美味しい甘口の日本酒集めました。初心者でも飲みやすいおすすめの商品まとめ

初心者さんにもおすすめの「甘口」日本酒

日本酒を飲んでみたいけれど選び方が分からない、そもそもお酒にあまり強くない、という人には甘口の日本酒がおすすめです。日本酒の味わいは日本酒に含まれる糖度と酸味、香りのバランスやハーモニーによって変わってきます。

一般的な物差しの一つに日本酒度がありますが数字だけでは測れません。文章での説明やレビューなども参考にしてみてくださいね。

おすすめの美味しい甘口日本酒【純米酒】

淡いピンクのボトルが可愛い淡麗甘口の日本酒

それでは大まかな種類ごとに、おすすめの美味しい甘口日本酒を見ていきましょう。

まずは、米と麴(こうじ)、水だけで造られている純米酒（じゅんまいしゅ）から。純米酒は米の甘味を感じる甘口の日本酒が多く見つかります。

「伊予の薄墨桜」は日本酒度がプラス3ですが酸度がマイナスなので、スッキリとした淡麗の甘口を感じるでしょう。

愛媛水口酒造仁喜多津伊予の薄墨桜はこちら

 

 

ワイングラスで飲みたい芳醇甘口の日本酒

新潟県産の米だけを使った純米酒「越後の甘口」は、日本酒度がマイナス10とかなり糖度が高い濃厚甘口の美味しい日本酒です。

酸度は1.2～1.3となっています。飲みきりサイズの300ミリリットルと、四合とほぼ同量の720ミリリットル、一升の1.8リットルの3サイズ展開なのでシーンに合わせて選んで下さいね。

ワイングラスでおいしい日本酒アワード2021のメイン部門で金賞を受賞している、おすすめの甘口日本酒です。

 

フレッシュな桃の香りがする大甘口の日本酒

桃のような香りが魅力的な美味しい甘口の日本酒「果月（かげつ）」は2021年9月に発売された新商品。

有名な酒造メーカー月桂冠がお食事と共に楽しめる日本酒として作り出しました。純米酒ですから原料は米と麴だけで香料などは無添加です。

日本酒度はマイナス30なので、かなり糖度が高いことがわかります。酸度は＋3です。

 

食前酒にもおすすめのスッキリ甘口な日本酒

ロングセラーの「富久錦 純米原酒Fu.」は、アルコール度数が8％と日本酒の中では低めです。そのうえ、糖度を示す日本酒度数はマイナス60の大甘口。

フルーティーで濃厚な甘さを感じつつも、爽やかな酸味もありスッキリした美味しい味わいです。

日本酒初心者さんだけでなく、お酒そのものがあまり強くない人にもおすすめできます。

 

おすすめの美味しい甘口日本酒【純米吟醸】

金を使った高級感のあるデザインの甘口日本酒

続いておすすめする甘口の美味しい日本酒は、純米吟醸と呼ばれる種類です。

純米酒と同じく米と麹と水を原料としていますが作り方の過程で米をよく磨き、通常よりも低い温度で長時間発酵させます。

ゴールドをあしらったラベルやボトル、箱のデザインが高級な雰囲気の「金鵄正宗」は、京都産の酒米「祝」を100％使用。

精米は55％かけ、甘口でもスッキリとした口当たりを実現しています。

金鵄正宗 純米吟醸はこちら

 

白ワインのようなハーモニーを感じる甘口日本酒

高知県で作られている「亀泉 純米吟醸生原酒」も、美味しい甘口の日本酒です。こちらの日本酒に使われている酵母は高知県工業技術センターで開発されました。

リンゴやパイナップルの香りや酸味、甘みが白ワインのような美味しいハーモニーを奏でます。

糖度を表す日本酒度はマイナス13。おすすめの飲み方は、キンキンに冷やした冷酒スタイルです。

 

華やかさを感じさせる濃厚甘口の日本酒

ピンクのボトルがおしゃれな「花柳界」は、日本酒度マイナス15の極甘口純米吟醸の美味しい日本酒です。

かつては京都の祇園、東京の赤坂や新橋に並ぶ花柳界が新潟にありました。そんな花柳界の華やかさを表す濃厚な甘味は、米由来なので後味はスッキリ。

食前酒や食後酒としてもおすすめです。また、お魚に振りかけたりお肉を漬けたりと料理酒としても使えます。

 

人気コミックでも紹介された甘口の日本酒

「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸」も、おすすめの美味しい甘口日本酒です。こちらの特徴は、なんといってもワイン酵母で仕込んでいること。

日本の家庭料理は世界でも類を見ないほど多国籍、無国籍なメニューが並びます。そんなお食事にもおすすめの日本酒がこちら。

日本酒度は－32なので、かなり甘口になります。ワイングラスでおいしい日本酒アワード2019で最高金賞を受賞した逸品です。

 

