年内~3月にかけては、新居が完成したり引越を予定している方も多い新生活シーズン。引渡しや引越間際にカーテンを探すと、繁忙期で意外と納期がかかったり、焦ってしまうもの。早い段階から考えておくことが大切です。そこで今回は、成長期で難しい、子供部屋のカーテン選びのポイントをご紹介します。
今はいないけど将来子供を考えている場合
今使っているものを使う
今は子供はいないけど、将来の子供部屋をつくって、生まれるまでは多目的に使うケースが多いです。まだ先のことだから、男の子か女の子かわからないし、ある程度大きくなるとその子の好みも出てくるもの。そんな時は、今使っているカーテンをつけておきましょう。居室として、普段ほとんど使わないならレースカーテンだけでも大丈夫です。新生活でお金がかかる時だから、予算が抑えられます。子供が生まれて、日常的に使うようになったら一緒に選ぶのも良いですよ。
赤ちゃんや小さい場合
リビングが子供部屋代わり
まだ赤ちゃんのうちは、パパとママと一緒に寝ることが多いと思います。ママの目が届く、リビングが子供部屋代わりになることもあります。リネンカーテンは、筋肉が1番リラックスできるベージュがおすすめ。透け感があるので、自然光をたっぷり採り入れて赤ちゃんに優しい光を届けます。天然素材の麻だから、伸びたり縮んだりする性質はありますが、ラフに洗濯してシワ感もまた味わいに♪メンテナンスが気になる場合は、天然の麻ではなくリネン調のざっくりした風合いのポリエステル生地を選ぶと良いですよ。
畳コーナーが子供部屋代わり
子供が小さいうちは、家事をしていても目が届くよう、LDKからひと続きになっている畳コーナーを子供部屋代わりにしてもいいですね!押入れにおもちゃをしまうこともできます。畳コーナーは、開けっぱなしで使うケースが多いです。そうなると、洋風のLDKと畳コーナーが一緒に目に入ります。その場合は、両方になじむオフホワイト・ベージュ・ブラウン・暖色系などくつろげる色のカーテンが良いでしょう。
しばらく使わない子供部屋はどうする?
子供部屋は、ある程度大きくなったら1人で寝る部屋。まだ小さいうちは使わないけれども、カーテンなしやレースだけでは心配です。家事室として使ったり、親戚や友達が泊まりに来た時のためにカーテンをつけておきたいこともありますよね?好みも変わる可能性がある時は、オフホワイトやベージュ、パステル系の無地を選んでおくと長く使えます。
子供部屋を使うようになったら
なじませ色
壁と一体感のある、なじませ色のオフホワイトカーテンで部屋を広く、明るく見せてくれます。自然光がたっぷり入るので、子供の健康にも良いです。ただ、オフホワイト・ベージュなどの淡い色は、夜電気を点けると外から透けて見えるので注意が必要です。男の子なら良いのですが、女の子の場合はプライバシーも考えなくてはいけません。厚手で色みが入った生地か、後にご紹介する遮光カーテンをおすすめします。
パステル系
これはキャノピーですが、パステル系でもトーンを抑えたものを選ぶと子供っぽくなり過ぎません。壁や床は、シックな色にして、アクセントカラーとしてカーテン、ベッドカバーを落ち着いたピンクで揃えるだけでもお部屋にまとまりが出ます。持っているアイテムによって、ラグやクッション、雑貨と合わせてもOKです。
水玉やボーダー柄
シンプルな水玉やボーダー柄なら、ある程度大きくなっても大丈夫です。無難な色にしないで、飽きたら取り替えればいい!という場合は、思いっきり子供らしくポップにしてもいいですね!遊び心を刺激してくれます♪画像のプレーンシェードは、布地がたくしあがって、チェーンで操作します。カーテンとお揃いにできて、豊富なデザインから選べますよ。
小学生以上の場合
長く使えるものを選ぶ
小学生以上になると、デスクを置いて子供部屋で勉強する機会が多くなります。そのため、にぎやか過ぎる色柄は避け、集中できる環境にもなるものを選ぶことが大切です。好みもはっきりして来るので、子供に選ばせると良いかも。既製品のカーテンの寿命は、商品や環境、使用頻度によりますが長くても4~5年。オーダーカーテンで、カーテンメーカーの生地なら10年程持ちます。長く使える、大人っぽいものを選ぶのがおすすめです。
ボーダーカーテン
無地の中でも、縦や横にボーダーを入れる、「ボトムボーダー」「サイドボーダー」などのカーテンがおすすめです。おしゃれさがあり、大きくなっても合わせるアイテムで、いろいろなインテリアにイメチェンできますよ♪
ロールスクリーン
選ぶ生地にもよりますが、リーズナブルにできるのがロールスクリーンです。ホームシアターのような、平らなスクリーンがロール状に上下します。ワンタッチで上下できて簡単ですよ。
アルミブラインド
アルミブラインドなら、シャープですっきりした印象です。オフィスのイメージがあるかもしれませんが、選べる色が豊富なので色により様々なイメージになります。住宅の子供部屋でも、使われていますよ。羽の角度を調整することで、光を採り入れながらプライバシーも守ることができます。
ウッドブラインド
ウッドブラインドは、お値段は張りますが幅広いテイストのインテリアに合わせることができるでしょう。木の落ち着いた雰囲気が魅力です。羽の角度を変えられる為、アルミブラインドと同じ機能があります。
メカもの+カーテン
ロールスクリーンやプレーンシェード、ブラインドなど、ひもで操作するメカものと、カーテンの組合せです。濃い色のメカもので、光の調整やプライバシーを守るため、カーテンは透け感のあるレースを合わせています。上下と左右の動きや、シャープな印象と柔らかいイメージを使い分けることができます。
子供部屋に遮光カーテンってどうなの?
できれば朝日で自然な目覚めを
自分達夫婦が、今までの環境で遮光カーテンに慣れ親しんで来た時、「子供にも遮光カーテンを」という方がいらっしゃいます。でも、遮光の等級によっては朝でも部屋が真っ暗なため、自然に起きられずに寝坊してしまう可能性があるんです。朝、光を浴びないと体内時計が狂う原因になります。成長期の子供のうちは、朝日で自然に起きられる非遮光のものをおすすめします。
遮光が必要な場合
立地的に、隣家が近かったり西日が強いなどがある場合、ある程度光を防ぐことも必要です。でも、遮光カーテンには1級~3級まであり、1級は真っ暗になってしまいます。女の子の場合は、厚手の少し色味が入った生地か、隣家や通りが近い場合は光も採り入れてプライバシーも守る遮光3級がおすすめです。必ず、サンプル生地で透け感を確認しましょう。
まとめ
ある程度大きくなったら、自分で好きなカーテンを選ばせてあげるのが基本ですが、飽きがこないか?機能性や操作に問題がないか?など大人の目線で一緒に考えることが大切です。子供の個性も尊重しながら、成長期の大事な環境をつくりましょう!
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