子供部屋収納アイデア特集!
子供部屋は散らかるもの、そんなふうに思われていますよね。でも積極的にお片付けしたいと思えるお部屋なら、そんなに散らかりっぱなしにはなりません。
忙しいお母さんがいつも手をかけなくてもいいような環境を整えてあげたいですよね。そんな散らかりにくい子ども部屋作りのポイントをご提案したいと思います。
子供部屋収納《ポイント》
①片付けるのが楽しくなるように
子供は、かわいくてワクワクする空間が大好きです。大人から見れば「お片付け」、でも子どもにとっては「遊び」と感じられる行動なら、物を元あった場所に戻すことが楽しくなるかもしれません。そんな子ども部屋作りの例を見てみましょう☆
ぬいぐるみ
こちらは、まるでぬいぐるみの「おうち」のようなキッズテント。
こんな「おうち」があれば、「片付ける」のではなく、遊んだあと自然に「ぬいぐるみをおうちで眠らせよう」と感じるのではないでしょうか。
大切な相棒ですから、「お片付け」だなんて、お昼寝にいっしょに連れて行くときなら思いませんよね☆
家型のオープンラック
こちらはおもちゃの「おうち」のようなIKEAの家型オープンラックです。
箱に放りこむと「物のお片付け」になってしまいますが、「お人形たちは、ここに住んでいるのだ」と思うような場所があれば、遊んだあと自然におうちに戻してあげようと思うのではないでしょうか。
1つの仕切りにひとつのおもちゃ
おもちゃは物ではなく子供の生きている分身と考えてあげて、アパートの部屋のように、ひとつの仕切りにひとつずつ収納してあげるのもアイデアです。
すると、子供もおもちゃを大事に思えて、「お片付け」とは考えないで、自然に「元あった場所に戻そう」と体が動くのではないでしょうか。
オママゴト棚に工夫を
オママゴトの野菜やお菓子は、「お店屋さん状態」になっているのが子どもにとっては快感です。
このように本物のお店やキッチンを模した棚にしてあげると、バラバラになった道具をもとの場所に戻すときも、お片付けではなく、「お店屋さん状態にちゃんと戻したい」という本人の願いとして、自発的に動きやすくなるのです。
おままごとキッチンの近くにある棚
オママゴト棚が、おままごとキッチンのすぐそばにあることも、お片付けしやすくする方法です。
お皿を洗って棚へしまう、野菜をストック棚に収納するという「遊び」が、そのまま「お片付け」になるからです。
秘密基地
秘密基地風のスペースがあると、中の物があまり外にちらかりません。
このような屋根裏スペースや、DIYのキッズハウスなど、「家の中の自分の家」には、お片付けも「遊び」に変えてしまう魔法があるのです。
外に持って出たおもちゃも、「基地にもどしておかなくちゃ」という気持ちになります。
こちらはリビングのはしに作られた「お子さんのおうち」風のキッズスペースです。
壁に囲まれていなくても、こんな感じなら充分「秘密基地」の気分を味わえますね☆
リビングに出張したぬいぐるみたちも、家の人たちが帰ってくるころには、「この子たちを、お部屋に帰さなくちゃ」と、お子さん自身が思うはず♡
②高さを抑えて子供目線になるように
おもちゃ箱は自分で取り出しできる高さに
取り出したり片付けたりを楽しく感じるには、「世界」を、子供の目の高さで作ってあげる必要があります。
大人でなければ取れない、しまえない高さにあると、はじめから子供の主体意欲を奪ってしまいます。
本棚は低い高さに
本棚も手にとれる低い高さにおさえると、子どもがそこで「自分の世界」を作ることができますね。
IKEAのトロファスト
おもちゃ収納棚として有名なIKEAの「トロファスト」です。
トロファストは、サイズやBOXの形もさまざまにカスタマイズでき、カラーも選べるので、見た目も楽しく、また片付けやすいというのがうれしい特徴のおもちゃ収納棚なんです。
子ども目線に合わせて高さを抑えてあるため、「子供自身がお片付けしやすい」というのが、トロファストにそなわった最大のメリットです。
こんな小さいお子さんでも自分で出し入れができるんです♪
③子供の成長と共に柔軟に変化できるように
木箱
子供は成長するので、収納はそれに合わせて柔軟に変えられる物にしておきたいですね。
木箱収納は、安価なこと、積み重ねが簡単なこと、1個単位で増やしていけること、などが大きなメリットです。
オープンなので出し入れもしやすく、必要がなくなればまた1個ずつ減らしていくことができます。
