おしゃれなパントリーを1畳からつくる間取り|機能とデザインが魅力の収納実例
いつでもすっきり綺麗に片付いた憧れのスタイリッシュなキッチン。
オープンスタイルのデザインキッチンが人気を高める中、収納不足を解消するアイデアとして「パントリー」にも注目が集まっています。
今回は、食材や食器、調理グッズの置き場を確保するだけにとどまらない、パントリーの嬉しいデザイン性や機能性をご紹介します。
1畳からつくれる実例やメリット・デメリット、設計のコツも解説しますので、ぜひキッチン収納づくりの参考にしてみてくださいね♪
この記事のポイント
- 1畳からつくれる便利なパントリーのポイントやメリット・デメリットを知ることができます。
- 機能的でおしゃれなパントリーをつくる4つのコツについて解説します。
- 真似したくなる魅力的な収納術や実例がご覧いただけます。
■キッチンにあると嬉しいパントリーとは
事例を見る:Case63「今まで、イマ、これから」
まず、キッチンパントリーの広さやレイアウト、デザインの基本を押さえておきましょう。
・パントリーに必要な広さは?
ひと言に、パントリーと言っても収納量や収納したい物の種類によって広さはさまざまです。
ご家族の人数にもよりますが、目安として1週間分の食材と保存食やキッチン用品などのストックが収納できる広さとして、約1畳から設置可能です。
1畳の広さは、約90㎝×180㎝なので、奥行きなく取り出しやすい収納スタイルをつくることができます。
約2~3畳の大容量収納を希望するなら、ウォークインタイプのパントリーがいいでしょう。
・どんな場所につくる?
パントリーをつくる場所は、調理関連の利便性で考えるとキッチン横や裏といったキッチン作業から近い配置が便利ですが、買い物→収納の効率を考えると玄関近くの配置もおすすめです。
近年注目の「家事楽間取り」においては、玄関⇔パントリー⇔キッチンが回遊できる機能的なウォークスルー設計も人気です。
・扉はあった方がいい?
パントリーには、日常的に使う食器や調理家電をはじめ、普段は使わない日持ちのする食材やキッチン用品のストックなど、生活感があるものを収納するケースも多くあります。
キッチン空間のデザイン性を損なわないため、また来客時の対応のためなどの理由で、扉があった方が安心できる場合もあります。
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■パントリーがある間取りのメリット・デメリット
事例を見る:Case92「シンプル&ナチュラル」
パントリーがある間取りのメリットとデメリットを簡単にまとめてみましょう。
・【メリット】家事機能・快適な収納が叶う
食材や食器、調理グッズなど、ごちゃごちゃと散らかってしまいがちなキッチンですが、パントリーという収納スペースがあれば、とりあえずでも買い物後の荷物やストックを片付けるという意識が働くので、すっきり美しいキッチンを自然と維持しやすくなります。
また、買い物後の片付け習慣と調理中の使い勝手に密接した収納空間なので、食材・ストックの在庫管理や収納不足解消にも役立ちます。
・【デメリット】動線や間取りの圧迫に注意
限られた間取りの中でキッチン+パントリーをつくることになるので、スペースの配分や他の空間とのつながりにも注意して、レイアウトや広さを決める必要があります。
場所や収納スタイルによっては、使い勝手が悪かったり、十分な収納力が得られなかったりすることもあるので、事前に収納量や収納目的を把握して計画を進めることが大切です。
■失敗のないパントリーをつくる4つのコツ
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
パントリーをつくって後悔しないために、デザイン性と機能性の4つのポイントを確認しておきましょう。
・ウォークインなら奥行き・幅に注意
パントリーの棚は、出し入れの利便性を考えて奥行き約30~40㎝を目安に検討するといいでしょう。大きな鍋や調理家電を置く場合は、約40㎝ある方が安心です。
また、ウォークインタイプのパントリーをつくる場合は、入ってからの使い勝手や収納物の把握のしやすさを考慮して「棚の奥行きを深くし過ぎない」「出し入れの動作が快適な横幅」に注意して、詰め込むだけの収納にならないようにしましょう。
