結婚を前提としたお付き合いであれば、やっぱり同棲はするべきなのでしょうか。
この記事では、そんな同棲に対する様々な悩みについて徹底調査しています。
同棲から結婚したカップルの割合
結婚を意識する女子にとって、同棲はちょっと悩ましい問題ですよね。結婚すると、二人で住む家が必要になりますし籍を入れなければ、などの課題が次々と浮かび上がります。
さっさと結婚してしまった方がいいのか、それとも今の彼氏をもっとよく知るために時間がかかってもした方がいいのか…。
ここでは同棲をすると結婚率は上がるのかという観点から見ていきましょう。
同棲から結婚したカップルは約5割
結論として、同棲を経て結婚を決意したカップルは約半分という結果になっています。
逆に言うと同棲をしたとしても、別れるカップルは半数はいるということになります。
確率が半々であれば「さっさと結婚に踏み切ってしまった方がいいじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
けれど、決して同棲が無意味というわけではありません。
女性の方が同棲を重視する傾向
男女別の同棲への考え方としては、女性の方が同棲を重視する傾向があります。女性の方が将来のことをよく考えているともとれますね。
多くの人が、お付き合い・デート・お相手の親にご挨拶・婚約・同棲・結婚という順番を踏まえるべきだと考えていることが要因として考えられます。
逆に男性は順番はあまり考えておらず、時期がきたらすればいいのでは?という声も。
結婚前の男女は人生計画の立て方にもかなり違いがあるのです。
破局も意味のあるものになる
「同棲したとしても別れるのであれば意味ないじゃん」という声があるかもしれませんが、一概にそうとも言いきれません。
一緒に暮らすことによって価値観の違いや、余裕のない精神状態での対応の仕方など相手の今まで見えていなかった部分が見えてきます。
また、自分と相手の結婚に対する意識の差も分かるため、例え同棲の末に別れたとしてもそれは次回への貴重な経験となります。
入籍を意識しないズルズル同棲がキケン
同棲をする上で一番気をつけるべきことはなんでしょうか。それは、入籍タイミングを全く考えていない「ズルズル同棲」です。
なんとなく「多くの時間一緒に居たいから」「お金が貯まる気がする」などの目的のない同棲は、入籍タイミングを逃す最大の理由なのです。
結婚を意識しない同棲は別れの原因にも
一般的に、結婚を早めに意識するのは女性の方であると言われています。それは、その後の妊娠・出産などのライフプランを早めに考えているからです。
一方男性は自分が妊娠出産するわけではないので、どうしても目の前の仕事を優先しがちになります。
前もって同棲期間はここまで、と決めていなければ結婚のきっかけを失ってしまいます。
事前の取り決めがなければ最悪の事態も
また、同棲前にきちんと様々なことを決めていないと様々な弊害も考えられます。
例えば「結婚しないならもう別れる出て行って」といきなり言ったとしても、相手も現在の生活ペースを崩したくなくて様々なもめ事に発展してしまいます。そういったもめ事が最悪の場合、警察沙汰になることも。
結婚するまでの同棲期間・タイミング
結婚する前に同棲をするとお互いが了承した場合、どのくらいの期間同棲して、いつのタイミングで結婚をすれば良いのでしょうか。
このトピックスでは気になるそれらの事柄を見ていきます。
結婚までの準備期間としての同棲
まず、この場合の同棲は「結婚する」ということを目標にしたものです。なんとなく一緒にいた方が楽しいから、という同棲ではありません。
結婚をするための準備期間として同棲をした場合はどうなるのでしょうか。
同棲期間を決めよう
まず一番大事なのが、同棲する期間です。多くの同棲カップルは同棲をしてから1年以内に結婚していることが多いようです。
逆に同棲期間が3年を越えると結婚するタイミングを逃してしまっている模様。
春夏秋冬すべての期間を一緒に過ごしても「結婚する・しない」の結論が出ないようであれば、一度お付き合いを解消した方が良いかもしれません。
同棲を始めるタイミングは?
同棲を始めるのであれば、お互い結婚するかどうかをキチンと決めたタイミングがベストです。
その盛り上がったタイミングで、同棲に関する決め事をきちんと決めてしまいましょう。
結婚への気持ちは高まったけど、それだけで何も決まっていないのは一番危険な状態です。
ご挨拶はきちんとした?
結婚を前提とした同棲であれば、相手のご両親にご挨拶と自分の両親に彼氏を会わせるという二つの事柄はきちんとしておいた方がいいです。
何事もけじめが大事ですし、何より万が一のことがあったときに対処が楽になります。
結婚前提であればお互いの両親に挨拶は当然?
