快適な《落ち着く部屋》の作り方。インテリアの色やくつろげるレイアウトも要チェック

今回は快適な部屋を作る3つのポイントと実践のためのコツを詳しく紹介します。家具の配置や収納を見直して心地よい環境を作り、部屋がバランスよく見えるカラーコーディネートを取り入れてリラックスできる素敵な空間にしましょう。

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快適な《落ち着く部屋》の作り方。インテリアの色やくつろげるレイアウトも要チェック

快適な《落ち着く部屋》の作り方。インテリアの色やくつろげるレイアウトも要チェック

毎日の疲れやストレスをリセットしたいなら、自宅を落ち着く部屋に変えてみませんか?

今回は快適な部屋を作る3つのポイントと実践のためのコツを詳しく紹介します。家具の配置や収納を見直して心地よい環境を作り、部屋がバランスよく見えるカラーコーディネートを取り入れてリラックスできる素敵な空間にしましょう。

落ち着く部屋と落ち着かない部屋はどう違う?

落ち着く部屋の共通点

落ち着く部屋の共通点

落ち着く部屋の共通点

  • 見た目がすっきりしている
  • 程よい生活感がある
  • 整理整頓されている
  • ゆとりがあってくつろげる

落ち着く部屋には主に4つの共通点があります。まずシンプルですっきりしており、視覚情報が多すぎないこと。だからといって何もない部屋ではなく、程よい生活感があって部屋を快適に使えることも共通点として挙げられます。

また、整理整頓されていて清潔感があるのも特徴。モノが多すぎずちょうどよいバランスなので、ゆとりがあってくつろげる環境ともいえます。

 

 

落ち着かない部屋の共通点

落ち着かない部屋の共通点

落ち着かない部屋の共通点

  • 部屋が乱れている
  • 圧迫感がある
  • 生活感がない

落ち着かない部屋の共通点は3つあります。まずモノが溢れて掃除されておらず、色や文字が多いのが特徴です。他にも、隙間なく家具を並べたり生活動線上に背の高い家具を置いたりしていると、圧迫感があり窮屈で落ち着きません。

これらとは別に生活感がないパターンもあり、モノがなさすぎて部屋にいるだけで気を使う場合も。

 

落ち着く部屋がもたらすメリットとは?

落ち着く部屋がもたらすメリットとは?

収納やインテリアを工夫して落ち着く部屋に変えると、散らかった環境で感じていたイライラが取り除かれ、リラックスして生活できるようになります。

部屋がすっきりすることで目に入ってくる視覚的情報が少なくなり、脳の処理に負荷がかからなくなって疲れやストレスを軽減できるからです。

また、落ち着く部屋にすると自宅がどこよりも快適な空間になります。素敵なインテリアにすれば、家に帰るのが楽しみになるでしょう。

 

落ち着く部屋の作り方(1)家具のレイアウトを見直す

落ち着く部屋の作り方は、「家具のレイアウトを見直す」「収納を改善する」「コーディネートを変える」の3つです。

レイアウトや収納を見直すと部屋がすっきりしてくつろげるようになり、色を絞ってコーディネートするとリラックスできるおしゃれな空間に変わります。

 

コツ(1)背の低い家具を配置して圧迫感を軽減

コツ(1)背の低い家具を配置して圧迫感を軽減

落ち着く部屋の作り方では家具の選び方が重要ポイントで、背の低い家具を選んで圧迫感を軽減するのがコツです。ローソファや低い棚などをレイアウトすると、壁を覆う面積が少なくなり、ゆったりして開放感のある空間になります。

背の高い家具が既にある場合は、遠近法を利用した部屋の作り方がおすすめです。部屋の入り口付近に背の高い家具を配置し、奥に行くほど背の低い家具にすると、奥行きが強調されて実際より広く見えます。

 

座ったときの目線の高さにも注目しよう

座ったときの目線の高さにも注目しよう

圧迫感を軽減して落ち着く環境にするために、立っているときだけでなく座ったときに見える家具の高さも意識してみましょう。

例えば立っているときはそれほど背が高いようには見えない棚でも、ソファに座ったときの目線よりも高いと圧迫感が出ることがあります。とくにソファはくつろぐときに使用するアイテムですので、リラックスタイムを妨げないように周囲の家具の高さにもこだわりましょう。

 

コツ(2)生活動線を妨げないレイアウトにする

コツ(2)生活動線を妨げないレイアウトにする

落ち着く部屋の作り方のポイントはストレスなく暮らせる環境にすることなので、スムーズに動けて生活動線を妨げない家具のレイアウトを心がけましょう。

例えば1Kやワンルームにはリビング・ダイニング・寝室など複数の役割があり、くつろぐだけでなく、食事をしたり洗濯物を畳んだりとさまざまな動作をおこないます。玄関〜台所〜ソファなどのよく使う通り道は、家具の配置を工夫して便利な動線にしましょう。

 

