最近のレストランやカフェなどでは、観葉植物をたくさん取り入れて癒しの空間を演出しているお店が増えています。
グリーンが多く置かれているだけでやはりとても癒されますし、植物のもつパワーももらえるように感じます。
自宅にも観葉植物を取り入れて癒しの空間作りをしてみませんか。
すぐに枯らしてしまう・・と植物を置くことに抵抗のある人も多いようです。
ですが、あまり神経質に手入れをしなくても丈夫で自宅でも育てやすい植物はたくさんあります。
自宅でも育てやすくインテリアにもなじむ観葉植物をご紹介します。
モンステラ Monstera
モンステラ 花言葉
熱帯アメリカ原産のサトイモ科植物。
ラテン語のモンストラム(怪物)が語源です。
葉が成長するにつれ、だんだんと切れ込みが入り穴があいていく個性的な植物です。
花言葉は、「嬉しい便り」「深い関係」「壮大な計画」。
ポジティブな花言葉であることから、風水でも吉とされています。
ハワイでは、この穴の空いた隙間から光が差し込む様子から、モンステラは希望の光をもたらすといわれているそう。素敵ですね。
またハワイではキルトなどのモチーフにモンステラの葉の柄がよく使われますが、これは古くからハワイで邪気払い、魔よけに使われていたことを表します。
ハワイ語で「湧き出る」という意味もあり、湧き出る=金運up を連想させる為、風水的にもモンステラを置くと縁起が良いとされています。
モンステラ 育て方
モンステラは、気温が5度以上であり、日光が差し込む場所であれば基本的に簡単に育てられます。
寒さにも強い植物ですので寒い地域の方でも育てられますね。
モンステラはカーテン越しの窓辺や明るい室内に置くにがおススメです。夏には直射日光が当たらない場所にしましょう。
耐陰性もあるので少し暗めの部屋でも育ちますが、やはり植物ですので適度に光にあててあげるほうが良いですね。
水やりは春~秋は乾いたらたっぷりあげましょう。冬は土が乾いてから2日後をめどに水やりをします。
肥料は、一番成長する春から夏に与え、秋から冬には肥料は控えます。秋や冬など成長の鈍い時期に与える肥料はかえってダメージを与えるので注意しましょう。
肥料の種類は土の上に置くだけの固形の緩行性化成肥料でよいです。葉の元気がないときは、速攻性の高い液体肥料を与えるのも効果的です。
成長が早い植物なので、「葉が生い茂りすぎ」「変な方向に伸びてしまった」という場合は選定しても構いません。茎の生え際から切り落とすだけの作業です。
インテリアにモンステラを取り入れた例
剪定した枝は捨てずにこのように花瓶にさしても楽しめますね。
花屋でもモンステラの葉はブーケなどによく使われていますので、自宅でも飾る花に添えるだけで一段とおしゃれにまとまります。
現在ではミニサイズのものから2mほどの大型までサイズの改良がされ様々なサイズが選べるので、取り入れる場所によって選んでみてください。
個性的な葉の植物ですが、自宅のインテリアのどんなテイストにも合わせやすいのも特徴です。
鉢カバーを工夫するだけでよりお部屋に合わせやすくなります。
ウンベラータ Umbellata
ウンベラータ 花言葉
熱帯アフリカ原産のクワ科。
ラテン語の「日傘(umbella)」が語源です。葉の形が傘をさしているように見えることから名づけられました。
葉の形がハート型にも見えることから女性にも人気のある植物です。
花言葉は、「すこやか」「永久の幸せ」「夫婦愛」。
育てやすく生命力のある植物であることと、縁起の良い花言葉から、出産祝いなどのお祝いの贈り物にも利用されています。
丸みのあるハート型の葉は、愛の象徴とも言われ恋愛運を高めるとも言われており、
また人の近くに置くと、調和をもたらし、癒しとリラックス効果があるとも言われています。
ウンベラータ 育て方
5度以上でも育つ耐寒性はありますが、ウンベラータの成長に適した室温は18~30度です。
真夏と冬以外は、日光の当たる窓辺に置いても良いでしょう。
真夏は西日の日光に当たると葉が焼けてしまうので注意が必要です。
冬は窓辺は気温が下がるので窓辺からは離して暖かい場所に移動してあげたほうが良いです。
