秋も深まり、徐々に色づき出す葉たちに心奪われる季節ですね。同じように、家の中にも一輪の花や植物があると、それだけで空間が生き生きと、鮮やかになりますよね。今回は、花や植物を上手に取り入れたナチュラルでお洒落なインテリアをご紹介します。
◆ひとさしの花と植物で表情豊かな毎日を
身の周りにあるもので気軽に楽しめる
花や植物を生活に取り入れるのに、特別な準備はいりません。花瓶を用意しなくても、ジャムやお酒の空き瓶、ガラスのコップなど、身の回りにある適当な容器に気の向くままに飾っていけばいいのです。
飾る花や植物そのものだって、わざわざ買ってこなくてもOK。道端に生えている雑草で可愛らしいと思ったものがあれば、根ごと持ち帰り綺麗に洗ってガラスの容器に入れれば立派な観葉植物に。切り落とした、にんじんのヘタだって、こんなに愛らしいインテリアになりますよ。
切花を購入した場合には、活ける前に茎を1センチほどカットし、新聞紙ですっぽりと包んで水を入れたバケツにしばらく浸けておきます。こうしておくことで、切花を長持ちさせることができるのです。活けた後、首がもたげて萎れてきてしまった場合にも、この方法を行えば、一晩ほどすればシャキッと元気を取り戻しますよ。
器の選び方としては、背の高い植物は、首が折れてしまわないようある程度高さがあるものに、ボリューミーで横に広がりやすい植物は、口が広く安定感のあるものに飾るのがポイントです。また、植物の本数が少ない場合には、口がすぼまった器の方が広がりにくくまとまりが出ます。
ガラスのフラワーベースが引き立てる自然のカラー
なんの装飾もないシンプルなフラワーベースほど、花や植物が持つ本来の色や形、存在を引き立たせてくれます。透明なフラワーベースだからこそ嫌味なくまとまる、パープルとイエローといった強い色相の彩りは、個性的でスタイリッシュ。お部屋のワンポイントにぴったりです。
ダイニングデーブルには、食事が美味しそうに見え、暖かい雰囲気を演出できる暖色の花がオススメ。イエローやオレンジ、レッドなどの花は活気にあふれ清潔感たっぷりですね。蕾の状態で購入したり、花びらが散りにくい種類のものをチョイスしたりすると、より長く楽しめます。
無機質な洗面台も、一輪のホワイトローズで洗練されたクリーンな空間に。水回りには、ホワイトの他にブルーやパープルなどの寒色系の花も、清潔感をもたらしてくれます。
大きめの枝ごとグリーンを飾れば、まるで小さな森の中にいるような心安らぐフレッシュな空間に。枝の曲がり具合や葉の広がりなど、自然のままの良さを家庭でも贅沢に堪能できます。
大小様々な形のガラス瓶を並べて、色々な植物が奏でるリズムを楽しんで。窓から差す光との共演も、とても綺麗ですね。一つのフラワーベースにたくさん活けすぎず、空間を残すようにするのがゴチャつかないポイントです。
小さくて可愛らしい多肉植物も、ガラスの容器に飾るだけで陶器のポットに植えられているのとは違った印象に。土まで見えるようになって、より自然な表情のままインテリアに取り入れることができます。
ユニークなフラワーベースと織りなすアート
壁にかけられるタイプのユニークなフラワーベース。シンプルなデザインなので、季節ごとに違う花や植物を活けてアートのように楽しんで。
ころんとした形とレトロな風合いが可愛らしい一輪挿し。生花を飾ってももちろんいいですが、花器の乾いた雰囲気にユーカリのドライフラワーがよくあっています。落ち着いた素朴な色味が、さりげなくてお洒落ですよね。
こちらはウッドフレームのフラワーベース。試験管のような細めのガラスが繊細で素敵です。少量の水で活け、徐々にドライフラワーにしていくのも変化の過程を楽しめそう。
アンティークなワイヤーでシンプルなフラワーベースを覆って。ライトアップすれば、壁に映し出される植物の影とともにワイヤーのシルエットも浮かび上がり、昼と夜で違った表情を味わえます。手持ちのフラワーベースにソフトワイヤーを巻きつけても代用できそう。
籠でアレンジを加えたもの。スタイリッシュなワイヤーアレンジに比べ、より温かみのある雰囲気です。こちらも、手持ちのバスケットに入れたり、麻紐を巻きつけたりすることで再現可能。
まとめ
いかがでしたか?小さな花や植物があるだけで、日々の生活に潤いとハリが生まれそうですよね。季節感を取り入れたものなら、インテリアも一層こなれたものに。あなたも、身近にあるものから植物の癒しのエッセンスを感じてみませんか?
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