そろそろ衣替えの季節。植物を飾って、ファッションと同じようにインテリアも衣替えしませんか?今回は花や草木、果物といった植物を、秋らしく飾るアイディアをご紹介します。
綺麗め×渋めカラーを組み合わせて秋らしい花瓶を実現
こちらは、白とピンクの花瓶に花を生けた例です。年中手に入る華やかなカーネーションも、写真のようにくすんだ色味の花器に生ければ、秋らしくトーンダウンすることができますよ。
また、くすみピンクの花瓶には、少し赤く色づいた草花が挿してありますよね。全体の色数を押さえることで、春や夏とは違う、浮足立たない落ち着いたコーナー作りができますよ!
紫陽花は梅雨から晩秋にかけて、様々な色の変化で楽しませてくれます。写真の紫陽花も、季節の移ろいを感じさせてくれていますね。これからもさらに退色して味が出てきそうですが、渋めの色合いの紫陽花にさらに落ち着いた印象の花瓶を合わせると、コーナーの雰囲気が重たくなってしまうことも。写真のように、ボーダー模様のようなポップな印象の花瓶に生けると、重さのバランスがとれますよ。
こちらは柔らかいピンク色の花を黒い花瓶に生けた例です。マットな花瓶はなんと108円。ここでも軽やかな色合いのお花と渋いブラックの花瓶との組み合わせで、秋らしい落ち着きを生み出していますね。また、隣に錆びついたアイアン雑貨を置くことで、枯れた花に似た、朽ちた雰囲気がでますので、秋らしさを出すのに一役買ってくれますよ!
コットンフラワーの一輪挿しです。柔らかい棉が、秋に向けて目に温かい印象を与えてくれますよね。個性的なので一枝で十分!コットンの柔らかさと大人しい花瓶の組み合わせが、テーブルに落ち着きとぬくもりを与えてくれますよ。
陶器のフラワーベースで落ち着いた装いに
色とりどりの花の一輪挿しです。写真のように陶器の花瓶に生けると、和のテイストが感じられて窓際のコーナーに渋さを出すことができますよ。飾る場所が広いと、一輪挿しが寂しく見えてしまうこともありますから、ぜひ写真のようにたくさん、そして色んな種類の花を生けて賑やかに見せましょう。
こちらも焼き物の花器ですが、なんと牛型!黄色や青を塗り分けた脚がなんとも可愛らしい器ですよね♪愛らしい見た目とカラーに土の風合いが加わって、味わい深さがあります。こうした個性的で味のある花器に、花をつけない赤みのある草やグリーンを植えて渋さをプラスすれば、秋らしい食卓コーナーを作ることができますよ。
シンプルにナナカマドの実を一輪挿しにした例です。夏、青々としていたナナカマドの並木道も、秋になると一気に赤く色づいて、気分を盛り上げてくれますよね。そんなナナカマドを食卓にも少し足すことで、小さくても秋らしい食卓になりますよ!
花瓶に花を生けなくても、植物は立派な秋のインテリアになってくれる
花瓶に生けずに花を楽しむ方法といえば、ドライフラワー。写真のミモザや紫陽花など、夏楽しんだ花をドライフラワーにすれば、秋にも引き続き楽むことができますね!たくさん飾れば、賑やかに。また、ドライフラワーは、写真のペンキが剥げかけたようなシャビ―なインテリアとも相性抜群ですよ。
こちらもドライフラワーの一例です。花だけでなく、草木の枝ぶりも、乾燥させれば立派なインテリアになるんですね。写真のようなシンプルで華奢な家具を揃えた部屋に飾れば、落ち着いたおしゃれな空間を演出できますよ!
実りの秋のイメージで、果物を飾るのも良いでしょう。写真のようなアートを感じさせる丸いガラスの器に、ブドウやプラムといった濃い秋色の果物を入れて飾ってみてはいかがですか?他にもリンゴや梨など、果物狩りで収穫した果物も目で楽しめる立派なインテリアになりますよ。
花小物を飾って秋を楽しむ
ペッパーベリーは、濃淡のあるピンクが愛らしい大人気の植物。写真のようなペッパーベリーのリースは、1つ飾れば部屋が明るくなり、実りの季節を迎えるのにぴったりなインテリアを実現してくれますよ。
白い花が清楚な印象のハンドメイドリース。枝がメインのリースなので、落ち着いた秋の雰囲気が感じられますし、白い花から寒い朝におりる霜を連想することもでき、季節感たっぷりです。写真のように枝を柔らかなストローバインで覆うのも、柔らかい印象になるのでお勧めですよ。
こちらは、一輪挿しでもご紹介したコットンフラワーのリースです。ふわふわの柔らかい白のコットンがとても温かそう。コットンフラワーはもちろん冬に飾ることができますが、季節を先取りするのに、秋から飾るのも良いですよ!涼しくなっていく季節、見ているだけできっと温かく、気持ちをなごませてくれますよ。
写真の小物は卵の殻にストローバインを詰めて、白い小花のドライフラワーを飾ったもの。たくさん飾れば、賑やかな印象に。秋と相性の良いドライフラワーですが、こんな小さな小花からなら、取り入れやすいのでは♪
こちらは、ドライフラワーでもシックな逸品です。ガラスケースに芸術品や標本のように飾られた花たち。左のケースのケイトウは、秋に是非飾りたいお花ですね!また、黄色いバラや麦のドライフラワーといった、あまり選ばない色や植物をあえて飾れば、秋のアートな気分が盛り上がりそう。
まとめ
今回は、秋らしい植物の飾り方をご紹介しました。花を飾るというと春や夏のイメージですが、花器や色合わせに気を配ったり、花を使った小物を上手に使うことで秋らしい飾り方ができますから、ぜひ挑戦してみてくださいね♪
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