スタッキングタイプのオープン本棚
通販などの、上に増やしていけるタイプの本棚なら、低い高さのディプレイ本棚からはじめて、背が大きくなるつれ、背表紙を見せて収納する本棚を上置きしていくことができます。
小さいときから好きだった本を片付けてしまうことなく、いつでも目にしながら成長していけるというのはお子さんにとってもうれしいですね。
無印のパイン材ユニットシェルフで
フレキシブル収納として名高い無印のパイン材ユニットシェルフです。
小さいときなら低い棚だけにして、成長につれて側面のはしご状の部分だけ背の高いものに変え、棚板はそのまま使うということができます。横に連結して増やしていくこともできるのです。
やさしいパイン材のナチュラル感に統一されて見た目にも美しいですし、小さい時から馴染んだ収納家具に付け足しながら使い続けられれば、コスト的にもお得で成長していくお子さんにとっても安心して使いやすいと思います。
子供部屋収納《アイテム毎の収納実例》
おもちゃ収納のアイデア実例
おもちゃ収納兼秘密基地の押し入れ
おもちゃ収納のアイデア実例をいくつかご紹介していきます。
こちらは押し入れを改装したおもちゃ収納&秘密基地。遊ぶところと物をしまうところが同じなので、お片付けという感覚を持たずに、おもちゃを取りだしたりしまったりできますね。
学校の靴箱みたいなおもちゃ棚
こちらは古い校舎の靴箱そっくりのDIYによるおもちゃ棚です。
アニメに出てくるような雰囲気で、お子さんが使うときもきっと楽しく、大人が見てもうっとりしてしまいますね。
オープン棚ではありませんが、高さも抑えられ、開け閉めもパタパタ窓式で簡単なので、出し入れがしやすいですね。
細かい物をスッキリかわいく見せるには布ポケットで
細かい遊び道具も、箱にひとまとめにせず、壁かけの布ポケットにひとつひとつ入れてあげると、遊び終わってもいつも「遊び仲間」をそばに感じられますし、場所もとりません。
おもちゃ・本類収納のアイデア実例
ソファの陰の読書ヌック
こちらはリビングのソファの陰にあるキッズスペースです。
ラグにねころんで本を開けば、もう自分の世界にひたれる素敵な読書ヌックです。
「ちょっと眺めては戻す」ということもしやすいので散乱も防ぎやすくなります。
秘密基地風のヌック
秘密基地風に囲まれた読書ヌックです。リビングや子供部屋の奥なら、そんなに大きなスペースにはならないと思いますが、狭いほうが散らかっても本だけなので片付けやすいですね。
お子さんにとって至福のひとときがもてそうなスペースです。
ナチュラル収納でそろえればワクワク気分で出し入れできる
おもちゃ棚や本棚を、リビング床と同じ色合いのナチュラルでそろえると、1角にキッズスペースがあっても、大人も色をうるさく感じません。
子供も出したりしまったりにワクワクできる場所になります。こんな「森の中のお店やさん」みたいな場所ならお片付けもしやすいですね。
衣類収納のアイデア実例
女の子の衣類収納
女の子の部屋なら、可愛く服をかけてあげたいですね。
ナチュラルなハンガーラックのそばに小物などを飾ってあげるのがコツ☆
「脱いだ服はハンガーにかけなくちゃ」というお片付け感でなく、女の子らしい楽しい気分でいそいそとしまえます。
幼稚園に行くようになったら、自分だけの簡易クローゼットを作ってあげるのもいいですね。
「ココならひとりで身支度できる」という自信を持たせてあげるのがコツです。
大人っぽい気分で、積極的に身支度したくなる雰囲気作りをしてあげたいですね♡
男の子の部屋
男の子の部屋なら、クールにカッコよく服をかけてあげたいですね。
お店にあるようなハンガー収納にすると、自分から「今日どれにしようか」と選んだり、脱いだ服も大事にしまうようになるのではないでしょうか。
こちらも男の子部屋の、ショップ風の見せる服収納です。
キャノピーを吊るすと、わずらわしくない楽しい場所、とお子さんが思える雰囲気が演出できますよ。
子供部屋収納《100均&プチプラアイテム》
セリアの「フタ付きプラBOX」とは
セリアの「フタ付きプラBOX」収納のご紹介です。机の棚の上に4つずつ積んであるのがセリアのBOXです。フタ付きなのでおもちゃ収納にお手頃なんです。
ニトリで、IKEAのトロファスト風おもちゃ棚ができます☆
プチプラでIKEAのトロファスト風に!
