さつまいもご飯に合う定番の献立例
芋ご飯にはさまざまな料理が合いますが、定番の例を挙げるなら次のような献立です。
- 主食:さつまいもご飯
- 主菜:鮭と舞茸のバターポン酢ソテー
- 副菜:人参のごま炒め
- 汁物:もやしスープ
- デザート:果物
さつまいもご飯は糖質が多いため、糖質のとりすぎを防ぐために芋を使わない料理が選ばれる傾向にあります。
また、芋ご飯は甘いので、献立には程よい塩気のあっさり系料理や、酢などを使ったアクセントになる料理がぴったり。
さつまいもご飯の献立を考える際のポイント
では、実際にさつまいもご飯の献立を決める時、何を基準にレシピを選ぶとよいのでしょうか。
献立を考えやすくする4つのポイントを紹介しますので、レシピ選びの参考にしてくださいね。
和食の味付けがおすすめ
さつまいもご飯献立は、和食の味付けと相性抜群。
芋ご飯は単体で食べると物足りなさを感じやすいので、だしの旨みや醤油のコクを活かす和食料理があると飽きずに食べられるからです。
例えば、だし入りの煮物や醤油を使った炒め物などの料理がよく合います。食感を楽しみたい時は、醤油やだしで味付けする揚げ物料理もおすすめ。
秋が旬の食材とは相性抜群!
芋ご飯をベストな状態で食べたいなら、秋が旬の食材と合わせて献立にするのがおすすめ。
さつまいもの旬は秋で、同じく秋が旬の食べ物を組み合わせると、美味しさや栄養価がアップして特別感のある献立になるからです。
さつまいもの収穫は8月頃から始まりますが、数ヶ月貯蔵して水分を飛ばしてからの方が美味しいので、食べ頃は10〜1月頃。同時期に旬を迎える食材は、きのこ・人参・さんま・鮭・鯖・りんごなどです。
栄養バランスは気にしすぎないでOK
さつまいもご飯の献立を考える時は、栄養バランスのために野菜料理をたくさん追加しなくても大丈夫。
というのも、さつまいもは食物繊維やビタミン類を豊富に含む野菜だからです。
具体的には、食物繊維・ビタミンB郡・ビタミンC・カルシウム・カリウムなどを含んでいます。
ただし、彩りが物足りないので、赤や緑の野菜を使った主菜や副菜があるとよいでしょう。
食べやすくするためにサラダや汁物は欠かせない
さつまいもご飯の献立には、野菜サラダや汁物を追加して食べやすくするのがおすすめ。
というのも、さつまいもご飯は食物繊維を多く含み、単体で食べると喉につかえるような感じになるからです。シャキシャキのサラダがあると箸休めになり、汁物があれば喉を潤しながらつかえた芋ご飯を流せます。
レシピは、味噌汁やすまし汁などの和食に合うタイプがぴったり。ただ、糖質が多い芋や麩を使ったレシピは避けた方がよいでしょう。
さつまいもご飯に合う《肉のおかず》
ここからは、さつまいもご飯献立と相性ぴったりな味付けのレシピを紹介していきます。まずはお肉のおかずレシピ集。
鶏肉・豚肉・牛肉を使った和食おかずが登場しますので、お気に入りを見つけて献立にプラスしてみましょう。
さつまいもご飯の献立に旨みたっぷりだし唐揚げ
さつまいもご飯の献立の主菜には、だし醤油を効かせた唐揚げレシピがおすすめ。
だしの風味と揚げ物のサクサク感がちょうどよいアクセントになり、甘いさつまいもご飯を最後まで飽きずにいただけるからです。
旬の秋なすも一緒に揚げれば、秋の味覚を堪能できる献立になります。油はフライパンに5mmくらい入れればOKで、揚げ焼きで簡単に料理できるのも嬉しいポイントです。
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さつまいもご飯に合う!鶏肉と豆腐の塩だれ煮
さつまいもご飯の献立には、鶏肉と豆腐を使った塩味の煮物レシピも合います。
鶏ガラベースのあっさりした味付けの料理なので、ほんのり甘いさつまいもご飯の味を邪魔せず、程よい塩気で味のバランスがよくなるからです。
作り方は、鶏肉をフライパンで焼いてから少し煮て、豆腐や水菜を加えてサッと煮るだけ。時短で簡単に料理できるので、忙しい日の夕飯献立にもおすすめです。
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人気レシピ!れんこんと豚肉の甘酢炒め
豚肉とれんこんで作る甘酢炒めは、さつまいもご飯の献立と相性抜群な主菜レシピ。
甘酸っぱい味付けが、単調な味のさつまいもご飯のアクセントになるからです。酢のおかげで食欲も湧き、献立のご飯やおかずをモリモリ食べられますよ。
秋に美味しくなるれんこんも入っており、さつまいもご飯と組み合わせると秋の旬を味わえる献立になります。
寒い日にさつまいもご飯と食べたい肉豆腐
さつまいもの食べ頃は秋冬。肌寒くなってきた頃にさつまいもご飯を作るなら、献立に肉豆腐を加えてみませんか?
