白色を多く取り入れたお部屋は、清潔感があり、明るく広く感じられる効果があるので人気があります。
しかし白といっても、クールに感じる白もあれば、温かみを感じる白もあり、なんとなく選ぶと思い描いていた雰囲気と違ってしまうことも。そこで今回は白色の選び方と白を基調とした素敵な事例をご紹介します。
色味を自分の目で確かめよう!
まずは簡単な色の見分け方をご紹介します。壁紙や塗り壁などのサンプルがあれば、それをなるべく昼間の自然光の下、ご自分の目で見て確認してください。
大まかな基準として、お医者さんの白衣のように真っ白ならば(青みががった白)、ステンレスなど無機質な家具と相性が良く、クールな雰囲気作りに向いています。
やや黄みがかった印象の白であれば、木材との相性が良く、柔らかさのある雰囲気作りに向いています。白色の中でもサンプルがいくつかあれば、並べて見比べるとより違いが分かりやすいですね。
白い非日常空間
宿泊可能な多目的施設へフルリノベーション。日常を忘れてくつろげる、“リゾートホテルの非日常感”をテーマにプランニング。
広い専用庭から出てすぐに海という好立地、白が印象的なハワイのリゾートホテルのようです。
引き立たせるための「白」
逗子・葉山海岸が一望できる、1Fは白と黒、2Fは赤がテーマカラーの二世帯住宅。
実は「ブラック」がキーワード。その色を引き立たせるために白を広範囲に、床には愛犬にも優しい素材を採用。
白い子供部屋
素晴らしい眺望の2階LDKの大きなFIX窓から「展望台」のような体験ができる住まい。
白く明るい子供室は、天井高を確保するため躯体あらわしに。将来的に2つの部屋へ仕切ることができます。
白とグリーンが眩しい家
シンボルツリーやたくさんのグリーンが眩しい家。白を基調とした空間に、白木の家具や白のサブウェイタイルがとても映えます。
真ん中にある階段や床の貼り分けがシンプルスタイルを引き立たせている!
扉をフルオープンで、LDKと中庭が白いワンルーム
設計士である施主がこだわりぬいた住まい。耐久性と自由度の高い間取りが可能な重量木骨を採用しました。
白いリビングのソファから中庭越しにキッチンが続き、扉をフルオープンにすることで1階の空間が仕切りのないワンルームに。床と柱は西川材の檜を、壁は火山灰など自然素材原料の塗材仕上げ。
白いフォトジェニック空間
住んでいたマンションを、妻が思い描く空間へリノベーション。
コンセプトのひとつが、「グレーと白を基調にしたモノトーン」の、モルタル床に素足で過ごす斬新なライフスタイル!
「京都のとあるカフェをイメージ、三角アーチの開口など写真を撮るため映えることも意識している」そう。どこを切り取ってもフォトジェニック。
白く清潔なキッチンスタジオのように
店舗兼用の1階を、友達と料理を楽しんだり教室を開いたりできるスペースへ部分リノベーション。白一色のシンプルな内装は、光と風が通り抜けて健康的な印象です。
外からの視線を遮りつつ光を通す縦格子のパーティションで、プライバシーを守りながらも室内を明るい空間に。
2つの白い箱
斜めにカットした玄関まわりがとんでもなく素敵な白い家。
ウッドデッキの中庭を囲うようプランニングされた、コの字の間取りの外観デザインはとてもシンボリック。
外からはイメージできないくらい内空間は開放的です。キッズスペース上の隠れ家的書斎は、登り棒を上がらなくては入れないことにオドロキ。
クールな白使いですっきりとした清潔空間に
青みがかった白でクールな印象の壁に、相性のよいステンレスキッチンや家具を合わせることで、よりクールでスマートな印象に。白を基調にして全体の色数を抑えることで、すっきりとした美しい空間にすることができます。
清潔感のあるくつろぎ空間
こちらは対照的な温かみのある白空間です。黄みがかった照明を配することで、柔らかさが生まれます。白基調で清潔感を出しつつ、照明や木製・布製の家具でくつろげる雰囲気をプラスしています。
主役を待つ静かな白空間
美術コレクションを置いたときに引き立つようにと計算された白い空間。階段や手すりまでも白で統一され、静けさを感じます。何か目立たせたいものがある場合、それを邪魔しないのも白のいいところです。
狭さを感じさせにくい白
白の特徴の一つに、広く感じられる効果があります。狭小住宅や狭いスペースこそ白がおすすめです。
こちらの廊下は白の効果に加え、ハイサイドライトから光を取り入れることで一層明るく、実際より広く感じることができます。
トーンを抑えて全体的に白の雰囲気を
白をメインにと考えていても、ほかの色との合わせ方によっては脇役になってしまうことがあります。
全体的に白っぽい雰囲気を残してまとめたい場合は、他の色のトーンを抑えるというのも一つの方法です。ペールトーンなど淡い色と合わせると、全体の白の雰囲気を損ないません。
存在感のある色を組み合わせて白を際立たせる
色のトーンを抑える方法とは対照的に、しっかりした色みと組み合わせれば、そのコントラストでより白さが際立ちます。こちらは階段手すりやブラケットライトの黒、階段の踏み板や床の濃い茶との組み合わせで、漆喰の白さがより美しく感じられます。
白基調といってもいろいろな白があり、印象も変わってきます。白い家にしたい!白を使いたい!というのではなく、白を使うことでどんな雰囲気の家にしたいか、よく考えておくことが大切です。
色選びに自信がない方は、作りたい雰囲気をしっかり伝えて、それに合った白を専門家に選んでもらいましょう。
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