かすみ草の花言葉をご紹介!ブーケやリースなど様々な場面で、お花のアレンジの脇役として欠かすことができないかすみ草。値段も安価なので、人気のある定番のお花です。
そんな脇役、かすみ草のあまり知られていない部分や花言葉などをまとめてみましたのでご覧ください。
かすみ草(カスミソウ)について
オールマイティーに使えるかすみ草
ナデシコ科の植物で仏花用にも生産されており、冠婚葬祭の様々なシーンで活用されているかすみ草。
1つ1つの花が小さいので、小さなアレンジメントからボリュームを出したい時のアレンジメントなど、多様に扱われる植物です。
生産地
原産国はウクライナなどのイラン北部で、一年草と宿根かすみ草があるそうです。
かすみ草の色は白いものが定番で、どんなお花とも相性がいいのがかすみ草の魅力ですね。他のグリーンと一緒に置いても素敵です。
昭和50年頃から日本でも生産が盛んになってきたかすみ草。
熊本県や福島県の南会津町などで生産が盛んにされており、今では生産面積が世界一になっているそうです。種類が豊富で、使われ方によって様々あるようですよ。
かすみ草(カスミソウ)の名前の由来
和名の由来
和名とは日本語に訳したときの名前を言います。
日本でよく言われるかすみ草の由来は、小さな花がいくつも付いて咲いている姿が、まるで霞がかっているかのように見えることから、かすみ草と言われるようになったそう。
日本人ならではの発想が込められていますね。
英語名の由来
baby’s breath(ベイビーブレイス)と言われていて、「愛しい人の吐息」「赤ちゃんの吐息」とも言われています。
見た目のとおりとても可愛らしい印象の意味ですね。枝を長めに残して大きな壷に挿しておくと、迫力があるアレンジメントになります。
素焼きの壷だと爽やかな印象になりますよ。
かすみ草(カスミソウ)の特徴
開花の時期と育て方
秋まきなら9・10月頃、春まきなら気温が20度くらいになる2・3月頃で、開花は5月~7月の間に開花します。
耐寒性には強いかすみ草ですが、暑さにはそれ程強くはありません。
しかし、日の光を長い時間当てないと開花がしにくいところもあるようです。雨に濡れにくい場所で育てると丈夫に育ち、手入れもそれ程しなくても済むお花です。
かすみ草の1つ1つのお花は、小さな花びらがいくつも重なってできているとても可憐なお花です。茎は細いですが意外としっかりしていて、手で折るのは大変。
沢山枝分かれしているので、1本でも十分に飾ることができますよ。
アレンジの使われ方
花束も人気ですが、それをもっと楽しむ為にドライフラワーにする方も増えています。
また、色が付いたかすみ草もありますが、ドライフラワーにする時に着色して、緑色や青色などのかすみ草を楽しむこともできます。
最近ではハーバリウムやガラスドームに使うことも。かすみ草の小さな花が、まるで海中の珊瑚のように見えて、とてもきれいですね。
着色したかすみ草を使われることもあり、色を楽しむことができるアレンジメントです。
インテリアの一部として
かすみ草だけをガラスの花瓶に挿して、シンプルなナチュラルな雑貨と飾ってみるのもいいですね。木材と相性がとてもよく、センスよく飾ることができます。
かすみ草だけでも十分に存在感があるお花なので、花束にしてもとても可愛いですよ。北欧風なインテリアにも似合いそうですね。
誕生花
誕生花とは、生まれた日にちなんだお花のことをいいます。誕生花を元にブーケを作って、誕生日プレゼントにする方も多いはず。
白のかすみ草が誕生花となるのは4月4日・4月15日・11月30日です。
ピンク色のかすみ草が誕生花になるのは、5月21日・6月1日・6月4日。
日ごろの感謝を込めてかすみ草のブーケをプレゼントされたら、女性はとても嬉しいですよね。
自分へのご褒美としてお花を飾る方も多いので、たまにはお花のある生活を送ってみるのもおすすめです。
ドライフラワーにする時にぽろぽろ落ちてきたものを、シャーレに入れて飾ってもOK。
