100均DIYでつくる「インダストリアルフレームミラー」
寂しくなりがちな壁面にアクセントを与え、空間を広く見せてくれる効果もあるウォールミラー。インテリア性の高いアイテムの1つです。
古材フレームで作られた、味わい深い素朴感が印象的なウォールミラーは、壁に掛けておくだけで印象的な空間を作り上げてくれます。
アンティーク感たっぷりの古材フレームと、無骨なアイアン調の枠がクールで重厚な「インダストリアル感」を演出。ミラー全体の印象をグッと引き締めてくれます。
日常の身だしなみチェックだけでなく、インテリアの一部として魅せることができるデザイン性豊かな「インダストリアルフレームミラー」を、100均アイテムだけで作ってみようと思います。
材料はこちら!全て100均アイテム!
① スタンドミラー
② ベニヤ板(300×450)×1
③ 板材(38×7×450)×4
④ 角材(12×12×450)×4
⑤ 工作板(8×3×900)×1
※単位:mm
以上の材料を用意します。
これらは全て100円ショップの商品ですが、木板などはホームセンターで購入したものを使ってもOKです。では早速作ってみましょう!
インダストリアルフレームミラーの作り方
1:フレームで使うパーツを作る
スタンドミラーを分解し、ミラー(鏡)部分だけを取り出します。スタンドミラーの枠はやわらかい軟質プラスチックで作られているので、数カ所をニッパーでカットすれば簡単に外すことができます。
取り出したミラーをベニヤ板の中央に接着します。この時、ミラー上下とベニヤ板上下にできる間隔(写真の「A」部)の長さを計っておきます。
板材2枚を「A」と同じ長さに切り分け、合計12枚のウッドパネルを切り出します。板材は薄くて柔らかな桐板ですので、糸ノコで簡単にカットすることができます。
ミラーの両サイドにカットしていない板材2本を並べ、その隙間にウッドパネルを上下6枚ずつ敷き詰めます。さらにその外側に角材を並べフレームの「外枠」を、内側に工作板を並べフレームの「内枠」を作ります。
内枠・外枠とも、板の長さはフレームの大きさに合わせて糸ノコでカットします。これでフレームに使うパーツ全てが揃いましたが、全てのパーツは塗装してからフレームに固定しますので、ここではまだ接着しないよう注意して下さい。
2:ウッドパネルを古材風に塗装する
ウッドパネルをアンティークな古材風に塗装します。「水性ウッドステイン」という塗料(チークとブラック)を使い、最初に「チーク」を全面にべた塗りします。塗料が乾いたら水で希釈した「ブラック」を上塗りし、すぐにティッシュで押さえるように拭き取ります。
チークとブラックのステイン塗料をうまく使い分けることにより、深いアンティーク感のある古材風の質感を表現することができました。
3:フレームの外枠&内枠をアイアン風に塗装する
フレームの外枠&内枠を、古びたアイアン風にペイントします。「アイアンペイント」と「ラストメディウム」という塗料を使い、古く錆びついた経年のスチール感を塗装で表現します。ペイントの方法についてはこちらで詳しくご紹介しています。
魔法の塗料を使ってブロカント雑貨を作ってみよう!アンティーク風ペイントテクニックをご紹介!
4:パーツを接着しフレームを完成させる
塗装したパーツを接着し、ミラーのフレームを作ります。古材風にペイントしたウッドパネルを、ベニヤ板に隙間なく敷き詰め接着していきます。接着には木工用の瞬間接着剤を使うと、時間も手間も大幅に短縮できるのでおすすめです。
フレームの外枠&内枠もウッドパネル同様、瞬間接着剤を使って接着していきます。ミラーと隣接する内枠の接着は、ミラー部分に接着材がはみ出さないよう注意しながら固定していきましょう。
ミラーを壁掛けで使う場合は、「ビラカン」と呼ばれる壁掛け金具を使います。ビラカンをフレーム本体にしっかりとネジ止めすればOK!壁掛けした時に落下することがないよう、本体部分にネジ込むのがポイントです。
これでアンティーク感抜群の古材風「インダストリアルフレームミラー」が完成しました!
インダストリアルミラーをレイアウトしてみよう!
ブラウン×ブラックという男性的な色合わせが特徴のこちらのミラーですが、あえて女性らしい空間に使うのがおすすめ。古材&アイアンというハードな素材の中に、リボンやドライフラワーといったフェミニンアイテムをあしらうことで、その対照的なコントラストが目を引く、ワンランク上のインテリアコーナーを作ることができます。
ミラーへの映り込みもインテリアの一部に取り入れるのがポイント。ディスプレイに奥行きがうまれ、開放的なインテリア空間を演出することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?壁に掛けても立てかけても使える、実用的で男前テイストたっぷりな「インダストリアルフレームミラー」。買うと高価なウッドミラーですが、自分で作ればわずか数百円で手に入れることができるんです。みなさんもぜひ作ってみてください!
こちらもおすすめ☆
新規登録
ログイン
お買い物