吹き抜けのあるリビングのメリットは
吹き抜けのあるリビングにあこがれを持つ方は多いのではないでしょうか。吹き抜けは、なによりもまず開放感がいっぱいです。
さらに、お部屋が広く見える、光がお部屋のすみずみまで行き渡る、1階と2階がゆるやかにつながるなど、メリットがたくさんあります。
吹き抜けのあるおしゃれなリビング実例を6つご紹介しながら、いろいろな吹き抜けデザインを見ていきましょう。
ボタニカルインテリアが楽しめる吹き抜け
空気を循環させるシーリングファン
白い壁にダークブラウンの木を組み合わせた、クラシカルな空間です。
二階からリビングを見下ろしている構図ですが、目を引くのは太い梁と6枚の窓、そしてシーリングファン。
天井が高くなる吹き抜けでは、空気を循環させるための工夫が必要です。
ウッディなインテリアに合わせたレトロクラシカルなシーリングファンが、おしゃれに活躍してくれるのでしょう。
梁を活かしたボタニカルインテリア
吹き抜け上部の窓だけでなく、リビングスペースには大きな掃き出し窓と小さな窓が設計されています。
高い天井とたくさんの窓のおかげで、光がお部屋のすみずみまで広がっていることがわかるでしょう。
太い梁は、照明のレールを設置したり観葉植物をハンギングしたりして活用中。
大きな鉢植えや、窓辺に並んだ小さな鉢植えなどさまざまな植物に囲まれたボタニカルインテリアを楽しんでいます。
シンプルインテリアの吹き抜けリビング
シンプルでモダンな吹き抜けデザイン
シンプルなインテリアでまとめられた吹き抜けのあるリビングスペースです。
ソファの後ろスペースがダイニングになっているようですが、ソファの配置と天井の高さが、さりげないゾーニングになっています。
こちらも、高さのある大き目の掃き出し窓、テレビの背面にある横長の窓、吹き抜け部分の3つの窓とたくさんの窓が作られていることがわかります。
白×白木の階段は目立たない位置に
吹き抜けのあるリビングでは、階段もインテリアの一部として設計するパターンと目立たない位置に設計するパターンがあります。
こちらは、後者。ダイニングスペースの横に、さりげなく階段があります。
階段の横スペースはニッチ状にくり抜いたコンパクトなワークスペースです。
階段もワークスペースも、奥に引っ込めた作りになっているので、見た目にもシンプルですっきりとした空間になっています。
海外インテリアスタイルの吹き抜け
白×黒に観葉植物をプラスして
海外のインテリアのようなスタイルの吹き抜けリビングです。
こなれた印象を作っているのは、シンプルなモノトーン配色とナチュラル要素の絶妙なバランスではないでしょうか。
真っ白の壁と天井に、窓枠やシーリングファン、照明のスポットなどは黒で統一しています。
明るい木の色が心地よいフローリングと、手前に見えている背の高い観葉植物がナチュラルな要素です。
ウッディデザインの階段が西海岸風
リビングの窓に対面する位置に階段があります。こちらの階段は、足場材や古材を使用したそう。
ラスティックな風合いが、西海岸風のインテリアになっています。落下防止のための天井と階段を繋ぐポールは、ブラックアイアン。
窓枠やシーリングファン、スポットライトと同じ黒でそろえたところが、おしゃれのポイントです。
圧迫感の無い吹き抜けリビングには、大きな車のおもちゃを置いてもまだまだ余裕を感じます。
カフェ風インテリアの吹き抜けリビング
スケルトン階段がアクセントに
ブラック×ウッドの組み合わせが、落ち着きのあるおしゃれな空間を彩っている吹き抜けリビングです。
リビングダイニングで主役級の存在感を発揮しているのが、スケルトン階段。
階段の素材も色も吹き抜けリビングとトーンがそろっているので、トータルコーディネートが完璧に感じられます。
黒いフレームに入れたポスターや、ダイニングテーブルの上のあしらいまで、全てがおしゃれです。
下がり天井のバランスが絶妙
ダイニングスペースの奥が寛ぐスペースになっている間取りです。大きな窓には、クラシカルでラグジュアリー感のあるウッドブラインドをセレクト。
木とブラックアイアンでまとめられた空間に、ふさわしいアイテムです。
こうしてみると、リビングとダイニングスペースの3分の2ほどを下がり天井がカバーしていることがわかります。
ナチュラルインテリアの吹き抜けリビング
アクセントウォールのある吹き抜けリビング
ナチュラルインテリアでまとめられた吹き抜けリビングです。
キッチン側からの画像なので、リビング正面のアクセントウォールとスケルトン階段のバランスがよくわかります。
白を基調に、明るい木の色とベージュ系のカラーリングがおしゃれな雰囲気です。
レンガ調のアクセントウォールは、ヴィンテージ感やエイジング感がおさえられ、ナチュラルなインテリアに良くなじんでいます。
北欧スタイルのアイランドキッチン
スケルトン階段は、サイドに透明のアクリル板が設置されています。
リビングから見える位置に階段を設置する場合、スケルトンにすると視線の抜けが生まれるので圧迫感をおさえることができるので人気です。
天井が低くなっているキッチンスペースは、白いアイランドキッチンにナチュラルな白木のスツールを合わせ、北欧スタイルのナチュラルインテリアを楽しんでいます。
設計事務所が建てた吹き抜けリビング
屋根の勾配に合わせた吹き抜けデザイン
最後にご紹介するのは、設計事務所が手掛けた吹き抜けリビングです。お子さんのいるご家族のための戸建て住宅で、切り妻屋根の勾配に合わせた吹き抜けが作られています。室内は、白い壁と天井、明るい木の組み合わせ。
玄関を入った土間スペースから、LDKが一つながりなっているオープンな空間です。2階には室内窓を設け、吹き抜けのリビングとのゆるやかなつながりを確保しています。
フローリングと一体化している階段
こちらの吹き抜けリビングでは、階段を目につきにくいように設計しています。ダイニングスペース近くにある階段は、フローリングの木材と一体化しているようなデザイン。
キッチン側の壁には、一部くり抜きを作るなど、ユニークな工夫が見られます。吹き抜け部分にある太い梁には、照明用のレールを取り入れスポットライトタイプの照明を活用しています。
吹き抜けリビングで開放感を味わおう
吹き抜けのリビング実例を6つご紹介しました。吹き抜けリビングは天井が高くなるので開放感が増し、採光や風通しにも効果が期待できます。
インテリアのスタイルに合わせて、階段のデザインや位置、梁の有無などを決めていくと良いでしょう。
日当たりが悪い土地や周囲が立てこんでいる場所に家を建てる場合は、吹き抜けリビングを作っておしゃれな雰囲気と開放感を味わってみませんか。
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