ボサボサ髪の悩みを解消!サラサラヘアに導く10の方法やテクを教えます!
「美容室帰りはサラサラヘアなのに、翌日セットすると同じスタイルにならない」「髪がボサボサに広がり、なんだか清潔感がなくなってきた」など、ボサボサ髪でお悩みの女性は多いはず。
もしかしたら、ちょっとしたボサボサ髪の原因が積み重なってツヤが失われているのかもしれません。
そこで今回はボサボサ髪の原因をはじめ、対処方法やヘアケア、スタイリングテクニックまで徹底紹介します。
髪がボサボサになる原因は3つ
お悩み対策の前に、ボサボサ髪の原因をチェック!
若々しさや清潔感が損なわれる原因ともなってしまうボサボサ髪。見た目がよくないだけでなく、髪の広がりやくせによってヘアセットが決まりづらいなど、毎日のストレスになってしまいますよね。
髪全体にツヤがあり手触りもよい美しいサラサラヘアにするには、髪がなぜボサボサになってしまうのかという原因を正しく把握することが大切。そこでまずは、ボサボサ髪になる3つの原因をチェックしていきましょう。
ボサボサ髪の原因(1)水分保持力の低下
ボサボサ髪の原因としてまず挙げられるのが、髪の水分保持力の低下。そもそも髪の中には親水性タンパク質と水になじみにくいタンパク質の2つがあり、バランスが保たれることによってうるおいのある髪が保たれています。
ただ、35歳を過ぎるとホルモンバランスが変わって水になじみにくいたんぱく質が増加する傾向があり、その結果、水分が抜けやすく乾燥しがちなボサボサ髪になっていくのです。
ボサボサ髪の原因(2)毛穴のゆがみによるうねり
ボサボサ髪になる原因の2つ目は、頭皮の毛穴がゆがむことによって起こる髪のくせやうねりです。
加齢によって顔や頭皮の筋肉が衰え髪を囲んでいる毛包という組織が緩むことによって、本来は丸かった頭皮の毛穴が楕円形に。そこから生える髪がまっすぐ成長できないため、うねりが発生するのです。
若い頃には感じなかった耳上や襟足などにうねりを感じる場合は、加齢による毛穴のゆがみの可能性が大といえるでしょう。
ボサボサ髪の原因(3)キューティクルの乱れ
キューティクルとは、髪の1番外側にあるうろこ状の組織のこと。水分や油を保持するだけでなく、外部からのダメージから髪を守ってくれています。さらにキューティクルが整っていることで光を正反射し、ツヤのある美しい髪に見せてくれる役割も。
逆にキューティクルが乱れることで、ボサボサ髪に見えてしまう原因になってしまうのです。ボサボサ髪に対処するには、キューティクルを整えることが必要となります。
根本から対策!ボサボサ髪の直し方5選
ボサボサ髪には正しい対策と直し方で対処しよう
ボサボサ髪の原因は、「水分保持力の低下」「毛穴のゆがみによるうねり」「キューティクルの乱れ」であることが分かりました。この原因を踏まえ、ボサボサ髪をツヤのあるサラサラヘアに導く正しい対策と直し方を実践していきましょう。
どれも簡単に実践できるだけでなく、根本から美しい髪を育んでくれる対策ばかりですので、ぜひ毎日実践してみてください。
(1)しっとり系シャンプーでおさまる髪に
まず簡単にできる対策として、毎日のシャンプーを見直す方法があげられます。加齢や、ヘアカラー・パーマによるダメージによって水分保持力が低下して広がりやすくなった髪には、水分と油分を与えるのがおすすめ。
いつも使っているシャンプー剤をおさまりやすく仕上がる「しっとりタイプ」に変更するだけで、ある程度はボサボサにならないおさまりのよい髪に整えられますよ。
(2)トリートメントで内側&外側から潤わせる
ボサボサ髪が気になる方は、「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」の両方を使用して内側&外側両方から潤わせる直し方がおすすめです。
どちらかだけ使えばよいのでは?と思われがちですが、実はインバスとアウトバスでは効果が異なるため、両方使うのが正解。
インバスタイプで髪の内側に栄養を補給した後にアウトバスタイプで手触りをよくし、サラサラの髪を手に入れましょう。
(3)ドライヤーでしっかり乾かす
