【定番】お刺身がメインの定食風の献立例
お刺身の献立にはさまざまな組み合わせ方がありますが、ボリュームや全体のバランスを考えた定食の例は次のようになります。
- 主菜1:お刺身
- 主菜2:焼き魚
- 主食:白ご飯
- 副菜1:お浸し
- 副菜2:卵と野菜の炒め物
- 汁物:わかめの味噌汁
主菜が2つあるのは、お刺身があっさりとして物足りなさを感じやすいためです。
あとは主食・汁物・副菜が必要ですが、副菜は食べる量や栄養を考えて2品にしてもよいでしょう。彩りも意識して選ぶと、定食の見た目のバランスがよくなります。
お刺身に合う献立を考える際のポイント3つ
お刺身定食の献立を決めるときは、次の3つのポイントを考えてみましょう。ボリュームアップして栄養バランスも改善され、満足する献立になります。
おかずは野菜・豆類を足して栄養バランスを調整
お刺身の献立には、野菜や豆のおかずを組み合わせましょう。
お刺身にはたんぱく質やビタミン類などが含まれますが、食物繊維はほとんど含まれず、特定のビタミン類・ミネラル類が不足しがちです。
お刺身定食に野菜や豆類などを含む副菜や汁物をプラスすれば、栄養バランスを調整できます。
例えば、数種類の野菜を使ったサラダや具沢山の味噌汁など、さまざまな具材を使ったメニューがおすすめです。
物足りない時はお肉や揚げ物でボリュームアップ
ガッツリ食べたい場合は、お刺身献立に肉や揚げ物のおかずを追加しましょう。
お刺身は特別感のあるおかずですが、食材にほぼ手を加えないため、ボリュームはありません。
そこでお肉のメニューや揚げ物を加えれば、食べごたえがあって大満足の献立になります。
例えば、お肉や野菜を使った煮物は和食と相性がよく、栄養バランスもバッチリ。
また、ボリュームのある主食を組み合わせるなら、ミニかつ丼にするのもよいでしょう。
歯ごたえのある食材で食感に変化をつける
お刺身の献立には、歯ごたえのある食材を使ったメニューを組み合わせるのがおすすめ。
柔らかいお刺身に柔らかいおかずばかりを組み合わせると、メリハリのない献立になってしまいます。
シャキシャキの野菜やコリコリのわかめなど、食感のアクセントになるおかずを加えることで、お刺身定食を飽きずにいただけるでしょう。
例えば、れんこんを使った煮物やきゅうりの和え物、わかめの味噌汁、わかめうどんなどがおすすめです。
お刺身と相性のよい献立|副菜
ここからは、お刺身献立にぴったりなレシピを紹介していきます。まずは、献立の副菜。
和食の定番メニューや、食感のアクセントになる付け合わせ、栄養のとれるサラダなどが登場しますので、お好みに合わせて選んでみましょう。
熱々でも冷やしても美味な簡単茶碗蒸しレシピ
茶碗蒸しは、お店のお刺身献立でもよく登場する定番の副菜。時短で作りたいなら、簡単レシピを試してみましょう。
卵液を作って具材とともに容器へ入れ、レンジで加熱するだけで完成します。蒸し器を用意する必要はないので、手軽に作れるのが嬉しいですね。
調理のコツは、200Wでゆっくりと加熱してスが入らないようにすること。
熱々でいただくのも美味しいですが、暑い夏は冷やして食べるのもおすすめです。
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5分でできるきゅうりとわかめの酢の物レシピ
お刺身献立のアクセントになる付け合わせが欲しいなら、きゅうりとわかめの酢の物がぴったり。
シャキシャキのきゅうりとコリコリのわかめの食感が楽しく、柔らかいお刺身定食を飽きずにいただけます。
まろやかな酸味で、魚を食べた後の口の中がさっぱりする味付けです。
火を使わず、5分でさっと手軽に作れるレシピなので、忙しい日の夜ご飯のもう一品に便利。カニカマも入って、彩りのバランスもよい付け合わせですね。
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ひじきと豆腐のさっぱり梅おかかサラダレシピ
食べごたえがあってお刺身献立の栄養バランスを整えてくれる付け合わせをお探しなら、ひじきと豆腐の梅おかかサラダはいかが?
