私たちの暮らしの中で欠かせない照明。日頃何気なく選んでいる照明にも、適した場所や使い方があります。今回は、照明の種類と選び方をお伝えします。また、いつかはお部屋に欲しい、憧れのデザイナーズ照明もご紹介しましょう。
照明の種類を理解して選ぼう
ペンダントライト
コードやチェーンを使って天井からぶら下げるペンダントライトは、部屋全体を広く照らしてくれる照明です。ペンダントライトを、食事をするダイニングテーブルの上に吊るせば、テーブル全体を明るく照らしてくれ、料理をより鮮やかに美味しく見せることができます。
同じデザインのペンダントライトを2つ3つと複数吊るすと、お部屋がおしゃれな印象になります。
お部屋の中心に吊るすことが多いペンダントライト。インテリア性の高いペンダントライトであれば、点灯していないときにもお部屋のアクセントになってくれますね。
シャンデリア
歴史的にも古くからあるシャンデリア。ガラスや金属の装飾で、お部屋に華やかさを演出してくれます。
フロアライト(スタンドライト)
フロアライトは、ソファやテーブルの横、部屋のコーナーに置いて使う照明です。その形も、高さのあるものから低いもの、大きなものから小さなものとさまざまです。
フロアライトは、お部屋の中の好きな場所におくことができます。
テーブルライト
サイドテーブルやチェストの上において、その周辺を照らすテーブルライト。立ったときや座ったときの目線につきやすい位置におく照明なので、インテリア性にもこだわって選びたいものですね。
デスクライト
デスクライトは、部屋の照明だけでは光が足りない時に、勉強や読書の際にデスクを明るくしてくれます。デスクライトは、デザインだけでなく、照度を確認したうえで、選ぶことが大切です。
ウォールライト
壁にとりつけるウォールライト。家の外でなく、部屋の中に取り付けるウォールライトは「ブラケットライト」と呼ばれます。部屋全体を広く照らすのではなく、間接照明や、絵画やオブジェなどの一部を照らすスポット照明として使われます。
憧れのデザイナーズ照明
ルイス・ポールセン社からは、数々の美しい照明が発売されています。世界中から愛される美しい照明を紹介しましょう。
「PH5」
デンマーク生まれのデザイナー「ポール・ヘニングセン」によって、デザインされた「PH5」。ルイス・ポールセン社から1958年に発売されたこの照明は、今も世界中で愛用されています。照明のシェードは独自のカーブとなっており、すっきりと美しいフォルムを見せています。
「ENIGMA 425」
目を凝らさないと見えないほどの細いワイヤーで、4枚のアクリルシェードをつないだ「ENIGMA 425」。この個性的なフォルムの照明は、日本人のデザイナー内山幸一によりデザインされました。4枚のシェードの中を光が広がっていき、柔らかい光となって部屋を照らしてくれます。
「PH ARTICHOKE」
72枚ものシェードでつくられた「PH ARTICHOKE」は、芸術作品のような美しさ。ポール・ヘニングセンが、コペン・ハーゲンの「ランエリーニュ・パヴィリオン」のためにデザインした照明です。デンマークでは、銀行や官庁など多くの場所で使われている照明です。
「PH 3½-2½ COPPER FLOOR」
PHランプが発売から90周年をむかえた記念として、2016年に期間限定で発売されたのがこちらのカッパーフロアランプです。外側のシェードは銅でできており、味わいある色合いで落ち着きを感じさせます。
「AJ FLOOR」
コペンハーゲン生まれの建築家アルネ・ヤコブセンが、コペンハーゲンにあるロイヤルホテルのためにデザインした「AJ FLOOR」。シェードの円形と、直線のラインが組み合わさって、すっきりした美しいフォルムとなっています。
「PANTHELLA FLOOR」
1971年に発売された「PANTHELLA FLOOR」。デンマーク生まれのデザイナー、ヴァーナー・パントンがデザインしました。半球の形をしたアクリルシェードは、モダンでありながらも優しい印象を感じさせ、柔らかい光を部屋の中に届けてくれます。
まとめ
照明の種類や役割はさまざま。役割をきちんと認識したうえで、目にも優しく、お部屋のインテリアにもマッチした照明を選んで、快適に過ごしましょう。
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