まるでガラス瓶の中に、柔らかい雪が舞い降りたかのような結晶ができる「ストームグラス」をご存知ですか?ストームグラスをディスプレイに加えると、爽やかで幻想的な雰囲気をお部屋にプラスできますよ♪今回は、ストームグラスの作り方や、飾り方についてご紹介いたします。
美しいストームグラスたち
ストームグラスは、気圧や環境の変化によって、中の結晶の様子が変わるのが特徴です。
私達には目新しいものですが、実は19世紀の船旅で航海士たちが天候予測機として使用していた、歴史の古い実用的な品物だったのです。
こちらは「テンポドロップ」というストームグラス。しずく型の可愛いガラスの底に、柔らかい羽根のような結晶が沈んでいてとっても綺麗ですよね!
こちらの「テンポドロップ ミニ」は、丸みのある三角形の形がキュートなストームグラス。ミニサイズでも、その幻想的な雰囲気は抜群です☆
気軽に玄関や卓上に飾っておけるサイズですね。
手作りもできるストームグラス
不思議な結晶ができるストームグラスは、自分で作ることもできますよ。
材料は、精製水、無水エタノール、樟脳、塩化アンモニウム、硝酸カリウム、密閉できるガラス瓶です。
ただし、硝酸カリウムは個人で通販するのにも住所・氏名・用途を明らかにしなければなりません。
そのため、精製水と無水エタノール以外の材料を、藤澤樟脳、ひえっぺ(保冷剤)、といった市販の材料で代用して作る方法もあります。
ストームグラスは結晶の様子によって、実際に気象観測することもできるんですよ♪
液体が澄み、結晶が沈殿していると晴れ。雪のような結晶が浮いていると雨。シダの葉のような結晶がある場合は強風や嵐。
低いところに結晶がある時は気温が高いしるし。液体が白濁し、 小さな星形の結晶が浮いている場合は、気温が低く雪になるなど。
お子さんと一緒に毎日観察するのも楽しそうですね。
天候によって表情を変えるオブジェは、インテリアにも奥行きを与えてくれますよ♪
密閉するガラス瓶の形によって、インテリアの雰囲気に合わせたストームグラスが作れます。
おしゃれなストームグラスの飾り方
自然光の元で飾るストームグラス
電球型のストームグラスを、木製のウォールシェルフに飾り付けた例。木製棚や横に飾ったグリーンのナチュラルなテイストに、不思議とマッチしています。
無機質なデスクに飾られたストームグラス。ガラス瓶の硬質さと、中の結晶の柔らかさのギャップがユニークなオブジェとなっています。
下に敷くお皿を工夫すると、色んな雰囲気のインテリアに合いますよ♪
縦長のボトルに結晶を詰め込んだストームグラス。木のキャップやラベルを使うことによって、ヴィンテージ風のインテリアにマッチしていますね!
ストームグラスは直射日光に当てると、レンズ効果で火災の危険もあります。窓際に飾る際は、直射日光が当たらないように注意しましょう。
沢山の自作ストームグラスを並べれば、こんなにゴージャスなディスプレイに!まるで船室のラボのような、幻想的なインテリアになりました。
ストームグラスは曇りガラスの窓とも相性が良いですよ☆
ユニークな特徴はあるものの、白色で透明感あるので、インテリアを邪魔せず気軽に飾ることができます。
ライトアップされたストームグラス
まるでボトルの中で雪が舞っているような幻想的なストームグラスです。
ブルーライトでライトアップすると、自然光の下とは違う、夜空や深海を想像させる異質な雰囲気に!
ライトを浴びたストームグラスは、結晶自体が淡く光って見えるから、暗くなりがちなお部屋のコーナーにピッタリです☆
特別な木のスタンドを誂えてライトアップすれば、ストームグラスを主役としたインテリアディスプレイを作ることができますよ!
上品なオブジェなので、余計なアイテムを置かずにシンプルに飾ると存在感が際立ちます。
沢山のライトアップされたストームグラスたち。
ストームグラスに照明が当たるように棚をDIYすると、沢山のストームグラスの美しさが引き立つ、個性的なインテリアアイテムとなってくれますよ♪
まとめ
いかがでしたか?今回は、まるで雪や羽根のように瓶の中の結晶が変化する、不思議なストームグラスをご紹介しました。ユニークなオブジェではありますが、様々なインテリアとの相性も良いので、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね♪
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