洗濯機のお掃除法を動画も合わせてご紹介☆洗剤の種類、見落としがちな場所まで教えます!

今回は、洗濯機の色んなお掃除法をご紹介したいと思います。洗濯槽の裏側には洗濯物の汚れや、洗濯洗剤の残りかすを大好物に繁殖したカビがはびこっているんです。洗濯したばかりの衣類なのに、なんとなく匂う…そう感じるとしたら原因はもしかしたら洗濯槽に潜んでいるカビが原因なのかもしれませんよ!

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洗濯機のお掃除法を動画も合わせてご紹介☆洗剤の種類、見落としがちな場所まで教えます!

洗濯機のお手入れしていますか?ひと月に一度くらいしているよ、という方はきっと洗濯機の洗濯槽の裏に黒カビがたくさん潜んでいるということは少ないと思います。そういえばいつしたっけ?という方、買ってから一度も記憶がないような…という方、一見汚れの見えない洗濯機ですが、洗濯槽の裏側には洗濯物の汚れや、洗濯洗剤の残りかすを大好物に繁殖したカビがはびこっているんです。洗濯したばかりの衣類なのに、なんとなく匂う…そう感じるとしたら原因はもしかしたら洗濯槽に潜んでいるカビが原因なのかもしれませんよ。そこで今回は、洗濯機の色んなお掃除法をご紹介したいと思います。

お料理だけじゃない!重曹での洗濯槽のお掃除法

お料理で野菜のあく抜き、お菓子作りでふくらまし粉として使われたりもする重曹ですが、お掃除でも活躍します。弱アルカリ性である重曹は、酸性の油汚れを中和させ落としやすくしたり、細かな粒子は研磨剤として使ったり、消臭効果もあるので消臭剤のように使うこともできますよ。

 

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最近は洗濯槽専用の洗剤もドラッグストアなどで手軽に手に入れる事ができますが、できるだけ人体や環境に配慮したものを使いたいと思っているのなら、弱アルカリ性である重曹がおすすめです。また、重曹を使う場合は水ではなく、お湯(50℃くらい)を使うとよりお掃除に効果的だとか。


 

 


こちらは縦型洗濯機での重曹を使ったお掃除動画です。閲覧注意との言葉にドキドキしますが、6年間分の汚れが大さじ5~6杯ほどでごっそり取れています。家庭にある重曹でも汚れがこんなにとれるなら、わざわざ洗剤を買いに行く手間が省けるのが嬉しいですよね。50℃ほどのお湯をたっぷり注いで、重曹を10リットルに大さじ一杯の目安で溶かし、脱水をしないよう洗濯コースを選んでください。その後一晩(5時間~10時間)つけ置きしておくとカビが浮かんできます。浮かんできたカビはネットなどですくいとって処理してくださいね。


 

弱酸性のクエン酸で水垢をきれいに

クエン酸は弱酸性で、ポッカレモンなどのレモン汁の食品にも含まれています。重曹と同じように、口や皮膚についても安心できるのが嬉しいですね。お掃除用のクエン酸として、100均などでも販売しているようです。お掃除ではアルカリ性の汚れ、例えば水垢を落とすのに向いていますよ。

 

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こちらの画像はクエン酸水とペーパーを使って、水垢を落とすお掃除法です。洗濯機の洗濯槽のお掃除というよりは、水垢が目立つ洗濯機の外側や、蛇口の金具などを拭くのに使うのが向いているようですね。


 

クエン酸水と重曹を合わせて使って、洗濯機の洗濯槽の掃除をした動画です。クエン酸を40リットルに対し100グラム、重曹を40リットルに対し300グラム入れたお湯(40℃~50℃)を洗濯槽いっぱいに入れます。脱水をしないよう洗濯コースを設定して、よく攪拌(かくはん)させるとカビなどの汚れが浮かんできます。こちらも一晩(12時間)つけ置き洗いをし、その後もう一度洗濯コースで攪拌させて汚れをたっぷり出しています。ネットで汚れを取り、洗濯コースで再び攪拌させて汚れを出す、これを繰り返してすっかりきれいにしていました。掃除をきちんとすれば衣類に匂いもつきませんね。


 

塩素系洗剤、キッチンハイター・カビキラーなど

塩素系の洗剤を使っての洗濯槽の掃除は黒カビの発生を防ぐということで、洗濯機メーカーも推奨しています。洗濯機メーカーでは月に一度の、「衣類用の塩素系漂白剤」で洗濯槽の洗浄すること、洗濯後は乾燥運転することで洗濯槽をきれいに保てるとのこと。乾燥運転を毎回している、という方は少数派ではないかと思うのですが、確かに毎回洗濯槽を乾かして居れば清潔そうですね。