日々の行動パターンを思い出して生活動線を考えよう

日々の行動パターンを思い出して生活動線を考えよう

最適な生活動線の作り方のポイントは、毎日の行動パターンを思い出すことです。

家に帰ったときの行動や家事をするときの移動の仕方、ソファでのくつろぎ方など、部屋での過ごし方にはある程度のパターンがあります。自分の行動パターンがどうすればスムーズになるかを考えて家具をレイアウトすると、便利な生活動線が作れるでしょう。

 

コツ(3)余白を残した家具の配置でくつろぎの空間へ

コツ(3)余白を残した家具の配置でくつろぎの空間へ

家具の量をコントロールすることもポイントで、余白を残した家具のレイアウトにより開放的でくつろげる環境を実現しましょう。

具体的には部屋の広さに対して家具の占有率を1/3程度にすると、バランスよく見えるといわれています。あくまで目安なのできっちり守る必要はありませんが、これより多すぎると窮屈な空間になり、逆に少なすぎても気を使って落ち着かない環境になるでしょう。

 

家具のサイズにもこだわってバランスよく見せよう

家具のサイズにもこだわってバランスよく見せよう

余白を設けて落ち着く部屋にするためには、家具のサイズにこだわることも大切です。大きすぎるソファを狭い部屋にレイアウトすると、家具の量が少なくても圧迫感がありますが、コンパクトなサイズにすればバランスのよい見た目になります。

とくに部屋の入り口付近に置く家具は注意が必要です。大きな家具を配置すると見た目のバランスが悪くなるだけでなく、生活動線を妨げることがあります。

 

落ち着く部屋の作り方(2)収納を改善する

コツ(1)モノを整理して不要なアイテムを処分

コツ(1)モノを整理して不要なアイテムを処分

生活動線を確保して余白のある家具のレイアウトにするためには、所有アイテムを整理して不要なモノを処分しましょう。具体的には必要なモノとそうでないモノに分類し、不要と判断したモノを取り除いて溜め込まないようにします。

スムーズに進めるためのポイントは、1日1ヶ所に絞ることです。部屋にあるモノを全部出して一気に作業すると、時間がかかって負担になります。隙間時間で取り組めるように、小さな目標を設定しましょう。

 

コツ(2)モノの位置を決めて収納する

コツ(2)モノの位置を決めて収納する

落ち着く部屋の作り方のポイントは片付けやすい環境にすることですので、毎日の生活に必要なモノは位置を決めて収納するようにしましょう。使った後に戻す場所が決まっていると、自然と片付ける習慣ができて家事が楽になります。

ポイントは、使用する場所の近くに収納スペースを設けることです。例えば部屋にワークスペースがある場合、デスクの周りに本棚や文房具収納があると、デスクで使った後はその場で片付けまで完了します。

 

コツ(3)見せる収納と隠す収納に区別をつける

コツ(3)見せる収納と隠す収納に区別をつける

収納方法には棚などに飾る「見せる収納」と、引き出しなどにしまう「隠す収納」があり、両者を上手に使い分けることが落ち着く部屋の作り方のコツです。

見せる収納はインテリアのおしゃれなアクセントになりますが、量が多いとモノを出し入れしにくい環境になり、煩雑な印象を与えます。一方、隠して収納すると部屋がすっきりしますが、すべてしまい込むと逆に不便です。メリハリをつけてバランスのとれた収納にしましょう。

 

コツ(4)収納アイテムを統一する

コツ(4)収納アイテムを統一する

すっきりとした落ち着く部屋にするコツは、ファイルボックスやケースなどの収納アイテムを同じデザインや色で統一することです。とくに見せる収納におすすめで、整理整頓されてきちんとした部屋に見えます。

アイテム選びのポイントは2つあり、1つはシンプルなデザインにしてインテリアに馴染ませることです。もう1つのポイントは定番商品を選ぶことで、買い足しが必要になっても元々持っていたアイテムと揃えられます。

 

落ち着く部屋の作り方(3)コーディネートを変える

コツ(1)カラーコーディネートで落ち着く空間を演出

コツ(1)カラーコーディネートで落ち着く空間を演出

色を絞ると視覚的情報が制限されるため、限られた色でバランスよくカラーコーディネートをすると落ち着く部屋を作れます。

色使いでバランスをとるためのポイントは、配色の黄金比「70:25:5」を意識することです。

天井や壁など広い面積のベースカラーは70%、家具やラグなどのアソートカラーは25%、小物や絵などのアクセントカラーは5%で、この比率を意識して色をレイアウトするとバランスよく見えるといわれています。

 

 

落ち着く色は人によって異なる

落ち着く色は人によって異なる

例えばアースカラーのブラウンは落ち着く色といわれますが、色が濃いと重苦しく感じる人もいます。また、ブルーは冷静で落ち着いた気持ちになる色ですが、同時に冷たい印象も与える色です。さらに、植物を連想させる緑は癒やしを与える色といわれますが、嫉妬の色と捉える国もあります。

つまり、落ち着く色とは気分や育ってきた環境や文化で異なり、人によってさまざまなのです。自分が落ち着くと感じる色を模索しましょう。

 

コツ(2)インテリアのテイストを決めてコーディネートする

コツ(2)インテリアのテイストを決めてコーディネートする

統一感があって落ち着く部屋にするためには、「北欧」「和モダン」など、インテリアのテイストを決めてコーディネートするのがコツです。意図的にミックスインテリアにする場合は別ですが、テイストを決めずにモノをレイアウトすると不調和で落ち着かない印象を与えます。

