睡眠の質を良くするために☆身体にあったベッドと布団のサイズと寝室の計画を紹介!

人間は人生のおよそ3分の1を睡眠に費やすと言われています。睡眠の質が良いと、身体の疲れもとれてリフレッシュできて仕事の効率アップにもつながります。今のあなたのお部屋は快適な寝室になっているでしょうか。ベッド・布団のサイズ・寝室の計画に関してご紹介します。

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睡眠の質を良くするために☆身体にあったベッドと布団のサイズと寝室の計画を紹介!
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ライター

25歳の主婦。注文住宅のハウスメーカーでインテリアコーディネーターを経験しました。元インテリアコーディネーターとしての経験と主婦目線を活かした記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

人間は人生のおよそ3分の1を睡眠に費やすと言われています。睡眠の質が良いと、身体の疲れもとれてリフレッシュできて仕事の効率アップにもつながります。今のあなたのお部屋は快適な寝室になっているでしょうか。ベッド・布団のサイズ・寝室の計画に関してご紹介します。

ベッド・布団の大きさ

寝具や家具売り場に行くといろんなサイズのベッドや布団が売られています。シングルやセミダブルと聞いて何cmかわかりますか?呼び名とサイズをご紹介します。

 

 

ベッドの大きさ(マットレスの大きさ)

カリッジ マーケット

・シングルベッド

横幅950〜1050mm、長さ1900〜2050mm

・セミダブルベッド

横幅1050〜1300mm,長さ1900〜2050mm

・ダブルベッド

横幅1300〜1500mm、長さ1900〜2050mm


 

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ダブルベッドと聞くと上の写真のようにシングルベッド2個と同じ!と思っている人もいるようなのですが、実はそうではないのです。

・クイーンサイズベッド

横幅1500〜1800mm,長さ1900〜2050mm
・キングサイズベッド

横幅1800〜2100mm、長さ1900〜2050mm

皆さんそろそろお気づきでしょうか?横幅はそれぞれ違いますが長さは同じ範囲が基本サイズとして目安になります。シングルサイズとキングサイズときくと全体的にキングサイズの方が大きイメージですが、同じ大きさが目安となると思うと少し不思議な感じですね。マットレスは布団のように天日干しにすることができません。しかし、マットレスは敷きっぱなしで良いので上げ下げする必要がありません。腰痛もちの人にはお勧めです。


 

布団の大きさは2種類に分けられます。

ベッド用敷き布団

universtworks

・シングルサイズ:横幅1000mm,長さ2000mm
・セミダブルサイズ:横幅1200mm,長さ2000mm
・ダブルサイズ:横幅1400mm,長さ2000mm
・ワイドダブルサイズ:横幅1500mm,長さ2000mm
・クイーンサイズ:横幅1600mm,長さ2000mm
・キングサイズ:横幅1800mm、長さ2000mm

上の写真のようにすのこベッドなどでよく使われます。ベッド用敷き布団は直置きのふとんの用に天日干しにすることも容易にできます。ただ、マットレスのようなクッション性はありません。


 

直置き用敷き布団

・シングルサイズ:横幅1000mm,長さ2100mm
・セミダブルサイズ:横幅1200mm,長さ2100mm
・ダブルサイズ:横幅1400mm,長さ2100mm

ベッド用の敷き布団は直置き用敷き布団より100mm小さくなっています。ベッドの長さは大きくても2050mm。ベッドよりも飛び出ない、ベッドにおさまる大きさが目安になります。

安眠できるマットレス・布団のサイズは?

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猫のように、床でもぐっすり寝れるのならベッドのサイズもどのサイズが自分にあうか考えずに、どこでもごろんと寝れますね。人間は床で快適には寝れませんが、快適に寝るためのベッドと布団があります。ベッドや布団は、人間工学の観点からサイズの目安を計算する方法があります。
・長さ=身長+40cm程度
・横幅=肩幅x2〜2.5倍程度(最小幅は70cm程度)
☆肩幅は身長の0.25倍です。
例えば、身長が150cmと小柄な人なら、長さは190cm、横幅は75cm〜94cmが目安になります。ベッドも布団もシングルで窮屈な思いをせず、眠ることができます。身長が180cmと長身の人なら、長さは220cm、横幅は90cm〜113cmが目安になります。長身の人は、この計算だとベッドでも布団でも十分とは言えない計算になってしまいますが、実際の所、200cmの長さがあれば特に影響なく睡眠することができるようです。肩幅は基本的に身長x0.25で求められますが、体格の良い人がベッドや布団などを購入するときは、計算で求められたベッドの横幅よりも1サイズ大きめを選ぶと窮屈な思いをしないで済みます。実際に自分の肩幅を測ってみることをおすすめします。


