吊るす収納でおしゃれにお部屋の収納力アップ
おしゃれな空間づくりをするためのポイントは「吊るす収納」です。吊るす収納は、天井や壁、棚などの「空間を生かす収納方法」です。
ウォールフックや突っ張り棒などを上手に使い、デッドスペースになりがちな空間を生かします。
上手に吊るせれば収納力アップや、お部屋のおしゃれ化にもつながります。こちらでは、「吊るす収納」に使えるグッズやDIY術を紹介しますので参考にしてみてくださいね!
何を吊るすの?吊るす収納のアイデア3選
①お知らせの紙の収納アイデア
町内会のお知らせや、カードの支払い請求書、学校のお知らせなど、生活しているとお知らせの紙が多くなりますよね。
絶対に忘れたくないお知らせは、壁や家具の扉の裏などに、ホワイトボードを吊るして収納しましょう。
毎月の請求書や、学年だよりなど、定期的にもらうお知らせは、マグネット付きの目玉クリップでまとめるとすっきりします。
②キッチン小物の収納アイデア
おたまやフライ返し、調理器具など、キッチンには数多くの小物があります。
吊るす収納を使えば、使いやすさをキープしながらおしゃれに収納することができるのでおすすめです。
キッチンの収納は、「どこになにがあるか」がパッと見てわかること、手に取りやすい位置にあることを重視して行いましょう。
壁に取り付けるバーや、換気扇にひっかけてぶら下げられるフック、S字フックなどを使ってDIYしてください。
③お出かけ小物の収納アイデア
玄関スペースにはお出かけ小物を「吊るす収納」に収納しましょう。帽子や傘、ストール、コートなど、吊るせるものは吊るしてしまいます。
そのほかにも、サングラスや犬のお散歩グッズ、子供のお砂場セット、自転車の鍵なども吊るしておくと便利です。
人が通る玄関は、なるべく床にものを置かないようにするとおしゃれで使いやすくなります。
【天井】吊るす収納に使える小物やアイデア
①ワイヤーメッシュ×チェーン
ワイヤーメッシュを天井から吊るし、「吊るす収納」にするアイデアです。
天井にフックを取り付けて、そこからワイヤーメッシュにチェーンをDIYで取り付けます。
平置きできるので、ドライフラワーや造花、ぬいぐるみなどいろいろなものが置けます。
チェーンで揺れて不安定なので、「一度飾ったら掃除の時以外に触らない」ものを置くのに向いています。
収納力をあげるものではなく、おしゃれな空間を作り出す収納です。
②天井の梁×万力(クランプ)
天井の梁がむき出しになっているタイプの部屋には、梁に万力(クランプ)を付けて収納力を上げることができます。
DIYで使うこともある万力は、挟んだものをがっちり固定してくれる、パワーのある工具です。
固定した万力にワイヤーやひも、S字フックなどをひっかけると物を吊るせます。
万力は挟み込んだ圧力で固定する工具なので、穴をあけることなく利用できます。賃貸住宅でも使えるアイデアです。ぜひお試しください。
③天井用フック
持ち家などで、天井にネジが留められるなら「天井用フック」がおすすめです。DIYでネジで数か所固定し、そこから吊るしたいものを吊るします。
植物を吊るす「ハンギングプランツ」やモビールを飾りたい人におすすめです。
地震で揺れたときなど、物が落下した時に壊れないもの、当たっても痛くないものを収納するとよいでしょう。
プラスチックやカゴ軽いものを吊るすことをおすすめします。
【壁】吊るす収納に使える小物やアイデア
①ウォールフック
壁に吊るす収納を作りたいときにおすすめしたいのが「ウォールフック」です。木の板にあらかじめフックがついています。
ウォールフックを吊るす収納として使うメリットは、ライフスタイルに合わせて手の届く位置に設置できることです。
設置の高さを調節すれば、小さなお子様の通園グッズから、大人の男性のスーツまで、ちょうどいい高さで取り出すことができます。
毎日使うものをサッと取れるところに取り付けましょう。
②ウォールポケット
壁の吊るす収納で手に入れやすいのが「ウォールポケット」です。布製のものや、ワイヤーでできたものなど種類も様々です。
100均で買うこともできます。設置方法は壁にフックや画びょうなどで留めるだけと簡単です。
ダイレクトメールや携帯の充電コードなど、軽いものを収納するとよいでしょう。
また、透明なビニールでできたウォールポケットに、お気に入りのヘアアクセサリーや缶バッチを飾るとおしゃれです。
③有孔ボード
簡単なDIYで壁に有孔ボードを設置すると、吊るす収納を作ることができます。しっかり有孔ボードを壁に固定していれば、多少重たいものもひっかけることができます。
有孔ボードの穴には、ワイヤーラックに使えるフックなども使うことができるので、収納したいものに合わせてちょうどいいフックを選ぶとよいでしょう。
色も、白だけではなく、黒やペイントされたものも売っています。インテリアに合わせて選びましょう。
【棚】吊るす収納に使える小物やアイデア
①突っ張り棒×S字フック