テイスト決めのポイントは、SNSや雑誌でできるだけたくさんの実例を見ることです。よく観察してなぜ好きなのかを分析し、自分の好みを探りましょう。

 

コツ(3)自然素材やマットな質感のアイテムで揃える

コツ(3)自然素材やマットな質感のアイテムで揃える

落ち着くインテリアの作り方のコツは、色だけでなく素材や質感にもこだわることです。例えば、木材やラタンなどの自然素材は、プラスチック素材より温かみがあって落ち着く雰囲気になります。また、光沢のある質感よりもマットな質感の方がインテリアに調和して悪目立ちしません。

とくに無垢材は視覚的に安らぎを感じるだけでなく、木の香りや肌触りでもリラックスできます。家具や小物で木のアイテムを取り入れてみましょう。

 

コツ(4)厳選した装飾アイテムで部屋を彩る

コツ(4)厳選した装飾アイテムで部屋を彩る

落ち着く部屋の作り方のポイントはすっきりさせることですが、装飾性が全くないと殺風景に見えるため、アートやオブジェなどもバランスよくレイアウトしてインテリアのアクセントにしましょう。

ディスプレイのポイントは、インテリアのテイストに合ったアイテムを厳選して部屋に調和させることです。例えば北欧インテリアの場合、北欧デザインの壁掛けアートや自然を感じる木製のオブジェなどが似合います。

 

装飾アイテムの色にもこだわってバランスをとろう

装飾アイテムの色にもこだわってバランスをとろう

カラーバランスのとれた落ち着く部屋にするために、装飾アイテムの色にもこだわりましょう。基本的には配色黄金比の5%になるように意識すれば大丈夫ですが、色の選び方でも印象が変わります。画像の色相環で考えてみましょう。

例えば青いソファに合うクッションを選ぶ場合、近い色の水色や色相環で隣り合う紫にするとまとまりのある印象です。一方、色相環で青の反対にある黄色やオレンジにすると、メリハリのある空間を作れます。

 

コツ(5)多灯照明で落ち着く雰囲気を演出する

コツ(5)多灯照明で落ち着く雰囲気を演出する

多灯照明とは天井照明やフロアライトなど複数の照明を配置する手法で、ムード満点で落ち着く雰囲気を演出できます。リラックス時間はフロアライト、勉強のときはデスクライトを使うなど、場面に応じて使い分けできるのもメリットです。

シーンに合った光の色を使い分けることがポイントで、例えばソファでゆったりと過ごしたい場合は穏やかな橙色の光を選びましょう。反対に集中したいときは、文字が見やすい青白い光がおすすめです。

 

ワンランクアップする落ち着く部屋の作り方

作り方(1)肌触りのよいファブリックを選ぶ

作り方(1)肌触りのよいファブリックを選ぶ

さらに落ち着く部屋にするためには、家具のレイアウトや収納の見直しなど視覚的な工夫に加えて、肌触りのよいファブリックを選ぶなど触覚へのアプローチも取り入れましょう。

クッションカバーやひざ掛け、寝具カバーなど毎日触れるアイテムの肌触りがよくなると、ほっとして落ち着く気分になります。毎日の疲れやストレスがリセットできるようになり、心身ともにバランスのとれた暮らしになるでしょう。

 

作り方(2)観葉植物をレイアウトする

作り方(2)観葉植物をレイアウトする

観葉植物はリラックス効果を引き出す成分「フィトンチッド」を放出することで知られており、部屋にレイアウトすると落ち着く効果や癒やし効果を期待できます。また、インテリアのアクセントにもなり、コーディネートのバランスをとったり明るい雰囲気にしたりするのに便利です。

もし日当たりが悪いなど室内環境が原因で植物を育てられない場合は、気軽に飾れるフェイクグリーンをレイアウトしましょう。

 

作り方(3)機能的なカーテンで生活を快適にする

作り方(3)機能的なカーテンで生活を快適にする

カーテンの色柄だけでなく遮光性やUVカットなどの機能にもこだわり、部屋の環境を整えて落ち着く雰囲気を演出しましょう。

例えば遮光カーテンにすると部屋に入る日光を調整し、やや暗めでムードのある部屋や眠りやすい部屋を作れます。UVカットカーテンは、家具の日焼けや肌へのダメージを防いで快適に過ごしたい方におすすめです。日当たりがよすぎる環境の場合は、遮熱機能のあるカーテンを検討しましょう。

 

ずっと過ごしたくなるような落ち着く部屋にしよう

いつまでもいたくなるような落ち着く部屋は、家具のレイアウトや収納、インテリアなどを工夫することで実現可能です。落ち着く環境が当たり前になると、部屋にいるだけで日々の疲れやストレスが自然と緩和されるようになります。心と体が健康的になり、前向きな気持ちも芽生えてくるでしょう。

今回紹介した快適な環境の作り方のポイントやコツを押さえて、ずっと過ごしたくなるような落ち着く部屋を作ってみてくださいね。

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