節分とは?2023年はいつ?方角、豆まきの由来とおすすめの節分雑貨7選
節分は、豆まきや恵方巻で親しまれている日本の行事。この記事では、節分の意味や恵方(方角)、正しい豆まきの方法についてをご紹介します。節分の日に飾りたい、おすすめのインテリア雑貨もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
節分とは?意味と歴史
節分とは、鬼をはらって新年を迎えるための行事です。実は、2月の立春の前日に加え、5月の立夏、8月の立秋、11月の立冬のそれぞれ前日も節分にあたり、1年に4回存在します。
中でも旧暦で1年の始まりとされていた立春は最も重要で、今でいう「大晦日」のことを指すようになりました。新しい年の始まりに向けて厄や悪いものをはらいたいとの思いから、豆まきなどの儀式を行うようになったといわれています。
2023年の節分はいつ?
節分といえば、2月3日という認識の人も多いはず。しかし、実は節分の日は毎年決まった日ではありません。現在では、節分の日=“立春前日”とされていますが、立春の日付は年により異なるため2月3日とは限らないのです。
1年は365日といわれていますが、地球の公転周期によって1年あたり約6時間の端数が出ます。4年経つとほぼ1日分となるこの誤差を、4年に一度のうるう年で調整しているのです。
それによって立春の日も、うるう年が来るたびに前後するという仕組みです。たとえば、次のうるう年は2024年ですが、翌年2025年の節分は2月2日となります。
2023年の恵方(方角)は?
2023年の恵方、方角は「南南東のやや南」です。
恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん)という神様がいるとされている方角のことで、恵方に向かって事を行えば、何事もうまくいくといわれています。
節分の日に豆まきをする理由
節分といえば「鬼は外、福は内」という掛け声とともに行う豆まきが印象的ですよね。
もともと「豆」は、鬼の目のことを指す「魔目」を滅ぼすという意味の「魔滅」という漢字があてられることもあり、鬼を追い払うことができると信じられてきました。
そのため、邪気払いのために豆まきが行われるようになったといわれています。
正しい豆まきの方法
豆まきの正しい手順や作法をご紹介します。
1. 豆を準備する
まず、煎り豆を用意したら神棚に供えておきます。
2. 豆は夜にまく
豆まきは夜に行うことが適しているといわれています。鬼や邪気は夜にやってくるとされるためです。
3. 家の奥から豆をまく
家のすべての戸や窓を開けたら「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆まきのスタート。豆まきは家の一番奥の部屋から玄関に向かって豆をまきましょう。まいたら都度、戸や窓を閉めていきます。最後に玄関から外に豆をまいて玄関を閉め、終了です。
4. 年齢よりひとつ多く豆を食べる
豆まきが終わったら、1年の無病息災を願って、まいた豆を自分の年齢よりひとつ多く拾って食べましょう。ひとつ多く食べるのは、新しい年の厄払いであるためです。
地域で異なる節分行事
節分の行事には、地域によって特色があります。そのひとつが豆まきの掛け声です。
たとえば、古くから鬼神をまつっている地域であれば「鬼は内、福は内」といった掛け声もあります。
また、まく豆の種類にも地域によって違いがあります。豆は大豆が一般的ですが、北海道や東北、九州の一部地域では落花生をまきます。
節分の日に食べるもの
ここからは、節分の日に楽しむさまざまな食べ物をご紹介します。
恵方巻き
節分といえば恵方巻きですよね。巻き寿司を切らずに1本丸ごと食べることは「縁を切らない」などの意味が込められており、そこから願いごとをしながら恵方を向いて巻き寿司が食べられるようになったといわれています。
大豆
一部を除く日本の広い地域では、節分の豆まきには大豆を使います。日本では古くから五穀(米、麦、ひえ、あわ、大豆)には穀霊が宿るとされており、中でも大豆は最も粒が大きく邪気をはらうことに適しているとされたことに由来するそうです。
鰯(いわし)
西日本では、体の中の邪気を追い払うためにいわしを食べることも多いそう。鬼は、いわしを焼くときに出る匂いや煙が苦手だといわれています。
くじら
山口県では、節分の日にくじらを食べる風習があります。大きいものを食べると縁起が良いとされており、節分の日にも「大きいものを食べて邪気をはらおう」という願いを込めて食べられています。
けんちん汁
関東の一部の地域ではけんちん汁を食べます。もともとは冬の行事で身体を温めるために食べられていたものですが、次第に節分の日にも食べられるようになったようです。
節分そば
節分そばを食べる地域もあります。そもそも2月の節分は旧暦の大晦日なので「年越しそば」と近い存在です。昔は全国で楽しまれていたようですが、現在はそばの産地として有名な信州や出雲といった一部地域のみに残る風習です。
麦飯
西日本を中心に、いわしと一緒に麦飯を食べる風習があります。麦飯を炊くことを、昔は麦を「よます」と表現していたことから、世の中がよく回るようにという願いを込めて食べられるようになったといわれています。
落花生
雪の中にまいた豆が拾いやすいため、北海道や東北の雪国では落花生をまきます。大豆をまく地域も、後片付けや衛生面の理由で落花生をまくというご家庭も増えています。
福茶
福茶とは、1年の無病息災を願って飲む縁起のいいお茶のこと。豆まきで使った大豆数粒と、梅干し、昆布などをいれたお茶が一般的です。
ぜんざい
主に関西では、節分の日にはイベントやお寺などでぜんざいがふるまわれることがあります。古くから小豆の赤色は邪気をはらう色とされており、節分以外のさまざまな行事でも食べられています。
節分の日に飾りたいおすすめのインテリア雑貨7選
ここからは、minneで見つけた節分にぴったりのアイテムをピックアップしてご紹介します。
目が合うたびにほっこり
鬼をモチーフにしたタペストリーです。鬼のやさしい表情と、毛糸ならではの温かみあふれる雰囲気がマッチ。
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遊び心たっぷりのデザイン
節分の食卓が華やぐ、恵方巻が描かれたプレートです。節分はもちろん、普段使いにもぴったりですよ。
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手の平サイズの張子人形
【「豆まきはまだかな〜」と待機しながら豆を食べちゃってる鬼役の男の子】がモチーフ。リアルな表情に思わず顔がゆるんでしまう作品です。
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インテリアに馴染むワイヤークラフト
ワイヤーで制作された節分用のガーランド。黒いワイヤーでつくられているので、白い壁によく映えます。写真撮影にもおすすめですよ。
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ふわふわのアルパカブローチ
節分の鬼の格好をしたアルパカをモチーフにしたブローチ。鬼のお面は、実際にアルパカのお顔につけることができます。
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老舗の桐箱工房が手がける福ます
縁起のいい「七宝文(しっぽうもん)」が描かれた桐枡です。ウレタン塗装が施されているので、使用後は食器と同じように洗って乾かせるのが嬉しい。
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まん丸のフォルムがキュート
温かみを感じる羊毛フェルトでつくられた「鬼だるま」です。赤い敷物もセットになっているので、届いたらすぐに飾ることができます。
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豆まきや食事で楽しい節分を過ごそう
minneには他にも素敵な節分のアイテムがたくさんそろっています。旧暦の新年を、邪気をはらって気持ち新たに迎える節分の日。伝統行事を楽しみながら素敵な1日を過ごしてくださいね。
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