専門家である建築家の経験や実績・アイデアなどを参考に、施主と一緒に作り上げた家づくりの実例集をお届けいたします。自分が思い描く理想の家づくりをどのように実現したのか、自分では思いつかない部屋のデザインや庭とのつながりなど、思いのこもった家づくりを参考にしてみませんか?
多様なコンセプトから築き上げた設計力で満足のゆく暮らしをしよう
構造材を見せたリビングインテリア
教会のような天井の造りが重厚感があり、高い天井が厳かな雰囲気です。構造材を内装に取り入れたインテリアが、飾り気のないシンプルな美しさを醸し出しています。キッチンの横が小上がりになっており畳が敷かれています。機能やデザイン以外も、居心地を重視した家づくりは、建築家と建てた家だから実現出来るのですね。
ダイニングテーブル上部にある下がり壁のデザインが美しいインテリアです。床とテーブルの濃い色と、天井や壁の色とのコントラストがとても綺麗です。下がり壁と照明器具とのバランスも絶妙で、部屋の雰囲気を壊さず主張しすぎない器具のデザインも参考にしたいポイントです。
土間とリビングをつなぐ家
昔懐かしい土間のある生活を現代風に取り入れた家づくりの例です。ホールや廊下と、LDKや畳の間などと土間で区別した部屋の造りは興味深いです。玄関から直接、自転車やアウトドアの道具を入れたり、ライフスタイルを多様化できるスタイルは面白いです。
広い玄関と使い勝手を考慮されたスペース
玄関からホールや水回りが土間続きになっていて、広い空間が趣味のスペースだったり、収納棚を置いて自由なスペースとして活用出来そうです。遊び盛りの子供たちが汚れて帰ってきても、この場所で着替えたり、手を洗ったり出来ますね。玄関のそばに手洗いが設置されているのはいいアイデアです。
部屋の雰囲気に溶け込むデザインが美しい階段です。白を基調としたインテリアに佇む階段はスキップフロアになっていて、シンプルで軽やかな印象です。部屋の面積を多く取れない場合などは、階段も部屋の一部と考えた使い方をすれば、部屋が広く感じます。
ユニークなデザインと遊び心のある造りが魅力的な階段です。階段の踊り場の下が収納になっていたり、下が通路になっています。通路を少しかがんで通るところが、秘密基地のような感覚で面白い発想です。
こちらは鉄骨製のらせん階段です。階段の登り口の照明の明かりが足元をふんわり照らしてくれます。らせん階段の魅力的なところは、上部に上るにつれて見える吹き抜けのデザインが美しいところです。洗練された雰囲気で、上下をつなぐ役目となっている階段は家の象徴になりますね。
こちらは、音階を駆け上る音符のようなデザインの階段です。壁から直接踏板をささえる構造で、デザインを優先し美しく表現しています。上下階を隔てるのではなく、家全体を一体化した造りに適した階段です。
細かいところもこだわりをもつ
キッチンの水栓金具をこだわって取り付けています。こだわりのキッチンを細部まで徹底してこだわる事で愛着も沸きます。水栓金具のメーカーやデザインを調べて、自分に合うものを探したいですね。
キッチンのレンジフードもオシャレにスマートなデザインを探しましょう。キッチンの種類によっては、レンジフードの場所に困る場合もあります。例えばアイランドキッチンです。間取りによってはキッチンとダイニング、リビングの空間に隔たりがない場合もあります。そんな時はレンジフードはデザインもさることながら、機能性のよいものを設置して料理中の煙や匂いの問題を解消しましょう。
浴室のタイルの一部をニッチとして、シャンプーなどの置き場を作っています。今では、ユニットバスが主流ですが、タイルで施工した浴室は、シャワーなどのアイテムを自由に選べ、自分の思う通りの浴室が出来るので、こだわりの浴室にしたい方におススメの方法です。
空調をインテリアのデザインの一部に組み込んで、部屋全体をスマートに演出した施工例です。生活には欠かせないエアコンなどの設備は、インテリアとバランスが合わない場合もあります。そこで、こちらのようにデザイン性もある方法で、設備の存在感を隠したすっきりしたインテリアにすることも実現出来ます。
本がたくさん読める家
2階のホールに幅広く造られた本棚です。まるで図書館のような趣の空間です。コンクリートの壁と木の本棚との相性が抜群です。またセカンドリビングとして、自分だけのひとときを過ごしたい人におススメのスペースです。
庭で心を癒す家づくり
プライバシーを保つ、外部からの視線を考慮した庭づくりです。和のテイストの植栽が趣のある雰囲気で、部屋から眺める景色は心も癒してくれます。シャンパンを冷やす演出など特別な環境づくりも参考にしたいアイデアです。
家の形に添ったウッドデッキで過ごすプライベート空間は素敵です。部屋の内と外をつなぐデッキで風を感じる暮らしを実現できる間取りは参考にしたいですね。
プライバシーを重視した囲まれた庭は自分だけの空間です。周囲の喧騒も気にせず家族で過ごす自由な空間づくりは理想です。家づくりで何を重視するのかを十分考慮した上で、家の中だけでなく外の共有スペースづくりも見逃せないポイントです。
考え抜かれた緑のアプローチ
玄関までのアプローチに植栽をして、緑と共存する家づくりをしてみましょう。家はいろんな人を出迎えます。そんな家の顔である玄関は美しく保ち、個性を出したいものです。アプローチ上部に屋根があって光が差し込みます。時間帯によって変わる光の角度も楽しむ玄関は素敵なアイデアです。
敷地に合わせたデザイン
敷地に合わせた無駄のない設計をして、周囲に配慮した家づくりをしましょう。分譲地や既存の土地に家を設計する場合は、周囲への配慮は欠かせません。建築家とじっくり話し合って、その土地に合う暮らしを提案してもらいましょう。
敷地に合う環境や街並みを考慮した家づくりをしましょう。家を建てる土地柄を考え、家の構造や外観を相談して、自分の思いを実現することは大事です。風の通りや、天候や地質なども考慮することが大切です。そして、家の内部も自然に合わせた材料を選んでみると魅力的な家づくりが実現します。
まとめ
思いがこもった家を作るには?建築家と考える理想の暮らしをお届けしましたが、いかがでしたか?自分では考えもつかない事を、建築家のアイデアの引き出しから出てくる提案は無限大です。理想とした家づくりを手助けしてくれる建築家と出会って、思いのこもった家づくりを実現してみましょう。家づくりは人生で何度も体験することではありません。家づくりの実例集を参考にこだわりの家を造ってみませんか?
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