レタスやひじきから食物繊維を摂取でき、木綿豆腐で献立がボリューミーになります。ひじきの食感と風味もよく、献立のアクセントにも便利です。
ドレッシングはポン酢・梅のペースト・おかかで作り、和食に合うさっぱりとした味付けに仕上げます。調理時間は約15分で、手軽に作れる付け合わせです。
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栄養満点な豆とひじきの健康サラダレシピ
豆とひじきの健康サラダは、お刺身献立の栄養やボリュームを改善したい時におすすめ。
ミックスビーンズは炭水化物やビタミン、ミネラル、食物繊維、たんぱく質などの栄養素をバランスよく含みます。
さらに、ひじきからはカルシウムや食物繊維、にんじんからはβ-カロテンなどを摂取できます。
腹持ちがよく食べごたえもあるので、お刺身献立のボリュームアップにもぴったり。たれは、ごま・酢・マヨネーズ・醤油・砂糖を混ぜるだけで作れます。
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お刺身と相性のよい献立|主菜
続いて紹介するのは、お刺身の献立に合う主菜レシピ。
具沢山の和食メニューや食べごたえのある揚げ物おかずなどを組み合わせて、お刺身の献立をボリュームアップさせましょう。
作り置きできる基本の筑前煮レシピ
和食で定番の筑前煮は、お刺身献立の栄養価や食べごたえを大幅にアップさせたい時におすすめのメニュー。
鶏肉・にんじん・ごぼう・れんこんといった多彩な具材で栄養をバッチリ補給でき、たっぷりの根菜で噛みごたえもあります。
冷蔵庫で5日ほど日持ちする一品で、作り置きすれば夕食の準備が簡単です。
冷めても美味しいので、お刺身献立に使って余ったら平日のお弁当のおかずにも活用しましょう。
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手軽に作れて日持ちするレンジ肉じゃがレシピ
野菜とお肉がたっぷりの肉じゃがは、お刺身献立の栄養とボリュームを改善してくれる一品。
品数が多いお刺身献立にするなら、簡単で日持ちする肉じゃがレシピを活用しましょう。
レンジで作れるレシピなら、耐熱容器に材料を入れてボタンを押すだけでできあがります。
副菜を同時進行で作れば、効率よく作業できて便利ですね。冷蔵庫で5日ほど持つので、予め作り置きもできます。
色のバランスもよく、献立が華やぐのもメリットです。
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食感まで絶品な甘辛カリカリチキンレシピ
子供に人気の唐揚げは、お刺身をボリュームアップする便利なおかず。
普段より簡単な作り方で絶品に仕上げたいなら、甘辛カリカリチキンにしてはいかがでしょう。
下味に油を入れ、小麦粉と片栗粉をダブル使いすることで、揚げなくても長時間カリカリ食感が続く美味しい唐揚げになります。
揚げ物に比べて油の処理が楽になり、気軽に作れる一品です。味付けは醤油やみりんなどで甘辛く仕上げるので、ご飯が進みます。
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時短で作れる厚揚げの豚肉巻き甘辛だれレシピ
お刺身献立に1皿で満足できるおかずを追加するなら、厚揚げの豚肉巻き甘辛だれがぴったり。
たんぱく質のダブル使いで食べごたえがあり、物足りないお刺身献立を手軽にボリュームアップできます。
外側の豚肉と中の厚揚げの食感の違いが美味しく、献立のアクセントとしてもおすすめ。甘辛い味付けですが、酢入りでさっぱりしており、お刺身の味を邪魔しません。
手間がかかるように見えて簡単で、10分で完成する時短メニューです。
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お刺身と相性のよい献立|汁物
お刺身の献立に欠かせないのが汁物。お刺身と相性のよい味付けの汁物を選ぶとおかずやご飯を食べやすくなり、具材を工夫すれば他の料理で不足している栄養を補えます。
献立の内容やお好みに合わせて、レシピを選んでみましょう。
お刺身と合うお麩と三つ葉のすまし汁レシピ
お刺身の味を損なわない上品な汁物を組み合わせたいなら、お麩と三つ葉のすまし汁がおすすめ。
だしと醤油がベースのシンプルであっさりとした味付けなので、マグロやタイ、サーモンなどどんなお刺身ともよく合います。
三つ葉には食物繊維やビタミンA、ビタミンC、鉄などが含まれており、献立に栄養がプラスされるのも嬉しいメリット。
具材の焼き麩を華やかなものにすると、献立の見栄えもよくなります。
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ひと手間で美味しくなるあさりの味噌汁レシピ
あさりの味噌汁は、お刺身定食と相性抜群な定番の汁物。特にあさりが旬を迎える春と秋に作ると美味しいですよね。
旬のあさりを使って普段よりこだわった1杯を作りたいなら、絶品レシピを試してみましょう。
美味しく作る秘訣は、火力と煮た後のひと手間。あさりを弱火で煮ることで旨みをしっかりと引き出し、加熱後に一旦あさりを取り出すことで身が固くなるのを防げます。
あさりの塩気があるため、味噌の量は少なめがおすすめです。
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とろり美味しいあおさと長芋の味噌汁レシピ
あおさの汁物は、お刺身やお寿司の献立で定番のメニュー。いつもと違うあおさの汁物レシピをお探しなら、たたき長芋の味噌汁にしてはいかが?