 

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塩素系洗剤と言えば、ハイターやカビキラーなどの洗剤を思いう浮かべる人が多いかもしれませんね。メーカーでは衣類用の塩素系洗剤を推奨していましたが、こちらはキッチンハイターを使用しての掃除です。使い方は市販の洗濯槽クリーナーと同じように、洗剤を注いだ後10時間ほどつけ置きし、洗濯コースで洗うようです。キッチンハイターのほうがお財布に優しいのが嬉しいですよね。


 


縦型洗濯機でも、ドラム式洗濯機でも使える「洗たく槽カビキラー」を使ったお掃除動画です。カビキラーを入れて満水にし、標準コースに設定します。そのまま回しても良いのですが、3時間ほどおくとより殺菌されるそうなのでつけ置きしてから、洗濯するのがおすすめです。


 

衣料用ワイドハイターを使った洗濯槽のお掃除法です。粉末タイプのワイドハイター620gを満水で55リットルの状態の洗濯槽に注ぎます。洗うコースで攪拌し、針金とタイツで作ったネットで浮かんだ汚れをすくい取ります。これを6回繰り返し一晩(10時間ほど)つけ置き洗いをします。汚れをすくい取った後はすすぎをし、槽乾燥で仕上げしてくださいね。


 

 

酸素系洗剤、オキシクリーンなど

アメリカ生まれの万能漂白剤という触れ込みのオキシクリーン。塩素系洗剤はすべての色素を漂白してしまうので、色柄物には使いづらかったのですが、オキシクリーンは汚れのみを分解するので色柄物にも使えるとのこと。また、オキシクリーンは無臭なので塩素系洗剤のような刺激臭を感じることもないのが特徴です。

 

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オキシクリーンはアメリカ生まれの製品なので量もたっぷりのものが多いですが、手頃なサイズのものも販売しています。洗濯機周りは収納が難しく、あまり大きなものは置けないという方は、スマートな容器の500gの粉末タイプがおすすめですよ。


 

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殺菌力は塩素系洗剤のほうが強いとのことですが、酸素系洗剤は汚れをはがすとのことなので、目に見える汚れが確認できるようです。洗濯槽を掃除する場合は、40~60℃のお湯を使うとより効果的です。


 

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お湯の方が洗濯槽の掃除に効果的ではありますが、水を張る時は少量のお湯でオキシクリーンをあらかじめ溶かしておいてから洗濯槽に張った水にいれるといいでですよ。


 

こちらの動画では60℃のお湯で洗濯槽を満たしてから、あらかじめ溶かしておいたオキシクリーン溶液を洗濯槽に足して、洗いコースのみでよく攪拌させています。普通の洗濯コースのままにしておくと注水されることもあるので、蛇口は締めておくといいですね。攪拌させたあと、剥がれ落ちた汚れをネットでしっかり取り除きます。洗いコースで攪拌させ、汚れをネットでとる、これを汚れが出なくなるまで繰り返し、その後一晩つけ置き洗いをします。仕上げにもう一度洗いコースで回した後、汚れをネットで取り除いたら排水します。念入りに仕上げているので、最後にお水だけで洗ったときは汚れがなく、とてもきれいですよ。


 

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オキシクリーンはアメリカ生まれになりますが、こちらは熊本のメーカー「地の塩社」の酸素系漂白剤です。地の塩社の酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウム100%の酸素系漂白剤で余計な物が入っていません。こちらの商品はお湯10リットルに対して、100gを目安に入れるようです。


 

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まず、洗濯槽に55度のお湯を入れます。50リットルのお湯の場合、一袋500gの酸素系漂白剤を全部投入します。白く濁り、小さな泡が立っていますね。この時点でも小さな汚れが浮かんできているようです。


 

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その後、洗濯コースで攪拌させると黒カビがこのように浮かび上がってきます。剥がれた黒カビはネットですくい取ってくださいね。その後1~2時間程つけ置き洗いをします。汚れによってはつけ置き時間をもっと長くします。シュワシュワとした音が聞こえる間が漂白剤として効果が出ているときのようです。それにしても、こんなにたくさんの黒カビが洗濯槽の裏側に生えていたのかと思うと、ちょっと恐ろしい気持ちになりますね。


 

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ピカピカとして、とてもきれいな洗濯槽になりましたね。5回ほど洗濯コースにかけ攪拌させたら、黒カビが出てこなくなったそうです。黒カビをネットですくい取った後は排水をしてくださいね。仕上げにアミノ酸系洗浄成分のウタマロで拭き上げています。さらに、アルコール77%のパストリーゼで消毒。念を入れた掃除で洗濯するのが楽しくなりそうです。


 

 

ドラム式も洗濯槽をきれいに

洗濯槽の掃除というと縦型洗濯機のお掃除の情報が多く、また、洗濯槽クリーナーでも縦型洗濯機用のクリーナーはあるのにドラム式のクリーナーはなかなか見つからない、という事もありますが、今回はこちらでドラム式の洗濯槽のお掃除の仕方をじっくりご紹介致します!