ボサボサ髪の直し方3つ目は、髪をしっかりと乾かす方法。ヘアセットでいくら髪の毛をサラサラにしようとしても、髪や地肌が湿ったままだと水分がこもり、うねりや広がりの原因になってしまいます。
洗髪後は髪の内側など頭皮に近い部分からドライヤーを当て、しっかり乾かしましょう。
乾いたと思ってからさらに3分程度かけ、最後に冷風を髪全体に1分程度かけるとキューティクルが引き締まり、サラサラ髪になりますよ。
(4)ブラッシングをこまめに行う
ボサボサ髪の直し方として、こまめなブラッシングも効果的。髪が絡まった状態で放置しておくと、キューティクル同士がこすれ合ってさらなるダメージにつながったり、パサついた仕上がりになったりします。
そのため、こまめにブラッシングを行い、絡まり対策をするのが大切です。
おすすめのタイミングはシャンプー前、ドライヤー前、ヘアアイロン前、起床したときなど。専用のブラッシングブラシを使ってもよいですね。
(5)頭皮ケアを徹底する
ボサボサ髪の悩みを解消する対策として、頭皮環境を整えるのが大切なポイント。とくに頭皮を清潔に保つのと血流をよくすることは、サラサラ髪への直し方の近道です。
まずは正しいシャンプー方法で汚れをきちんと取り、マッサージなどで血流を促進させて健康な髪が育まれる土壌をつくることが大事。
頭皮の血流を滞らせる原因としてストレスや睡眠不足、偏った食事もあげられるため、内側からのケアも心がけましょう。
ボサボサ髪解消!デイリーヘアケア改善のコツ
ボサボサ髪改善には毎日のケアが重要!
ボサボサ髪の直し方をチェックしてきましたが、ここではより具体的な毎日のヘアケアのステップと、気を付けたい改善方法について紹介していきます。美しいサラサラヘアをつくるためには、毎日のヘアケアの積み重ねがとても重要。
ボサボサ髪を改善するポイントを盛り込んだデイリーヘアケアを繰り返して、サラサラヘアを目指しましょう。
【STEP1】ブラッシングで頭皮の血流改善
最初のステップは、ブラッシングです。ブラッシングは絡み改善だけでなく、頭皮の血行改善にも役立つ美髪への近道ケア。髪が完全に乾いた状態で、頭皮をやさしく刺激するように根元からとかし上げていきましょう。
このとき使うのは、豚毛など天然毛を使用したブラシがおすすめ。力を入れすぎて頭皮のダメージにならないように注意してください。
【STEP2】ヘッドスパシャンプーで頭皮の汚れをオフ
毛穴の汚れをしっかり取り去り、頭皮環境を改善するためにもシャンプーは重要なケア。ただ髪の汚れを取るだけでなく、ヘッドスパを行うように地肌をマッサージしながらシャンプーを行う方法がおすすめです。
シャンプー剤を軽く泡立てたら頭皮に乗せ、髪同士を擦り合わせずに指の腹で頭皮をマッサージするようにしっかり洗い、泡が残らないように洗い流します。
【STEP3】トリートメントはプレス方法&コーミングでしっかりケア
トリートメントはただ塗布するだけでなくしっかりと入れ込むことで、ボサボサ髪対策に効果があります。適量を毛先中心に付けたら、髪全体に行き渡るよう手ぐしでコーミングしましょう。
その後、髪を両手ではさんでプレスし、トリートメントを内部に入れ込むイメージで圧をかけていきます。
トリートメントの裏面に記載されている放置時間を置いたら、最後に目の粗いクシでとかして髪1本1本をコーティングし、洗い流して終了です。
【STEP4】アウトバストリートメントをつける
ボサボサ髪の対策として、アウトバストリートメントをつけるのも大切な方法。タオルで髪を押さえるようにしてしっかり水分を拭き取ったら、毛先を中心に髪全体にアウトバストリートメントをつけましょう。
おすすめは、熱に反応してトリートメント効果が高まるヒートプロテクト成分が入っているもの。
髪1本1本に行き渡るように手ぐしを使って塗布すると、髪の広がりが抑えられてボサボサ髪にならない仕上がりが実現できますよ。
【STEP5】ドライヤーで乾かす
ボサボサ髪の対策には、最初に地肌部分から重点的に乾かすことが重要です。ドライヤーの風量を大きくしたら、頭皮に近い箇所からドライします。
この際、頭皮や髪が熱ダメージで傷んでボサボサにならないためにも、ドライヤーをこまめに振りながら熱を分散させて乾かすのがポイント。