こちらはニトリの「カラボ」+「カラボにぴったり 収納ボックス」+「カラボにぴったり収納ボックス専用 引出しレール」でできる、IKEAのトロファスト風おもちゃボックスです。
IKEAのトロファストよりも比較的プチプラで収納できるのがメリット。
無印良品の「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」
布製BOXなら、無印の折りたためる「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス」がおすすめです。
無印のソフトボックスは左が娘専用、右が息子専用で、各々の分類のない細かいおもちゃなどざっくり投げ込み収納です。
こちらのお宅ではお子さんに1つずつ、ポイポイと投げ込むおもちゃ用に使われています。
気楽にフレキシブルな使い方ができ、お値段的にも安心なボックスです。
IKEAのままごとキッチンは収納にも便利!
IKEAのおままごとキッチンは、遊んだあとのおもちゃをそのまましまっておけるので、収納としても優秀なアイテムです。
観音開きのシンク下は、こんな風に仕切りのある棚になっているので、キッチン道具や食材を分けて収納しておけますよ。
こちらのお宅では、ままごとキッチンのシンク下を使って、ままごと道具の他に絵本を収納しています。
本来はキッチンの上部に取り付けるオーブンですが、こんな風に並べて使うことも可能。
空いたスペースには、白樺のバスケットを並べておもちゃ収納として使っています。
ナチュラルな雰囲気がお部屋のインテリアのマッチしていますね。
子供部屋収納《カラーボックスでおもちゃ収納》
サイズが豊富で、棚板の位置も自由に変えることができるカラーボックス。
プチプラで必要に応じて買い足すことが容易なので、おもちゃ収納にぴったりです。
100均などでも購入できるプラスチック製の収納ボックスを使えば、細々としたおもちゃもすっきり。
西海岸風インテリアの子供部屋には、ホワイトカラーのカラーボックスで爽やかに!
インナーには、ホワイトとブルーのスクエアボックスを交互に並べて、インテリア性のある収納を叶えています。
蓋つきのスクエアボックスは、カラフルなおもちゃを入れも蓋をしてしまえば中身が見えないので、お部屋の雰囲気を壊しません。
こちらのお宅では、カラーボックスにインボックスを入れておもちゃ収納にしています。
深さのあるインボックスは、おもちゃをポンポン放り込んで、カラーボックスに入れるだけで収納ができるので、小さい子供でもお片付け上手になれます。
カラーボックスの中には、蓋を付けたり専用の引き出しを付けたりすることができるものも。
これならおもちゃをしまっても中身が見えないので、お部屋がすっきりとしますね。
子供部屋収納《プロのブログをチェック!》
いつでもHOME(まどなお)
建売住宅で2人の娘さんを育てるまどなおさんのブログ。
リビング横の和室を子供部屋にして、無印良品の家具や100均アイテムなどでおもちゃをスッキリと使いやすく収納しています。
収納のほかにも、和室を彩るガーリーなウォールデコレーションも参考になりますよ。
http://itsudemo-home.blog.jp/
整理収納レシピ(梶ヶ谷陽子)
お昼のテレビや主婦向け雑誌でもお馴染みの整理収納アドバイザー、梶ヶ谷陽子さんのブログ。
子供が居ても物をすっきりと収納できるアイデアのほかにも、子供自身を収納上手にするためのアドバイスや工夫など、ためになる記事がいっぱいです。
また、家族を守るというコンセプトから選んだこだわりの収納アイテムも必見です。
https://ameblo.jp/yoko-bys/
ワーキングマザー的整理収納&北欧インテリア(七尾亜紀子)
単身赴任のご主人を持ち、自らも仕事をしながら2人の息子さんを育てる収納アドバイザー七尾亜紀子さんのブログ。
忙しいワーキングマザーでもできる収納アイデアや、幼児から小学生へと変わる子供のための子供部屋の作り方など、子育てママの知りたい情報が盛りだくさんです。
https://ameblo.jp/lifewithboys/
子供部屋収納アイデアまとめ
ちらからない子供部屋作りのポイントはいかがでしたか?子どもが「片付ける」という意識をもたず、自発的に遊びのようにお片付けができてしまう、そんなポイントをご提案してみました。
自発的な片付けを習慣づけるまでには、ある程度の年月が必要です。ぜひお母さんもお子さんも楽になるために、できるだけ部屋がちらからないお部屋作りを一緒に探しながら、少しずつ自分でできるお片付けのやり方を身につけていってもらってください☆
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