときにおすすめの、癒しを感じる漫画をテーマ別に見てきました。
ドキドキハラハラするようなドラマティックな展開よりも、じんわりほっこり心が温まるような漫画が癒しを与えてくれるようです。デジタル配信されている作品も多いので気になる漫画は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
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