水やりは、モンステラと同じく、春~秋は乾いたらたっぷりあげます。冬は土が乾いてから数日後を目安に水やりをします。
また水やりとは別に、葉に霧吹きをしてあげることで乾燥を防ぎ、葉にもツヤがでますよ。
肥料に関しては、最初から購入した鉢の中に肥料が混ぜ込まれている場合は特に必要ありません。
成長が遅くなった場合などには液体肥料を与えます。
ウンベラータは一年中葉をつける植物ですが、冬場に葉が落ちてしまう場合には以下の原因が考えられます。
1.置き場所を変えた場合。(環境の変化が激しくウンベラータが変化に耐えられない)
2.環境が気温5度未満だった場合
3.エアコンの風などで葉が乾燥してしまった場合
ウンベラータ インテリア例
背の高いウンベラータは高い位置に葉が生い茂ることが多いので、リビングの生活空間の妨げにもならず、外からの光も遮らないので圧迫感がありません。
空間が縦にも広く見える効果もありますね。
スツールの上に置くことで高さを出した例です。
大きめの物を買わなくてもこの方法なら、高さを出したい時にも、またコンパクトに置きたい場合にも
どちらも楽しめるアイデアですね。
ナチュラルな雰囲気の植物なので、子ども部屋のインテリアにもよく合います。
お部屋にグリーンがあるだけで生き生きした空間になりますね。
玄関に縦長に高さのあるウンベラータを飾った例です。
ウンベラータは高い位置に葉がつくように整えられて販売されているものが多いので、動線を妨げずに飾ることができます。
ポトス pothos
ポトス 花言葉
ソロモン諸島原産のサトイモ科。
花言葉は「永遠の富」金運をあげてくれるとされることから銀行や企業にもよく置かれているようです。
また生命力旺盛で緑を絶やさないことから、「華やかな明るさ」という花言葉もあります。
丸い葉をつけるポトスは「自己の活性化」や「恋愛運アップ」の効果があるとされ、人の気持を和らげる作用があるそうです。
ポトスに限らず観葉植物には、場のエネルギーを高めたり整えたりする効果があり、特にポトスは空気が淀みがちな部屋の隅やバスルーム、トイレ、キッチンに置くのがおススメです。
ポトス 育て方
ポトスは耐陰性という特性があり、真っ暗な部屋でなければどこにでも置くことのできる植物です。
直射日光に当てると葉が変色してしまう可能性があるので注意しましょう。
気温が5度以上の環境であれば育つ耐寒性も持ち合わせています。
ポトスの水やりも他と同じく冬以外は土が乾いたらたっぷりと。冬場は土が乾いてから数日後を目安にあげましょう。
肥料は成長の著しい春から秋にかけては、緩効性化成肥料という固形の肥料を2か月に一度与えます。
伸びすぎたツルはどんどん剪定しても、ポトスは繁殖力は強いので心配ありません。
切り落としたツルを挿し木にして新しくポトスの株を簡単に増やせるのもポトス栽培の特徴であり楽しみ方のひとつです。
ポトス インテリア例
剪定したツルを水栽培のようにクリアな花瓶に活けた例です。
洗面所など清潔感のある場所によく映えますね。
水に入れておくだけで、次第に根が伸びてくるので、それを土に植え替えると新たなポトスの株に育ちます。
ポトスは高いところに置くとツルが下へ下へとどんどん伸びてくるので、ハンギングにも最適です。
伸びすぎた分は剪定しても成長には問題ないので安心して楽しめますね。
ちょっとした葉を飾っただけでも、どんなインテリアにもしっくり馴染むのがポトスのいいところです。
フラワーベースの種類も選ばずどんなものにでもあうので飾りやすいですね。
清潔感のある植物なので、キッチンにもよく合います。
小ぶりなサイズのものも売られているので自宅に合わせて選ぶことができますね。
キッチンに少しグリーンがあるだけで癒されますよ。
まとめ
いかかでしたか?
観葉植物を自宅に置くのはちょっとハードルが高いように感じる方も多いですが、育てやすい植物を知ることでグリーンのある生活がもっと身近になります。
インテリアの一部として癒しの空間を作ってくれ、また家族の一部のような愛着も沸きますよ。
気軽にトライしてグリーンのある癒しの生活を楽しんでみてくださいね。
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