 

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ドラム式洗濯機を掃除するときの注意点として、洗濯を始めてから洗濯が終了するまでドアが開かないもの、水を溜めるとドアが開けられなくなるもの、そういった機種ではメーカーが推奨している洗剤を使ってくださいね。メーカーや機種によっても差があるとは思いますが、黒カビ予防には衣類用塩素系漂白剤を、黒かびの除去には、洗濯槽クリーナーを推奨しているところが多いようです。


 

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こちらはマツモトキヨシで購入したという、ドラム式に対応している塩素系洗濯槽クリーナーです。大体200円弱という手ごろな価格です。また、掃除自体も洗濯槽クリーナーを全量洗濯槽にいれて、通常の洗濯のように標準コースで運転すれば終了です。塩素系洗剤は強力な殺菌力のため手につかないようにとか、他の洗剤と混ぜないようになど注意点もありますが、強力なため手順が手軽なのが大きな魅力ですね。


 

こちらはオキシクリーンを使ったドラム式洗濯機の掃除の仕方です。オキシクリーンを50度のお湯で溶かしたオキシクリーン溶液作ります。オキシクリーン溶液が排水されないよう水位を一番低く設定し給水がはじまってから一時停止し、オキシクリーン溶液をドラムから直接入れます。ドラム内の水位や温度が高くなってしまうと、ドラム式洗濯機は途中からドアを開けることができなくなってしまうので、給水が始まったらはやめに停止してオキシクリーン溶液をいれましょう。運転を再開したら、10分ほど回して再び一時停止を5時間ほどしてつけ置き洗いをします。排水して洗濯機槽内の掃除が終わったら薄めたオキシクリーン溶液で、ゴムパッキンの拭き掃除もお忘れずに。


 

盲点になりがち!排水口など

洗濯槽のお掃除をメインで紹介しましたが、水回りというのは水垢やほこりなどの汚れが付きやすいですよね。洗濯機周りの掃除もご紹介いたします。

 

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蛇腹になっている洗濯機の排水ホースは、特にほこりなどが溜まりやすく汚れが目立ちますよね。歯ブラシなどで適宜お掃除するのももちろん良いことですが、このようにサランラップを巻いておけば、ほこりが溜まったらサランラップを取り換えるだけでお掃除が済んでしまいますね。


 

こちらの動画では、洗濯機の扉の裏から、フィルター、洗剤ケース、排水ホース、排水口、ゴムパッキン裏、ゴムパッキンの隙間など普段目につかない場所、あまりしない場所のお掃除を使いやすい道具など合わせて紹介して下さいます。洗濯槽は専用クリーナーなども販売されていますが、こういった目につかない場所は言われないとなかなか気が付かないものですね。


 

ドラム式の洗濯機下のお掃除法の紹介動画です。一緒に穴の開いたホースの交換もしています。排水口のお掃除もカップをすべて外し、ごみを取り除いてブラシで洗い、洗濯機下の防水パンの掃除もブラシでジャブジャブ汚れを取り除きます。動画中、ビフォーアフターの画像比較もあるのでとても分かりやすいですよ。動画中、ホースに穴が開いていたり、排水がつまりかけていたのですが、こうしたお掃除でメンテナンスしているからこそ、大参事になる前にケアできているのが凄いですよね。


 

まとめ

洗濯機のお掃除の方法を、お掃除に使う洗剤ごととドラム式について、そして排水口などの場所ごとに分けてご紹介致しました。重曹やクエン酸など洗剤以外のものを使ってのお掃除は家庭にあるものなので手軽に掃除を始めれるのが魅力ですが、重曹はアルミ部分の掃除には向かなかったり、クエン酸も大理石とは相性が良くないなど特徴があります。また、酸素系洗剤や塩素系洗剤は他の洗剤と混ぜて使うのは危険なこともありますので、商品の注意書きをよく読んで使用することが大事です。洗濯機を適宜お掃除することで洗濯物もよりきれいに洗えますし、洗濯機自体のメンテナンスにもつながると思います。こちらを参考にお掃除をして頂けたら嬉しいです。

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