ガラスペンに合うインクを選ぼう
近年人気が高まっているガラスペン。液体インクに浸すだけでインクの補充ができ、カートリッジを交換する必要がないのもお手軽ですね。
ガラスペンには基本的に液体インクなら何でも使えるため、数ある種類のなかから気に入ったものを探していくことになります。今回はインク選びの手掛かりとなるよう、その特徴も合わせながらガラスペンにおすすめのインクを特集します。
ガラスペンにおすすめの染料系インク
葛飾北斎も愛した「錆緑」のインク
ナカバヤシ(Nakabayashi)
¥1,762
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水溶性インクである染料系インクは、さらりとした質感で初心者でも書きやすいのが特徴です。
万年筆用の液体インクなら瓶の口径が広めで、ペン先を浸しやすいのでおすすめですよ。
こちらは葛飾北斎の浮世絵に使われている色をイメージした「浮世絵インク 葛飾北斎」シリーズから「錆緑」カラー。
日本国内で企画製造を行っていることもあり、日本人の感性にマッチする色になっています。北斎の絵が描かれたパッケージにも注目です。
デニムのような「ダークネイビー」のインク
ナカバヤシ(Nakabayashi)
¥1,547
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「ジーンズインク」と名付けられたこのシリーズは、穿きこなれたデニムのカラーを再現したラインナップ。
黒からアクアブルーまで、デニムの豊かな質感を表現できる種類が揃っています。
シリーズで揃えると濃淡が表現できるので、すべて揃えてガラスペンで絵を描いてみるという使い方もおすすめですよ。
濃いめの「ダークネイビー」は普段使いもしやすく、手紙など文字を書くのにもおすすめの色です。
ポイント使いしたい「金木犀」のインク
セーラー万年筆
¥1,097
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「若鶯」「中秋」など日本の四季を感じさせるようなネーミングの「四季織」シリーズです。人気の「金木犀」カラーは、花の香りが伝わってくるような色。
目をひくカラーは、ワンポイントで色をのせる使い方にぴったりです。
染料系インクは油性とは違って固まるスピードが遅いため、長く保管できます。ゆっくり使っていきたいカラーは、染料系インクから選ぶのがおすすめですよ。
ゆらめきを楽しむ「宵-YOI-」のインク
セーラー万年筆
¥1,310
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手紙やメモなどたくさん文字を書きたいときは、黒に近い色を選びたくなりますよね。
「ゆらめく」シリーズの「宵-YOI-」というカラーは、黒よりもやわらかく、液体インクならではのゆらめきを存分に味わえます。
カートリッジのないガラスペンは、きちんとインクを吸わないのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
ペン先をつけるだけでハガキ1枚分程度の文量を書くことができますよ。
微粒子きらめく「ストームグレー」のインク
エルバン(Herbin)
¥4,307
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ただの黒では物足りないというあなたにおすすめなのが、エルバンの「アニバーサリー」シリーズから「ストームグレー」です。
黒に近い深いグレーで、中にゴールドの微粒子が入っているのが特徴。さり気なく文字がきらめき、おしゃれな使い方ができます。
細かい粒子のため詰まりにくいですが、インクを吸わないなどのトラブルを防ぐためにも使用後はしっかりとガラスペンを掃除しましょう。
使用前にはボトルを振っておくのがおすすめです。
ガラスペンにおすすめの顔料系インク
色あざやかな「パープル」のインク
セーラー万年筆
¥1,438
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液体インクのほとんどは染料タイプですが、顔料系インクもガラスペンに使用できます。
油性ほどではありませんが染料よりも耐水性にすぐれ、輪郭がハッキリとした筆跡になるのでおすすめです。
紙の裏抜けもしにくいので、薄口用紙専用のインクとしても◎。パープルなどの濃いめカラーはもちろん、イエローなど曖昧なカラーも色あざやかに表現されます。
混色もできる「ピンク」のインク
セーラー万年筆
¥1,018
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こちらも上の商品と同じく「STORIA」シリーズの顔料インクですが、おすすめポイントはインク同士の混色ができること。
カートリッジがなくペン先を洗浄するだけで別の色に替えられるガラスペンは、ぬり絵などにも人気です。そんなときに混色ができるともっと使い方が広がりますよね。
油性ペンよりはやわらかく、水性よりははっきりとした仕上がりになる顔料系インク。描画専用といった使い方もおすすめですよ。
1つは持っておきたい「極黒」のインク
セーラー万年筆
¥1,940
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定番カラーとして外せないのはやっぱり黒。にじみにくい顔料インクなら、ガラスペンでも書類を書いたり大事なメモを残したりといった使い方ができます。
セーラー万年筆の「極黒」は万年筆専用といわず、ガラスペンユーザーからも人気のインクです。
顔料インクは固まるスピードが速いため、できれば毎日使うのがおすすめ。
使用後はていねいにガラスペンを洗浄し、吸わない・固まるといったトラブルを防ぎましょう。
美しい筆跡が残る「ブランセピア」のインク
プラチナ万年筆
¥1,620
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イメージ写真よりもやや明るめの色だという「ブランセピア」は、筆跡の美しさにも定評があります。万年筆用のインクですが、ガラスペンにも使用できますよ。
プラチナメーカーの顔料インクはとくに耐水性にすぐれているので、油性のように落ちないインクを探している方におすすめ。
インク内の水分が蒸発すると固まるため、こまめにフタを閉めて使いたいですね。色の種類がいくつかあり、どれもおしゃれなラインナップです。
はちみつみたいな「マヌカUMF10+」のインク
尚貴堂から販売されている「はちみついんく」シリーズは、ユニークでかわいらしいボトルインク。
濃い「マヌカUMF25+」と薄めの「マヌカUMF10+」という2種類のカラーがあり、はちみつのような甘い香りがついています。
2種類それぞれ別の香りなので、セットで揃えたくなりますね。
きれいに発色するので文字を書くのはもちろん、ガラスペン専用のマーキングなどに使ってもかわいいですよ。
ガラスペンのインク選びを楽しんで
使い終わったガラスペンはペン先をきれいにし、傷つかないように保管しましょう。ペン先に残ったインクが固まる、インクを吸わないなどのトラブルを未然に防ぐことができます。もしガラスペンがうまくインクを吸わないときは、ペン先をもう一度洗浄するのがおすすめです。
油性に近い耐水性をもつ顔料インクも、さらさらと伸びて書きやすい染料インクも、どちらも試してみたいですね。きっとガラスペンで文字を書くのが楽しみになりますよ。
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