相手の育ってきた環境や事情がありますから、一概には言えませんが挨拶が出来るのであればきちんとご挨拶をしておいた方が無難と言えます。
結婚する意志があることの表明として、そして一人の大人のけじめとしてご挨拶しましょう。
勿論まだ結婚確定ではないので、そこまで改まった席を設けなくても大丈夫です。あまり気負いすぎないように頑張ってくださいね。
何かあったときの保証として
結婚を前提としていると言っても、人生にトラブルは付き物です。結婚前の心変わりや急な会社の転勤など、スムーズに結婚できないトラブルは多数存在します。
そんなトラブルの際も、お互いの両親にご挨拶をしている間柄であればなんとかなることも多いものです。
また、身近な結婚経験者としてアドバイスをもらえる可能性もありますよ。
結婚前に同棲するメリット
結婚を前提にした同棲にメリットがなければ誰も同棲はしませんよね。結婚前の同棲にはこんなメリットがあります。
結婚の準備ができる
結婚を前提にしているのですから、二人の同棲生活は結婚に向けての準備ということになります。
では、結婚するにあたって必要な準備とはいったいどのようなものでしょうか。
気持ちの準備
まず、結婚するにあたって気持ちの準備は大事ですよね。自分はどんな奥さんになるのか、彼氏はどんな旦那さんになってくれるのか。
そういった事柄を現実にするのが同棲生活です。結婚に夢を見がちな人は、同棲で現実を見て別れに至ることも多かったりします。
是非冷静な気持ちで判断してくださいね。
お金の準備
一般的に結婚にかかる費用は300万を超えるお金が必要とも言われています。
ですが、最近は新婚旅行には行かず、結婚式も写真を撮るだけという夫婦も多いようです。
どういった結婚を目指すのかというビジョンを明確にするためにも、同棲期間中にそれらを話し合って結婚式や結婚後の生活に向けてじっくり貯金をしたいですね。
役割分担の再確認
女性が全ての家事をやるというのはもう昔の話です。結婚後は専業主婦になるという方も、同棲期間中はお互いに働いているという方が少なくないはず。
であれば、その間の役割分担はできるだけハッキリと決めておいた方が良いでしょう。
お互いの得手不得手を認識
分担をすると言っても、どうしても得手不得手がありますよね。例えば水仕事は手荒れが酷くなるので出来ないなど。
そう言った得手不得手を話し合ったり、場合によっては最新家電の導入を考えたりハウスキーパーにサポートしてもらったりなどが考えられます。
お互いの快適な暮らしの為に是非きちんと話し合ってくださいね。
余裕がない時のホンネが見れる
キッチリ役割分担をすると、徐々に見えてくるのがお互いのホンネです。
特にお仕事の繁忙期などは時間的・精神的余裕がなくなることが多いため、物事に関する考え方が露わになることも。
そう言った部分も許容して一緒に生活できるか、というのは同棲生活の中できちんと見極めましょう。
結婚前に同棲するデメリット
逆に、同棲することで露わになるデメリットとはなんでしょうか。デメリットが多すぎるのであれば、やはり同棲はしたくなくなりますよね。
この辺りもきちんと頭に入れておきましょう。
結婚が遅くなる可能性
一番のデメリットは結婚が遅くなることです。結婚が遅くなるだけならばまだマシですが、そのせいで婚期を逃してしまう場合もあるんです。
きっかけがなくなる
なんとなく同棲をしていると、結婚に対するメリットというのが見えづらくなってしまいます。
それは現状に不満がなく、子どもを作ることを考えていない同棲カップルほど顕著です。
結婚のデメリットである、相手の人生にも責任を持たなければならない、などの部分がどうしても億劫になってしまうのです。
期限をきちんと決めておこう
対策としては、同棲の期限をきちんと決めて「これは結婚の前段階としての同棲である」と二人が認識することです。
逆に、もともと結婚したいわけではなく、二人で居られれば事実婚でも問題はないと考えるカップルであれば、これはデメリットとはなり得ません。
そう言った事実婚カップルも最近は増えていますよね。
離婚率が高まることも
同棲を経て晴れて結婚・ゴールイン!と浮かれるにはまだ早いのです。折角結婚したにも関わらず、離婚してしまうケースは決して少ないとは言えないのです。
婚約ナシで同棲が危ない
婚約と言う将来の約束をしないまま同棲、そしてなんとなく結婚という流れにのってしまうと要注意です。
結婚したら何かが変わるはずという強い願望と、同棲からそれなりの苦労をして結婚したにも関わらずあまり変わらない現実のギャップに耐え切れなくなるようです。
婚約済であれば割合変わらず
婚約済みで同棲をし結婚に至ったカップルが離婚する割合は、同棲経験を経ていないカップルが離婚する割合とあまり差はありません。
同棲してもしなくても、離婚する割合は変わらない、ということですね。
一番の敵は焦り
妊娠・出産を考えている女性は「年齢的にもう後がない!」と焦ってしまいがちです。
結婚に焦ると結婚に失敗してしまうという話はありがちですよね。
急がば回れという言葉もありますし、同棲するしないにかかわらず焦りは禁物なのです。
同棲して別れたカップルの理由・原因
「こんな人とは思わなかった!」「恋心やトキメキみたいなものがなくなった」など別れに至った理由は様々ですが、突き詰めるとどうやらこの二つに分類される模様です。
前者はどうしようもないとしても、後者は工夫次第ではどうにかなりそうですね。
理想と現実のギャップを埋められる?