棚や押し入れの中などに突っ張り棒を仕込む、吊るす収納方法です。
突っ張り棒にS字フックをひっかければ、バッグや帽子を収納することができます。
収納のサイズに合った突っ張り棒があれば、洗面台の小さな収納や、カラーボックスの中にも吊るす収納を作ることができます。
家の中の棚の空間が余っている場合は、突っ張り棒を使って収納力をアップさせましょう。
②突っ張り棒×布製収納ラック
吊るす収納には、クローゼットの棒に吊るせる「布製の収納ラック」があります。
バッグ用のものや、Tシャツなどを置いて置ける広さのものなど、用途に合わせて大きさを選びましょう。
クローゼットのように棒が設置されてない場所でも、突っ張り棒があれば設置できることが特徴です。
重たいものを吊るしたい場合は、太めの突っ張り棒を選ぶとよいでしょう。
お風呂場のタオル収納や、行き場のない鞄の収納におすすめのグッズです。
③挟んで使うワイヤーバスケット
食器棚や吊戸棚に、ワイヤーバスケットを挟んで使う「吊るす収納」です。
吊戸棚下のデッドスペースや、食器棚の前のスペースなどを活用できます。
よく使う調味料やふきんなど、キッチンでよく使うグッズを収納しておくと便利です。
また、お風呂場や洗面台、ワークスペースにも便利です。
ワイヤーバスケットは、100均のワイヤーラックのコーナーでも購入することができるので、気軽に試せることが特徴です。
【玄関】吊るす収納に使える小物やアイデア
①ドアフック
ドアにフックをかける収納です。玄関とリビングの間の内扉やクローゼットなどのドアに使えます。
使い方は簡単で、フックをドアにひっかけるだけです。よく使うコートやカバンをかけておくのが便利です。
スーツやコートを、いちいちクローゼットにしまうのが面倒で床やイスにかけてしまう人は使ってみて下さい。
収納上手になるためには、簡単に使える収納場所を作ることが大切です。ドアフックなら気軽に一時置きできます。
②ウォールフック×ネットバッグ
ウォールフックにネットバッグをかける「吊るす収納」です。ネットバッグのメリットは、通気性がよく中身が見えやすいことです。
タオルやティッシュ、お砂場セットなど、カラっとした状態で保管したいものにぴったりです。
ネットの素材は、綿やポリエステルなど様々ですが、ナチュラルな生成りのネットがおすすめです。
見た目もかわいいので、お部屋のアクセントとして使えます。
③ウォールフック×チェーン×S字フック
ウォールフックにチェーンをぶら下げる吊るす収納アイデアです。ちょっとしたDIY感がでます。
チェーンにS字フックをかけると、たくさん収納することができ便利です。
自転車の鍵など、軽いお出かけグッズをひっかけておくとよいでしょう。
アイアン調のチェーンを選べば、クールな空間を演出できます。玄関の雰囲気に合わせてチェーンを選ぶことがおしゃれな空間づくりのポイントです。
【DIY】吊るす収納に使える小物やアイデア
①ディアウォール×フックの吊るす収納
壁を傷つけられない賃貸住宅や、重いものを設置に向かない石膏ボードの壁をDIYする時に使えるアイテムが「ディアウォール」です。
突っ張り棒式の角材なので、天井と床に圧力をかけることで固定できます。
固定したディアウォールに、有孔ボードやワイヤーネットを設置して、好きなところにフックをかければ自分にぴったりの吊るす収納を作ることができます。
アイデア次第で、何通りもの吊るす収納をDIYできます。
②すのこを使った吊るす収納
すのこをDIYして吊るす収納を作るアイデアです。取り付け金具を設置すれば、画びょうで壁に設置することができます。お部屋の雰囲気に合わせて色を塗り、収納したいものに合わせて台やネットを設置できることが特徴です。
材料は100均で揃えることができるので、DIY小物を取り入れたい人にもおすすめの吊るす収納です。100均のすのこは小さいので、DIYする時もスペースを取らずダイニングテーブルで作業できます。
③木材×ロープ
木材とロープを使う「吊るす収納」アイデアです。ロープやひもを木材につなぐDIYをして、天井から吊るしましょう。
デッドスペースに衣類や普段使うものをかけておくことができます。突っ張り棒が使えない隙間の収納として便利です。
隙間の幅に合わせて木材の横幅をDIYで調整すれば、お部屋にぴったりのサイズの吊るす収納の完成です。
吊るす収納で空間をおしゃれに演出しよう
吊るす収納は、収納力をアップすると同時に、生活しやすい空間づくりや、インテリア性をアップしてくれます。はじめは扉や棚を利用し、突っ張り棒やS字フックなどで、吊るす収納を増やしてみましょう。
慣れてきたら、見身近な材料でDIYをして、自分だけの吊るす収納を作ることもできます。床にものを置かない、歩きやすいすっきりとしたお部屋にするとお掃除も楽々です。すっきりとした楽な暮らしを手に入れましょう。
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