子どもの独立を機にリノベ。生活動線を改善してずっと長く住める家に
生活動線を見直し、これからの暮らしを支える住まいに。キッチン背面の引き戸を開けると、大型パントリーとウォークスルークローゼットが現れます。クローゼットは玄関からLDKにつながる裏動線。
使わなくなった子ども部屋をリビングに取り込んで、明るく開放的なLDKに。孫がのびのび遊べる広い空間や家族が泊まれるゲストルームも備え付けています。
■DATA
所在地:愛知県尾張旭市
延床面積:74.5㎡
家族構成:夫婦
築年数:30年
間取り:3LDK→2LDK
設計:住工房
施工:住工房
改修範囲:部分リノベーション(LDK、和室、玄関ホール、廊下、洗面、トイレ)
2部屋まとめて、くつろぎ感のあるリビングへ
子どもが巣立ち、夫婦2人の暮らしになったSさん。使わなくなった子ども部屋の代わりに、家族が集まった時にゆったり過ごせて孫ものびのび遊べる空間をつくりたいと思っていました。そこで同じマンションのリノベーション経験者に相談。住工房を紹介してもらい、設計・施工を依頼しました。
プランは当初の希望を叶えつつ生活動線を再考し、これからの暮らしを見据えるものに。日当たりのよい南側が子ども部屋、リビング、和室の3部屋に分かれていた間取りを、オープンなLDKと家族がゆっくり泊まれる畳敷きのゲストルームに変更しました。
奥まっていた独立タイプのキッチンは、壁も吊り戸もないオープンな対面式に変え、配膳や後片付けをスムーズに行えるようにしています。
壁を取り払って部屋の線引きを変えることで、リラックス感たっぷりのリビングに。ゲストルームとして残した和室の襖を開け放てば、孫が自由に駆け回って遊べる広々空間に。
玄関とリビングを、通り抜けられる収納スペースでつなぐ
キッチンの背面は、住工房オリジナルの天吊り引き戸。レッドシダーの木目が広々とした空間のフォーカルポイントになるとともに、落ち着いた温かみを添えています。
その奥には大型パントリーが広がり、冷蔵庫やカップボード、調理家電などキッチンで使うもののほとんどを収納。扉を閉めると壁のようになり、生活感を上手に隠しています。
パントリーの隣りは、手持ちの洋服箪笥を2竿置いてもまだ余裕のある、3.5帖のウォークスルークローゼット。通り抜けられるようにしたことで、玄関からLDKにつながる裏動線が生まれました。
また玄関土間を中まで拡張したことで、靴やゴルフバッグなど屋外で使うものまでを1か所にしまうことが可能に。普段は扉を開け放して、風や光の通り道になっています。
キッチン背面の左側のスペースがパントリー、右側は通路のようなクローゼット。
収納をまとめたことで、面積の無駄もありません。
縦の木目が美しい、パントリーとクローゼットの扉。天吊り引き戸のため、床は掃除がしやすいフラットです。
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玄関ホールからリビングへ入るメインの動線のほかに、クローゼット兼アウトドア収納を通ってキッチンへ入る動線をプラン。
生活に必要なものが一目で見渡せる、使いやすくしまいやすい収納スペース。
ダイニングのペンダント照明は、ルイス・ポールセンのアバーヴ。
下方に光を集め、上方へも柔らかい光を向けます。
朝食やティータイムを夫妻で楽しむ、キッチン前のカウンター。
カウンター横にはパソコンなどを収納する棚を造作しました。
電話台は家事の動線を考えて、キッチンのすぐ横に。
オリジナルで製作したクラシカルな雰囲気のリビングドア。
住工房のコンセプトハウスに宿泊し、オーダーメイドの洗面台の使いやすさに感動。
予定にはなかった洗面室も改装しました。
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