おしゃれな住まいに仕上げるためには、床材や壁紙のデザイン、質感などこだわりポイントがたくさんありますが、『天井』も大きく雰囲気を変えるポイントのひとつです。
最近では、剥き出しの天井を選ぶ方、細部にまでこだわりを詰め込んだデザインを選ぶ方が増えているため、リノベーション事例も多くかなり参考にすることができます。
今回は、剥き出しの天井のリノベーション事例と合わせて、リノベーション時の注意点をまとめました。おしゃれな住まいをつくるヒントとして、ぜひお役立てください。
■剥き出しの天井はとにかくおしゃれ!
天井に配置された配管や鉄筋コンクリート、梁などが全て見える状態になっている『剥き出し』の天井。
スケルトン天井や躯体現しとも言われており、おしゃれなショップや美容院で見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。
配管や鉄筋コンクリートを隠すための石膏ボードを貼り付けないため、天井が広く高くなるだけでなく、かなりおしゃれな空間に仕上げることができます。
魅力① デザイン性抜群のおしゃれさ
剥き出しの天井にすることで、オフィスのような、おしゃれな店舗のような、通常の住宅とは一味違うおしゃれなデザインにすることができます。
魅力② 解放感がある
通常の天井に比べ、天井が高くなるため開放感が生まれます。
日本の住宅に多い低い天井は、どうしても圧迫感があり窮屈な印象を与えますが、その心配もなくのびのびと過ごすことができます。
魅力③ 非日常を演出
剥き出しの天井なら、住まいという日常の中に『非日常』をつくり出すことができます。
おしゃれなお店や施設がつくり出す雰囲気を、家の中でも味わうことができます。
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■剥き出し天井のリノベーション事例
SHUKEN Reはたくさんのリノベーションを手がけていますが、剥き出しの天井も数多く手がけています。その中の一部を事例としてご紹介します。
1.ホテルのようなオープンスペースが魅力の住まい
『在宅勤務が快適にできる、広々とした空間にしたい』という想いでリノベーションされたこちらの住まい。
配管や施工の後を見せる部分と、ホワイトに塗られた部分とをバランスよくデザインしておしゃれな剥き出しの天井に仕上げました。
黒いダクトレールを使用することで空間にメリハリが生まれ、より天井や白い壁が際立ちますね。
事例を見る:Case126「ひとり時々ふたり」
2.落ち着きと武骨さが融合した空間
好みの『インダストリアル』『ヴィンテージ』を再現したこちらの住まい。
元々あった梁は、圧迫感があったため可能な限り撤去し、天井は剥き出しにしてインダストリアルな雰囲気に仕上げました。
換気扇から伸びる配管がとてもおしゃれですね。落ち着いた雰囲気の中に、開放感も加わりました。
事例を見る:Case107「大人のインダストリアル」
3.趣味と嗜好が反映されたアートギャラリーのような家
『アートギャラリーのような生活空間にしたい!』という家主様の想いを反映させたこちらの住まい。
剥き出しになった天井に張り巡らされた配管、コンクリートの梁や壁、ステンレスのシステムキッチンなど無機質な空間に、アンティークドアや室内窓、そしてアート作品群が彩を添えています。
事例を見る:Case102「我が家はアートギャラリー」
■剥き出し天井にリノベーションする際の注意点
おしゃれな剥き出しの天井ですが、『失敗した…』とならないためにも以下の注意点をおさえた上で、リノベーション計画を進めていきましょう。
注意点① マンションの構造に注意
梁の位置が悪いと、想像していたような剥き出しの天井にできない可能性があります。
また、上階の配管が天井に張り巡らされている場合、漏水に悩まされてしまう可能性もあります。
マンションの場合、どのような構造になっているかによって剥き出しの天井の向き不向きが変わってきます。
マンションを購入する前に、可能であれば確認しておきましょう。
注意点② 水の音が響いてストレスに…
マンション上階の配管が剥き出しになっている場合、お風呂やトイレなど水を使う音が聞こえてしまいストレスになる可能性があります。
夜寝静まっている時や、日中リビングでくつろいでいる時、頻繁に水の音が聞こえてくるとせっかくの心地よさも台無しになってしまいますよね。
音というのは想像以上にストレスになるので、どう対策するかを考えておくことが大切です。
注意点③ 断熱性が低下しやすくなる
天井を剥き出しにすることで、天井部分の断熱性はどうしても下がります。
通常、断熱材は家全体を包み込むように設置するのですが、剥き出しの天井にすることでその設置が難しくなるためです。
断熱性が低下することで、結露が発生しやすくなる、冷暖房が効きにくくなるといった問題が起こりやすくなるため、注意が必要です。
事例を見る:Case29「無骨可愛い」
注意点④ 空気の対流が弱まり冷暖房費アップ
剥き出しの天井にすることで、どうしても冷暖房は効きにくくなります。
空間の体積が増えることによって空気の対流が弱まるため、特に冬場は熱が天井付近にたまり、冷暖房をフル稼働させることで電気代がかかります。
シーリングファンの設置やサーキュレーターの稼働といった対策を検討しておきましょう。
注意点⑤ お手入れが難しい
剥き出しの天井にした場合、お手入れが難しくなるので注意が必要です。
剥き出しになった配管や梁の上部にホコリがたまり汚れてしまうと掃除するのは一苦労、ついつい後回しにしてしまいさらに汚れてしまう…という悪循環も起こります。
高さもあるため、自分たちで掃除するには危険も伴います。どのようにお手入れするのか、あらかじめ検討しておきましょう。
注意点⑥ 想像していた天井と違う可能性も
元々、剥き出しにする予定で建てられていないマンションの場合、工事のために書かれた線やボンドを剥がした跡がコンクリートに残っている可能性があります。
また、想像していたほどコンクリートがきれいな状態ではないことも考えられます。
それを『味わい』として捉えることが剥き出し天井の醍醐味ではありますが、難しい場合は塗装を施すといった対処が必要です。
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■剥き出しの天井でおしゃれな暮らしを始めよう!
剥き出しの天井にするだけで、シンプルな住まいがグッとおしゃれになります。
素敵な住まいにリノベーションしたい!という方は、剥き出しの天井をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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