ドライフラワーインテリア特集!
水分を完全に抜くことで、長期保存を可能とするドライフラワー。独特の趣ある色合いは、お部屋の雰囲気作りに一役かってくれます。今回は、ドライフラワーをシンプルモダンなインテリアにフィットさせるコツをご紹介します。モノトーン&大人っぽいテイストが好きな方は必見です!
ドライフラワーインテリア《センスある飾り方》
ドライフラワーは、飾ると「カントリー調」や「ロマンティック」な印象になりがち。
でも、モノトーンやハイクラス感を大切にする大人テイストのお部屋に似合わせる方法もあるんです。センスアップに役立つちょっとしたコツをご紹介します。
ドライフラワーインテリア《3つの魅力》
洗練された「こなれ感」
水分を抜いて完全乾燥状態になった花は、色の彩度が抑えられ独特の風合いになります。
無機質になりがちなモノトーンインテリアに導入すると、ヴィンテージのエッセンスをプラスすることができアクセントになります。
「買ったばかりのピカピカの新品」にはない、「こなれ感」を演出できます。サッと飾るだけでインテリア上級者のようなこなれた雰囲気に。
魅力その2/水に活ける必要がないので安全!
軽量なドライフラワーは、頭上のディスプレイも安心して楽しめます。よちよち歩きの赤ちゃんや子ども部屋にも安全に飾ることができますね。
動きの活発な子どもがいるおうちには、ドライフラワーは特におすすめです。
カゴいっぱいにアジサイドライを飾ったディスプレイ。水が不要なので、花器も自由に選べます。
小さな子どもの手が触れて床に落下しても、水がこぼれたり花器が割れたりすることもありません。
魅力その3/制限のない自由な飾り方が可能
ドライフラワーは、様々なディスプレイ方法に対応できるという大きなメリットがあります。「こういう風に飾りたい」という希望を、簡単に叶えることが出来ます。
例えば「キャンドルを囲むようにグリーンを置いて飾りたい」というテーブルコーディネートも、ドライフラワーならあっというまに実現!
また、生花では考えられない「吊るす」というディスプレイも可能です。吊るすとホコリが溜まりにくくなるので、お部屋のディスプレイに適しています。
ドライフラワーインテリア《植物の選び方》
大人っぽく飾るために、花は何を選ぶといいのでしょうか。お店で選ぶときには悩んでしまいますよね。インテリア実例を挙げながら、スタイリッシュにキマるドライフラワーの種類をご紹介します。
アナベル
こんもりとまるいフォルムが可愛らしいアナベル。アジサイの一種で、小ぶりな花が大変人気です。
一般的なアジサイとは剪定の時期が異なります。花の色が大変美しく、ライムグリーン色で咲き始めてから徐々に白色へと変化していきます。
真っ白に咲き誇る満開時期を過ぎると、次第にまたグリーン色になります。密度の濃いボリューミーな花なので、1輪だけでも存在感あるディスプレイになりますよ。
ニュートラルなモノトーンインテリアだからこそ映える、アナベルの鮮やかなライムグリーン。花器もシンプルなものをセレクトし、ドライフラワーの美しさが強調されています。
秋色アジサイ
「秋色アジサイ」とはもともと退色したアジサイを指していました。
近年ではシックな色合いに変化するよう改良された品種も流通しており、そちらを指すことも多くなっています。
秋色アジサイはアンティークな色合いが特徴で、花びらの厚みがしっかりしているのでドライフラワーに向いています。
無機質になりがちなモノトーンインテリアに取り入れると、派手すぎない彩りをプラスすることができます。
ドライフラワーならではの深みのある色合いが、インテリアをこなれた雰囲気にランクアップしてくれますよ。
コロンとしたフォルムを活かして、テーブルコーディネートのアクセントにしてもいいですね。茎を切るだけで卓上向きの置き型仕様にシフトできます。
プロテア・バンクシア
存在感のある大ぶりな花、プロテアのご紹介です。アフリカ原産の花で小さいものでも10cm、大きいサイズだと30cm近くにもなる大きな花を咲かせます。
