あなたに合った「理想の暮らし方」って?6つの基準を見ながら考えよう
令和のこの時代、住む部屋はもはや賃貸一択にとどまりません。シェアハウスや二拠点暮らし、マンスリーマンション、ホテル……。様々な選択肢がある中で、あなたが本当に理想とする住まい方や暮らし方を、一緒に考えてみませんか。
text : ASAKO SAKURAI
もう、選択肢は「賃貸」だけじゃない
暮らす部屋を考えるとき、当たり前のように賃貸での生活を選んできたけれど、現在その選択肢は様々なものがあります。
第三者とワイワイ暮らす「シェアハウス」、趣味を満喫するためや職場を二つの場所に持つ「二拠点居住」、全国を巡りながら暮らしを楽しむ「多拠点居住」、そして家事や掃除を極限まで減らせる「ホテル暮らし」……。
もしかしたら今の暮らし方が最適ではないのかもしれないけれど、どんな判断基準を持てばいいのだろう?様々な暮らし方を提案しているグッドルームでは、以下のような項目が基準として挙げられるのではないかと考えます。
1、インテリアにこだわりたいか
2、テレワーク、在宅ワークができる仕事か
3、家事(洗濯・掃除・ゴミ出し)はしたいか、したくないか
4、最低限の自炊はしたいか
5、友達をよく招く生活がしたいか
6、気に入った場所に長く住み続けたいか、転々としたいか
この項目に照らし合わせながら、さっそくどんな住まい方が向いているのかを見てみましょう。
【賃貸】こだわりのインテリアに囲まれる暮らし。長く同じ場所にいられるタイプの方におすすめ
1 インテリアにこだわれる
2 在宅ワークの可否(どちらでも可)
3 家事、全て自分でしなければいけない
4 自炊できる
5 友達を呼べる
6 長く住み続けられる
「賃貸」のメリット
賃貸生活の一番のメリットは、インテリアにこだわることができる、ということ。これまでにもgoodroomではたくさんの方々のお部屋にお邪魔して、こだわりのインテリアについてお話を伺ってきました。
またお友達を気兼ねなく部屋に呼びたい、という方も賃貸での生活はとても合っていますね。(画像のお部屋はこちら)
連載「私らしく暮らす。賃貸インテリア」を見てみる
「賃貸」のデメリット
デメリットは契約から日々の家事や自炊まで、すべて自分で行わなければいけない、ということ。また引っ越すたびに初期費用が家賃の半年分かかったり、2年ごとに更新費用がかかったり。
そのため何か近隣トラブルがあった際にも、賃貸では簡単に引越しがしづらいというのもネックになります。(参考記事:意外と忘れがち!敷金・礼金以外に必要な引越しの初期費用について教えてください)
逆に言えば一つの場所に住み続けることが苦にならない方にとっては、引越し費用を抑えることができ、自分の城を作れる賃貸が最適な暮らし方かもしれません。
敷金・礼金ゼロの物件一覧はこちら
【シェアハウス】初期費用を抑えて、家事をシェアできる。人の気配が気にならない方におすすめ
1 インテリアにこだわれない
2 在宅ワークの可否(どちらでも可)
3 家事はシェアできる
4 自炊できる(場所の利用ルールによる)
5 友達を呼べる(場所の利用ルールによる)
6 長く住み続けられる(場所の利用ルールによる)
「シェアハウス」のメリット
シェアハウスの最大の特徴は、不特定多数の方と一緒に暮らすこと。一人暮らしよりも誰かが常に周りにいる感覚があるので、安心感があります。
場所によってはコンセプトや、入居者のイメージをしっかり固めているところもあります。そのため自分と近いタイプの人と出会うことができ、自然と交友関係を広げることができます。(画像の物件はこちら)
またキッチンやバストイレなどは共有で利用するのが一般的。掃除や料理が当番制だったりすることもあるので、家事のシェアも可能です。
大型の家具を所有するとその分動きづらくなるので、持ち物を抑えてフレキシブルに暮らしたい方にはおすすめです。(画像の物件はこちら)
「シェアハウス」のデメリット
多くの方が一同に介するので、感染対策や騒音問題を過度に気にしたり、人の気配を感じて暮らすのが苦手な方には不向きかもしれません。入居前に自分と合う雰囲気の人や場所かをチェックすることも大切です。(画像の物件はこちら)
一方で入居してから「失敗したな……」と思っても、退去がしやすいのもシェアハウスの特徴です(契約内容は要確認です)。
初めて一人暮らしをする方や、別の都道府県から引越しをしてきてはやく知人を作りたい方、共同生活が苦にならない方などにおすすめです。
関東圏のシェアハウス一覧はこちら
【多拠点居住(ホテル暮らし)】在宅ワークを武器に、たくさんの土地の良さを知られる、新しい暮らし方
1 インテリアにこだわれない
2 在宅ワークができることができたほうが良い
3 家事は減らせる(場所のルールによる)
4 自炊できる場所と、そうでない場所がある
5 友達は呼べない
6 長く住まなくても良い
「多拠点居住(ホテル暮らし)」のメリット
最近では地方の物件を多拠点居住用に展開したり、ホテルで長期滞在することができたり。そんな風に一つの場所にこだわらずに様々な場所に移動しながら暮らすことのできるサービスが充実してきています。
ホテル暮らしの場合は、家事の量を最低限まで減らすことができます。(画像の部屋はこちら)
春には桜の綺麗な場所へ、夏は沖縄の海を見に、秋は紅葉を見に京都へ、冬は雪を体験しに北海道へ……。同一都道府県内でも、複数の街を体験できるので、新しい発見の連続があるはず。
初期費用も賃貸ほどかからないので、気軽に転々とできることもメリット。実家に荷物を置いて、必要最低限の荷物だけを持って職場から徒歩圏内の場所に住む、なんていう方もいらっしゃいます。
「多拠点居住(ホテル暮らし)」のデメリット
基本的には所有するモノを減らして、現地に備え付けのものを利用することがほとんど。もしあなたが現在賃貸暮らしをしているのなら、一度荷物を処分したり、どこかに預ける必要があります。
お気に入りのインテリアを購入することも、あまりできなくなるでしょう。その分、素敵なインテリアのお部屋を選ぶ楽しみも!(画像の部屋はこちら)
ホテル暮らしなどの転々とする生活に憧れがある場合に「今持っている荷物って一体どうしたらいいの!?」と考える人も多いかも。
そんなときは一時荷物の預かりサービスなど使って、期間を決めて体験してみてもいいかもしれません。
(参考記事:荷物の保管や洗濯、郵便など……ホテル暮らしをするなら知っておきたい便利なサービスまとめ)
また部屋の中にキッチンがついていない場合がほとんど。自炊がしたい方はシェアキッチンがついた施設を選んだり、マンスリー物件を渡り歩くなどの方法もあります。(画像の部屋はこちら)
キッチンやランドリー付きのホテル一覧はこちら
goodroomスタッフ内にも多拠点居住経験者がいますが、所有していたモノを処分することに初めはとても抵抗があったのだそう。けれど手放したことで、新たな価値観に気づくことがあり、ずいぶん気持ちがラクになったといいます。(連載「これからの賃貸暮らし」では、ホテル暮らしや二拠点居住をする方の事例をご紹介しています!)
goodroomホテルパスの詳細はこちら
新しい暮らし方にチャレンジすることは不安もあるけれど、もしもずっと憧れの暮らしがあるのなら。自分のライフスタイルに照らし合わせて、無理のない範囲から始めてみるのもいいかもしれません。
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