・ウォークスルーは間取りが重要
最初に少し触れましたが、回遊性のあるパントリーを希望する場合は、日常の生活・家事動線に合わせた間取り設計が大切です。
玄関⇔パントリー⇔キッチンの他、雨の日の出入りに便利な「勝手口」や日用品の収納を集約するための「洗面脱衣所」とつなげるなど、ライフスタイルに合わせて機能性のあるルートを検討してみましょう。
・見せる収納・隠す収納
アーチ壁やアクセントクロスが映えるおしゃれなパントリーやカフェ・雑貨屋さんのようなスタイリッシュな陳列など「見せる収納」でキッチン空間のデザインを楽しむのもおすすめです。
また、扉やボックスを使った「隠す収納」で、片付けが苦手な方でも簡単に整理整頓ができる効率的なスタイルもいいでしょう。
扉やボックスのデザインをキッチンのテイストと揃えて、センスのいい収納空間をつくってみましょう。
・1畳からでも検討できる
パントリー(収納庫)と聞くと「広いスペースが必要?」「他の間取りに影響が出るかも?」と心配される方も多いかと思います。
しかし、キッチン横の階段下やキッチン裏のデッドスペースなど1畳程の空間があれば、1週間分の食材やストックを置くのにちょうどいい収納をつくることが可能です。
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■【実例】パントリーで便利な収納間取りをつくるポイント
事例を見る:Case84「ラフ&クール」
最後に、機能的でおしゃれなパントリーのある実例を見ていきましょう。
1畳からつくれるパントリーのポイントもご紹介していますので、参考にしてみてくださいね♪
・コンパクトでインテリアのようなキッチン収納
ごちゃごちゃしがちなキッチンまわりの食材や調理道具をまとめて収納できる、コンパクトなのに、たっぷり収まる便利なパントリー。
ダークブルーグレーのキッチンとパントリーのアクセントクロス、ドアの色を揃えて、インテリアにもいい統一感のある仕上がりになりました。
洗練されたフレンチスタイルの内装に、上品なアクセントが映えるデザインです。
事例を見る:Case38「大人可愛いフレンチのススメ」
キッチン奥のスペースを活用したパントリーには、横長の収納棚を採用して使い勝手よく仕上げました。
・通路兼収納の効率的なレイアウト
冷蔵庫やウォーターサーバーをパントリー内に収めたキッチン実例。
生活感を抑えたキッチンデザインに、ウォークスルータイプのパントリーをつくりました。
広いパントリーを設ける場合でも、通り抜け可能なレイアウトにすることで、他の間取りを圧迫しないスタイルに仕上げやすくなります。
便利な動線・回遊性と大容量収納を叶えた、通路兼用パントリーで機能的な間取りが完成しました。
事例を見る:Case34「【スッキリ取材物件!】フレンチナチュラルで良いとこ取り♡」
キッチン×パントリーを中心とした回遊性の高い間取りで、利便性も開放感も手に入れたおすすめのリノベ実例です。
・デッドスペースを有効活用したパントリー
階段下収納の裏側を利用したパントリー実例です。
キッチン×パントリー続きのグレーの床タイルが、レトロで雰囲気のある空間を演出しています。
レトロなグリーンタイルが壁面に施されたおしゃれな古民家風リノベキッチン。
収納方法によっては生活感が出てしまうパントリーですが、こちらの実例は、リビングから奥にあるパントリーが見えない配置設計になっています。
事例を見る:Case111「ほっこりレトロStyle」
コンパクトなこちらのパントリーは、入って両サイドに収納棚を設けたスタイルです。
大きすぎない収納設計で、無駄なストックを抑え、家事効率を重視したデザインを選ぶのもおすすめです。
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■まとめ:機能性もデザイン性もいいキッチン収納アイデア
ひと言にパントリーと言っても、求められる広さや収納スタイルはさまざまです。
また、日常的に使うものから普段は使わないストックまで、幅広く収納できるのがキッチンパントリーの魅力です。
ぜひ、「見せる収納」や「隠す収納」を組み合わせて、家事機能はもちろんインテリアにもいい収納デザインを楽しんでみてくださいね♪
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