動かせない梁を美しく活かす。柔らかい曲線に包まれた洗練リノベ
梁と壁の曲線が印象的なLDK。リビングのガラス扉はもともと使用していた建具を塗装し直し、金具を新調して再利用したものです。
専有面積100㎡超えの広々マンションを、各部屋ゆとりを持った間取りにリノベーション。既存の建具など再利用できるものはしつつ、昨今のテレワークに対応できるような設備環境を整えた住まいです。
■DATA
所在地:東京都品川区
延床面積:106㎡
施工面積:106㎡
家族構成:夫婦+子ども1人
間取り:3LDK → 3LDK
設計:エキップ(equip)
施工:エキップ(equip)
改修範囲:フルリノベーション
曲線が印象的な空間
全体的に大きな間取り変更はせず、独立型のキッチンをリビングダイニングと一体のオープンキッチンに。リビングダイニングに出っ張っていたウォークインクローゼットも撤去し、遮るものをなくしたことで、広々と気持ちのいいLDKになりました。
リビングダイニングの中央に渡る低い梁は、構造上なくすことができなかったので、両端下端を曲面処理することで部屋の雰囲気づくりに役立てることに。
この印象的な梁に合わせて、キッチンからシューズインクローゼットへ入る開口部もアーチ型にしました。リビング側に張り出したシューズインクローゼットの壁も曲線形状にしているので、梁のアーチとの相乗効果で空間により柔らかな印象を与えています。
梁は低いですが、両端を曲線にしたことで柔らかく印象的なリビングダイニングになっています。
キッチンからシューズインクローゼットへの入口と合わせて壁面も曲線になっているので、リビングとの統一感があります。
水まわりを集約し、家事動線の良い住まいに
キッチンスペースにあった洗濯機置き場を洗面室に移動させ、トイレ・洗面室・浴室という水まわりを玄関横に集約。脱衣スペースで脱いだ服を運ぶ手間が省け、家事動線が簡便になりました。
また、奥行が長く、洗面室から出入りする必要があったトイレを一般的な寸法に変更。廊下側にトイレの扉を設けたので、出入りがしやすくなりました。トイレが小さくなった分、ホールが広くなるというメリットも。
洋室2から広げた収納のホール側の壁の出隅は、リビングダイニングと印象を合わせて曲線にしました。ホールのダウンライトの光が、曲面から柔らかく廊下の奥まで広がって行きます。
ホールの照明にはユニバーサルダウンライトを使用。玄関から入ってすぐ目に入る曲線壁が、奥への広がりも感じさせます。
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窓下の収納は既存家具をアレンジして再利用したもの。建具など利用できるものは利用してコストバランスを取っています。
独立型キッチンだったものをペニンシュラキッチンへと変更。壁側の吊り戸棚は、既存のキッチンセットの扉を再利用しています。
玄関からシューズインクローゼットを通ってキッチンに直接入ることができるので、日頃の家族の動線はこちらを利用。
バルコニーに面した主寝室の奥には、ウォークインクローゼットとドレッサーが設置されています。
主寝室奥の吊り戸棚とドレッサーは、既存家具を塗装し直して再利用しています。
子ども部屋のクロスは淡い色味を採用。壁面の本棚は施主手持ちのものを加工して設置。
リビング隣の子ども部屋は、今は妻のワーキングスペースとしても使用しています。
キッチンから移動してきた洗濯機置き場がある洗面脱衣スペース。壁面のタイルと床をグレーで統一して、清潔感のある落ち着いた空間に。
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