牛肉や豆腐、しらたき、長ねぎをグツグツと煮込むと熱々になり、体の芯まで温まるおかずになります。食卓で調理すれば鍋料理のようにも楽しめるので、寒い時期にぴったりです。
味付けは醤油・砂糖のみだから簡単。シンプルですが、お肉の旨みや長ねぎの風味で満足度が高まる献立おかずです。
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さつまいもご飯に合う《魚のおかず》
さつまいもご飯と合わせやすいのが、魚のおかず。食材そのものに旨みがあり、和食おかずを作りやすいからです。
数ある魚料理の中でも、特にさつまいもご飯と相性ぴったりな簡単主菜を選んだので、献立に取り入れてみてくださいね。
香ばしさが美味しい鯖のごま衣揚げ
秋が旬のさつまいもご飯の献立に旬の魚料理を合わせるなら、鯖のごま衣揚げがおすすめ。
鯖は10月から旬を迎える魚で、香ばしいごまを効かせた揚げ物にすると風味の変化を楽しめるからです。白ごまと黒ごまを使った見た目は、食欲をそそりますね。お酒とも相性がよく、夕飯献立にぴったり。
少量の油を使って揚げ焼きにするので、後片付けも簡単です。
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人気の魚レシピ!揚げさんまの香味だれ
さんまも、さつまいもと同じく秋が旬の魚。さつまいもご飯の献立にさんまのおかずを合わせるなら、揚げ焼きにして香味だれをかける主菜レシピがおすすめ。
サクサクの食感と薬味の効いた甘辛い味付けがホクホク甘いさつまいもご飯と合い、バランスのよい秋の献立ができあがります。
冷蔵庫で約3日保存できるので、作り置きしておけば献立の用意が簡単です。
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秋の味覚たっぷりな献立!鮭としめじのみぞれ煮
秋らしいさつまいもご飯の献立にしたいなら、鮭としめじを使ったみぞれ煮レシピがぴったり。
鮭は9〜11月に旬を迎え、きのこ類も同時期の9〜10月頃が旬なので、秋の味覚が詰まった献立になるからです。さつまいもご飯と味の相性もよく、白だしを使った優しい味付けがさつまいもの甘さを引き立ててくれます。
料理のコツは、先に鮭の表面を焼いてから煮ること。風味がよくなり、簡単にふっくらと仕上がります。
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さつまいもご飯のお弁当に合う鮭の西京焼き
秋鮭を使ってさつまいもご飯のお弁当に入れるおかずを作るなら、西京焼きレシピがおすすめ。
白味噌や醤油などで味付けされた鮭は甘いさつまいもご飯と相性がよく、水分が少なくてお弁当に入れやすいからです。
作り方は、ポリ袋に入れて漬け込んだ鮭をオーブンで焼くだけ。前日に仕込めば、翌日のお弁当の献立の準備が簡単です。冷凍保存もできて便利ですよ。
さつまいもご飯に合う《副菜》
さつまいもご飯の献立に欲しいのが、箸休めとなる付け合わせ。食感や味のアクセントになる副菜があると、甘いさつまいもご飯を最後まで美味しく食べられます。
簡単で味の相性もよい付け合わせレシピを集めたので、気軽に試してくださいね。
秋を味わうれんこんときのこのおかかマヨ炒め
さつまいもご飯の献立に、秋の食材を使った食感のよい付け合わせを添えるなら、れんこんときのこで作るマヨ炒めレシピはいかが?
