マリーゴールドの花言葉を大特集♪黄色やオレンジなど、夏の太陽がよく似合うマリーゴールド。
たくさんの種類があるマリーゴールドには、花言葉もいろいろな意味があります。
色ごとにも種類ごとにも花言葉があり、マリーゴールドを贈る際には十分に気をつけなければいけない花言葉もあるんです。
今回はマリーゴールドの特徴や、花言葉、育て方をご紹介いたします。
マリーゴールドについて
黄色やオレンジのコロンとした花が代表的なマリーゴールド。
実はマリーゴールドはとても種類が豊富な植物で、似た植物も多いのです。
キンセンカとは別物
マリーゴールドによく似た花に、キンセンカ(金盞花)があります。キンセンカは和名で「金の盃に見える花」から名付けられました。
別名ポットマリーゴールドとも呼ばれ紛らわしさが増してしまいますが、こちらは花びらをハーブティにしたりスープに浮かべたりするなど食用ハーブにできます。
マリーゴールドの名前の由来
聖母マリアから名前がついた?
「聖母マリアの被昇天の祭日」の8月15日に咲き誇るのがマリーゴールドで、「聖母マリアの黄金の花」という意味からマリーゴールドと名前がついた説。
もう1つは年に5〜10回ある「聖母マリアの祭日」にいつも咲いているから「聖母マリアの黄金の花」となった説。のちに花言葉にも深く関係してきます。
沼が由来?
さらに、フランス語の「marais(沼)」が語源となっているという説があります。どちらにしても古代から人々に愛されてきた花だということがわかりますね。
マリーゴールドの特徴
マリーゴールドは和名を万寿菊、千寿菊といい寿命が長いことを意味しています。
メキシコ原産のキク科に属する植物です。日本では江戸時代から親しまれています。
色も豊富でオレンジ・黄色・白・赤とあり、単色のものと2色からなるもの、小さな花や大きな花、一重咲きのものやクシュクシュとした花びらが集まった八重咲きなど種類が多いのも特徴です。
花の時期が4月〜10月と長く、春から秋まで楽しませてくれます。
マリーゴールドの種類
一年草のマリーゴールド
アフリカンマリーゴールド
10月28日の誕生日の花アフリカンマリーゴールド。
マリーゴールドの一種がスペインに持ち込まれ、その後アフリカで広まったのでアフリカンマリーゴールドと呼ばれるようになりました。
フレンチマリーゴールド
こちらは花壇などでよく見かけるマリーゴールドですね!7月18日の誕生日の花になります。
和名に紅黄草(コウオウソウ)とついているように、赤や黄色の花があります。
フレンチマリーゴールドの名前の由来はフランス王室の庭で観賞用に栽培されていたものが広がったとされるからです。
多年草のマリーゴールド
レモンマリーゴールド
レモンマリーゴールドは北アメリカに分布するキク科の多年草になります。
こちらの花色は黄色のみで、他のマリーゴールドとの違いもハッキリとしています。
特有の匂い成分は根からも分泌され、ナメクジやセンチュウといった害虫を近づけないので、花壇のコンパニオンプランツとしても有効です。
ミントマリーゴールド
レモンマリーゴールドによく似た多年草のミントマリーゴールド。
こちらも耐暑性、耐寒性があり関東よりも西の暖かな地域では霜よけをしなくても越冬が可能です。
害虫や病気に強いのも育てやすいポイントになりますね。また、ミントマリーゴールドの小さな花はハンギングにも人気がありますよ。
マリーゴールドの花言葉
マリーゴールドの花言葉は「嫉妬」「絶望」「憎しみ」とネガティブなイメージなものです。
花言葉の由来になっているお話では、とある女性が恋人のいる男性に恋心を抱いたことがはじまりです。
その男性を一途に思うあまり、恋人の女性に対する嫉妬心に狂ってしまい亡くなってしまいます。
そしてマリーゴールドに生まれ変わったと伝えられ、その女性の「嫉妬心」や「憎しみ」が、そのままマリーゴールドの花言葉になりました。
ネガティブな花言葉と真逆にある「変わらぬ愛」「一途な愛」といったポジティブな花言葉もある理由は、恋する女性の表と裏を表しているからなのです。
