本好きさんの本棚収納＊造作スッキリ棚からDIYでオリジナル棚まで16選

秋の夜長、読書が楽しみだという人も多いのではないでしょうか。小説に限らず、雑誌やインテリア本など、ページをめくる瞬間ってワクワクします。新しい本を手に入れたら、早く読みたくてウズウズすることも。ところで、増えていく本はどうしていますか？売ったり処分したりもできますが、お気に入りの本は手元に置いておきたいものですよね。そこで今回は、素敵な本棚をご紹介したいと思います。

造り付けでスッキリと

もし家を建てるなら、初めっから本棚の場所を確保しておくのもいいですね。家の寸法にピタリとおさまったサイズなのは、見ていても気持ちがいいものです。

壁いっぱいの本棚

壁一面に造られた本棚は、まるで図書館のようですね。本の数も驚くほど多く、はしごを使って探し出すのも楽しみの一つ。はしごも本棚も、家の顔であること間違いなしです。「おうちを図書館にしたい！」と願ったことがある人も結構いると思いますが、本好きさんにはたまらないですよね！

 

 

家全体がシックな雰囲気で、建具から照明から、全てがステキな空間ですが、その中でもひときわ存在感があるのはやっぱり、壁一面の本棚です。本棚だから本を入れる場所というわけではないので、写真のように雑貨小物を飾って空間を楽しむのもいいものです。この棚に、少しずつ本で埋まっていくとまた雰囲気が変わっていくはず。

 

テレビ周りに目一杯収納されている、本たち。テレビは家の中でもよく目がむく場所ですし、そこに本も収納されていたら「テレビを消して本を読もうかな」という気分になりそうです。写真の本棚は、本がたくさん収納されているわりにスッキリとした印象ですが、その秘訣は「テレビが壁につけられていること」かもしれません。配線も全てうまく隠してあるので、テレビの周りに空間ができ、そのおかげで全体が引き締まって見えます。造作でなくても、例えば無印良品のスタッキングシェルフで同じような空間は作れますね！

 

こちらは、廊下一面を本棚にしてしまったという実例です。廊下の幅は狭くなったものの、ただの通路にするよりも上手に空間を有効活用できますね！全てを本棚にするのではなく、窓を挟んだり、天井に向けての間接照明をつけたりすることで、程よい抜け感があり圧迫感もありません。

 

壁一面にあるのは本棚だけでなく、ボルダリングも……という個性的な家ですが、オープン階段のところに本棚があるのもステキですよね。階段から手がとどく範囲に置けるから、足元が安定していて安心です。また、階段の上り下りで本棚を眺めるという楽しみ方もできますね。

 

２階のフリースペースは、家族のファミリーライブラリーとして利用するのもいいですね。家族みんなでくつろげる空間は、なにもリビングだけではないのです。本に囲まれて、家の中なのにガラリと気分が変わり、お家での過ごし方がより楽しくなりそうです。

 

壁の余白を残しておく

本棚の奥板が黒い本棚は、黒革のソファとの相性抜群です。スタイリッシュで大人っぽい空間を演出してくれます。壁一面ではなくても、造作なら壁の中にはめ込むこともでき、美しさとスッキリさを兼ね備えた本棚となりますね。

 

白い本棚は、女性らしい繊細な雰囲気を醸し出してくれます。壁一面とはうって変わって、腰の高さまでにするとシンプルでスッキリとしたイメージですね。この写真の本棚は造作で、床から浮いてつけられています。サイズ感がぴったりだったり、掃除がしやすかったりというのは、造作ならではですね。

 

造作ができなくても、DIYがある

賃貸でもステキに本棚を楽しんでいる人が多いです。もちろん市販の本棚でもいいですが、ここではDIYでオリジナリティのある本棚を紹介します。

板のみで本棚DIY

なんともおしゃれな本棚は、個性的でセンスが光る作品ですね。それでいて、材料は2×4材（ツーバイフォー）という木材のみというのだから驚きです。板で囲ってないので圧迫感がなく、窓の高さに合わせて作っているので、とてもスッキリしています！サイズを自由に決められるのはDIYならではですね。

 

ベッドヘッドにつけるという棚は、ブックシェルフ付き。「本をたくさん収納する」という概念とは異なるものの、今読んでいる本だけをピックアップしておくのもいいですよね。手先が器用な、DIY上級者さんのお部屋ですが、全てがおしゃれでステキです！

 

簡単に棚を作れるアイテムを使う！

最近メディアにもよく登場する、壁も天井も傷つけずに棚を作れるという便利アイテム。賃貸でも大活躍すること間違いなしです。同じような商品はいくつかありますが、今回は「ピラーブラケット」と「ラブリコ」の実例を見つけました。

ピラーブラケット

ピラーブラケットを使って、壁面に絵本棚を作った実例です。カットした1×6材を組み合わせています。絵本は表紙を見せる収納にすると、小さな子供でも興味を持ちやすいのだそう。ピラーブラケットはステンレス製で強度が強いのが特徴ですが、見た目もカッコよくて男前インテリアなどにも合いそうですね。

 

 

お子さんの学習机と天井で突っ張る方法も。こちらも、壁を傷つけずに本棚を作っています。天井からの突っ張りのおかげで、間仕切りがなくてもなんとなく「ここが自分だけの空間」のような区切りが感じられるのもメリットかもしれません。

 

ラブリコ

ラブリコは、女性でも簡単にDIYを楽しめるをコンセプトにしたDIYブランド。パーツの形もどことなく柔らかく、カラーも３色あって選ぶ楽しみがあります。こちらの写真では「ヴィンテージグリーン」を使い、アクセントとなっていますね。絵本や雑誌の「見せる収納棚」にぴったりです。

 

また、ラブリコは横に突っ張れるパーツもあるので、縦に突っ張れない場合でも大丈夫。横に突っ張りながら棚を作ることができるんです。

 

こんな風に、窓の位置を邪魔しないようにオリジナルの棚ができちゃいます。強度を保つためにも、狭い場所でのみできる方法ですね。

 

上の方は本棚として利用し、手が届きやすい場所は生活雑貨などを収納した実例です。なんとこの机は、棚の中に収納できるように作られています。「ここに机が欲しいけど、普段はしまっておきたい」という時でも、アイデア次第でどんな棚も作れてしまうなんて素晴らしいですね！出した机で作業をするもよし、本棚から選んで読書するもよし、ですね。

 

壁面収納用のパーツを使う

持ち家で、壁に穴を開けるのも大丈夫だという人は、直接飾り棚をつけてしまいましょう。最小限のパーツでできるから、見た目もよりスッキリで、掃除もしやすいのです。棚板の位置も自在に変えられるから、本のサイズに合わせた収納ができますね。

 

まとめ

造作の壁一面の本棚から、DIYで自由自在の本棚まで紹介してきましたが、いかがでしたか。収納量は造作の棚の方がたっぷりありますが、いろいろなレイアウトを楽しめるのはDIYです。造作棚は、いますぐ実行するのは難しいけれどDIYなら取り掛かりやすいのではないでしょうか。ぜひ本の収納の参考にしてみてくださいね。

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