同棲や結婚という言葉には、なんとなく甘い響きがありますよね。しかし、現実ではそう甘くはありません。
同棲であれ結婚であれ、自分以外の人間と新しい生活スタイルを築くということはとても大変なことなのです。
今の自分の生活スタイルや、場合によっては考え方などを変える覚悟がない場合は同棲して別れることも仕方ないと言えるでしょう。
相手に夢を見過ぎ
正直な話惚れた相手は24時間いつでも理想的でカッコイイわけではありません。あなたが完璧な人間ではないように、彼氏にも欠点があります。
その欠点をどこまで許容できるかというのが、同棲や結婚という現実問題を解決する鍵になります。
同様に彼氏もあなたに対して理想を押し付けてくる場合があります。
その理想をどこまで許容し、叶えてあげるかというさじ加減も重要になってきます。
同棲・結婚に夢を見過ぎ
「同棲・結婚をすればいつも一緒に入られて…」という夢見がち女子が陥る落とし穴です。
確かにいつでも一緒にはいられますが、それは裏を返せば一人の時間がなくなり相手への新鮮味が薄れるということに他なりません。
同棲すると、デートの待ち合わせ時間のようなトキメキがなくなり、相手の生活感ばかりが目に入る毎日になります。
それでも相手を好きでいられるかどうかが分かれ道となりそうですね。
そもそも別れるのが面倒なのが同棲
同棲までして結局別れると言うのは、気持ち的にも世間体としてもかなりためらいがありますよね。
生活を共にしているだけあって、別れるには相当な苦労が必要になります。なのに、どうして別れてしまう同棲カップルがいるのでしょうか。
離婚より傷は浅いから
同棲カップルが別れに踏み切る理由としては「このまま結婚するよりも別れた方が傷が浅い」という気持ちもあるようです。
この場合は「同棲した結果どうしても合わない部分を見つけてしまった」パターンが多いようです。
逆にトキメキがなくなった場合は思いきるのも一苦労するようで長期化することも。
別れる前に細かな取り決めを
付き合っている状態で別れるときの取り決めを決めるというのは難しいことではあります。
ですが、同棲をするのであればけじめとしての必要事項ですのできちんと決めておいてください。
いざ別れると双方が合意しても、今まで共用で使っていた家具などをどうするか、家はどうするかなどお金の問題はとても重要です。
男女の年齢による価値観の違い
別れの原因には男女の年齢による価値観の違いもあるようです。男女の性差はどうしようもないものですが、それを埋める努力や相互理解は日々怠らないようにしたいですね。
結婚を焦る女子焦らない男子
世間的なイメージを押し付けられて「何歳までに結婚しないと」と思い込んでいる女子は少なくありません。
対して男性は会社で「まだ結婚しないのか?」と言われても女子程の焦りはないことが多いです。
結婚退職という言葉が男性にほぼ当てはまらないことからも、そのあたりの事情はうかがえますよね。
焦って結婚が一番マズイ!
だからといって、年齢を理由に焦って結婚は一番やってはいけないことです。
そもそも私たちは条件を満たすために結婚するのではなく、彼氏とずっと一緒に生きていたいから結婚するのです。
ぜひ焦って結婚を考えるのではなく、幸せになるために同棲・結婚を考えてくださいね。
結婚前の同棲にはメリット・デメリットがある!
結婚・同棲という言葉には魅惑的な響きがありますが、この二つはいずれも夢ではなく現実のものです。
きちんと同棲のメリット・デメリットを踏まえた上での決断をしてくださいね。そもそも、同棲も結婚も幸せになるための手段に過ぎません。
ぜひ、自分自身の幸せを今一度見つめなおして、楽しい毎日を送ってくださいね。
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