グリーンとマリンスタイルを楽しむワンルームのお部屋
植物をうまく暮らしに取り入れ、楽しむヒントを探しに、暮らしの達人の部屋をたずねます。
今回おじゃましたのは、sakiyukaさんの部屋。
ひとり暮らしの小さなワンルームでも、季節のグリーンをたくさん取り入れた、爽やかな空間が広がっていました。
text : Miha Tamura / photo : Takuya Kanai
都内にお勤めのsakiyukaさんのお部屋は、ひとり暮らし向けのセキュリティーがしっかりとしたワンルームマンション。
白や、木の素材を活かしたナチュラルなインテリアの中に、たくさんのグリーンが生き生きと飾られている、気持ちのよい空間です。
大きなドウダンツツジの枝が見事。
同居人は、うさぎのかなさん。垂れ耳が可愛い。
よく見ると、お部屋のあちこちには流木があしらわれていたり、海を感じる小物がいっぱい。
「ダイビング雑誌の出版社で働いていたので、海へ行く機会が多かったんですよ」
グリーンとマリンスタイル、こうして組み合わせてみるとしっくり馴染みます。
知り合いのカメラマンさんの展示会でイーゼルとして使われていたという流木のオブジェ。
100円ショップで売っているコーナーラックも、前面に流木をつけるとさわやかに。
「斑入りのものや、垂れ下がる植物が好き」というsakiyukaさん。引掛シーリングにつけられるライティングレールにエアプランツやアイビーを配しています。
よく行くグリーンショップは、品揃えが豊富で値段も手頃な、練馬のオザキフラワーパーク。意外に、100円ショップで気に入った子を見つけてくることもあるのだそう。
こちらは珍しい未剪定のパキラ。
「ずっと探していたんですけど、なんと100円ショップにあったんです」。水で膨らむジェルにさして。
以前、花屋さんで働いていた経験もあり、現在は都内で働く傍ら、ウエディングフラワーのコーディネートアシスタントもされているというsakiyukaさん。
観葉植物だけでなく、季節に応じた切り花を綺麗に飾るテクニックもさすがです。
棚の中には、たくさんの花器のコレクションが。
栄養ドリンクの瓶を、ラベルと麻紐でカスタマイズしたオリジナルのものも。
これだけたくさんあると、花を買ってくるのが楽しみになりそうですね。
sakiyuka さんに、切り花を上手に飾るポイントをお聞きしてみました。
ポイント1 口がすぼまった花器を選ぶ
器は、なるべく口がすぼまった種類のものを選ぶこと。ブーケを飾るときも、綺麗にまとまってくれます。
「もらいもので、口が広がったものも持っているんですが、飾りやすさが全然違ってこればっかり使っています」
ポイント2 切り花は水を吸いやすいよう手入れをすると長持ち
「お花によって、手入れの仕方はいろいろあるんですが…」と例として教えてくれたのは、切り口の断面を広くし、水を吸いやすくする方法。
ナイフで表面を削るか、はさみで大きく斜めにカットしてあげるとよいのだそう。
「ドウダンツツジなどの枝物は、こまめに水を替えたり、メンテナンスをすれば1ヶ月はもちますよ」
季節の植物いっぱいで、いつも爽やかな空気の流れるsakiyukaさんの部屋。
「好き」という気持ちが、きちんと手入れしてあげることで植物にも伝わって、生き生きとした表情をみせてくれる。そんな気がしてきたのでした。
sakiyuka さんのブログとinstagramアカウントはこちら
http://ameblo.jp/pflapin/
https://www.instagram.com/sakiyuka/
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