淡いピンク色のプロテアは、個性的なウェディングブーケに取り入れられることもあります。
プロテアは生花だと鮮やかな赤色が多いですが、ドライになるとこんなにシックに様変わり。ワインのような深みのある色合いは、大人なムードを醸し出しています。
こちらはバンクシアという植物。強いインパクトと力強さを感じる1輪なので、個性的なオブジェと並んでも引けをとることはありません。存在感のある堂々たる佇まいでインテリアを彩ります。
ユーカリ
センスのいい人の部屋にはよく登場する植物、それがユーカリ。もともと含有水分量が少ない植物なので、ドライフラワーにしやすく人気の高い植物の1種です。
こちらはフェイクのユーカリのようですが、ユーカリはスモークがかった葉の色が落ち着いた印象。ユーカリ1輪を添えるだけでおしゃれな魅力が格段に上がります。
花屋さんで手に入れやすいところも魅力なので、気軽に取り入れられますよね。
束ねたユーカリを素敵なペーパーでラッピングすると「置きっ放し」感がなく、おしゃれ度もアップ!ちょっとしたテクニックひとつで見栄えも変わってきます。
天井を活かした上級編のディスプレイにはラダー(はしご)がポイント。
なかなか手が届かない位置だからこそ、メンテナンスフリーのドライフラワーやフェイクフラワーが適しています。ユーカリのドライフラワーがいい味を出していますね。
ドライフラワーインテリア《彩度がキーポイント》
「ドライフラワーが好き!」という男性はそう多くなく、一般的に「ドライフラワーは女性が好むもの」というイメージがあります。
可憐でロマンティックなイメージから脱却し、男性目線でも喜ばれるドライフラワーを選んでみましょう。
彩度を落としたドライフラワーを選ぼう
「洗練されている」「都会的」「スタイリッシュ」。これらは多くの男性が好む傾向にある、インテリアキーワードです。
花の魅力を男性的な雰囲気に寄せるには、彩度を落とすことが大切。
葉の濃い色はドライになることでより濃くなり、花のシルエットが浮き上がるように見えます。落ち着きのあるシックな印象にグッと近づきますよ。
シックで落ち着いたイメージを重視するリビングにも、違和感なく溶け込んでいますね。花でありながらも、控えめの彩りがドライフラワーの魅力です。
生花の強い香りを苦手とする男性にも、ドライフラワーなら受け入れてもらいやすいですよ。
シンプルなドライフラワーを選ぶ
色とりどりの花は「女性らしさ」のイメージが強いので敬遠する男性もいます。
無彩色の世界観を大切にするために、ドライフラワーを白黒で選んでみるのも一案です。
個性的でありながら、シンプルテイストにフィットする花に「エリンジウム」があります。
ドライフラワーインテリア《定番の飾り方》
まずは飾り方の定番とされるディスプレイスタイルを見てみましょう。近年人気急上昇のスワッグもご紹介しますので、ぜひ注目してみてくださいね。
花器に活ける
「花の飾り方」と言えば、花器に挿す方法をまずイメージする人が多いのではないでしょうか。
定番中の定番とされるスタイルなので、差のつくディスプレイにするためには花器のセレクトなどセンスを要します。
リース
ハンドメイドを楽しむ人も多い、ドライフラワーリース。玄関やリビングに飾ると華やかさをプラスしてくれます。
シンプルインテリアにフィットさせるなら、少ない色数のリースにするといいですよ。
天井から吊るす
天井の空いたスペースを活かしたディスプレイです。照明のライティングレールに沿って並べると、違和感なくまとまりますよ。選ぶ種類で個性を出して。
窓枠に沿って吊るす
お部屋の上部に採光用のフィックス窓があるなら、ドライフラワーを飾るのに適したスペースなのでぜひ活用を。
麻ひもとウッドクリップを用意できれば、あっという間にディスプレイ完成です。開閉しない窓だからこそできるアイディアですね。
ドライフラワーのスワッグなら簡単
ここ数年で注目が高まっている「スワッグ」をご存知でしょうか?