髪全体の3割程度が乾いて軽く湿り気を帯びた状態になったら粗めのくしでとかし、手ぐしで軽く引っ張りながら乾かしましょう。
【STEP6】冷風ヘアオイルで仕上げ
手ぐしを通しても水分を感じないくらい髪の内側までしっかりと乾いたら、根元から毛先に向かって冷風を当てましょう。冷風の力でキューティクルをキュッと引き締めることで、髪の広がりを抑えつつ光を反射するツヤ感を手に入れられます。
最後にヘアオイルでコーティングすれば、ツヤだけでなく外から吸収される水分もブロックし、湿気によるうねり対策になりますよ。
緊急時の対処に!ボサボサ髪対策テク5選
すぐ直したいときにはヘアセット&ヘアアレンジで対処しよう
ボサボサ髪を根本から改善するには、毎日のヘアケアが大事です。
ただ、もちろん地道な対策が大切だということが分かりながらも、急なデートや大切な会議、若々しく見せたい同窓会など「今すぐボサボサ髪をなんとかしたい!」というシーンがありますよね。
本章では、そんなときに使えるヘアセット&へアアレンジの簡単対策テクをご紹介。困ったときの緊急対処方法に、ぜひ役立ててください。
対処方法(1)髪を引っ張りながらドライヤーを当てる
まずご紹介する対処方法は、ドライヤーを使ったボサボサ髪のヘアセット方法。頭皮の毛根の向きは1つ1つ違うため、方向をそろえるようにブローしてヘアセットするのがポイントです。
髪の根元を最初は左、次は右にというように交互に引っ張りながらブローし、髪の流れを整えましょう。
最後は根元から毛先に向かって冷風でブローすれば、まっすぐなサラサラヘアスタイルが長持ちしますよ。
対処方法(2)ヘアアイロンでクセを伸ばしてツヤを出す
ボサボサ髪を対処するなら、サラサラヘアにセットしてくれる「ヘアアイロン」が強い味方。ヘアアイロンは髪をはさんで熱を加え、クセのついた髪をまっすぐに伸ばしてツヤを出してくれます。
ヘアアイロンを使ったボサボサ髪の直し方で注意したいのが、一度にたくさんの髪をはさもうとしないこと。
髪全体を最低でも4つにブロッキングして、少量ずつはさんでスタイルを整えるようにしましょう。
対処方法(3)仕上げのスタイリング剤はウェットで!
ヘアセットの仕上げに使うスタイリング剤をこだわることでも、ボサボサ髪の悩みに対処できます。
おすすめは、ツヤのある質感に仕上げてくれるウェットタイプのアイテム!とくにオイルでできた「ヘアバーム」は保湿力が高く、紫外線のダメージからも髪を守ってくれるのでぴったりです。
ヘアバーム以外のオイルやクリームも重め質感のアイテムを選べば、バサバサ感や気になる頭頂部のアホ毛も落ち着きますよ。
対処方法(4)アレンジ前に必ずスタイリング剤をなじませる
まとめ髪やポニーテールなどヘアアレンジを行う前に実践できるボサボサ髪の対処方法としては、しっとりとまとまり感のあるスタイリング剤をなじませてからセットすること。
とくにおすすめなのは、ボサボサ髪をしなやかに柔らかくアレンジしてくれる、ミルク状のスタイリング剤です。
ヘアアレンジの完成度を高めるだけでなく、思わず触れたくなる柔らか質感のアレンジヘアが楽しめますよ。
対処方法(5)ボサボサ感を活かしたヘアアレンジを楽しむ
ボサボサ髪の対処方法の最後にご紹介するのは、逆転の発想で「ボサボサ感を活かしたヘアアレンジを楽しむ」という方法。ボサボサ感を言い換えてみれば、トレンドである「無造作感・エアリー感」にも通じます。
そのため、この雰囲気を逆に活かし、こなれた印象のヘアアレンジを楽しむのも対処方法の1つ。
コツは、だらしなくならないように顔回りや前髪、毛先に自然なツヤ感を出すこと。手軽におしゃれなアレンジヘアが楽しめますよ。
サラサラ髪に改善して、ヘアスタイルを楽しもう!
ボサボサ髪をサラサラ髪に改善するための対処方法とヘアケア方法、ヘアセットのやり方やアレンジのポイントを紹介しました。
「髪は女の命」といわれるように、髪がボサボサにならないようにするだけでも見た目年齢がぐっと若返る&美人見え効果が増すこと間違いなしです。
今回ご紹介した対策を実践して、ツヤサラの美しい髪でヘアスタイルを楽しんじゃいましょう!
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