Instagramを中心としたSNSでは、美しいインテリア画像がたくさん公開されています。
その中でもセンスの良いインテリアは人々の注目を集めますよね。
そこで今回は、国内外の人気インスタグラマーさんの投稿を参考に、インスタ映えするインテリアにしつらえる為のアイデアをご紹介します。
①インテリアの中に平行のラインを作る
キッチンの棚板シェルフとカウンター
「インスタ映え」するインテリアを作る時にポイントになるのは、画像として切り取った空間が美しいかどうかという審美眼です。
美しい空間を作るテクニックの一つが、インテリアの中に平行のラインを取り入れること。
キッチンの調理台とカウンター、壁面の棚板シェルフがいくつもの平行のラインを作っているこちらの空間は、すっきりとしたモダンな印象を与えています。
くぼみを利用したワークヌック
家の間取りや構造に、平行線が取り入れられている場所はありませんか?
例えばこちらのスペースは、「neuk(ヌックあるいはヌーク)」と呼ばれるドアのない開放的な場所です。
部屋のくぼみを利用してしつらえたワークヌックに、圧迫感を与えないシンプルでクリアなデスクをチョイスしています。
ラグやフレームに黒を使い、はっきりとしたコントラストを生み出していますね。このスペースにあるものの多くが、平行のラインを作っています。
スペースを切り取る
大きな家具を使った平行線の演出が難しい場合でも、お部屋の一画を切り取ることで画面に平行線を作る事は可能です。
一番簡単な方法は、平行線を持つシェルフや棚にフォーカスすること。
こちらは、好きな雑貨やコーヒーアイテムを並べたディアウォールの棚です。パッケージの向きを揃えて並べることで、ますますインスタ映えする一画なっていますね。
②異素材をミックスしたインテリアは「インスタ映え」の定番
空間に奥行きを与える異素材ミックス
「インスタ映え」するインテリア画像には、異素材を組み合わせるテクニックも定番です。
ファブリック使いのソファとレザー張りのソファ、天然素材を編んだラグ、ワイヤーバスケットに金属のような質感の陶器と、様々な異素材が組み合わされています。
異素材のテクスチャーをミックスさせることで、空間に奥行きをプラスすることができるでしょう。
小さなスペースから取り入れよう
異素材を組み合わせた空間造りは、小さなスペースから始めてみてはいかがでしょうか。
こちらは、一脚の藤椅子にムートンシートとゴールドのスパンコールがあしらわれたクッションを組み合わせています。
それぞれ色も素材もバラバラですが、異素材ミックスとしてスタイリッシュな雰囲気を演出していますね。
植物を取り入れたインテリア
既にご紹介した2つのインテリアにも写っていますが、植物を取り入れる方法も異素材ミックスの一つです。
季節感を感じる生花や枝物は、シンプルなフラワーベースに無造作に生けるだけでも印象が変わります。
こちらのLDKは赤い実をつけたスズバラの他にも、流木やドライフラワーも見えています。
また、壁付けしたテレビやキッチンの棚など、上述した「平行線」もあるインスタ映えする空間になっています。
③アートを取り入れたインテリアは「インスタ映え」必須!
パーソナルギャラリーに個性を出す
3つ目のアイデアはアートを取り入れる方法。アートは、劇的にインテリアの雰囲気を変えてくれます。
家を、「自分や家族だけのパーソナルギャラリー」と考えてみませんか?
作品のチョイスも入れ替えのタイミングも、好みに合わせて自由なスタイルで楽しみましょう。
絵だけでなく、版画やオブジェなども素敵なアート作品です。アートが決まると、その周辺のデザインもまとまりやすくなるでしょう。
照明にインパクトを持たせる
照明器具も、アートと同様の働きをしてくれるインテリアアイテムです。どんなインテリアにおいても、照明のデザインは空間に大きなインパクトをもたらします。
毎日目に入るものでもあるので、お気に入りに投資してみてはいかがでしょうか。
北欧デザイナーの不朽の名作、照明デザイナーによるアートの様な作品、フォーカルポイントになるユニークなデザイン等、照明には幅広いデザインがあるので、お気に入りがきっと見つかるはずです。
鏡の持つ効果を最大限引き出す
鏡は室内の様子を映し出すので、視覚的な錯覚が起こり空間を広く感じさせる効果があります。ですから、インスタ映えするインテリアにおいても、鏡は欠かせないアイテムとなるでしょう。
大きさや形、フレームのデザインも重要です。
こちらの洗面台は、ご夫婦が同時に仕えるツインボウルという贅沢さ。白を基調にしながらも、パターンのあるフロアや円形のミラーなど、随所にご夫婦のセンスを感じさせます。
④撮影する場所は「プチ演出」する
テーブルの上のものは揃える
4つ目のアイデアは、撮影する場所は「演出する」です。その一つが撮影場所の片付け。
実際には、家中きれいに整理整頓しておきたいところですが、忙しい毎日の中ではなかなか難しいこともあります。それでも、カメラで切り取る一画はきちんと感を出しましょう。
テーブルの上に出しておくティッシュケースやリモコンも、揃えておくと印象が異なります。こちらのLDKでは、アートポスターや照明も取り入れられていますね。
床に物を置かない
撮影する場所では、床に物を置かないこともポイントになります。フォーカスしたい家具やスペースに視線が集中するように、ごちゃつき感をなくしましょう。
常に片づけておきたいところですが、どうしても無理な場合は床置きしている物をフレームアウトさせるだけで、印象が大きく変わります。
ソファ周りを紹介する場合は、クッションも柄が出るように並べるとすっきりしますよ。
上級者は「こなれ感」を演出する
きれいに片付けたインテリアの他に、インスタ映えするインテリアには「こなれ感」を出すという演出方法もあります。海外インテリアの投稿でも定番のアイデアなんですよ。
たとえばソファ周りを撮影する場合に、全てをきちんと片付けず、ブランケットをあえて「使いかけ」のように広げてみましょう。
本や雑誌を開いて置いたり、飲みかけのコーヒーカップをフレームインさせる方法も人気があります。
まとめ
世界中で大人気のInstagram。メディアでも、「インスタ映え」なるワードが取り上げられる機会が増えています。
今回は、国内外の人気インスタグラマーさんの投稿から、インスタ映えするインテリアのアイデアをご紹介しました。
最後の「演出」方法は、続けているうちに収納術や掃除術とも結びつき、家中どこを切り取っても美しいインテリアになるのではないでしょうか。
是非、参考にしてみてくださいね。
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