緑豊かな避暑地や自宅の庭に木々があれば、目にも優しくリラックスできそうですよね。それが都会で暮らしているとなかなか難しいものです。そこで部屋の中にグリーンを取り入れることで、リラックス効果や空気をきれいにしてくれる効果も得られますよ。忙しい人にもピッタリお手入れが簡単なものや、ひとつ置くだけで部屋のシンボルになる植物、小さな植木を組み合わせたアレンジなどご紹介しましょう。
グリーンを取り入れた癒される空間づくり
存在感のあるグリーンひとつで
観葉植物の高さのあるものはそれだけで存在感があり、部屋の雰囲気をガラリと変えてくれます。グリーンが濃いものでも葉が細く広がりもあるものを選ぶことで、明るい印象になります。
大きく育つと葉に広がりが出るタイプの植物は大きく低い鉢に植えるとバランスが良くなります。育ってから大きな植木鉢に植え替えるのは大変なので、購入した際にどれくらい大きくなるか確認すると良いでしょう。
それほど大きな鉢や植物は置けなくても、高さを調整すれば存在感を出すことができます。低い位置ではなく比較的、高さのある所にグリーンを置きたい時には中間ぐらいの大きさの鉢を選び、ソファーなどに座った時の目線に合わせて、台やスツールに乗せるのも存在感を出すポイントです。
家の作りを上手く利用して、吹き抜けになっている部分や、天井が高くなっている部分があれば、背の高い植物を置くと、より高さがあるように感じることができます。
観葉植物の中には葉っぱだけが大きいものもあります。根が小さく、植木鉢は小さいままでも細い茎の先端の葉が大きいことでインパクトのあるグリーンになります。
吊り下げて高さを楽しむ
グリーンを天井や壁の高い位置から吊るすことで、目線より上の位置から緑に囲まれ、森の中にいるような雰囲気を楽しむことができます。ツル科の植物などを選ぶと流れるように垂れ下がります。
壁際や窓際の壁を利用して吊り下げると視界もスッキリして、まとまりが出ます。手入れ要らずのエアプランツなどと組み合わせても素敵です。
土がしっかり入ったタイプの鉢を吊り下げる際には、縄などでデザインされたものを選ぶと雰囲気を楽しむことができます。縄に貝や石が組み合わされたデザインの物もあります。
窓際の光を利用してグリーンを鮮やかに
太陽の光がふり注ぐ窓際に葉が大きめの植物を置くと、グリーンの鮮やかさを一層、楽しむことができます。植物によっては半日陰や長時間の日光に弱いものもありますので、窓際に置きたい時には良く調べてから選ぶようにしましょう。
キッチンや脱衣所など、植物を置く場所が少ないところには窓際を上手く利用するのがポイントです。小さな鉢で様々な種類を組み合わせて窓際に置くことで、グリーンの濃淡も楽しむことができます。
窓を覆うようにテレビを配置しなくてはいけないことってありますよね。昼間は窓の光を利用してグリーンが鮮やかさを増してくれます。暗い印象になりがちな大きなテレビの印象もカバーできます。
忙しい人にも安心のエアープランツ・多肉植物でグリーンを楽しむ
最近に人気急上昇の多肉植物は忙しい人にもピッタリです。多肉植物は水分が多い植物ですが水やりが少なく育てやすいのが特徴です。その種類は数千種類とも言われ、グリーンだけでなく赤いものや黄色ものあります。
多肉層はプックリとした見た目から癒される人が多い植物です。黄緑色や深いグリーン、葉の細いものなど組み合わせで自分だけの世界が作れます。
多肉層と並んで種類も多く人気があるのがエアプランツです。何と言っても水やりがほとんどいらないのが人気の理由。外出時間が長い・数日家を空けることが多い人でも安心して育てることができます。
高さを変えて流れのある置き方
自分の好みの植物を見つけるとつい買ってしまい、部屋に置くと何だかまとまりがないということがあります。そんな時には左右どちらからか高さに流れを付けるとまとまりが出ます。このとき鉢をすべてそろえるか、ポイントにいくつか違う素材の鉢を入れるとアクセントになります。
高さで流れを出したい時にはツル科の植物が便利です。鉢を高いところに置き下に流すのも良いですが、高い位置に鉢を置くのが心配なときには逆に、鉢を下に置きツルを上に向かってアレンジするとグリーンのラインが縦にでてきれいです。
植物の高さや鉢の高さが同じものが多いときでも、台座を利用して高低差を付ければ高さがあるグリーンを楽しむことができます。壁に取り付ける棚などでも高さを楽しめます。
花のようにグリーンを活ける
土を使った植木が難しい場合には、花を活けるようにグリーンを飾るのも素敵です。ツタ科の植物などを組み合わせると横や下に広がりが出て、葉だけでも華やかな雰囲気が楽しめます。
実が付くようなグリーンはそれだけでインテリアの一部になります。グリーンのままの実も多くありますので、そのまま緑の鮮やかさを楽しむことができます。
フラワーショップで売られている切り花よりも、木の幹や葉の部分が多い植物を選ぶと部屋の中にグリーンがある印象になります。花が咲いているものでも、白やアイボリーなどあまり主張し過ぎない色を選ぶとグリーンが引き立ちます。
まとめ
庭やベランダなどで本格的に植木を育てることができなくても、部屋の中に小さなグリーンがあるだけで癒されるポイントになりますよね。水やりや成長を楽しむことや手入れは苦手だけどグリーンを取り入れたい人など、自分のライフスタイルに合ったグリーンの楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。
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