種類によって花言葉が違う
アフリカンマリーゴールド
アフリカンマリーゴールドのもつ花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」です。
メキシコ原産のマリーゴールドが様々な国を品種を変化させながら渡って行ったことに例え、マリーゴールドの力強い生命力からきている花言葉。
フレンチマリーゴールド
小さく可憐な花をつけるフレンチマリーゴールドの花言葉は「いつもそばに置いて」です。
フランスの宮廷で栽培され愛されていたことがうかがい知れる花言葉ですね。
マリーゴールド色別の花言葉
健康を意味する黄色
黄色のマリーゴールドの花言葉には「健康」があります。ですが、一方では「下品な心」とネガティブな意味も。
キリスト教での黄色は「裏切り」の意味があり、聖母マリアにちなんだ名前をもつマリーゴールドの花言葉につけられたものと考えられています。
真心を意味するオレンジ
オレンジのマリーゴールドの花言葉は「真心」です。
こちらはギリシャ神話が元になっていて、アポロン(太陽)に恋した少年が雲の神の嫉妬によって命を落としてしまいました。
その少年の亡骸をアポロンがマリーゴールドに変えたと伝えられていて、純粋な美しい心の「真心」が花言葉になりました。
赤は新種のため花言葉は今のところ無し
ストロベリーブロンドと名前のついた赤いマリーゴールドも、最近品種改良されてできた新種ですので、今のところまだ花言葉はありません。
このストロベリーブロンドは花の色が変わっていくのも見どころの1つで、アンティーク調のオレンジっぽい色からピンクや赤に変化するものもあります。
白には今のところ花言葉は無し
品種改良されてできた白のマリーゴールドには、今のところ花言葉はありません。
丸くて大きな花が特徴のF1バニラという品種になります。
マリーゴールドの育て方
タネまきはいつ?
タネまきは3月から5月いっぱいくらいが目安です。15℃から20℃くらいの気温が適温で、土質はあまり選ばないので気軽に植えることができます。
暑さにも寒さにも強く丈夫なのがマリーゴールドの良いところで、あまり過保護にしなくても元気に育ってくれます。
水やりはどのくらい?
鉢植えのマリーゴールドの場合、水やりは下葉が水不足になると枯れやすいため、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水をあげます。
庭植えのマリーゴールドでは、土がよほど乾燥しない限り、水やりは必要ありません。
肥料は必要?
庭植えの場合、植え付けの際に堆肥や腐葉土を混ぜておけば、やせ地でない限りとくに肥料は必要ありません。
逆にチッソ系の肥料が多すぎると葉ばかりが伸び、花のつきが悪くなります。鉢植えの場合には、定期的にリン酸分の肥料を与えます。
寄せ植えに適しています♪
マリーゴールドは、寄せ植えに向いています。
なぜならマリーゴールドの根から分泌される匂いによって、害虫が寄って来ない性質があるため、コンパニオンプランツとして有効だからです!
花壇の寄せ植えだけではなく野菜を植える時にも重宝で、特に根菜に悪さをするネグサレセンチュウに対する殺虫効果があるとされています。
ドライフラワーもおすすめ
マリーゴールドのキレイなオレンジは、ドライフラワーにしてもそのままです。
インテリアに色をプラスしてくれますね。
マリーゴールドの花言葉まとめ
マリーゴールドの花言葉特集、いかがでしたでしょうか?
ギリシャ神話に基づく花言葉や、聖母マリアにちなんだ花言葉などをもつマリーゴールド。
ネガティブなイメージが広く知られていますから、贈る際には手紙や言葉を添えて気持ちを伝えることで喜んでもらえますね。
簡単に育てられますから、自分で育てたマリーゴールドを贈り物にするのも良いですね。
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