さつまいもと同じく秋が旬の食材を使い、れんこんのシャキシャキ感やきのこの歯ごたえを楽しめます。さつまいもご飯献立の箸休めになる付け合わせです。
味付けのベースはコクのあるマヨネーズで、旨みのあるおかかと相性抜群。すだちを絞ればお酒にも合います。
ほっとする献立!おろしあんかけ豆腐
優しい味の和食献立にしたいなら、さつまいもご飯におろしあんかけ豆腐を組み合わせてみましょう。
豆腐のなめらかな食感ととろっとしたあんかけはとても上品で、さつまいもご飯の味を邪魔しません。肌寒い秋に食べるとほっとする付け合わせです。
片栗粉を使わず、なめことおくらでとろみをつけるのでヘルシーになります。さつまいもご飯の糖質が気になる方にもぴったり。
あともう一品に簡単なすの揚げびたし
さつまいもご飯献立に秋なすを使った絶品の付け合わせを添えるなら、定番の揚げびたしがおすすめ。
旬の秋なすを揚げ焼きにして和風だしに漬け込むと、なすにだしがしみてジューシーな食感になります。さつまいもご飯を食べて、水分が持っていかれた時の箸休めにぴったりですね。
15分で作れる簡単副菜ですが、作り置きすればさらに献立の準備が楽です。温め直しても冷たいままでもどちらでも美味しいですよ。
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さつまいもご飯に合う《サラダ》
シャキシャキのサラダがあると、さつまいもご飯や献立のおかずが食べやすくなります。
さつまいもご飯と合う味付けの簡単サラダレシピを集めたので、献立にもう一品加えてみましょう。
人気レシピ!きのこのバター醤油風味の秋サラダ
さつまいもご飯の献立に秋らしいサラダを追加するなら、きのこを使った秋サラダがおすすめ。
旬のきのこを炒めると風味がよくなり、葉物野菜にのせるだけで絶品のサラダになるからです。
ベーコンものせると洋風サラダに見えますが、バター×醤油の和洋折衷な味付けなので和食献立に合います。
さつまいもご飯献立のおかずが物足りない時、ちょい足しに便利です。
彩りの綺麗なひじきと豆腐の梅おかかサラダ
さつまいもご飯の献立が全体的に茶色っぽくなったら、ひじきと豆腐の梅おかかサラダで彩りを添えましょう。
赤いトマトと緑色のレタス、白い豆腐で献立の色味が華やかになり、各食材が持つ食感の違いも楽しめます。梅やおかかの入ったポン酢ベースの和風味付けなので、和食のさつまいもご飯献立と相性抜群です。
15分の簡単レシピですので、帰宅してからすぐに作れますよ。
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あっさり副菜レシピ!やみつき白菜
さつまいもご飯の献立にもう一品欲しくなったら、白菜を生でいただくサラダ感覚の料理はいかが?