おすすめの美味しい甘口日本酒【純米大吟醸】

上品な甘味と爽やかな口当たりの甘口日本酒

続いておすすめする美味しい甘口の日本酒は、純米大吟醸酒。純米酒や純米吟醸酒と同じように米と麹、水だけを使って作られる日本酒です。

純米吟醸酒との違いは精米の歩合が50％以下になる点。

歌舞伎の隈取をラベルデザインに取り入れた「百十郎白金hakkin」は、ラグジュアリーな純米大吟醸酒として知られています。

ほのかな甘さが感じられる美味しい日本酒です。

林本店百十郎白金hakkinはこちら

 

 

雑味がなくキレのある後味が人気の甘口日本酒

山口県で作られている甘口の純米大吟醸「東洋美人」も、美味しい日本酒です。糖度を示す日本酒度はマイナス5。

甘すぎず優しい口当たりと、雑味のないキレの良い後味が特徴です。こちらは、 限定の花文字ラベルバージョン。

華やかなラベルデザインは、贈り物としてもおすすめです。同じシリーズには、いちごのようなフルーティーな飲み口のAsian beautyもあります。

 

貴腐ワインのような深みのある甘口日本酒

兵庫県産山田錦を100%使用している「十段仕込」もおすすめの美味しい純米大吟醸酒です。

一般的な日本酒の仕込みは三段ですが、こちらは十段。

米麹と酒米を少しずつくわえながら丁寧に時間をかけて仕込んでいくことで、貴腐ワインのような濃厚で凝縮された甘口の日本酒が完成します。

日本酒度はマイナス30。深みのある甘口です。

 

冷やして飲むのがおすすめの甘口にごり酒

こちらも純米大吟醸酒ですが、ご覧のように白く濁ったにごり酒です。その名も「白雪 純米大吟醸濃いにごり酒」。

ネーミング通り濃厚でトロリとした口当たりが楽しめます。糖度を示す日本酒度はマイナス35と超甘口の数値です。

そのまま飲んでもOKですが、サイダーやパイナップルジュース、フルーツビネガーなどで割ったカクテルも美味しいですよ。

 

おすすめの美味しい甘口日本酒【貴醸酒】

仕込み水の代わりに日本酒を使う甘口貴醸酒

続いておすすめする美味しい甘口の日本酒は貴醸酒と呼ばれる種類です。貴醸酒は、仕込みの際に水の代わりに日本酒を使って作られています。

広島で作られている「富久長 LEGACY０（ゼロ）」は、2020年に発売されて好評を博した貴醸酒です。

フルーティーな香りとハチミツのような甘さが人気を集めました。

2021年には、白麹と黄麹を使った「LEGACYⅠ（ワン）」と「LEGACYⅡ（ツー）」が発売になっています。

 

食事だけでなくスイーツにも合う甘口貴醸酒

「来福　MELLOW」も、おすすめの甘口貴醸酒です。とろりとした甘い口当たりと濃厚でありながらも、フレッシュな透明感のある日本酒になっています。

貴醸酒は高価なものが多いのですが、こちらはとてもリーズナブル。

スイーツとの相性も抜群です。精米の歩合や糖度を示す日本酒度は非公開になっていますが、おすすめの甘口日本酒といえるでしょう。

 

りんご酢が甘酸っぱさを醸し出す甘口貴醸酒

続いておすすめする「出羽桜 貴醸酒 SWeeeeeT」は、そのネーミングからも甘口の日本酒であることが伝わってきますね。

糖度を示す日本酒度はマイナス65ですから、超甘口です。酸度は2.5で、りんご酢が加えられています。

そのまま冷酒やロックで飲むだけでなく、炭酸水やジュースで割ったカクテルも楽しめる甘口の日本酒です。

 

オーク樽で寝かせる濃厚でリッチな甘口貴醸酒

ボトルデザインもネーミングもおしゃれな「WAKAZE ORBIA LUNA」も美味しい貴醸酒です。

濃厚な甘さだけでなく上品なフルーツの香りが楽しめるのは、山梨のワイナリーで使用されていた白ワインが入っていた樽で寝かせるため。

糖度を測る日本酒度はマイナス50です。デザートとのペアリングがおすすめですが、他にドライフルーツやサーモンとも合うでしょう。

 

おすすめの甘口日本酒を美味しく楽しもう

日本酒には甘口と辛口という分け方があります。原料となる酒米特有の甘味に加え、フルーティーな香りやはちみつのような甘さを感じる甘口の日本酒は、初心者さんにもおすすめです。

冷たく冷やしてロックで飲むほか、ジュースや炭酸で割っても美味しくなります。ここでおすすめしている甘口の日本酒は、どれも絶品です。ぜひ一度試してみませんか。

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