スワッグとは「花で作った壁飾り」のことで、ドライフラワーを束ねたデザインを指して呼ぶことが多いです。
サッとラフに束ねるだけというシンプルな飾り方は、花器も要らずリースのように手間もかからないので誰でも簡単にできますよ。
軽くて扱いやすいドライフラワーなら、壁への負担も少なく済みますね。おしゃれなマスキングテープを使って留める方法もおしゃれです。
スワッグにはこのようなスタイルも。ワックスペーパーやクラフト紙でラッピングすると頑張りすぎないおしゃれ感を演出できます。
スワッグをアレンジしたワンランク上の飾り方をご紹介。少量のスワッグと、1輪のドライフラワーをランダムに壁に留めて飾ります。
こちらのインスタグラマーさんのお宅では、壁にマグネット機能を持たせ磁石での展示をされています。
ドライフラワーインテリア《人と差が付く飾り方》
ドライフラワーは、遊び心をプラスして多様な飾り方を楽しむことができます。見る人が驚く素敵なアイディアをご紹介します。
テープで1本ずつ壁に留める
水分が完全に抜けたドライフラワーはとても軽量。生花では不可能な飾り方だってお手のものですね。
壁に1本ずつテープで留めて並べるだけで、浮遊感のあるディスプレイになります。
マスキングテープやメンディングテープを使用すると剥がしあとが付きにくく、賃貸住まいの方にもおすすめですよ。
標本のようにディスプレイ
まるで標本のようなディスプレイは、ぜひマネしてみたいアイディアですね!木箱に黒画用紙などを敷き、雰囲気のあるラベルと一緒に固定します。
木箱を黒色にペイントすると、シンプル&モダンな雰囲気に仕上がります。
押し花アート
花びらを、まるで絵を描くようにフレームに閉じ込めた押し花アートです。大切な思い出が詰まった花をこういったカタチで残してもいいですよね。
選ぶフレームの素材やカラーリングは、部屋の雰囲気に合ったものを選ぶのがポイントですよ。
メタリックやモノトーンのフレームはクールな印象を引き立てます。木製フレームはナチュラルで優しい雰囲気に。
ドライフラワーインテリア《おすすめの花器&飾り方》
ドライフラワーにデメリットはあるのかと考えた時に、思い浮かぶのは「フレッシュさがない」ことです。
ドライフラワーだから当然のことではあるのですが、カサカサとした乾いた質感を魅力的に見せるには花器のチカラを借りましょう。
金属やガラスのもつ「ツヤ感」や「メタル感」は、ドライフラワーを魅力的にみせてくれますよ。
試験管フラワーベース
試験管を使ったフラワーベースは、たくさんのバリエーションが展開されています。
インテリアショップや雑貨屋さんで手に入りますよ。ドライフラワーを1輪ずつ差すだけでセンスアップできます。
試験管フラワーベースがなんとダイソーで手に入ります!
ロープライスで叶えられるディスプレイなので、ぜひマネしてみてくださいね。木枠を好きな色にペイントするのもオススメです。
monom「壁掛けサンカク」
埼玉県に工房を構えるうだまさし氏の「壁掛けサンカク」になります。発売するとすぐに売り切れてしまうほどの人気ぶり。
壁に掛けられる画期的な花器は、安全性の面でもドライフラワーにこそ活用したいアイテムです。
10¹² TERRA
1輪のドライフラワーをショーケースで見て楽しむ、まるでアートのような花器が「10¹² TERRA」というブランドで製作されています。
生花からドライフラワーになっていく過程を飾って楽しむというコンセプトなので、花器と花はセットで販売されているのが特徴。直線的なデザインが新鮮でスタイリッシュですね!
メタルアイテムとのコーディネートを楽しむ
ドライフラワーとのコーディネートを成功させる秘訣は、「素材感を出すこと」と「質感の違いを楽しむこと」の2点に尽きます。
金属のフレームでできたオブジェやバスケットは、ドライフラワーを活かすディスプレイアイテムとして抜群の相性!クールでいてどこかあったかい雰囲気になりますよ。
利便性の高いワイヤーバスケットは、ドライフラワーの収納カゴとしても活用できます。
生花だとこちらの画像にあるように水を張る器が必要になりますが、ドライフラワーなら茎をひもでまとめるだけで、そのままカゴに納められます。床置きにしても雰囲気が出て素敵ですよ。
インテリアだけじゃない!ドライフラワーの活用アイディア
ドライフラワーは、飾っておく以外にも使い道がたくさん!おうちのディスプレイから「ちょこっと拝借♪」して活用できるアイディアをご紹介しますね。
ラッピングに使える
ドライリーフをひとつ、ラッピングにプラス!シンプル&ナチュラルな風合いに仕上げられます。
麻ひもや細めのリボンとの相性が良く、大人の女性に喜ばれるウィットな繊細さを表現できます。
気をつかわせないプチギフトや、手作りお菓子を贈る時にも活用してみてくださいね。透明フィルムでのラッピングにもドライリーフはさりげない彩りを添えてくれますよ。
フォトジェニックな魅力をアップ!写真の小道具として活用する
美味しいグルメや自慢のお料理。SNSにアップするなら、フォトジェニックに撮りたいですよね!
ドライフラワーを一輪、寄り添うように置いて撮影するとより美味しそうに見せることができます。
水が要らないことで「横置きに飾ることができる」というドライフラワーならではのメリットを活かしたアイディアです。
部屋に飾っているドライフラワーを使うことで、すぐに用意ができる気軽さも。
ドライフラワーをインテリアに取り入れて♪
今回はシンプルモダンに特化して、おしゃれなドライフラワー特集をお送りしました。工夫次第でこなれた印象にグッと近づくアイテムであり、メンテナンスフリーの手軽さもあり、多忙な人にもぜひおすすめしたいアイテムです。お部屋のセンスアップに活かしてくださいね!
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