かすみ草(カスミソウ)の花言葉
清らかな心
「清らかな心」という花言葉があるかすみ草。濁りのない透き通った心の様子を表した言葉です。かすみ草の可憐な見た目から、想像がしやすい花言葉ですね。
黄色のチューリップとも相性がよく、玄関先などに飾っておくのもおすすめ。
ありがとう
「ありがとう」「感謝」「幸福」もかすみ草の花言葉で使われています。
他の花と添えられることが多いかすみ草は、そのメインとなる花を引き立てる奥ゆかしさから、花言葉が付けられたとも言われています。
よく目に入るテレビの横に飾るだけで、部屋の雰囲気が明るくなりますね。
無邪気
純粋な印象の「無邪気」「夢心地」などもかすみ草の花言葉です。白のかすみ草の姿が、素直な印象で可愛らしいからかもしれませんね。
淡色で高さのあるお花を沢山合わせてアレンジメントすると、迫力が出て力強い印象になります。
かすみ草が手前に生けてあり、かすみ草メインのアレンジになっていますね。
恋愛
「永遠の愛」という意味があるかすみ草は、結婚式やお祝い事にも最適なお花です。なので、花嫁のブーケや髪飾りにあしらわれたりもします。
花嫁のブーケをそのまま逆さまにぶら下げて、ドライフラワーにしたら素敵な思い出になりますね。
かすみ草(カスミソウ)の色別の花言葉
ピンク色の花言葉
ピンク色と赤色のかすみ草には「切なる願い」や「感激」という花言葉があり、特別な感情を表しています。ピンク色と赤色のかすみ草には強い意味が込められているのですね。
生花を長く楽しみたい方は、切り花延命剤を花瓶の水に混ぜると、水だけよりも長持ちさせることができますよ。
その他の色の花言葉
紫や緑、オレンジなどのかすみ草も見かけることもありますよね。このカラフルな色は自然の色ではなく、白いかすみ草に着色して作っている為、花言葉は存在しません。
花言葉が無くても、見ているだけで優しい気持ちにさせてくれるのが、かすみ草の魅力ですね。
その他の使われ方
かすみ草とアジサイを合わせて
白いかすみ草に合わせて白いアジサイをチョイス。手のひらサイズのミニブーケにすると、お子様のイベントや結婚式にも最適なブローチ代りになりますね。
このまま胸ポケットに入れられるので、お子様に付けてあげても◎
かすみ草とレースを合わせて
もう少しボリュームが欲しい方は、大きなお花のバラなどをセンターに持ってきて、かすみ草をさりげなく付けるといいですね。
デザインの違うレースを重ねて付けると、お花が少なくてもボリュームの調整ができます。コサージュとして使うのも素敵です。
アンティークな雑貨として飾ることもできるかすみ草。アジサイやバラのドライフラワーと合わせ、麻布風のレースで隙間を埋めてアレンジしています。
ドライフラワーにしたお花はアレンジのしがいがあるので、インテリアに合わせてオリジナルを楽しめますね。
季節の花と合わせて
人気があるかすみ草は、お花屋さんで年中手に入れることができます。
一緒に添える花の花言葉を考えてかすみ草と合わせると、送る相手に気持ちが伝わりやすくなりますよ。
ちなみに。マーガレットは「真実の愛」「信頼」という花言葉があります。迷った時には花言葉を思い出すといいかもしれませんね。
丁度今が時期のアカシアとかすみ草を、花瓶いっぱいに生けるのも素敵です。どちらも小さな花がいくつも付いていて、お部屋の中が一気に明るくなりますね。
アカシアの花言葉は「友情」「堅実」などがあるので、かすみ草にもとても合うお花です。
アカシアとミモザは微妙に違うので、買う時に注意した方がいいですよ。
かすみ草(カスミソウ)の花言葉まとめ
かすみ草の花言葉や由来などを探ってみましたが、いかがいかがでしたか。お花屋さんに行くと当たり前のようにあるかすみ草。
意味を知ると見方が変わって更に、かすみ草を愛らしく思えてくるのではないでしょうか。是非かすみ草を色々な方法で楽しんでみてくださいね。
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