 

寝室の計画!ベッド・布団周りに必要なサイズと、ベッドの配置

ベッド・布団ともに周りに、50cm以上の通路スペースを設けるように計画します。

 

布団周りに必要なサイズ

布団の頭側、足側、左右に50cmずつのスペースがとれると、部屋に入ってから布団まで全方位からアクセスすることができます。布団を2枚つなげて並べる場合、頭、左か右、足側の3方向で50cmを確保できると、布団を踏むことなくアクセスすることができます。布団の場合は、部屋が狭くても、平なので最悪布団の上を通れば通過できるので、そんなに部屋の大きさと布団の大きさを心配しなくても大丈夫です。

ベッドの周りに必要なサイズと配置

ベッドの場合は、頭側を壁につける配置が基本になります。

 

ベッドを壁側に寄せて配置する場合

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写真のように頭側と片側を壁に寄せる場合、足側に通路幅50cmと、通路側に50cmあけるように配置するのがおすすめです。また、壁側にベッドメイキング用に10cmほどのスペースを空けます。


 

ベッドの通路側にサイドテーブルを置く場合

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ベッドリネンがベッドよりも下がるものであれば、サイドテーブル+10cmから15cmほどベッドメイキングのスペースを確保すると、使いやすい空間になります。


 

ベッドを2台並べる場合

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写真のように、ぴったりとくっつける場合は、足下側、左右に50cm以上の通路幅を確保できるように配置すると横からも足側からもベッドにアクセスできます。壁側に寄せる場合はベッドメイキング用に壁との間に10cmほどあける用にします。奥のベッドは足元側か手前のベッドに乗ってから、奥のベッドへ移動することになるので少し使い勝手が悪くなります。クローゼットが手前のベッド側の壁にあるお部屋の場合は、無理にベッドの両側に50cmのスペースを確保するより、壁によせてクローゼット側のスペースに余裕をもてるようにするほうが使い勝手が良いです。


 

株式会社Standard

間にサイドテーブルを置いて2台のベッドを並べる場合部屋の真ん中にサイドテーブル、左右にベッドを配置します。ベッドとベッドの間は50〜60cmのスペースを確保します。


 

株式会社Standard

違う部屋の写真になってしまいますが、2個上の写真と同じような配置でベッドを設置していて足元側がわかりやすくなっています。2つのベッドを並べるにしても、片側の壁によせるより左右がシンメトリーになるように配置すると、バランスが良い印象を与えます。また、左右に個人の物を、真ん中に共通の物を置けるので使い勝手も良いですね。部屋のスペースに余裕がある場合はこのような置き方がおすすめです。


 

その他、写真に合わせてメリット・デメリットを紹介

BIGJOY

ベッドが3連につながっているようです。手前側は映っていないのでわかりませんが、奥側はベッドとドアの間にスペースはあまりないように見えます。自分のベッドスペースにいく場合は、足元側からアクセスする導線になっていることがわかります。


 

ジャーナルスタンダードファニチャー

アイアンフレームのベッドを窓際に置いています。窓とベッドのスペースがあまりないようなので、この窓のカーテンがベッドに少しかかってしまい、特に枕付近の顔周りで邪魔に感じてしまうのではないかと思います。窓の断熱性が良いものであればあまり心配ないですが、冬の冷気などが心配です。実際、この写真のように腰窓の横にベッドを設置することも多いと思います。風邪を引きやすい人にはおすすめできない配置ですね。


 

カリッジ マーケット

部屋の角にベッドを斜めに配置しています。とてもオシャレに見えます。しかし、角とベッドの間の三角のスペースがデッドスペースになってしまう、掃除がしづらい点が気になります。


 

ジャーナルスタンダードファニチャー

上の写真はアイアンベッドの写真です。最近人気の男前インテリアのテイストです。アイアンのベッドだと、ベッド下のスペースが収納スペースにならないので、家に収納スペースが多い場合はこのようなベッドも素敵ですね。


 

まとめ

ベッド、布団と言っても色々なサイズがあり、部屋の大きさや間取りによって配置も様々です。自分の部屋の間取りや大きさに合わせた、ベッドや布団の大きさや配置を検討してみてはいかがでしょうか。

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