最近よくInstagramなどで見かける日本の器。和食を作った時などに、ぴったりの和食器があるといつもの食事も数段美味しく感じますよね。
日本には、各地の風土を生かした様々な焼き物が存在します。今回は、日本の焼き物の中からいくつかを選んでご紹介していきたいと思います。
美濃焼:岐阜県
菊の花のようなデザインが人気
美濃焼(みのやき)は、岐阜県の土岐市、多治見市、瑞浪市、可児市で製作される陶磁器のことです。美濃焼には型にはまったような特徴が無く、様々なデザインや質感のものが存在しています。
艶があって高級感のある器
こちらも美濃焼です。艶があって、食事がよりいっそう美味しく見える小鉢や小皿は揃えておくと便利です。
鮮やかなブルー
鮮やかなブルーが目を引く平皿です。青色の変化が海のようにとても美しいですね。つややかな質感が食事を美味しそうに見せてくれます。大きなお皿なので、家族で料理をシェアする用の大皿としても使えます。
ジャーナルスタンダードファニチャーとのコラボレーション作品もありますよ。
波佐見焼:長崎県
和食器初心者にもおすすめの波佐見焼
波佐見焼(はさみやき)は長崎県の波佐見町で生産される陶磁器。分業で行う高い生産力で、大量生産が可能になっています。特に、最近はモダンでおしゃれな柄や形のものが多く、若い人達からも好まれています。
こんなキュートな箸置きも♡
波佐見焼の特徴として、敷居が高く感じられる和食器を若い人にも気軽に使ってもらえるようなデザインが多いという点があります。こちらはニワトリの形をした箸置き。丸いシルエットが可愛らしく、ついつい手に取りたくなってしまいます。
白山陶器
波佐見焼を製造している波佐見町に本社を構える、「白山陶器」さんは東京にもショールームがある大きな窯元。「使いやすく生活になじむ」陶器づくりをものづくりの基本としています。
こちらは「ブルーム」というシリーズ。瑠璃色をしたお花が印象的です。どことなく北欧のデザインのような可愛らしさもあり、食卓に取り入れやすいです。
ねじり梅
1968年から発売され、グッドデザイン賞も受賞した「ねじり梅」と呼ばれるデザインは、古典の紋様が印象的です。同じシリーズには土瓶やなつめ湯のみなど、伝統的な食器も揃っており、和食器の持つ美しさを堪能することができます。
平茶わん
手書きの模様があたたかみを感じる平茶わん。沢山の柄が揃います。毎日使うものだからこそ、お気に入りの柄を見つけたいですね!平たいお茶碗なので、小皿としても使うことができます。
益子焼:栃木県
陶器市で有名な益子焼
益子焼(ましこやき)は、栃木県の益子町周辺が産地の陶器です。 年2回、ゴールデンウイークと11月の始めに開催される「益子大陶器市」は毎年大盛況です。人気の作家さんをチェックしてから向かう方も多いですよ。
厚手でずっしりとした質感が特徴
益子焼の特徴は、ごつごつとした砂気のある土で作られているということ。厚手のフォルムにずっしりとした質感で、暖かみのある見た目をしています。
よしざわ窯
ファンが多い、益子町にある「よしざわ窯」さんのお皿です。手作りの暖かみのある形に、何を乗せても食事が美味しそうに見える絶妙なカラーが特徴。優しい雰囲気の食卓になりますね。毎年陶器市にも出店されているとのことです。
様々な作家さんの器があります
益子町の陶器祭りは、毎年人気の作家さんのブースに沢山の人が訪れます。年に2回の開催なので、一度購入した作家さんの作品に触れ、魅力を感じた人がリピーターとしてまた買いにいく、ということも多いのではないでしょうか?賑わいの中で自分好みの作品を見つけるのは宝探しのような高揚感がありますね♪
砥部焼:愛媛県
白い磁器、「白磁」の器です
砥部町(とべまち)は愛媛県松山市にある、自然豊かな小さな町。ここで作られ、230年もの歴史を持つのが砥部焼です。白い器なので一見陶器に見えますが、白い磁器で「白磁」と呼ばれるもの。真っ白ではなく少しベージュがかった暖かみのある色合いですね。
厚みのあるぽってりとした形
砥部焼は、やや厚手なのが特徴。磁器なので、陶器よりも高い温度で焼き上げており陶器と比較すると頑丈になっています。気軽に素敵な器を日常使いしたい、という方にはぴったり!
中田窯
砥部焼の人気の窯元の一つ、「中田窯」さんの作品です。手書きで丁寧に模様が描かれています。モダンな雰囲気もあって、食卓に気軽に取り入れやすいお皿を沢山デザインされています。
まとめ
日本の陶磁器について、特に人気のあるものについてご紹介してきました。各地の土地の特性を生かした素晴らしい工芸品を、日頃から使えるのは嬉しいですね。ぜひお気に入りの陶磁器を見つけてみてください。
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