ザク切り白菜をごま油・鶏ガラスープ・醤油などの調味料で和えるだけなので、簡単にさっと料理できます。あっさりした味付けで食べやすく、さつまいもご飯の味を損ねません。
パンチが欲しい方は、お好みで黒こしょうをかけて仕上げましょう。
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さつまいもご飯に合う《汁物・スープ》
さつまいもご飯の献立に欠かせないのが汁物。さつまいもご飯と相性のよいあっさり系の汁物を献立に加え、他のおかずを食べやすくしましょう。
4つの異なるタイプの汁物を紹介するので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
旬をたっぷりと使ったヘルシーなきのこ汁
さつまいもご飯の献立に旬の食材を使ったシンプルな汁物を合わせるなら、きのこ汁レシピがおすすめ。
しいたけ・しめじ・なめこ・えのきといった4種類のきのこを使い、風味のよい汁物に仕上げます。味付けのベースはあっさりしただし汁なので、さつまいもご飯や揚げ物と合わせるとバランスがとれますよ。
きのこたっぷりでヘルシーな汁物ですが、少量の油揚げを入れることで旨みとコクが出ます。
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旬の旨みがたっぷり入ったあさりの味噌汁
さつまいもご飯の献立には、味噌汁もぴったり。旬の汁物で秋らしい献立にしたいなら、9〜10月に旬を迎えるあさりの味噌汁はいかがでしょう。
旬のあさりを使うと旨みが増し、さつまいもご飯を引き立てます。昆布で味に深みが出て、和食献立と相性抜群な一杯です。
砂抜きする時間が必要ですが、砂抜き中は基本的には放置すればOK。具はあさり・ねぎ・三つ葉、調味料は3つだけなので材料の調達が簡単です。
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たっぷりきのことカボチャのけんちん汁
さつまいもご飯はお腹が膨れる主食ですが、具が1種類なので味に飽きることがあります。いろんな食材を一度に味わいたいなら、けんちん汁がおすすめ。
きのこやかぼちゃ、大根、人参といった秋冬が旬の食材をたっぷりと使うため、献立のおかずの種類が少なくても満足できます。
きのこはお好みの種類をたっぷりと入れ、風味豊かに仕上げましょう。食材を炒めて煮込むだけの簡単レシピなので、献立のおかずと同時進行で作れます。
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ふわふわ鶏団子とブロッコリーの和風スープ
さつまいもご飯の献立のおかずが少ない時は、鶏団子とブロッコリーの和風スープがおすすめ。
ふわふわの大きな鶏団子が入って汁物だけでも満足感があり、タンパク質もしっかりと摂取できるからです。醤油ベースの和風味付けなので、さつまいもご飯の和食献立と相性バッチリ。
作り方は簡単で、鶏団子のたねを作り、水や調味料を入れた鍋を煮立てたら、たねを落として鶏団子にし、ブロッコリーを入れて煮るだけ。
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さつまいもご飯に合う《デザート》
最後にさつまいもご飯の献立に合わせるデザートを紹介していきます。糖質が多いさつまいもご飯と相性がよいのは、あっさりとしたデザート。今回はヘルシーで簡単なデザートレシピを集めたので、ぜひ試してくださいね。
砂糖を使わないお豆腐甘酒アイス
糖質の多いさつまいもご飯を食べた後、罪悪感なしで食べられるのが豆腐甘酒アイス。
絹ごし豆腐・甘酒・レモン果汁・塩のみを使い、砂糖がなくても豆腐のなめらかさと甘酒の優しい甘さで十分美味しくなるからです。
作り方は、豆腐をレンジで水切りし、ミキサーで材料をかくはんして冷凍庫で凍らせ、時々混ぜるだけ。手順が簡単なので気軽に作れます。おやつや夜食など、さつまいもご飯献立以外にもぜひ。
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食後にぴったりの香り高いお茶ゼリー
甘いさつまいもご飯や揚げ物のおかずを食べた後、口の中をリセットしたいならお茶ゼリーがぴったり。
甘さ控えめですっきりした味付けのゼリーなので、口の中がさっぱりします。見た目も爽やかで、献立の食後のデザートにふさわしいレシピですね。
お茶は烏龍茶やジャスミン茶などお好みのものを使えます。ポイントは、お茶を濃いめに入れること。香り高く上品なデザートに仕上がりますよ。
詳しいレシピはこちら
ヘルシーで満足度が高い豆乳プリン
濃厚な味わいのデザートが好きな方には、豆乳ホイップを使った豆乳プリンレシピがおすすめ。
豆乳ホイップでコクが増し、生クリームや牛乳を使わなくても大満足のデザートになります。
糖質の多いさつまいもご飯献立を食べた後も、安心していただけるヘルシーなレシピです。
作り方は簡単で、材料を鍋で煮て容器に移し、冷蔵庫で冷やし固めるだけ。メープルシロップをかけていただきましょう。
詳しいレシピはこちら
食べやすいさつまいもご飯献立にしよう
さつまいもご飯の献立を決める時は、組み合わせた時食べやすいかどうかを考えるとレシピを選びやすくなります。
というのも、さつまいもご飯は甘くて糖質が多く、単体で食べると喉につかえるような感じになるからです。程よく塩気のあるレシピや糖質控えめのレシピ、汁物レシピなどを組み合わせて食べやすくしましょう。
まずは紹介レシピをいくつか試し、さまざまな組み合わせの献立を作ってみてくださいね。
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