長芋のとろっとした食感と桜えびの旨みが加わり、献立のアクセントになります。
あおさは食物繊維やカルシウム、長芋はカリウム、桜えびはカルシウムなどを含み、献立の栄養改善にもぴったり。
作り方は簡単で、長芋を綿棒で叩いたら、鍋に材料を順番に入れて煮ていくだけです。
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体が温まる野菜たっぷり鮭の粕汁レシピ
野菜たっぷり鮭の粕汁は、寒い秋冬のお刺身献立におすすめの一品。
とろみのついた汁にたくさんの生姜が入って、体がぽかぽかと温まります。具沢山で食べごたえがあるので、お刺身献立のボリュームアップにも便利。栄養もしっかりととれますね。
白味噌で味付けしますが、味を見ながら調整すれば一般的な味噌でも代用できます。仕上げにゆず皮をのせ、爽やかな風味をプラスしましょう。
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お刺身と相性のよい献立|主食
お刺身献立に欠かせないのが主食。定番は白ご飯ですが、たまにはアレンジしてみましょう。
お刺身と一緒に美味しくいただける4つのレシピを紹介しますので、シーンに合わせて使い分けてみてくださいね。
食べやすいほんのり味付きひじきご飯レシピ
お刺身の味を損なわないアレンジご飯レシピをお探しなら、ほんのり味付きひじきご飯にしてはいかが?
少量の醤油と白だしで優しめに味付けするため、お刺身の素材の味を邪魔しません。ひじきの風味がよく、適度に食欲を刺激する主食です。
作り方は簡単で、炊飯器に米・水・調味料・水で戻したひじきを入れてスイッチを押すだけ。
作り置きもおすすめで、タッパーやラップで小分けにして冷凍庫に入れると、3週間ほど保存できます。
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缶詰で気軽に作れるかに飯レシピ
お刺身と相性がよいかに飯は、特別な日にぴったりの豪華な主食。気軽に試してみたいなら、かに缶を使った簡単レシピを作ってみてはいかがでしょう。
一般的なレシピではボイルや冷凍のかにが使われていますが、かに缶でアレンジするレシピなら本物のかによりもリーズナブルです。
かにの風味がよく、塩昆布と白だしでシンプルに味付けするだけでも箸がどんどん進みます。
お好みで茹でいんげんや小ねぎをのせると、彩りも綺麗です。
詳しいレシピはこちら
巻きす不要で作れるお手軽キンパレシピ
巻き寿司はお刺身と相性がよく、手づかみでパクパクと食べられることから、おもてなしで重宝する主食。
定番は太巻きですが、変わり種の巻き寿司にアレンジするなら、韓国料理のキンパがおすすめ。
漬物を入れることで太巻きとは違う食感になり、ごま油で風味がアップして食欲を刺激します。彩りが綺麗で、献立を華やかにするのにも便利。
工程がやや多いですが、具は全部レンジで作れて巻きすもいらないため、見た目よりお手軽です。
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素材の美味しさを活かしたわかめうどんレシピ
お刺身献立の主食をご飯以外にするなら、わかめうどんがおすすめ。
素材のよさを活かしたシンプルなうどんはお刺身と相性がよく、お互いの味を妨げずに美味しくいただけます。
たっぷりの生わかめは食感のアクセントになり、油揚げはお刺身献立のボリュームアップにぴったり。
つゆは、だし汁や薄口醤油、みりんで簡単に作れます。お好みですだちや七味唐辛子をトッピングして食べましょう。
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お刺身の献立は味付けや調理法に変化をつけることが大事
お刺身献立に合わせる料理は、献立のアクセントになる味付けや調理法にすると飽きずにいただけます。レシピ選びで注意したいのが全体のバランスです。
辛すぎる料理を合わせたり、こってりした料理だけを増やしたりすると、お刺身の上品な味わいが損なわれます。
主菜を揚げ物やこってり味にしたら、シンプルな副菜や汁物を合わせるなど、味のバランスを考えて選びましょう。
アイデアを活用し、大満足のお刺身献立にしてくださいね。
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